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刑事フォイル(Foyle's War)
 ミステリー・リーガル・アクション・サスペンス

刑事フォイル(Foyle's war)あらすじと感想 第4話 臆病者(後編)

刑事フォイルFoyle's War)のあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます: 刑事フォイル(Foyle's War)あらすじと登場人物一覧


刑事フォイルFoyle's war】の4話は「臆病者-The White Feather」(後編)です。ようやくこのタイトルの意味が分かりました刑事フォイル~臆病者(後編)のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ。今回はいきなり犯人のネタバレです犯人はズバリあの男!(`・ω・´)


前回マーガレットを殺害したのは、夫のアーサーだったそうです。アーサーは入婿だったことも手伝って、気が強いマーガレットをいつも怖れていたのだそうです。これは周知の事実だったようですね。フォイルも指摘していたように(前半部)、一応はホテルの経営者なのに、そのホテルの名前通りの「臆病者」でいるのですから、地元では格好の噂の種になっていたに違いありません


And as the coward at the white feather, you rather resented being something of a local joke until, of course, you began to believe that the world was about to change.


が、同じくフォイルの指摘の後半部にあったように、アーサーはマーガレットやスペンサーから聞かされた、もうじきドイツ軍が攻めてくるという話を信じ込んでしまいます。そうなれば、小さなホテルの女主人が殺されても、誰も気に留める者はいないだろう


しかもアーサーは息子のスタンレーから、宿泊客のウールトンが銃を持っていると聞かされています


アーサーは、妻殺害を決行するにあたり、入念な計画を立てました。あくまでも、狙われたのはスペンサーであり、マーガレットはスペンサーに間違えて殺された、と仕立てるためです。この辺がいかにも臆病者らしいですね


ウールトンの銃を盗み、誰にも知られずマーガレットを殺せるよう、ホテルの全室の明かりをつけっぱなしにしてヒューズが飛ぶようにする一方で、暗闇の中でもマーガレットの位置が分かるよう、肉の保存処理に使っていた硝酸カリウムをパイプに詰め、発光するよう細工したのだとか


が、いざ殺してみたら、マーガレットは殺される数時間前にスペンサーに言いくるめられて、ホテルの半分をスペンサーに譲ると遺言書を書き換えていたことが分かったそうです。しかも、いつまで経ってもドイツ軍は攻めてきそうにありません同胞たちが死守しています( `ー´)ノ


絶望したアーサーは、いかにも「臆病者」らしく、遺書を書いて自殺を図りましたが、これをスタンレーに見つけられ、命を救われてしまいます。真相を知ったスペンサーはアーサーの遺書を隠さずにはいられませんでしたが、フォイルにすべてを見破られてしまいました。アーサーが倒れていた部屋には便箋とペンが置いてあったからです。


たとえどんな理由があろうとも、人殺しは人殺しだ


こんな形で両親を失った(死刑かどうかは分かりませんが)スタンレーは、弱視で兵役を免除されていたそうです。この青年が今後どのように生きていくのかと思うと、何とも不憫でなりません


銃の所有者として最も疑わしかったロバート・ウールトンは、フォイルが真っ先に容疑者から除外しました。ウールトンはホテルから何度も自分の経営する電気店に電話を入れたそうで、フォイルはその店にウールトンを訪ね、彼が銃を所持していた理由を突き止めたのです


実際ウールトンは本当にスペンサーを殺すつもりでホテルに乗り込んだそうです。その理由はでも彼がユダヤ人だからではなく、フライデークラブの前でこの活動を非難した甥が彼らに滅多打ちにされたのを恨んでの報復だったのだそうです。甥だというその青年=イツァーク(Andres Williams)は未だにベッドに寝た切りなのに、警察は捜査もしてくれなかったのだとか


私がスペンサーを殺すなら、その目を見て殺す。暗闇で殺すなど卑怯なことはしない!!


また、最初に電話線を切ったイーディスの恋人として名前が挙がったデヴィッドは、ロンドンに逃げようとしていたところを逮捕されてしまいましたが、その後、父のイアン(Ian Hogg)とともに「ダンケルクの戦い」に参加しました。当時、英仏軍合わせて約35万人がドイツ軍によってこのダンケルクに追いつめられていたそうなのです。当時の首相=チャーチルの命により、兵隊のみならず、祖国を想う男たちが皆、自分達の船を出して、この救出に向かったそうです


デヴィッドがいなければ船を出すことができない!息子は必ず俺が連れ帰ってくるから!!


