2017/11
<<10  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  12>>

NHKドラマ10の【デザイナーベイビー - 速水刑事、産休前の難事件 -】もついに夕べが最終回でした全8回という制限付きのドラマですから、細かい疑問がすべて解消しきれなかったという消化不良は残ったものの

速水刑事、産休前の難事件

という点においては大満足の結果に終わりました


やはり第一印象通り、黒木メイサさんはこの速水悠里にピッタリでしたね。そうそう何度も「産休前」はないことでしょうが(二人め、三人め、とか)、子持ちの女性刑事という設定なら、まだまだやれるのではないでしょうか。相棒(?)も「ふくちゃん」から「ふくに昇格してますます楽しくなりましたしね


悠里のみならず、この土橋に西室に日村、そして管理官の与那国も、このデザイナーベイビーだけで終わるのはもったいないキャラたちですから、ぜひまた続編なりをご検討いただきたいです


と、大絶賛の感想はそれぐらいにして、以下、本編のネタバレあらすじと感想をまとめさせていただきまするデザイナーベイビーのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


まずは、あともう一歩の動機が気にかかっていた山原ですが、やはり彼女にはもう1つ、今回のデザイナーベイビー誕生に手を貸した大きな理由があったそうです。彼女の父親は、近森博同様の病、遺伝性の神経変性疾患を患っていたのだそうです


「運命を変えるために杯培養士になった


そう語っていた理由こそ、父から受け継がれ、自分もまたいつ発症するかもしれない病を、子どもにだけは受け継がせたくない、という切なる願いだったのです。だから山原は同じ病を持つ近森博に同情したのであり、「ゲノム編集」が法的に承認される日が来るまで、自分の卵子を凍結保存しておこうとしたのでしょう。


でもその話を山原に持ちかけたのは、やはり皆本だったようです。皆本は、同じ病に苦しむ夫婦を救いたくないかと山原に持ちかけたそうですが、皆本の動機は決して患者を助けたかったわけではなく、自分が「神」になりたかっただけなのでしょう


山原が望を連れて逃げたことで、自分の身の安全が脅かされると察した皆本が、必死に須佐見に助けを求める様がいかにも往生際が悪くて醜かったですね~。須佐見はそんな皆本を、共犯になるには真実を知らなければならぬと騙し、まんまと自白に持ち込んだのには大喜びでした。それに警察も既に、プロタミン硫酸の瓶を発見し、そこから皆本の指紋を採取していたようです


自分の欲望のために、近森夫妻や山原の人生を狂わせ、ひいては崎山まで殺したこの皆本は本当に許せません。こんな男は医師免許はく奪だけでは足りませんよね。きっとまた、患者の弱みにつけ込んで悪事を働くに違いありませんから、崎山殺害及び、医師法違反等々で、厳罰に処すべきですデザイナーベイビーの皆本が許せんっ!(`・ω・´)


一方、望を連れて逃亡していた山原は、悠里の「ゆさぶり」でついに警察に連絡をしてきました。近森優子が、母親が望の体を自由にして何が悪いと息巻いたことが、どうにも我慢できなかったようです。


私はそんなことのためにこの子の誕生に手を貸したのではない!


が、公衆電話で悠里と話したことで足がついてしまった山原は、ついに、電気店に立てこもるまでに追い込まれてしまいます。これを知って駆けつけてきた悠里に、山原は店内に電話をするよう命じました。


そこで悠里はまたしても揺さぶりをかけていきます。人質を交換することはできませんか?


もちろん、この状況で人質交換などあり得ないことは百も承知の上ですが、悠里は山原に、自分が何のために望を誘拐したのか、その目的を思い出してほしかったのだそうです。今は逃げることで精一杯になっているけど、本来の目的はそうじゃないはず!


案の定、冷静になった山原は「新」なら人質にしてもいい、望と交換してやると要求してきました。もちろんそれは、近森夫妻、否、優子が望を望む理由が新だからです。新がいなければ望を帰してもらう理由もない、それに今重体の新を優子が手放すはずもありません


この話を聞いた優子は、自分が人質になると言いだしました。与那国管理官は、悠里についていくよう命じます。説得の必要性が生じたら、今山原を説得できるのは悠里しかいないと確信したからです。私がすべての責任を負います!!


こうしてやってきた優子と悠里に、山原は全てを語って聞かせました。皆本のこと、崎山のこと、そして自分の父のこと山原が気の毒だった(;´・ω・)


この子は私が育てる。あなたはこの子を利用することしか考えていない。あなたがこの子を骨髄移植に使いたがっていると聞いて初めて、自分がこの子をどんな存在にしてしまったかが分かった。


あの子の価値は兄を助ける点にしかないと思わせるような母親にあの子を渡すことはできない!私にはあの子の人生を守る責任があるの!!その気持ちわかる(;O;)


ここで山原が「あの子」とうい言葉を使ったことで、悠里は山原が抱いているのは望ではないと確信します望はここにはいない!


