2017/10
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刑事フォイルFoyle's War)のあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます: 刑事フォイル(Foyle's War)あらすじと登場人物一覧


刑事フォイルFoyle's war】の16話は「隠れ家~The Funk Hole(後編)」です。これまた実に面白かったですね~。面白いと言ったら不謹慎かもしれませんけど、ドラマとしては面白いとしか言いようがない。よくもまあここまで綿密な伏線を張り巡らすものです。このドラマがどうして今まで発掘(?)されなかったのかが不思議でならんほどでござる


以下早速ネタバレです刑事フォイルのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


今回、フォイルを陥れた犯人はずばりコリアー警部でした。が、コリアーに今回の犯罪を計画させたのは、フォイルが停職になる前の「ポールの調査~スコットランドヤードへの調査依頼」が発端だったというから驚きです。経緯(あらすじ)はこうです


遡ること2か月前、ロンドンのウェストハムの学校が空襲に遭って倒壊し、そこへ避難させられていた200名もの市民のうち、100名以上が亡くなるという痛ましい出来事があったそうです。その中には、コリン・ファウラーの妻と二人の息子、そして、婦人義勇軍の隊員(two voluntary workers from the WVS=Women's Voluntary Service)だったコリアー警部の母スーザンと妹のローズマリーも含まれていたのだそうです


彼らの死は一見ドイツ軍によってもたらされたもののように見えましたが、実は、ひとりの政治家の不手際が原因だったことが後に判明したそうです。それが、ロンドン市議会議員のフランク・ボードリーであり、彼が書類の決裁(サイン)を忘れたため、避難民が3日間も、まるで家畜のように劣悪な環境に放置された挙句、敵の刃にさらされてしまったというのが真相だったのだとか


家族の死に怒り復讐を誓ったコリアーはボードリーを捜しましたが、肝心のボードリーはさっさと「隠れ家」に避難してしまったため、見つけることができませんでした。


が、そのボードリーを泥棒だと勘ちがいしたブレーク・ハーディマンから、ボードリーの身元を調べるよう頼まれたポールが、スコットランドヤードに問い合わせをしてきたため、コリアーは、今ヘイスティングズの隠れ家にいるそのボードリーこそ、自分が捜していた仇だと確信するにいたったそうです


そこでコリアーは、同じように家族を失ったファウラーを利用することにしました。コリアーは「扇動罪」として通報されたファウラーを調べに行った際、ファウラーが「警官」だったこと(実際には補助警察隊に1年いただけの建具師)、ファウラーという名前が「フォイル」に似ていることから、イギリスはドイツに負けると言ったのは「フォイル刑事」だったとでっち上げたようなのです。


ここは、フォイルが見張りの目を盗むため~アンドリューの勧めで一張羅を着たまま2階の窓から木を伝って家を抜け出し、ロンドンへ行って、聞き込みをしたことから明らかになりました


ファウラーの近所に住む女性たちは皆、ファウラーの発言(失言)を知っており、刑事(おそらくコリアー)が聞き込みに来たことも気の毒に思っていたようです。家族を失うという辛い目に遭ってつい口が滑ったのだからもう許してやってほしい、と


実際ファウラーに会って事情を聴いたフォイルも、もう2度と警察が訪ねてくることはないと、この件を伏せることにしたようです。フォイルはローズ警視に向かって、問題なのは「扇動罪」ではなく、それを利用して「殺人」が行われたことだ、と言い放ちました。


そう、コリアーはまんまと仇のボードリーを自殺に見せかけて殺すことに成功していたのです。おそらくは家宅捜索時にハーディマンの部屋に万が一の際の自殺用の青酸カリがあったのを見つけたコリアーはそれを盗み、いつも離れで原稿を書いていたアマンダ・リースをポールに署で調べさせている間、誰もいなくなった離れでボードリーを殴りつけて脅した上、毒を飲むよう促したそうです。そうしなければ、拳銃で、時間をかけて殺してやる!!


