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まんまこと-麻之助裁定帳-
 時代劇・歴史モノ

まんまこと-麻之助裁定帳-最終回 あらすじと感想 朝を覚えず

福士誠治さん主演の時代劇、【まんまこと-麻之助裁定帳-】もついに夕べが最終回でございました。涙涙の前回に比べ、今回は一見あっさりと終わったようにも見えましたが、それだけに麻之助の深い悲しみが切々と伝わってくるようで、これまた何とも胸を打たれるエピソードとなりましたまんまこと、最終回のあらすじ行きます(^^)/。以下、簡単なネタバレのあらすじですネタバレですのでご注意を♪


お寿ずを失った麻之助はそれ以来、昼間は芸者遊びに明け暮れ、夜は医者から睡眠薬をもらって、それでも眠れぬ時を過ごしていたようです。麻之助の医者が処方した薬は、眠りを誘うというよりは、精神の安定を図る物だったようですね。


そんな麻之助を情けなく思った吉五郎は、ついついお寿ずへの思いの丈を吐露せずにいられません。お寿ずさんをお前に託した俺の気持ちが分からんのかっ!まんまこと~お寿ずは吉五郎の初恋の人♪


麻之助が、やはりそうだったのか、とこれをせせら笑ったため、二人が殴り合いになったところを止めに入ってとばっちりを受けた清十郎もまた、お由有も麻之助を心配していると慰めますが、麻之助はこれはこれで、お由有さんはおまえが面倒を見てやれとうそぶきます。こちらはでも、清十郎もまんざらでもなさそうでした清十郎もお由有が好きになっていた様


その麻之助がある時、吉五郎と清十郎から「甘夢仁散」(かんむにんさん)という、やはり睡眠薬を飲んだ人間が、この3カ月でふたり亡くなっているという話を耳にします


それは一包30文という手軽な値段で手に入ることから、結構売れているらしいですし、皆が皆死んだわけではないらしいのですけれど、今またこれを飲んだ火消しの頭取の下で働く若い衆が、丸一日経っても目を覚まさないことから大騒ぎになっていたのです。どうやら、持病があったり、酒と服用するのが良くないらしいです。


幸いなことにその人物はその後すぐに目を覚まし、その後も何ともなかったようですが、これを知った麻之助は、自分でもこっそりこの甘夢仁散を飲まずにはいられません麻之助が危ないっ!


この甘夢仁散を処方した西節という医者は、さる大名のお抱え医師の弟子らしく、奉行所も手を出せないそうです。


これまでの麻之助であれば、この罪を暴くための手段として自分で試したと考えられなくもないのだけれど、ここはやはりどうしても、麻之助もこの「甘い夢に誘われてしまったのだろうか、と勘繰らずにいられません


案の定、翌日麻之助は目を覚まさず、周囲は大騒ぎになりました麻之助さんが起きてこないっ!!。そこへ、清十郎と吉五郎がやってきて甘夢仁散の包み紙を見つけたから大変です。


可愛い嫁が先に逝っただけでも心底辛くてならないのに、おまえまでがその後を追おうなどと不埒な考えを持つなんてっ!!このバカタレがっ!!


本気で声を荒げて頬を打った母の気持ちも、幸いにも目覚めた麻之助の心を完全に癒すことはできなかったようです


その後理性を取り戻したかに見えた麻之助は、甘夢仁散の中に「たのとそう」という成分が含まれたことを突き止めました。これは乾燥すると「じっそうこん」という気を静める生薬になるそうで、既にオランダ医学では不眠の治療薬として使われていたのだそうです


西節は、その成分の効能を試すために貧乏人を実験台にしていたに違いないと確信した麻之助は、貞の力を借りて西節を捜しだし、酒をふるまうふりをして、甘夢仁散を飲ませました


その上ここで自分も迷わずこれを口にします。これまた相手を油断させるためという口実はあるでしょうが、個人的にはそうではないとお見受けしました


追いつめられた病人や貧乏人が、藁にもすがる思いでこの薬を飲んだように、麻之助も、もし、それを飲めばお寿ずが助かると聞かされれば、どんなことをしてもそれを手に入れたに違いない、そんな弱っている人の心をもてあそぶような人間を決して許せない、と思ったのも事実でしょうし、大名が背後にいることで、正攻法が使えないと思ったのも事実でしょうけど、それだけで

「差し違える覚悟

をしたとはやはり思えないのです。麻之助はやはり、自分も甘夢仁散を飲んで、あわよくばお寿ずの後を追いたいと思っていたに違いありません


なあお寿ず。この世とあの世、どっちにまんまことがあるんだろうな


本当に大切な人を失ったことがある人は、あの世(死ぬこと)が怖くなることがあるんですよね。むしろいっそそこへ行ってしまいたい、と思ってしまう気持ちは分からなくもありません。それでも、吉五郎が言っていたように、亡くなった人のためにも歯を食いしばって、寂しさに耐えながら、一生懸命生きていかねばならんのですが


そんな麻之助を肝心のお寿ずが、生前のお寿ず同様いかにもサラリと引き止めてくれました。何を馬鹿なことを言っているんです?いけませんよ。一緒になんか来ちゃ麻之助さんは「この世」で頑張ってくださらなきゃ


こうして「この世」に引き戻された麻之助は、宗匠からもこう教え諭されました


生きていくということはままならぬこと。そして悲しみの積み重ねである。悲しみは時が経てば薄れていくかもしれないが、決してなくなることはない。諦め、やせ我慢し、意地を張って、何でもない顔をして生きていく。それがってことです


そいつはまるで修行のようですね~とそこまで悟れたなら、もう麻之助は大丈夫


面影は 笑顔のままよ 五月(さつき)富士


こうして再び麻之助は日常を取り戻していきました。諦めて、やせ我慢して意地を張って、そして何事も無かったような顔をして。そんな友を、こちらも何もなかったかのように迎える幼馴染はありがたいものですね


そのうちのひとりでもあったお由有は、麻之助や清十郎の重荷になりたくなかったこともあったのか、実家に戻ることにしたようです。再婚の話は本当かどうかわかりませんが、それもまた、お由有の「粋」ではなかったでしょうか今さら「息子」の嫁にはなれません(;´・ω・)。おと吉がこっそり姿を消したのもまた同じ理由からでございましょう。


何とも心に染み入るような素敵な最終回でございましたねまんまことが良かった~( *´艸`)


自分はうるさく語っておいて今さら言うのもなんですが、こうして「行間」を感じることのできるドラマ、見た人がそれぞれ自分の体験を重ね合わせて思いを馳せることができる作品は貴重ですよね。「まんまこと」も是非シリーズ化していただけると嬉しいです。


またいつか、より一層粋になった麻之助たちに出会えることを願って最終回のレビューとさせていただきまする。最後までお読みくださいましてありがとうございました


 
是非シリーズ通して読んでみたいです


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海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

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