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チョン・ドジョン(鄭道伝)
 時代劇・歴史モノ

チョン・ドジョン(鄭道伝) あらすじと感想 第39話 高麗最高の忠臣逝く

チョン・ドジョン(鄭道伝)のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: チョン・ドジョン(鄭道伝)全50話 あらすじと感想一覧


韓国ドラマ、【チョン・ドジョン鄭道伝)】は39話もまた忘れられないエピソードとなりました。特に印象に残ったのは「何如歌」と「丹心歌」です。バンウォンとモンジュの間にはこのようなやり取りがあったのですね~チョン・ドジョンのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


こういった過程を経て後のバンウォン(太宗)があったのだと、感慨しきりでございました。もちろん、副題にも掲げさせていただいたように、高麗王朝最高の忠臣=チョン・モンジュ(鄭夢周)があの様な形でこの世を去ったこともしかと記憶に止めておきたいところですチョン・モンジュはバンウォンに殺されました。以下、あらすじです。


父やモンジュを助けたい一心からモンジュを暗殺しようと主張したバンウォンでしたが、兄のバンウから「人殺し」呼ばわりされたことはかなりショックだったようです。ひとりで酒をあおっていたところ、モンジュがドジョンと酒を飲んだという話を聞かされて、早速出かけていきました。合理主義者のバンウォンとしては、嫌みの一つも言いたくなったのでしょうか。それほど大切な友人の命をなぜ自ら奪うのか、と


が、モンジュにはまったく相手にされなかったため、バンウォンはモンジュがソンゲの命を狙った事実を仄めかし、必ず借りは返すと言い放ちました。


ドジョンの公開処刑が決まり、他の仲間たちも皆、流刑先での賜死の後、さらし首にされることを聞いたバンウォンは、ジランにモンジュ暗殺の協力を求めますが、ジランにはいやしくも武将である限り、そのような卑怯な真似はできぬと断られてしまいます。


一方、朝廷に戻ったモンジュは、恭譲王からイ・ソンゲが意識を取り戻した場合のことを相談されたのを受け、イ・ソンゲもまた逆臣だから、軍事権を取り上げたら弾劾すると断言しています。もはや一刻の猶予もなりません。


父の枕もとで、このままでは大業の灯が消えてしまう、と懸命にソンゲに呼びかけるバンウォンここのバンウォンは結構健気( `ー´)ノ。その頃ドジョンはそのソンゲに、大業が果たせぬまま自分が先に逝くことを跪いて詫びています。と、その時です。ついにソンゲが意識を取り戻してくれました


(たぶん)翌朝、おそらくはその日がドジョンの処刑を命ずる日だったのか、モンジュが空を見上げながら出かけようとしていたら、が片方見当たりません。なんとこれを一匹の犬がくわえて遠くに運んでいたのです。犬でさえモンジュの死期を悟り、危ない外へ出かけぬよう邪魔をしようとしていたのでしょうか。それともあれは天の采配だったのでしょうか。


その後朝廷に出かけたモンジュを驚きの報告が待ち受けていました。ソンゲが目覚め、ドジョンの処刑が無期延期になったというのです


目覚めたソンゲはすっかりエラクなっていて、自宅に官僚たちを集め、今後はこの家が都堂であり朝廷だ、呼吸すること以外はすべて自分の許可がいる、と言い放ちました


これを聞いたモンジュは意を決して恭譲王にソンゲを説得に行くと断言し、短剣を胸にしまってソンゲの家へと赴きます


ここで互いの本音をぶつけ合うソンゲとモンジュ


ソンゲがドジョンを連れてこいと命じると、モンジュは「王命」だからドジョンは処刑を免れないと答えます。するとソンゲは、王など自分が簡単に首をはねることができると言い返しますが、モンジュは、それではソンゲは(ソンゲが昔から自虐的に使っていた言葉を用いて

去骨匠

と呼ばれることになるだろうと反論しました。それでもソンゲが怯まずに、とにかくドジョンを放免しろと要求すると、モンジュはついに持参した刀を取り出し、ここで自分がドジョンのどちらかを選んでほしいと詰め寄ります。でもソンゲは「どちらか」ではなく「どちらも」手放したくないのです。


ソンゲは、自分が王になった暁には、政治のことはモンジュとドジョンに任せ、自分は敵が攻めてきたら戦う、誰にも二人の邪魔はさせない、ドジョンと共に3人手を携えて良き国づくりをしよう、と訴えますが、モンジュは決して聞き入れません


どんなに議論を尽くしたところでソンゲが翻意しないことを見て取ったモンジュは、このまま朝廷へ行ってドジョンを処刑する、と言い放ちました。そしてついにソンゲはそんなモンジュに絶縁を言い渡します早くここから出ていけっ!