ボードリーが死ぬ前にウェンディ・パウエルに言い残した「ウールトン」(Woolton should've stopped them~ウールトンが彼らを救うはずだった)は、防空気球(a barrage balloon)のことを指していたそうです


これはファウラーがフォイルに、やはり防空気球を指して「ベヴィン」と呼んだことからファウルが鋭く察しました。ベヴィンは労働大臣、ウールトンは食糧大臣の名前だそうです。ボードリーは、2か月前の爆撃は、このウールトンが低空飛行をして市民を救うはずだった、と言いたかったのです。ボードリーも、彼なりに苦しんで、精神を病んでいたらしいというのも頷けますね


何とも気の毒な事件でしたが、殺人は殺人であり、コリアーの犯罪を正当化する理由にはなりません。それでもコリアーのこの言葉はずっしり胸に残りました:


War does different things to different people. Look what it's done to me.
戦争は様々な人々に様々な影響を与える。私にしたことを見てください


また闇取引に関しては、レナード・ホームズがその罪を認め、ハーディマンの私物を盗んだのはダン・パーカーだったことが判明しました


ジェーンは単にレナードと取引し、チャーリーのエサを手に入れていただけのようです。当時は食糧難だったことから、犬にミルクを与えることが法で禁じられ、開戦以来、数千匹の犬が殺処分されてきたのだそうです。


犬の事はともかくとして、大勢の人命が失われ、人々が皆多くの大切な物を失っているこの時に、金儲けだけを考えているホームズに対するコリアーの怒りも、今考えると大いに納得がいきます


それ以外では、ウェンディ・パウエルと不倫関係にあったと思われていた庭師のマークは、実はパウエル夫妻の息子のピーターだったことも明らかになりました


これは、サムがポールに、マークは庭師なのに植物のことを全く知らないと言ったことがきっかけとなったようですね。ピーターは、父のように失明するのが怖くて、前線に行く前に脱走し、庭師と偽って実家に隠れていたのだそうです。ブルックフィールド・コートのパウエル夫妻の部屋には写真がたくさん飾ってあったにもかかわらず、

「出征した自慢の息子

の写真が一枚も無かったこともポールのレーダーに引っかかったようです。これはその写真からマークがピーターだと知られぬようにするためです。さすがにフォイルが見込んだだけの人物だけのことはありまする


脱走したのなら、自ら軍に戻れば情状酌量されるというポールに、父のマルコムが必ずそうさせると約束しました。マルコムもまた、ウェンディの「嘘」に気づいていたようですが、それがまさか息子の脱走だったとは思いもよらなかったでしょう


それで、憶測だけで自分を侮辱したアグネス・リースにも、ウェンディは毅然としていたのですね。そのリースこそ、自分は安全な場所に隠れて、これまた想像だけでロンドンへの爆撃についての「フィクション」をまことしやかに書いていた卑怯者だというのにジャーナリストが聞いて呆れまするね


そしてラストは、気になっていたサムです。サムは今回、以前サムが輸送部隊の「怖い上司と呼んでいたイーディス・ブラッドリー(Mary Healey)にさんざんこき使われていました。フォイルからも注意されたアンドリューは、そのサムを誘って「Gone with the Wind」(風と共に去りぬ)を見に行きますが、それだけで気が晴れるものではありません


そこへよ~やくフォイルの嫌疑が晴れてサムを迎えにやってきた時のサムがまた大いに笑えましたね~まさにTomorrow is another dayでしたね~♪。サムはその時、ブラッドリーの車を修理していたのですが、最後の最後に何かの部品を外して逃げてきたのです。ブラッドリーがエンジンをかけると、見事に爆破音がしていました。これは「犯罪」ではないんでしょうか


あの分だとどうやらアンドリューとサムは付き合うことになりそうですね。サムがフォイルの娘になるのも悪くはないかもしれませんが


さて来週からはオリジナルでのシーズン3に突入するようです。これまた一段とグレードアップしていそうで楽しみですね


年末もギリギリ27日まで放送があるそうですよん。ちなみに年明けは10日からでダウントン・アビー4とかぶるため、両方一度に語るのは厳しいかもしれません~などと今から心配していると鬼に笑われてしまいますね


刑事フォイル」は続きもとっても楽しみです刑事フォイルが面白すぎる( *´艸`)

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