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チョン・ドジョン(鄭道伝)
 時代劇・歴史モノ

チョン・ドジョン(鄭道伝) あらすじと感想 第44話 ドジョン vs ハ・リュン

チョン・ドジョン(鄭道伝)のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: チョン・ドジョン(鄭道伝)全50話 あらすじと感想一覧


韓国ドラマ、【チョン・ドジョン鄭道伝)】もいよいよ終盤ですね。ドジョンは、自分が創った朝鮮という国を理想の国家にするために余念がなく、バンウォンはこれを壊して自分の物にしようと必死です。それでも、そのバンウォンも、ハ・リュンやミン氏に唆されてそうなっていったという逡巡が見え隠れするのがまたなかなか面白いところです。むしろドジョンの敵はバンウォンじゃなくてハ・リュンだったのではないでしょうか。以下、第44話の簡単なネタバレのあらすじですチョン・ドジョンのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


ドジョンから、朝鮮は王ではなく宰相が治める国だと聞かされて愕然とするバンウォン。ナム・ウンは、いきなりそう切り出しては逆賊と誤解されてしまうと気を揉まずにいられません。靖安君を侮ってはいけない。王は総裁に国を預けるなどと言ったら下剋上と非難される


ここでよく引き合いに出される堯舜についてもちと調べてみたところ、これは中国の神話に登場する「堯」と「舜」という二人の聖君をさしているそうで、バンウォンがしきりにこれを否定する気持ちも分からんではありませんね。政治は神話のようなきれいごとでは済まされぬ、と。日本で言うなら日本武尊(ヤマトタケルノミコト)のような感覚でしょうか


その一方で、

たとえぬかるみにはまっても、政治家の手は天を指し示さねばならぬ

卑劣な現実の中に居ても理想を求めて動かねばならぬ

というドジョンの高邁な理想にも大いに感動し、共感してしまいます


ドジョンが長男のチョン・ジン(キム・ジョンミン)にその製本を頼んでいた「朝鮮経国典」が出来上がると、バンウォンを初めとする王子たちが一斉に騒ぎ出しましたまた王子が多すぎ(;´・ω・)。チョン・ドジョンは「大業」にかこつけて、王を利用し、反逆の論理を正当化するつもりだ!


王になって以来ずっと「王らしいこと」ができぬと不服だったソンゲは、その後やってきたドジョンに直接、その真意を問いただしました。宰相が国を治めるという理由は何か?


ドジョンはよどみなくこう答えました:


王は世襲制だから、今後暗君や暴君が出る可能性もある。が、宰相は科挙によって選ばれる=能力主義であり、いつでも替えることができる。賢者が王を崇めて官吏を統率し、万民を治める~これが朝鮮の統治理念として根付いた時、この国は恒久的な平和を維持できる国になる


実にスッキリとした正論ですが、ソンゲはやはり面白くないようです。最初に咸州の幕舎にソンゲを訪ねてきた時からそう思っていたのか、と確認せずにはいられません。そうか、最初から私を操り人形にしようと思っていたのか。


これまで毎日この二人の様子を観察してきたおばさんに言わせると、変わったのはドジョンではなくソンゲですよね。でも本人が言うように、いくら優れた武将とは言え、その出自を理由にずっと蔑まれ続けてきた田舎者が一国の王になったのですから、多少の野心が出てしまうのは致し方ないのかもしれません。それでもソンゲはまだ、ドジョンやモンジュが見込んだ「鷹揚さを失っていないのが救いです


それに比べて、バンソク=宜安君は素晴らしい!ソンゲの所からまっすぐ王妃カン氏と世子のもとへやってきたバンウォンたちは、今度はこの二人を論破しようとするのですが、王妃はともかく、世子の宜安君はまったくぶれることがありません


君主は天命の代行者であり、万民から慕われる存在である。王ひとりですべてに目は届かぬ故、信頼できる右腕が必要だ。国土も民もすべては王の物なのだから、そもそも個人的な富を築く必要がない、王室の歳費に宰相の許可がいるのも贅沢と腐敗を防ぐため。君主が手本を見せれば官吏も民もそれに従うはず。


高麗が滅びたのは、王が弱かったのではなく、徳望が無かったためである。徳望がないために奸臣に隙を突かれたが、朝鮮ではその心配はない。師匠である三峰先生を信じている


もうここはバンウォンの完敗です。口では叶わない悔しさから、これを「洗脳」と嘲笑ったばかりに、バンウォンはカン氏の不興を買い、二度と顔を見せるなと追い出されてしまいました


ソンゲ同様、王は全ての上に君臨し、絶大な権力を持つべきだというステレオタイプに凝り固まったバンウォンにしてみれば、皆がドジョンに体よく洗脳されているとしか思えないのでしょうけどね。


が、少なくともバンウォンは、本音を隠したり根回しをしたりということができない、父譲りのまっすぐな気性を持っていたはずなんですが、それを、よく言えば「補った」、悪く言うと「捻じ曲げたのがハ・リュンです。リュンは、カン氏もまた三峰の理論には反対のはずだから、うまく機嫌を取って味方につけた方がよいと助言しました。


