2017/10
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コウノドリのあらすじと登場人物一覧はこちらからご覧いただけます: コウノドリ あらすじと登場人物一覧


綾野剛さん主演の金曜ドラマ、【コウノドリ】は6話もまた実に考えさせられる内容となっていました。特に心に残ったのがサクラのこの言葉です


産みたい時に産むのは女性のまっとうな権利なのに。


以下簡単なネタバレのあらすじですコウノドリのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


今回は大小合わせて5つのケースが紹介されていました


1つめは、救急車で運ばれてきた妊娠31週の妊婦=佐野真理子(小林綾子)、43歳。腹痛を訴えていたこの佐野には出血が見られたため、早期剥離が疑われましたが、何と子宮が破裂していたのだそうです


ERの加瀬も加勢に入って何とか佐野自身は助けられたものの、赤ちゃんは諦めるしかなかったそうです。佐野は2年前に子宮筋腫の手術を受けており、その後の不妊治療で子供を授かったらしいのですが、筋腫の手術の際の傷跡が今回の破裂に繋がったようです。破裂箇所の修復も不可能で、子宮は全摘を余儀なくされたそうです


もっと前に産んでおけばよかったのにな。筋腫が小さいうちなら自然妊娠も望めただろうに。妊娠出産は若いうちがいい


この加瀬の言葉には、下屋が猛烈に抗議しました。女性には、産みたくても産めない時期がある。出産や子育てにはお金がかかるし、キャリアの邪魔になる可能性も否定できない。マタハラも避けられないし、産んだら産んだで、仕事への復帰が難しくなる!!そう簡単には行かないんです!(`・ω・´)


おばさんも最初は、そうだそうだ、その通りだ!とついつい加瀬を詰ってしまったのですが、その後、しばらくドラマを見進めるうちに、少しずつ考えが変わってきます。確かに日本の社会はまだまだ妊婦や子供を持つ女性に優しくない、そう言った意味では「未熟な社会なのだけれど、もしかしたら、女性の側(思考と認識)にも改善すべき点はあるのではないだろうか、と。


最初にそう思ったのは、四宮が診察をしたまだ年若い女性=本田の話を聞いた時でした。妊娠を告げれられた本田は、今は大きなプロジェクトを任されているから、仕事は休めない、こんなチャンスは2度とない、子どもは仕事が終わってからまた産めばいい、と言ったのですが、四宮はそんなに甘くはないのだと説明しました


卵子の数は生まれた時から決まっていて、人間同様、年々年を取る。卵子が老化すると妊娠率は下がる一方。また妊娠するという保証はどこにもない。その仕事があなたにしかできないのなら致し方ないが、その赤ん坊もまた、あなたにしか産めない。


おそらくは女性の多くがこの本田と同じように軽く考えているのではないでしょうか。妊娠など自然現象の一つだから、今授かったのと同じように、また何度も授かるだろう、と。


実際にそうであるケースも決して少なくないでしょうが、四宮が言うように、中絶をした後妊娠できないケースも多いのでしょうね。妊娠などいつでもできると高をくくっていたのに結局なかなかできなくて、それでも子どもが欲しい場合は、辛い不妊治療を強いられることになる。


その例として挙がっていたのが、相沢美雪(西田尚美)という、ペルソナで不妊治療に通う女性です。38歳になる相沢は人工授精を6回もトライしたそうなのにまだ子どもができないため、どうやら不妊治療専門医の岸田秀典(髙橋 洋)から、そろそろ体外受精を考えてみてはどうかと勧められていました。


人工授精ならともかく、体外受精はどんどん自然な妊娠から遠ざかるような気がして抵抗があるという相沢に対し、不妊治療の目的は、赤ちゃんを産んで元気に育てることだから、そのために医療の手を借りるのを負い目に感じることはない、と励まされます。


その体外受精で妊娠する確率も、相沢の年齢だと30%を切るそうで、これが40代になると10%程度に下がってしまうのだそうです。


最近は医療が発達したから、高齢出産でも大丈夫~女性は年を気にせず若いうちはどんどんキャリアアップを図り、生活が落ち着いてから妊娠を考えても遅くはない、そう思っている女性は決して少なくないように思います。


もちろんサクラたちが言っていたように、母親の年齢が高くなることで、子どもに対するケアの質が上がることも事実でしょう。別におばさんはここで高齢出産が悪いと言っている訳ではないのです。ただ、もし本当に子どもが欲しいなら、女性ももっと自分の体について知識を持つべきだ、とつくづく痛感しただけです。


確かに不妊治療の技術は飛躍的に進歩し、妊娠率は上がったでしょうが、そこに「出産に伴うリスク&胎児の健康状態への不安」を合わせて考えると、そうそう楽観的ではいられないことが明らかになります。それが最初に挙げた佐野のケースです


詳しい事情は知らないので軽々に判断はできませんが、でももし、加瀬の言うように、最初に筋腫が見つかった時点で、子どもを持つ意志が少しでもあり、その環境が整っていたなら、そこで真剣に妊娠&出産を考えていれば、このような悲劇は避けられたかもしれないのです


男女平等が謳われて久しい日本ですが、こうした基本的な知識を持った上で

「女性が本当に働きやすい社会

に変化しようとしているのか、大いに疑問を感じてしまいます


女性もまた「産む性」を持ったことを決して差別とは思わず、むしろ女性に与えられた特権として誇りに思い、堂々と休みを取ることができ、落ち着いてまた働きたくなったら、安心してその子を預けられる場所が当たり前のようにある、そんな社会が本当に来るのだろうか、と憂えずにはいられません


