2017/11
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刑事フォイルFoyle's War)のあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます: 刑事フォイル(Foyle's War)あらすじと登場人物一覧


刑事フォイルFoyle's war】の20話は「癒えない傷(Enemy Fire)」(後編)です。


もう今回はう~んと唸りっぱなしでした。もちろんこれは「驚嘆の声でござる。あ~、前回のロウカッスル夫人の証言=ドクター・レンが階段を上がって行ったくだりを書くのを忘れた、と後悔しきりでございました。後でどこかに書いておかねば。それに、フォイルは確かに、うちにもカーペットがほしい(Must remember to get my attic stairs carpeted)と言ってました


おばさんの後悔はこれだけに留まりませんでした。やはりこの刑事フォイルはあっさり見てあっさり語ってしまってはいかんのです。ドラマを見進めていくうちに、

あ~そこか、そうそう、それだよ刑事フォイルのシナリオが素晴らしすぎる( *´艸`)

と歯ぎしり(狂喜乱舞?刑事フォイルを見ると他のドラマがかすむ(^◇^))したのはおばさんだけではないことでしょう


と思わせぶり(愚痴)はこれぐらいにして、以下早速ネタバレのあらすじです。今回は、おばさんがドラマを見てあれこれ悔しがった様子も記してあります(同じ思いをされた方が他にも大勢いらしたと確信してのことです)。感心しすぎてあまりに長くなりすぎたため、今日は「続き」を使わせていただきました


まず、今回は最初から大きなヒントが提示されました。前回殺されていたドレークは、その靴が片方脱げていたそうです。その上鑑識によると、ドレークの死因は「溺死」だったのだとか!?


これはつまり、前回の映像にあった殴られた直後は、ドレークはまだ死んではいなかったということを意味しています。その時点で、前回いかにも怪しかったために逆に犯人ではないだろうと(おばさんの中で)除外されたドクター・レンこそ、やはり、ドレークを殴った人間ではないかと考えられます


そこで、これはまったくノーマークだったピーター・プレストンが、フォイルを訪ねてやってきましたあ~やられた!刑事フォイルのネタバレです♪とここは心底悔しかった~!!


プレストンは、自分がレンにドレークとメアリーの不倫を告げたばかりにこんな悲劇が起きたと後悔していると言ってきたのです。犯人は(その後の捜査が心配で)必ず現場に戻ってくるの言葉通り、これは暗に


ドレークを殺したのはレン


と告げていることに他なりません。フォイルがここで、防空監視員が他人のプライバシーまで暴いているのかと多少非難めいた口ぶりだったのを聞いてますますその確信を深めました。そうだ、プレストンはわざとレンに告げ口したに違いない!!犯人はピーター・プレストンだ!


そしてその動機は、以前ベリルが語っていたように、プレストンの妻もまたドレークと不倫をしていたに違いない、と妄想しました。何せベリルは、防空監視員という職務のため、警察に寝泊まりしていたほどなのですからね


でもこの妄想はいとも簡単にぶち破られてしまいます。なんとプレストンは、そのベリルの兄だったそうなのです!?つまりドレークは義理の弟ということです。


フォイルは、ベリルへの尋問の際、ベリルの亡き父親の写真を見て確信したようです。その顔はプレストンにそっくりだったのだそうです。しかもベリルは、兄を「PIP(ピップ)」と呼んでいました。プレストンのフルネームは「Peter Ian Preston」で、これをPIPと呼んでいたらしいのです


プレストンは、妹に暴力を振るうドレークを許すことができず、ドレークを殺してしまったそうです。具体的には、あのコンサートがあった夜、プレストンは本来ベリルに会いに立ち寄ったそうなのですが、そこで、レンに殴られたドレークが倒れ込み、助けを求めていたのを目にしたのだそうです


これぞ天が与えた好機とばかりに、プレストンはドレークをすぐ近くの水場に引きずり、溺死させたのだとか。靴はその時に脱げたのです。プレストンはその後ドレークの体を水場から離しておいたらしいので、もしプレストンが靴さえ元通りに履かせておけば、さすがのフォイルも気づかなかったかもしれません。


またこの場には、アンドリューも来ていたことが本人の口から明らかになります。アンドリューもまたドレークを殺したいと考えていたのだそうです。アンドリューは、レンがドレークを殴り殺したと思い込んだらしいですが、あんな男は殺されて当然だ、そう思ったからこそ黙っていたのでしょうね