これを聞いていたバンウォンは早速ドジョンのもとへ駆けつけ、ソンゲの迷いを解くために、文を書いてモンジュを諦めるよう説得してほしいと頼みましたが、ドジョンもまた聞く耳を持ちません。ドジョンは、モンジュは決して大業にとっての「敵」ではなく「要なのだと力説します。自分が処刑されるのは構わないが、何とか他の道を探してほしい、とも訴えました。


またしても悩むバンウォンですが、そんなバンウォンに、妻のミン氏はまだ「確信」が持てないからことに踏み切れないのだろうと進言します。そこでバンウォンはもう一度だけモンジュの説得を試みました。


バンウォンが、モンジュを家に招くために書いて使いに渡したのが、最初に触れた「何如歌」です:


此亦何如彼亦何如
城隍堂後垣頹落亦何如
我輩若此爲不死亦何如

この世のことはとてもかくても候
万寿山の葛のつるが絡んでいる
我々も絡み合ったまま百年を享受しよう


世の中にはモンジュのようにまっすぐに生きられる竹のような人間ばかりではない。葛のつるもあってこそ、山となる。その自然のように我々もまたともに手を携えて生きていこうではないか。


これに対するモンジュの返歌が「丹心歌」です。イ・ソンゲに宛てられたらしい手紙には「この詩を尊敬する武将であり生涯の友であるイ将軍に贈る」と添えられていたそうです:


此身死了死了一百番更死了
白骨爲塵土魂魄有也無
向主一片丹心寧有改理也歟

この身が死にて百度繰り返し死ぬとても
骨は塵芥となり魂もまた消えぬともよし
君に捧げし一片丹心のいかでか移ろわん


モンジュは「高麗」にその決して変わらぬ心(一片丹心)を捧げたから、何人もそれを変えることはできぬという答えです


~ちなみにこの「丹心歌」は今でも(朝鮮発)統一教会の聖歌として歌われているそうです~


こうしてついに「確信」を得たバンウォンは腹心の部下のヨンギュを使って、モンジュを惨殺させました


ジランから、モンジュの「丹心歌」を見せられてその覚悟のほどを痛感し、男泣きに無いていたソンゲは、果たして、息子バンウォンのこの行為に気づいていたのでしょうか


モンジュの死をきっかけに釈放されたドジョンも、その友の無残な死に様を見て号泣せずにはいられません。なぜこんなことになってしまったのか!?圃隠っ!!


モンジュの遺体に取りすがって泣くドジョンを、バンウォンもまた正視できずにいたようです。あ~龍の涙のバンウォンは全く好かんかったけど、このバンウォンには共感しきりのおばさんですアン・ジェモバンウォンは悪くない(^^)/。ソンゲもドジョンも、ここまでモンジュが頑固では大業を諦めるしかないだろうけれど、それでも諦めきれないと煮えきらなかったのを、まさにバンウォンが以前自ら語ったように

快刀乱麻

でバッサリ断ち切ってくれた~ここで大業が成し得るのもすべてはバンウォンのおかげと言っても決して過言ではないと思えるからです


もちろん、モンジュを殺す以外の道が見つかればそれに越したことはなかったですし、姑息で単純なおばさん的にはあそこでモンジュを拉致して時間稼ぎをすればよかったのではなかろうか、などと思っちまうんですが、そうなったら、モンジュは自害しましたよね~きっと


まさかこんな風に感じる時がこようとは、夢にも思いませんでした鄭道伝のおかげだす♪。歴史は見る人、語る人によってまったく違う側面を覗かせるのが実に面白いですよね


チョン・ドジョンは続きもますます楽しみですチョン・ドジョンから目が離せない( `ー´)ノ


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高校時代の先生の言葉を思い出します
歴史の先生がモンジュ公の辞世に触れ、「死という、いつの時代にも人間に一番恐ろしいことが起き、しかもそれが百回も繰り返されたのだぞ。肉体は腐って土の塊になり、魂はもはやあるかないかもわからないほどだ。これは存在そのものの欠片すら死滅してしまった極限状態だね。そのようになってもなお<君>への心を忘れまいということだ。忠誠という堅苦しい単語よりも、切ない<愛>の詩といった方がいいかもな」と言っていたことを思い出します。今になってそれが胸に沁みます。
一片丹心ですね
PEさん、

これまた何とも胸に染み入るお話を聞かせていただきまして
ありがとうございましたv-254。こん

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