会社にしても託児所や保育所などの行政にしても、そして一人一人の考え方にしても、日本の社会はやはりまだまだ未熟なのだと痛感せざるを得ません社会全体で子どもを育てる体制ができていない(;´・ω・)


ドラマの中でも、会社ばかりかNICUでさえ、しかも若いスタッフ(白川)がこうこぼしていました。子供を産んで長期休暇を取るならいっそそこで辞めてほしい、不妊治療をするのは良いけど、その後に産まれる子供が抱えるダメージを考えると、もっと慎重に事に臨んでほしい、と


まさに「産みたい時に産む権利」が社会に、しかも若い世代にすら浸透していない証です。もちろん、白川の言うことももっともですし、今橋がこれが極端にならぬよう、うまくフォローしてくれましたけどね


白川は、不妊治療は妊娠がゴールで、産科は出産がゴールだけれど、NICUはそのツケがすべて回ってくる(からリスクが増える高齢出産は大概にしてほしい)、というような言い方をしたのです。今橋は、決してそうではない、誰もそこがゴールだなどと思っていない、妊娠後、出産後も力を合わせてフォローするのが周産期センターだ、とたしなめました


その良い例が、芽衣を抱えて大奮闘中のシングルファザー、永井浩之(小栗旬)です。永井は最初、芽衣を実家の母親に助けてもらっていたようなのですがそれも長くは望めず、自分ひとりで芽衣を託児所に預けては、仕事に出かけているようなのです。


でもそのために永井もまた、お迎えのために「接待」もできない営業はいらないと、後進に道を譲るよう促されます。それでも永井は、必ずやり遂げてみせると意地を見せ、お迎えの後芽衣を会社に連れてきてまで仕事をしたため、芽衣がそこで熱を出してしまいます


慌ててペルソナに駆け込んできた永井に、今橋がこの熱なら正常な免疫反応だから心配ないと断言してくれたのがまた嬉しかったですね。こんな時に母親がいれば、と嘆く永井にも、たとえ母親でも最初の子どもは大変だ、とサクラもまた永井を励まします


何かあったらいつでも僕たちを頼ってください


シングルファザーが増えればよいとは思いませんが、この永井のように、自分で子育てと仕事の両立の難しさを痛感する男性が増え、その上司もまた子育ての大変さを思いやれるようになれれば、日本の社会も少しは変わるのではないか、と期待が持てたエピソードでした


そして最後のケースは、やはり43歳の竹下敦子(森口瑤子)です。5年もの長い不妊治療の末にようやく臨月を迎えた竹下ですが、尿にたんぱくが下りたことで妊娠高血圧症候群が疑われ、早めに入院することになりました。


その竹下の血圧が上がってきたため、帝王切開が行われましたが、そこで、羊水が血液中に混入し、血が止まりにくくなるという緊急事態が起きてしまいます。サクラや四宮は必死で出血を止めようとしましたが叶わず、やむを得ず子宮を全摘することになりました。


とりあえずは母子ともに無事だった。もう43歳だから子宮もお役御免ってとこだね


院長の言葉にカチンと来た小松がガツンとお灸を据えますコウノドリの小松がいいわあ( *´艸`)。院長はいくつ?そう、63歳ならもうキ〇タマいらないね。同じことだよ


この小松は独身で子供もいないそうですが、もちろんその言葉通りで、これまで取り上げた子供が皆わが子だと、その職業に誇りと幸せを感じていることはゼッタイに間違いないとは思いますけど、もし、日本がもっと成熟した社会で、もっと気楽に簡単に仕事と家庭生活を両立することができる立場にいれば、もしかしたら今頃は、ソーシャルワーカーの向井同様、子どもを産み育てていたかもしれませんよね。ムロン、あの年で家庭を持つのはメンドーだと思う気持ちも納得ですが


それはNICUの新井も同じようでしたね。長年付き合って、新井を心から理解してくれているらしい恋人の野崎(須田邦裕)も、あそこまで新井が忙しいと、やはり別れを考えざるを得ないかもしれませんもの。大澤院長がもっと人員を増やして、新井が心置きなくデートできるようにしてくれることを祈るばかりですが


忙しさから言ったらサクラもまた同様です。何せ今回もまたコンサート途中でオンコール、途中退場してしまったのですから。コンサート会場には、患者の相沢も来ていたようですし、亡くなった晴美もいつも芽衣にBABYの音楽を聴かせていたそうで、ピアニストとしてのBABYもまた、お母さんと赤ちゃんの応援団なのですね


患者に親身になってくれる医師や病院は本当にありがたいけれど、それで彼らの生活が犠牲になってしまうのは胸が痛いところですコウノドリを見ていると考えさせられることばかり。それもまた成熟した社会の条件の一つとして、まずは自分に何ができるかから考えていきたいものです素晴らしいドラマに感謝(^^)/


こうして毎回、たくさんの感動とともに考える機会を与えてくれるコウノドリですが、その公式サイトでエピソードが9までしか見えないのがちと気になっています。10話と言わず、11話でも12話でも、いつまでも続けてほしいものですね。続きもとっても楽しみですコウノドリが面白い(^^)/



これ聴いてまた思い出そう
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