一方、あれからずっとドジョンの言葉を考えていたらしいソンゲは、夜中にドジョンを呼び出して、最後通告を突きつけます。


純粋な田舎者を唆して血まみれの王座に就けておきながら、今さら、国は臣下が治めるとは筋が通らぬではないか


王のための国ならその通りだが、この朝鮮はあくまでも「民のための国」を理想としているのだから、これほどの真理は無い、と答えるドジョン。朝鮮経国典を焼けなどという王命には決して従うことはできません。


真の宰相は王の間違った指示には従いませんモンジュもそうだった( `ー´)ノ


ついにソンゲは根負けし、これだけは守れと言い放ちました。私に玉璽を持ってきた時の約束を忘れるな。民の暮らしを豊かにし、圃隠先生に恥ずかしくない国を作ると言ったはず。


その約束に命を懸けると言ったドジョンの気持ちは微塵も変わっておりません。だからこそ、考えに考え抜いた末での宰相制なのです。結果的には最愛の友を葬ってまで果たした「大業」の定義を1ミリたりとて変えるわけにはいかない、妥協は決して許されんのどす


こうしてドジョンが軍制改革に乗り出そうとした時、またしても明の朱元璋(洪武帝)が無理難題を突き付けてきました。明では女真族の間者を捕えたらしく、その間者が、それは朝鮮の指示によるものだと白状したそうなのです。その勅書に

権知国事※のイ・ソンゲ」(※中国が冊立していない王の呼称)

と書いてあったことで怒りを炸裂させたソンゲ。洪武帝はさらに王子の一人を送って説明させろとまで要求してきたそうです。つまりは人質を寄こせと言うことでしょう。


これがドジョンとリュンの知恵比べとなりました。ドジョンはこれを機会に、バンウォンを明にやって朝鮮から遠ざけようとしますが、リュンは敢えてこの火中の栗を拾い、ソンゲの懐に飛び込んでその信頼を得るようバンウォンに入れ知恵したのです


いくら憎い子供でも「死地」に送る訳には行かぬと悩んでいたソンゲも、ドジョンから、バンウォンを野放しにしておいてはいずれ、ソンゲ自らその命を奪うことにもなりかねぬ、世子=宜安君かバンウォンのどちらかを選べと言われては、これを聞かぬわけには行きません。


が、それでもまだ決めかねていたところに、すかさずバンウォンが訪ねてきて、自分が明に行くと切り出します。その代り、王子たちの私兵を官軍にしてはいけない、私兵はわが家代々の屋台骨だったのだから手放してはならぬと、訴えました。


ソンゲは、どうしておまえはこうも「誤解」されるようなことしか言えぬのだ、憎まれるようなことしかしないのだ、とバンウォンを抱きしめて号泣します。他の王子のようにおとなしくておればよいものを!


こうしてソンゲがリュンの思惑通りまんまと騙されてしまったのが、バンウォンには心苦しかったらしいのがせめてもの救いです。そうですよね~そうでなきゃ、あまりにも酷すぎますよ


ソンゲはバンウォンの忠告を聞き入れ、ドジョンにも私兵の廃止を諦めるよう命じたようでしたが、ドジョンは諦めてなどおらず、ソンゲの感情が収まったころを見計らって、再度軍制改革に臨むと、バンウォン自身に宣言しました。この辺は、ナム・ウン同様、あまり挑発しないで、とヤキモキさせられてしまいます。やはりドジョンは、モンジュを殺したバンウォンを決して許すことができないのですね。


そしてこの隙を狙ってリュンが「遷都」に相応しい土地を見つけたと報告してきました。それは「母岳」という場所らしいですが、無学大師は都に相応しい場所だと絶賛する一方、チョ・ジュンは狭すぎると反対します。ここはまたしても座り込みです。ユン・ソジョン亡きあとは、シム・ヒョセン(沈孝生~パク・ユスン、スボン@大祚榮)が加わったようです。彼は宜安君の義父(になる)らしい


どうせ何を言っても反対するのだから放っておけと、今ではすっかり狸爺と化したソンゲに、うやうやしくかしずくハ・リュンの姿が、大王世宗に出ていたハ・リュン(チェ・ジョンウォン)にそっくりになったと感じたのはおばさんだけでございましょうか


~そう言えば、まだイ・スクポンが登場してませんね


たとえ口ではそれが健全な姿とは言え、いつまでも座り込みを続けさせるわけには参りません。ドジョンはソンゲに、会議を開いて遷都問題に決着をつけようと申し出ますが?


チョン・ドジョンは続きを見るのが待ち遠しいですチョン・ドジョンが面白い(^^)/


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「人生はハ・リュンのように」
勝者をよく見極め、彼を王にしていく巧みな世渡りと知略から放送当時によく視聴者から言われてたんですね。「人生はハ・リュンのように」

残念ながら彼は個人的にはアレな面もあり、百姓を個人的にこき使ったり、何度も口を滑らせてあの太宗に「黙れバカモノ」言われてびびったり、賄賂を受け取ったりして財を成したことも。こんな横暴っぷりでよくも粛清大好きの太宗に殺されなかったと思います。(死後、その息子の世宗に言われてますね。「普通なら身を滅ぼしたはずの彼なのに、親父はなぜか使ってくれた」)多分老人だから太宗が死んでも後継者の世宗を牛耳ったりする恐れはないとみなされたのでしょう。

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