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チョン・ドジョン(鄭道伝)
 時代劇・歴史モノ

チョン・ドジョン(鄭道伝) あらすじと感想 第43話 遷都と風水

チョン・ドジョン(鄭道伝)のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: チョン・ドジョン(鄭道伝)全50話 あらすじと感想一覧


韓国ドラマ、【チョン・ドジョン鄭道伝)】、今週は43話からのスタートです。早いもので来週の今日にはもう最終回を迎えるようです。以下早速ネタバレです


この43話もまた実にてんこ盛りの内容でした遷都ソンゲの冊立問題、ハ・リュンの台頭ユン・ソジョンの死、そしてついに明かされた、ドジョン達が望んだ朝鮮のあるべき姿と、いったいどこから手を付けて良いか分からぬほどです


ユン・ソジョンがあのユン・フェの息子だったという話にも驚きました。いや~感慨しきりでやんす。最後にそれを知って、思わず、もう一度最初から見直してしまったほどです


と、またしても思い入れたっぷりとなってしまった43話ですから、またしてもうるさく暑苦しく語らせていただきまするチョン・ドジョンのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ。(まとめるのはもったいないので、最終回まではジックリ1話ずつ語らせていただく所存です


この時は、ドジョンがソンゲの即位を伝えるため、明に謝恩使として遣わされていたようです。ソンゲは、このドジョンの留守に相談相手が欲しくて無学大師を呼んだようです。以前のナレーションは先走りの説明だったのですね


ついに「垂木を3本」背負われた(王になった)と即位への祝いを告げた無学大師は、ソンゲがこの即位に当たって殺生を余儀なくされたことに対し、それは破邪顕正だと励ましました。まさに読んで字のごとく、邪な物を破り、正しきものを顕わす、です。


そのソンゲは、大師が到着する前、世子となったバンソクと、同知春秋館事、ユン・ソジョンの話を聞きながら、自分には「民心」がない、とつくづく感じいっていたようです。前回町に出て例の「ソンゲタン」の話を聞いたソンゲは、この国は民から朝鮮として認められていない、その王たる自分はまったく尊敬されていないと思い知らされていたのです


ソンゲは、それを解決するためには「遷都~都を移す」しかないと腹をくくったようです。その候補地に挙がったのが、開京とその地形が似ているという「鶏龍山」です。


ソンゲからこの話を聞かされた門下左侍中チョ・ジュンが驚いてこれを都堂に持ちかえったところ、ユン・ソジョンらが早速正殿に乗り込んで異を唱え始めましたソジョンがユン・フェの父!?


朝鮮を建国してまだ1年にもならない。やっと国が落ち着いて民生も安定しつつある今、遷都などもってのほか!


ここでソンゲが、高麗が滅びたのは「土地の気」が尽きたからだと答えると、ソジョンは風水師が惑わそうとしているのだと決めつけます。朝鮮は「性理学」を重んじる国なのに、なぜ迷信に過ぎない図讖(としん~預言説)に耳を貸すのか!


高麗では風水が学問として重んじられていたのですよね。以前太祖王建を見ていた頃、王建に「トソン秘記」を渡したトソン大師がこの風水を広めた人物だと何かで読んだ記憶があります。ですからソンゲも、王建を初めとする高麗代々の王がこの教えに従っていたことを主張するのですが、ソジョンは仏教そのものを認めていないので、話は平行線になるばかりです


ソンゲはついにブチ切れて、新都造成都監の設置を命じ、断固として遷都を行うと宣言しました


穏健派のチョ・ジュンは、まずは様子を見るべきだと提案しますが、潔癖なソジョンは譲りません。またしても座り込みを決行します変わらんなあ


一方、この話を聞いたバンウォンもまた、父の意図を計りかねていましたが、ミン氏はこれをバンウォンにとってのチャンスだと捉えたようです。あ~おばさんは(過去形ですが)バンウォンもキライだったけど、このミン氏はもっと苦手どした。ミン氏というより元敬王后が好きになれんかった


そしてこのバンウォンから、自分を王にしたいというのなら、まずはその実力を見せろと言われたハ・リュンは、これを機会にうまくソンゲに取り入ります


ハ・リュンは、人相学のみならず風水にも詳しいそうで、ソンゲの選んだ「鶏龍山」は、風水的に良くない場所だ、国の中心でないばかりか、凶地でもある~水破長生衰敗立至(水が長寿を妨げ推戴と滅亡を招く土地)であり、吉祥とは言えないと指摘したのです。これは無学大師も同意見だったようです。