でもフォイルはそうは思わなかった。どんなに卑劣な罪を犯しても(正当な裁きを受けずに)「殺されてよい理由」にはならない。


今回はフォイル自らこれをジェイミソンに語っていました。フォイルは、ドクター・レンを事情聴取することをジェイミソンに断りに来たのですけど、それをジェイミソンが、自分は「若いパイロット」(=国のために戦った英雄)の治療で忙しい、と非難したため、お説を披露せずにはいられなかったのです:


I'm aware that your work is more important than Drake's murder or who did it and frankly I'd rather not be here either but should Drake's life not matter because he was less of a man than the men you're treating?
私も、あなたの仕事がドレーク殺害犯を逮捕するよりずっと重要なことは承知しているし、私だってあなたの邪魔をしたいわけではないが、いくらドレークがあなたの患者より劣る男だったとしても、殺されてよいわけではない。


おばさんの聞き違いでなければ、フォイルはこの長いセリフをブレス無し=一息で言い切りました。決して声を荒げたわけではないけれど、これぞフォイルの信念だということがしみじみ伝わってきます


このフォイルの気持ちはジェイミソンにも伝わったのがまた良かった。フォイルはこの台詞の前に、自分にも「若いパイロット」をしている息子がいると前置きしていたから尚更です。フォイルとて、傷ついた兵士をなおざりにしているのではない、否、誰よりも人命を尊んでいるのです


そして、これまた常に人命を尊重すべき医師=レンは、最初はシラを切ろうとしましたが、良心の痛みに耐えかねてついに自首してきました。が、真相は前述したとおりだったため、レンの罪は殺人未遂にしかなりません。その上フォイルは粋な計らいをしてくれます。フォイルはレンに借りがある、レンが手術をしなかったら、ポールは今ここにいなかったと言ってレンを見逃してくれたのです


I also believe that I'm in your debt since it seems I wouldn't have Milner if it hadn't been for you.


それにこれは、ポールが前もってフォイルに、レンが癒してくれたのは脚の怪我だけではない、もう一度警官としてやり直せと励ましてくれた(心の傷も癒そうとしてくれた)と告げていたことも大きかったことでしょう。レンが言っていたようにあれはあくまでも衝動から出た行為であり、決して殺意はなかったのだと信じてくれたのです。


さて、これで殺人犯は明らかになりましたが、まだ「妨害」(sabotage)の犯人が残っています。これは~予想通り?山カンですが(;´・ω・)~ロウカッスル夫人でした。夫人は、屋敷を追い出されたSirマイケルが不憫でならず、しかも彼が真剣なまなざしで拳銃を取り出していたのを見て、何とかして屋敷を取り戻そうと考えたのだそうです


フォイルは、冒頭でも触れたように、ロウカッスル夫人が、石像を落とした犯人があたかもレンであるかのように証言したことで薄々気づいていたようです。ロウカッスル夫人は、部屋の中から「階段を上がる足音が聞こえた」と言ったのですが、階段には絨毯が敷いてあるため、足音は聞こえないのだそうです


また、これは予告にあった通り、ロウカッスル夫人は大量のモルヒネも盗み出したそうです。それを川に捨てたため、フォイルが釣りをしていた時に大量の魚が浮かんで流れてきました。これを網ですくって署に持ち帰ったフォイルが、警察医に調べさせたのは楽しかったですね。こんなテクニックはいただけないとお叱りを受けたそうです(He says you should change your fishing technique)。


フォイルは全てを知った上でSirマイケルに自首を勧めに行きました。そうすればロウカッスル夫人が自白すると分かっていたのでしょうね


これを聞いたSirマイケルはひどく悔み、フォイルに過去の苦い体験を明かしてくれました。先の大戦の英雄として知られたSirマイケルですが、実は、あまりの戦争の悲惨さに嫌気が差し、自分で自分の足を撃ってわざと戦線を離脱したのだそうです


これを、Sirマイケルの当番兵だったマーティンは黙っていてくれたそうですが、ただ一人、息子のドレークには明かしたため、ドレークはそれをネタにずっとSirマイケルを脅していたのだそうです。だからやはりSirマイケルもドレークを殺しかねなかったのです。何とも酷い男ですよ


そのドレークを殺し損ねた(?)アンドリューもまた、以前のSirマイケル同様、すっかり参っていたようですアンドリューが限界に達した(;´・ω・)。アンドリューは軍を抜け出し、こっそりサムの家にやってきてそこに居座ってしまいました。サムは何とかアンドリューを軍に帰そうとしますが、アンドリューの決意は変わりませんこのままじゃあ軍法会議(court martial)にかけられる!