イアンの言葉を信じてデヴィッドを釈放したフォイルが、勇敢な救出活動の末銃弾に倒れたデヴィッドの遺体を目にした時は、さぞかし複雑な心境だったことでしょうね。息子を船に乗せなければ、もうひとり乗せられた。でもあんたに約束したから


1度に救えるのはたった20人ほどだけれど、皆で力を合わせ、また何度でも出航すれば、いつかは必ず全員を救うことができるはず!息子のためにも俺は出航を辞めない!!


これもまた彼らの戦いなのですね


デヴィッドの訃報を聞いたイーディスはようやく真実を打ち明けてくれました。これはフォイルも調査済みだったようでしたが、イーディスの祖母はユダヤ人で、これを知ったマーガレットに脅迫されていたのだそうです。ホテル勤めを続けたいなら、忠誠心を見せてほしいと


絞首刑になるのかと怯えていたイーディスを、フォイルが証拠不十分で釈放してくれたのは何よりでした


You're not going to forget David, are you? No.
デヴィッドのことを忘れないだろう? ええ決して!


また今回は、マーガレット殺害犯のみならず、ふたりの政治犯も逮捕されました。それがガイ・スペンサーとローズマリー・ハーウッドです。スペンサーは以前から陸軍情報部に目を付けられていたそうで、スペンサーの腹心の部下に思えたアラン・フレミングはなんと潜入捜査官だったのだそうです。フォイルはフレミングが好意的だったことから既に気づいていたようでした


担当者のローソン(Thomas Wheatley)によると、スペンサーは、当時外務大臣を務めていたハリファックス伯爵(エドワード・ウッド)の取り巻きが、イタリアのジュゼッペ・バスティアーニ駐英大使に宛てて書いた書簡を持っていたのだそうです。その手紙には、イタリアに、イギリスとヒトラーの仲介を頼むという和平交渉の依頼が書かれていたのだとか。それこそが、前編でローズマリーが隠していた手紙なのですね


ローソンに呼ばれ、殺人捜査にかこつけてこの手紙を捜すよう依頼されたフォイルは、再びホワイト・フェザーホテルにやってきて、以前よりも徹底した捜査を行いました。これに焦ったスペンサーは、その手紙を、こともあろうに、フォイルの部下であるポールに託します


とはいえ、手紙その物を渡したのではなく、戦争に疑問を感じていたポールの弱みにつけ込んで仲間に取り込むかに見せかけるため、「ユダヤの長老たちの議定書」(The Protocols of the Elders of Zion~シオン賢者の議定書)という本の表紙に隠したようです。読み終わらなかったら僕宛に送ってくれたまえ。このやり方が何とも卑劣でえげつない


ポールは、自分に同情的なスペンサーを善人だと思い込み、調査の過程で分かったスペンサーの犯罪歴もフォイルに隠していたそうです。さすがに自分が利用された~運び屋に使われたと知ってからは、自分の過ちに気づいたようでしたが


ポールが、度重なるジェーンの皮肉に耐えきれなくなり、ついスペンサーの言葉にすがりたくなった気持ちも分からないではありません。が、たとえ戦争が早く終わったところで、その足が元に戻ることはありません。せめてあのバカ妻が、失ったものを嘆いてばかりいないで(the glass half empty※)、夫の無事と仕事への復帰を喜んでくれたら(the glass half full※)よいですのにね。


※最近よく耳にする面白いフレーズなので忘れないように使ってみました


フォイルは、スペンサーがポールから、息子のアンドリューがRAF(Royal Air Force~イギリス空軍)に従事する事も聞きだして、

戦争に反対するという意味で言えば、君も私も同じことだ

とまことしやかに主張したことにも大いに腹を立てていたようです。確かにポールを死なせたくはない、でも、ユダヤ人を大虐殺するナチスに加担して、イギリスの参戦に反対している輩と同じにされたくはない、決して!!卑劣漢めっ!


I got a wonderful view of the coast last night just as the sun was coming down. Sometimes it's hard to believe what this is all about, that there's a war, and the news from France -- not so good. Anyway, I'm eating well, drinking far too well.
夕べは、日没時の海岸の眺めが素晴らしかった。時々、今が戦時中だとか、フランス戦線が思わしくないとか、すべてが信じられなくなる。とにかく僕はよく食べ飲みすぎるほど飲んでいる。


息子からの手紙を読みながら、その無事を願っていただろうフォイルの心中は察するに余りありますフォイルのたたずまいがまた何とも言えない


あ~やはりこのドラマはなかなか深いですよね。「刑事フォイル」は続きもとっても楽しみでござりまする刑事フォイルが面白い(^^)/


これまでに視聴した欧米ドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~欧米ドラマ編

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海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

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