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チョン・ドジョン(鄭道伝)
 時代劇・歴史モノ

チョン・ドジョン(鄭道伝) あらすじと感想 第40&41話 新王誕生

チョン・ドジョン(鄭道伝)のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: チョン・ドジョン(鄭道伝)全50話 あらすじと感想一覧


韓国ドラマ、【チョン・ドジョン鄭道伝)】~本日は40話と41話です


まずは、モンジュ亡き後「天岩戸」に閉じこもって出てこようとしなかったソンゲがどのようにして王になったのか、その経緯からまとめておきますチョン・ドジョンのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


自分が王になる際に必要不可欠だったチョン・モンジュを、ほかならぬ自分の息子のバンウォンが殺させたことで、ソンゲはすっかりやる気を失ってしまいました元はと言えば自分が落馬したからいかんのだす(;´・ω・)。バンウォンを呼びつけたソンゲは、手近な物を投げつけてバンウォンを負傷させた上、おまえは人間ではない、

去骨匠

だと怒鳴りつけます。この辺は~自覚は無いでしょうが~自分に対する怒りも一緒にバンウォンに向けてしまったと思われます。特にバンウォンから、王への欲は無かったのか、モンジュを排除したいと考えたことは無かったのか、と、胸の内を見透かされてしまったから尚更でしょう


モンジュを殺した罪を償えと命じられたバンウォンですが、全てはソンゲを王にするためにしたこと、これからもまだまだやることがあると、これをキッパリ断りました。


その言葉通り、その後はペ・グンニョムが兵士を引き連れて正殿に乗り込み、恭譲王にチョン・モンジュの一派を罰するよう進言(脅迫)します。バンウォンは一応「悪党を退治」したとはいえ、守門下侍中を独断で殺したという理由から、自宅謹慎の姿勢を取っていたそうですが、ここで頼みのモンジュを失った恭譲王にいったい何ができるというのでしょうか


結局、ドジョンの一派は皆以前の罪を許されて都堂に戻り、それぞれ昇格されました。ペ・グンニョムは、モンジュの後の「守門下侍中」(後に門下左侍中)に、チョ・ジュンは判三司事(後に門下右侍中)、ナム・ウンは同知密直司事、イ・ジランは知門下府事(後の参賛門下府事)、そしてバンウォンは密直提学に任命され、まさに朝廷は、急進派の士大夫と武将勢力の手中に落ちたのです


一方、イ・セクは庶民に格下げされて韓州へ流刑となり、ウ・ヒョンボやイ・チョム、イ・ジョンハク(セクの息子)はそれぞれ刑に服すことになったようです。が、実際にそれらの刑がすべて施行されたのは、もう少し先のことだったようです。


こうして着々と「大業」の準備が整えられていたというのに、肝心のソンゲは東北面に帰るとの一点張りです。これを聞いたバンウォンは、それなら「王座」を空けて待てばよいと提案しました。ついに恭譲王の廃位が検討され始めます。


これを知った恭譲王がなりふり構わずソンゲのもとへ行き「同盟」を結ぼうと申し出たのには驚きましたね~。それにのこのこ出ていこうとしたソンゲは、むっろん、カン氏に、どうしても行くなら自分を殺してから行け、と止められてしまいます。


そうこうするうちに、宮殿から「廃位」の教旨が届きました。これまたグンニョルたちから強要された王大妃アン氏が、これでもう3名もの廃位を命じさせられてしまったのも気の毒でしたね


こうして廃主となった恭譲王は原州に流刑となったそうです。


が、ソンゲはまだまだ動きません。まさに天岩戸に閉じこもった天照大神の如く、外野の

「チョウナー

の大合唱にも耳を貸さず、頑として部屋の中に居座っています。


それがようやく出てきたと思ったら、グンニョルが大仰に捧げ持っていた玉璽の箱を奪ってバンバン叩き、終いには地面に叩きつけてしまいました。これは邪悪なものだ。これは人の命を奪う魔物だぞ。このイ・ソンゲを畜生にする化け物だ!こんなもののどこが大事なんだ!


そのソンゲを説得したのはやはりこの人~チョン・ドジョンでした。ドジョンもまた、モンジュ亡き後、自分が始めた「大業」の恐ろしさに押しつぶされそうになり、いっそ自害をと旅に出かけたらしいのですが、やはり「初心」を忘れられなかったドジョンは、どんなに辛くて苦しかろうが、民が人間らしく生きるためにはそれしかないと、大業を果たす覚悟を決めて、ようやく戻ってきてくれます


何度も固辞するソンゲをドジョンもまた懲りずに何度も説得しました。これから再び血で血を洗う争いが待ち受けていようと、汚れ仕事はすべて自分が引き受ける、必ずや主君を聖君にして、民が住みよい国を作ってみせる、と訴えます。


ドジョンはソンゲを訪ねる前に、ハ・リュンの案内でモンジュの墓参りに行きました。そこでハ・リュンは、イ将軍は徳望を兼ね備えた英雄だが、一国の王としてはあまりにも純粋すぎて、権力への意志も弱そうだ、と言ったのに対し、ドジョンはキッパリそれでよいのだと答えています:


新しい世の王は徳望のある純真な英雄で十分だ。権力への意志も要らない。


これこそがドジョンが理想とする「新しい国」の姿なのでしょう。ドジョンの理想はあくまでもその「宰相論」が示す通り、宰相ら士大夫さえ確かな人材を揃えておけば、君主はただ徳だけを備えていればよい、という考えなのです。