これを救ってくれたのは、意外にも、アンドリューの上官のターナーでした。ターナーは既にアンドリューの心の病に気づいており、もうアンドリューにパイロットを辞めさせて、職業訓練部隊(OTU=Operational Training Unit)の教官かつ大尉に昇進させるつもりでいたのだそうです。が、それを伝える前にアンドリューが逃げ出してしまったため、仕方なくフォイルに助けを求めにやってきます。午後2時までに戻れば、私がなんとかする。


ターナーは、アンドリューの病を「combat fatigue」(戦争神経症)と称していました。これを聞いたフォイルは早速、気まずそうにしていたサムに問いただし、アンドリューを呼び出します


フォイルは、Sirマイケルの例を語り、お前も同じ状態だが、お前には理解してくれる人がいると励ましました


Sort of like another way of getting burned. He gave me the opportunity. Sam helped. And all three of us have your best interests at heart because we care about you.
おまえは心を火傷したようなものだ。ターナーはチャンスをくれた。サムも手伝う。私達3人ともがおまえを心から案じている。なぜならお前を大切に思っているから。


Sirマイケルもアンドリューも、そして何とか失明を免れたウッズも皆、まさに「Enemy Fireによって、心や体に大きな火傷を負ったのです。これまた実に深いタイトルだったとしみじみ感心してしまいますEnemy Fireの意味が分かった( `ー´)ノ


もちろんアンドリューはすぐに軍に戻り、めでたく現役を離れることになりました。今度の勤務先はデブデン基地で、そう遠くはないそうです=サムともまた会えるということです


You're no longer on ops(=operations units), Foyle. You've done enough, more than enough. You were a cheeky sod but you're a fine fighter pilot. And you've grown and strengthened and I'm glad you've made it.
もう出撃しなくていい。今まで十分よくやってくれた~十分すぎるほどだ。君は生意気なヤツだったが、いまや立派な戦闘パイロットだ。よくぞここまで逞しく成長してくれた。


また、たとえ「癒えない傷」を負ったとしても、愛する人が側にいてくれたら立ち直れる~今回はポールもそう教えてくれました。ウッズが大やけどをしたことで、以前の、自分が愛したウッズとは別人になったと恐ろしくなったアン・ボルトンに、ポールがこう言ってくれたのです。自分もまた酷い怪我を負ったが、中身はまったく変わらない。


I'm the man I was before. I haven't changed. Woods won't be the same if you leave him.


なかなか恋人のアンが見舞いにこないことで、ウッズはどんなに不安だったことでしょう。それでも、負傷後に初めて目にしたのが、そのアンの顔だったのは、アンを励ましてくれたサムやポールのおかげですね


これだけでも十分感動的だったのですが、これには完全にノックアウトされてしまったおばさんです。ジェイミソンのやり方にいちいち難癖をつけていたスマイズ大佐が、ついにジェイミソンを認めてくれたのですスマイズ大佐もイイ人だった(^^)/


I've pointed out that you are arrogant, ill-disciplined, disrespectful, that you run this place entirely as a law unto yourself. I have also made it clear that you get results and that the patients have a great deal to be thankful for.
ジェイミソンは傲慢で礼儀をわきまえず、規律を守らないうえ、自己流の病院運営をしているが、治療においては結果を出し、患者たちから深く感謝されている


だから、これからも治療を続けて良いとのお墨付きが出たのは嬉しかったですね~。これでSirマイケルも昔の贖罪を兼ね、フォイルの勧めに従って病院で働けるとよいですね。


ほ~また今回も(自分好みに)語るに語ってしまいました。いつも長々と暑苦しいところ、お読みくださいまして本当にありがとうございます。来週はお休みだそうですので、また再来週の放送を楽しみにしておりまする刑事フォイルが楽しみ~(≧▽≦)

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