一方の優子は、相変わらずの自説を曲げようとしません。望は新の家族なのだから助けたいと思って当然でしょ!


そこで悠里は、自分のお腹の子が反応したと切り出してふたりを冷静にしようとしました


こうしてお腹の中にいても、その顔が見えないから色々期待してしまう。まだ顔が見えないから、どんな子か分からないから、自分の好き勝手できるって思い込んでしまう。デザイナーベイビーってそういうことですよね?


今この場に望がいないからそんなことが言えるのだと語った悠里の言葉で、待機していたSITが突撃し、山原は確保されるのですが、悠里は山原を逮捕するためだけにこんなことを言ったのではありません


望もいつまでも、親の言うなりになる子どもではない、いずれ自分の存在意義を知って傷つき苦しむ時が来るだろうけど、でもそれを乗り越えて、今度は自分の意志で自分の運命を切り開くこともできるはず。自分の人生の不遇をいつまでも親のせいにしていてはいけない。どうにかできるのは望だけ


悠里のこの言葉は、山原自身にも向けられていたはずです。父から遺伝した病に怯え、子どもを持つことも諦めていたはずなのに、やはり諦められなかった心の隙を皆本にまんまと利用され、本来ならどこかで日の光を浴びるはずの素晴らしい技術さえ、泥にまみれさせてしまった。自分の生き方を、培った技術を、もっと違った形で生かすこともできたはずなのに、と


もちろん、悠里の言葉は優子の胸にも届いてはいたでしょうが、何せ優子にとっては「新」が最も大切であり、たとえ誰に何を非難されようと、新を助けるためなら「鬼」になる覚悟をしているため、大きな動揺は見られません


その後山原が、望を自分の家の墓がある寺に望を預けていたことを告白したらしく、望は無事に両親のもとへ帰されます。


それより一足先に病院へ戻ってきた優子が、本当に胸を突かれたのは、ほかならぬその最愛の新のこの言葉でしたデザイナーベイビー~新が健気で泣けた


苦しくなくなるために妹=望の血を分けてもらえるのは嬉しい。でも、その前に、望にちゃんと聞いてね。血を分けてもいいか(=望も苦しい思いをしても良いのか)ちゃんと望自身に確かめてね


こんなに小さな子供でさえ「家族」を「幼い妹」を思いやっているのです。優子がこの言葉に打ちのめされぬ訳がありません。


結局はこの「救世主兄弟」の目論見が明らかになったことで、病院側は

新生児から骨髄を採取することはできぬ

という倫理上の問題から、今回の移植は見送られることになったようです。須佐見は国内では未承認のアメリカの薬を用いて、なんとか新の延命を図るよう手配していたようです。


今は(望が新生児だから移植は)できないが、将来は分からない。(条件を満たせば、望の骨髄を新に移植するかもしれない


そう須佐見は語っていました。何とか答えを見つけなくてはいけない、あれだけのことがあったのだから、事件と一緒に終わりにはできない、と。その後はその須佐見も全ての責任を取って病院を辞めたそうです。辞めて済む問題じゃないと思うけど、辞めずに済ませることももはやできなかったのでしょう。


こうなるともはや第三者がとやかく言うべきことではないかもしれませんが、やはり、望が今後どれほど好奇の目にさらされた上に自分自身も苦しむことになるのかと憂えずにはいられません。優子自身はそういったことも全て覚悟の上で望を産んだのかもしれませんが、望が今後背負うだろう重荷を優子が軽減できるとはやはり考えにくいです


おばさんも、いかにも正義漢ぶって声高に糾弾するマスコミの姿には嫌悪感を覚えることもしばしばですが、やはり優子の犯した罪は本当に計り知れない、と言わざるをえません。これがフィクションだということは百も承知で、何とか望が差別されずに済む術は無いものか、考え込まずにはいられません


でもドラマとしてはなかなか面白かったですね。悠里には、また捜一に戻ってきた日村から再度の呼び出しもあったようですから、冒頭でも触れたように、是非是非シリーズ化を期待したいところです


デザイナーベイビー〔上〕 (ハヤカワ文庫JA)デザイナーベイビー〔下〕 (ハヤカワ文庫JA)
これは小説も面白そうかも


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

関連記事

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございますこれまでに書いた記事はこちらからもお探しいただけますのでどうぞご利用くださいませ→視聴ドラマインデックス

《他にもこんな記事を書いています♪》

コメントをお寄せいただく際はおばさんからのお願いをご一読いただければ幸いです

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply

Designed by Akira.

Copyright © 韓ドラ大好きおばさんの「言いたい放題いわせてヨ!」 All Rights Reserved.