(以下史実的ネタバレです)
~これを調べていた時、面白い発見をいたしました。韓ドラでは「庶子」の悲劇をテーマにしたドラマが多く見られますが、その「庶子」の未来を徹底的に潰したのは太宗(バンウォン)だったそうです。その理由は後に政敵となった三峰=鄭道伝が「庶子」だったからなのだとか。以前ドジョンが庶子だというのは言いがかりだと思ってましたが、そんな逸話もあったようです


あの世でモンジュに会った時、胸を張って誇れるような国を作れるか、と尋ねるソンゲに、ドジョンはその命を懸けて誓ったようです


こうしてついにソンゲが王となり、475年に渡って続いた高麗王朝に幕が降ろされました。ナレーションを聞きながら、太祖王建を思い出し、何だか自分もまた高麗の建国とその終焉に関わったような、何とも感慨深い気持ちで一杯でしたあ~ついに高麗が終わった


その後ソンゲは17にも及ぶ「便民事目」(民生の安定を図るための運営方針)を発表し、これにより民の生活は随分改善したそうですが、その一方で王氏を支持する勢力がまだまだ残っていたのが問題視されていきます。


王氏の地方への追放や、王氏の精神的基盤だった仏教の弱体化を図るため、寺の特権を廃止し、八関会を禁止するなどの意見が出される中、最も深刻なのは、忠臣不事二君(忠臣は二君に仕えず)を理由に、新しい国に反旗を翻した儒者およびその家族が

杜門洞

に逃げ込んだことです。これは数百名に及ぶそうです。とりあえずは科挙を行って新しい人材を登用するはずだったのですが、その科挙まで拒絶されてしまいます。今は門下侍郎賛成事となったドジョンは、反対勢力の処刑を促すことで、この事態を打開するつもりのようでしたが?


大王世宗フリークとしてはここはファン・ヒを思い浮かべるところでやんすね。ジランはバンウォンを残酷だと詰っていたけど、ここに火を放つという発想も相当残酷だと思うんですが


そのバンウォンは、いまだにソンゲやドジョンから許されておりません。そんな折、ソンゲの後を継ぐ世子の冊立が話題に上ると、長男のバンウ(鎮安君)が行方をくらましたことから、急きょ、その候補にバングァ(永安君)とバンウォン(靖安君)の名が浮上しました。が、ドジョンは、バンウォンには徳が無い、未来の王には徳のある人物を、と進言します


これを聞きつけたバンウォンは、ミン氏からの助言もあって、早速義母のカン氏~王妃に協力を頼みに行きました。これまでソンゲが頼りなかった時もずっとバンウォンの味方になってくれたカン氏でしたが、いざ世継を決めるとなると、やはり自分の産んだ子供が可愛いようで、バンウォンが去った後、すぐに、ソンゲに自分の産んだ息子を世子にするよう訴えます


これでソンゲは末っ子ながらも、賢く穏やかなバンソク(宜安君)を世継にすることに決めました。これを知ったバンウォンの怒りと無念さたるやいかばかりだったでしょうか


と、ここでバンウォンに思いもよらない味方が現れます。ミン氏の父であるミン・ジェの紹介で、ハ・リュンが接触してきたのです。イ・イニムこそ王に相応しいと固く信じて疑わなかったハ・リュンは、ソンゲを王の器ではないと確信し、その息子で

「禅位などもはや絵空事、大業は新たな権力で世を開くことであり、権力は刀、政敵の血が付いた刀から生まれる

と言い放ったバンウォンこそが王に相応しい人材だと認めたようです。いやいやますます(おばさんの頭の中で)繋がってきました。ハ・リュンは既に王妃は信用できない、チョ・ジュンらを味方につけろと忠告していたようです。


自分の一言がどんな悲劇を生むか、などとソンゲは考えもしなかったのでしょうか。皆から「王」と崇められ、毎日おやつに舌鼓を打っているうちに、武将としての勘もすっかり鈍ってしまったのでしょうかね~。王座に座るたびに、高麗の亡霊に怒鳴られていたようですしネイノーンっ!!


今やすっかりドジョンのファンとなったおばさんですから、今後は心情的には辛いんですが、歴史のお勉強?とまでは行かなくても、ドラマとしてはまだまだ楽しんで見ていけそうです。というより、あと9話で終わってしまうのが残念でならないほどです。もう一度龍の涙に挑戦してもいい、などと思っているほどでやんす~ま、最初の数話だけでしょうが


とにもかくにも、チョン・ドジョンは続きもとっても楽しみでござりまする鄭道伝から目が離せない( *´艸`)


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Secret
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李穡さんかわいそう
ドジョン「李穡先生を島流しにするぞ(地図の海のところを指す)」
部下「そこには島なんてありませんよ?」
ドジョン「だからこっそり海に沈んでもらうんだよ」
部下「ひええ(ドン引き)」

情け深いソンゲさんが止めに入って計画は中止されたようですが。異端や敵とみなした人に容赦のなかったドジョン公の恐ろしい面ですねー
ほぉ~!( ゚Д゚)
PEさん、いつも面白いお話をありがとうございます。

ほぉ~そんなシーンがあったのですか。
私が見た時はカットされていましたねvv。こん
No title
いやいや、「朝鮮王朝実録」という王朝公式の史書にある記録です。ドラマには無かったんですけど、イ・セク公の息子を殺害することは描かれていましたね。
いつもありがとうございます^^
そうでしたか。
いつもご教示ありがとうございます♪こん

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