2017/12
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香取慎吾さん主演の日曜劇場、【家族ノカタチ】は、前回の1話よりこの2話の方が共感しやすかったです。以下、簡単なネタバレを交えた(ちと辛口の)感想文です


今だから言えますが、1話はいかにも「ステレオタイプな幸福=家族愛」を押し付けられた気がして、正直なところ、あまり楽しめなかったのですよね~。西田敏行さんは大好きですが、この陽三はかなりうざったくて、心底大介に同情してしまったほどです。でもその大介も、大いに共感するとは言い難く、ドラマとは言え、あまりにも両極端な設定に、実はかなり引いてしまったおばさんでした


でも2話目に入ってその極端さが少しだけ和らぎ、双方ともに歩み寄る余地があるように思えたので(というより、ステレオタイプが崩れてきた)、まずまず楽しくなってきました。中でも、葉菜子のあの言葉がよかったな


選択肢が少なかった時代の方が、むしろ幸せだったのかもしれない=疑問を持たずに既存の価値観を受け入れられた


これぞまさに禁断の果実を食べて賢くなったアダムとイブの悩みでござるね


葉菜子も大介も、今の自分たちの生活が100%と考えている訳ではないのでござる。今自分が置かれた立場で送りうる最高の生活をしたいと考えて、あそこに辿り着いたのですよね。結婚する自由も、子どもを持つ自由もあるけれど、自分は結婚しない自由を選び、子どもを持たない自由な生活を満喫している~それもちゃんと彼らなりの覚悟があってのことなのです


それを、ただ単純に、結婚=幸せ、子ども=宝、と頭ごなしに押し付けられるだけでは、やはり反発しか覚えません。だったら、結婚がどれだけ幸せなのか、子どもはなぜ宝なのか、身をもって示してくれなきゃわかりませんよね。実際に、陽三はその昔、決して良い家庭人ではなかったし、葉菜子の母律子も父親をひとりにして上京してきているのに、そんなふたりに、

結婚しろ

と言われても、ハイそうします、と言えるほど、ふたりは幼くありません。ふたりとて、考えに考えた末で選択したことなのでしょうから


でも、そうやってひとり暮らしを続けてきたことで、大介が、他人の心が分からない「身勝手人間になってしまったことは事実の様です


今回大介は、浩太の伯父と名乗る男性から連絡がきたことをこれ幸いに、すぐに引き取ってもらうよう手配したのですが、よくよく聞いてみると、その伯父は、大介を施設に預けるつもりのようなのです


でも確かに、その伯父の言うことももっともなのです。何せ陽三は、恵を探すという口実で大介を東京に連れてきたため、大介を学校にすら通わせておりません。しかも陽三の年齢=70歳を考えたら、いつ何があってもおかしくない、と考えるのが普通です。そんな陽三に預けておくよりは施設の方が確実だ、というのも正論です。


が、大介は、そんな大人の理屈と都合でずっと翻弄され続けてきた浩太を見捨てることができなくなります。いくら戸籍上とは言え、弟を施設にやる訳にはいかないと、浩太を連れ戻しに行きました。これはもちろん葉菜子から、


(幼い子供が施設に行かされるというのに知らん顔するなんて人としてどうかしている)


あんたみたいに自分のことしか考えられない人間がいるせいで、結婚しないと成長しないって言われんの!


と責められたこともありますが、確かにこの指摘はかなり的を射ていますが、でも大介は、ひとりで暮らすことに慣れ過ぎて、大介の気持ちまで考えが及ばなかっただけなのです。それでもその事実さえ知れば、学校ぐらい自分が通わせてやる!と約束しちゃうのですから、本来は悪人ではないのです


むしろ、口ではお上手ばかり言って本心を見せない偽善者や、カチコチのステレオタイプ人間より、おばさんはこうした変わり者の方が好きですよ~。不器用でぶっきらぼうだけど実は優しい大介は香取さんにピッタリですね


またそんなお子ちゃまとは一線を画した葉菜子は、まさに

「クールビューティー

です。葉菜子の言動から彼女をそう評し、あれで大介と同期だという佐々木彰一(荒川良々)はなかなか見る目がありますが、まあ相手にはしてもらえんでしょうな。この佐々木と陽三の絡みは文句なしに楽しいですね


また今回は、葉菜子の元夫=高瀬和弥(田中圭)も姿を現しました。どうやら高瀬はまだまだ葉菜子に未練たっぷりのようですが、葉菜子は離婚の原因を誰にも明かそうとしません。そう言えば葉菜子は、あのマンションをひとりで購入したそうです。そこまでの覚悟をして一人でいるのは大したものです。単に「赤毛のアン」に憧れて、寿退社を夢見ているアホな後輩莉奈なんかと比べんといてほしいわbye


そんな葉菜子に母の律子はこう言います:


貯金よりも「ワクワクする気持ち」のほうがよほど人生楽にしてくれるわよ


確かにそれももっともな意見だけど、自分で貯金しなければ老後が不安でたまらないようなひどい日本を作ってきた人間に言われたかないわ、と思っちまうのはおばさんだけでございましょうか


と、まずまず楽しくなってきたところで家族ノカタチは次週もとっても楽しみです


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