頭ごなしに反対する都堂に対し、自分の意志を尊重してくれたハ・リュンを気に入ったソンゲは早速、リュンを陰陽刪定都監の責任者として任命し、都に相応しい土地を探すよう命じたそうです。


これでバンウォンもリュンを自分の策士として認めました。確かにこの辺は諸葛孔明も真っ青な策略でしたね


が、これでますます都堂の反発は強まってしまいます。ハ・リュンはイ・セクの門下であり、反逆者の一味である、風水師に国の将来を任せるなど言語道断だと皆がこぞって猛反対し始めました。でもこれでソンゲもまた、都堂への反感をますます募らせてしまいます


おまえたちは何を言っても反対する!ここで決着をつけてやる!!力づくでも抑え込む!


ソンゲは朝会を開きますが、ソジョンらはこれに出席せず、座り込みを続けています。怒ったソンゲはジランに宿衛兵を向かわせて、皆を捕まえるよう命じました。が、ここは左侍中のチョ・ジュンが体を張って食い止めます。私が責任を取る!! どうしても王命を撤回せぬなら、まずは私を処分するがいい!!


もはや一触即発の事態を迎えようとしたその時、我らがドジョンが帰国しました。ドジョンはこの様子を、

「活気があってほほえましい姿

と評し、ソンゲの怒りをほぐそうとします。最も理想的な政治は皆が王を諫争(王の間違いを批判)することなのだそうです。国のことで内外が騒がしいのは国が健康である証拠だ


それにドジョンは明の朱元璋(洪武帝)から、ソンゲの即位(冊立)を認めない旨を通告されてきたのだそうです。だから今は遷都をしている暇はないというのです。


洪武帝は、ソンゲを百戦百勝の武将と敬っている女真と朝鮮との関係を断ち、城郭の補修と軍事訓練を中断しろと命じたそうですが、ドジョンはそんな命令を聞く必要はないと言い切りました。国防を強化し、大国に頼らずともよい国づくりをしたい、と。


つまりは朱元璋を脅かしてやるということか!


つい数年前まで「敵」として戦ってきた朱元璋の生意気な発言に激怒したソンゲは、一旦、都堂への怒りなどすっかり吹き飛んでしまったようです


それでもソンゲはこう尋ねずにはいられません。諫言が臣下の務めなら、王の務めは何か?


聞くことであり、堪えることであり、包み込むことです


自分が王になったら、ジランとの関係のように、臣下とも仲良くしたかったソンゲは、これが不満だったようですね。ソンゲにとっての臣下はあくまでも「仲間になるはずだったのが、どうやらそうではない、とようやくここで気づいたようです


ソンゲにねぎらわれて外に出たドジョンが、ソジョンに声を掛けたシーンがまたよかった


歳を取り、偉くなると保身をするものなのに、なぜおまえはいつも命懸けで訴えをするのだ?


ソジョンは笑ってこう答えました。男として胸に刻んだ大義があります。三峰様のような同志がいれば、何も怖くありません


このユン・ソジョン、桐亭はその後まもなく亡くなってしまったようです。成均司芸や大司成を歴任し、腐敗した官僚を非難して仏教の弾圧を行ったソジョンは、経書や史書を読み漁り、詩文にも優れていたそうで、たとえ生活に困っても本を手放さなかったのだとか


ドジョンが作っていた「朝鮮経国典」は、このソジョンの大志も大いに盛り込まれているはずです。ドジョンは、こうした同志のためにも突き進まねばならんのです


ソジョンを偲んで酒を酌み交わしていたドジョン達のもとに、バンウォンが現れました。今やドジョン憎し~のバンウォンの口から出るのは嫌みばかりですが、ドジョンはこれに負けるどころか、更にバンウォンを挑発します


もうすぐ王子たちと地方の軍閥が保有する私兵を国の官兵にする。民に必要なのは強国であって、強い王子ではない。


朝鮮は王が治める国ではない。王はあくまでも民の父であり母、民の上に君臨するだけ。民を治めるのは執政大臣


ついにドジョンがその本音を明かしました。でも、それは今に始まったことではなくて分かっていたことですよね。現にソンゲはモンジュが生きていた頃、自分が王となっても、政治はモンジュとドジョンに任せる、と語っていたではありませぬか


歴史は変えられぬと分かっていても、ここは何とも気がもめるところです。早く続きが見たいでござる鄭道伝が面白い(^^)/


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海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

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