2017/11
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破裂】もついに夕べが最終回でございました。おそらく一筋縄ではいかぬ~単純なハッピーエンドにはなるまいと覚悟はしていましたが、思いのほか嫌な感じは受けなかったのが幸いでした。むしろ

とても面白かった

と言えるほどです


それというのもきっと、今回最後に出された「課題」のヒントは、既に以前倉木蓮太郎が我々視聴者に示していてくれたからでしょう


人間の気持ちは決して1つに決められない。今この瞬間「死にたい」と思っても、次の瞬間には「生きたい」と切望するのが人間だ。その極めて曖昧な人間の気持ちを汲んだと思い込み、医師が患者を安楽死させるなどもってのほかだ、と


つまり、このドラマが提示しようとした問題はそう簡単に解決できるものではない、ということです。外科手術で「悪い物を切除」してきたように、

邪魔な人間は殺せばいい

という訳にはいかない、と


これこそまさに、倦まず弛まず「頭を使え!でござりましょう破裂・最終回のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ。それも一人の頭脳では限りがあるし、また佐久間のような単純かつ危険な思想の持ち主が現れないとも限らない、役人から医師、そして患者本人に至るまで、それこそ

1億総国民それぞれが大いに頭を悩ませろ久坂部羊氏原作の「破裂」が面白かった( *´艸`)

ということだと解釈させていただきました。そしてその結論にはかなり満足させていただきました。そもそもこれはたかだか全7回のドラマや小説で簡単に結論の出る問題じゃありませんから


以下、破裂・最終回の簡単なネタバレのあらすじですネタバレですのでご注意を♪


まずは気になっていた香村ですが、松野から上川の遺した佐久間の不正の証拠を預かったために、小池とその手下に拉致されて、一旦は殺されそうになりました。証拠は全て破棄され、香村もまた殴り殺されそうになったところ~寸でのところで、なんと佐久間が助けに来ます


さすがに単純な佐久間も、これ以上事を大きくしたくは無かったのでしょう。小池は既に警察にマークされているのだそうです。


こうして九死に一生を得た香村は、まったく懲りることなく、自ら国立ネオ医療センターに復帰しました。そこで佐久間の「プロジェクト天寿」を知っているのは厨だけだったらしく、香村はセンターのスタッフに真相を告げることで、内部崩壊させようと考えたようです


3人の突然死に加え、これで厨療法に疑問を感じて抗議に来たお年寄りが体よく「監禁」された上でのことですから、スタッフは香村の話にようやく動揺し始めます。そのスタッフからの報告を受けた林田は当然平静ではいられません


「治験は中止だっ!!破裂の林田は佐久間のスケープゴート


林田があまりのことの大きさに騒ぎ出すも、何せ「安楽死法案」あらため「自由死法案の国会提出を目前に控えた佐久間が、そんな勝手を許すはずがありません


佐久間は林田を怒鳴りつけ、過去の息子の事件を持ち出して林田を脅し、その林田=国民生活省事務次官の後釜をひそかに狙っていた城貞彦(佐野史郎)を何とか焚きつけようとします。


が、香村も既に城には目を付けていました。ここが香村の「頭の使いどころで、なんと香村は、上川亡き後、松野がその弔い合戦だと言って佐久間に陥れられた官僚たちに接触して手に入れた、佐久間、ひいては国民生活省と小池の不正な金の流れの証拠を、この城に渡したのです


「私は決してギャンブルはしない


そう断言していた城ですから、当然、劣勢の色濃い佐久間に味方するわけがありません。それにもちろん、佐久間の「プロジェクト天寿」に共感していた訳ではありませんから、こういう時の切り替えは感心するほど早かったです


城はこの証拠を警察に流し、佐久間と(自分にとっての邪魔者=)林田を排除することに成功しました。敵の敵を利用した香村の、まさに

「頭を使った勝利

でござる


これに対し、何度も何度も考えて=頭を使ったつもりだった佐久間は、ショックのあまり脳梗塞を起こして倒れてしまいました。その後遺症は全身まひのようでしたね。


ベッドに横たわり、いっそ殺してくれと言った佐久間にも「頭を使え」とのたまう香村。


既に亡くなった倉木や3人の老人に加え、この佐久間に惑わされた厨もまた、毒を食っても皿まで食えなかったため()、佐久間に渡された睡眠薬で母を殺すことすらできずに自殺してしまったのですから、それぐらいの報いがあって当然です。ここで勝手に&簡単に死ぬことなど許されません厨が哀れだったね~(;´・ω・)


その香村は、ジューン・ホスキンス大学の協力を得て、香村療法の副作用の改善にほぼ成功していました。イヌの実験に成功した今、いつ突然死するか分からない厨療法の治験者たちを救うべく、日夜奔走しています。内科的処置で間に合わない場合には、北川の協力も得られる=手術の体制も整えたそうです


また松野は、今回の治験を受けた「被害者」を代表し、国立ネオ医療センターを訴えることにしたそうです。決して手を抜くなと励ます香村がまたいかにも香村らしかったですね


たとえ、佐久間の言うように、老人が増えることで日本が「破裂」しようとも、目の前にいる病人を救うのが医師であり、香村は死ぬまで医者であり続けることを自らの頭で選んだのです


そんな香村の前に押しかけた老人たちの中には、助けを求めるのではなく、

「死」

を求める者もおりました。


それを見て慄然とする香村ですが「破裂」の佐久間は正しかったのか!?、それは最初の倉木の言葉通りなのです


どんなに患者が死を望もうと、医師がそれを鵜呑みにしてはいけない、現に今死を望んでいるその患者たちがなぜそこにいるのかを思い出せばわかるはず。彼らは死にたくないと願ったからこそ「厨療法」を受けたのです。


それが突然死の恐怖と、それを免れた後のまた苦しい闘病生活を思って今は絶望しているだけで、もし本当に香村療法が確立すれば、また元のように「ぴんぴん元気」になれるのですから。


それにこれは「精神」の問題でもあるはずです。年を取ったからと一気に老け込むのではなく、いつまでも(精神的な)若々しさを保つことこそ、本当の「ぴんぴん元気」と言えるのではないでしょうか。


行政のことは今すぐ自分ではどうしようもないけれど、政治を動かすことは(国民が頭を使えばできるはずだし馬鹿な政治家を選んだのは国民だ!、その頭は、自分や家族の健康管理に使うこともできるはず~そう、この問題を解決する「お手軽な秘策」などはない、まさに

「頭を使え

なのです破裂の言わんとすることはそこだ!


そんな問題提起をしてくれた「破裂」は最後まで本当に面白かったです


破裂
これは是非小説も読んでみなくちゃ


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