2017/12
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わたしを離さないでNever Let Me Go)】も先ほど3話を見終わりました。以前は朝起きるとすぐ、朝食前に見ていたのですけど、これは食べた後じゃないと精神的にもたんと思い、今日は準備万端整えてからじっくり見させてもらいましたわたしを離さないでのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ。以下簡単なネタバレのあらすじですわたしを離さないでの感想♪


今回は、恭子たちが皆成長し、陽光学苑を卒業する直前の出来事を中心に描かれていました。彼らは、卒業後は2~3人一組でコテージなどに住むことになるのだそうです。これに備えて学校では、恵美子による「社会」の授業も行われるようになったそうです


「あの日」の恐怖は日々忘れられていき、子どもたちの関心はもっぱら卒業後の「新生活」に向けられていました。が、彼らは決してその恐怖を忘れたのではなく、できるだけ思い出さぬよう心に蓋をしてしまっていただけです


中でもトモこと友彦は、堀江から聞いた「外の世界での可能性」を忘れることなく、サッカーに打ち込んでいました。友彦は、外に出たらサッカー選手になるつもりなのだそうです。頑張って一流のサッカー選手になれば「提供」を免れるかもしれないじゃないか、恭子だって、得意の料理を生かして有名な料理人になれば、提供しなくて済むかもしれない!


友彦は、どうにかして自分の中に「提供」以外の価値を見出そうとしていたのです。その友彦から恭子は、一緒のコテージに行こうと誘われています。恭子は「恭子の決めたところでいい」と言った友彦の言葉をメモしてあのバスケットにしまいました


一方、堀江はあれからすっかり人が変わって廃人の様になっていました。子供たちに「夢」を語ることも無くなったようです。その堀江がこの友彦と恭子の会話を聞いて黙っていられず、ついに憤然と立ち上がりました


あなたたちに「提供」以外の未来などない。一生のうち何回か提供するのではなく、死ぬまで提供し続けるのよ。下手をすれば十代ですっからかん~死ぬんだから!あなたたちは壊れた部品を取り換えるための道具でしかない。


偽善者に騙されてはいけない。あなたたちは決して天使などではなく家畜と同様なのよっ!!彼らがあなたたちの面倒を見ているのは、莫大な補助金が出るからなのよっ!!あなたたちは食い物にされているのっ!


やはりこれは政府公認の事業だったのです


こうして子供たちは再び、自分が置かれた状況を突き付けられることになりましたが、生まれた時から従順であるよう「教育」されてきたため、この状況を突き詰めて考えることも、反旗を翻すこともできません。そこを鋭く突いてきたのが真実(まなみ~中井ノエミ)です


真実が、そんなことは薄々分かっていたことだと皆を馬鹿にするような口調で言うと、美和がこれに猛烈に反発しました。いつも自分だけは皆とは違うって顔して!!


すると真実は(その態度は)いつも美和がしているのと同じだとやりかえします。美和は幼い頃から「次郎先生」(山崎)と特別な仲だと皆に思わせていたものですが、その後もその態度は全く変わらず、今度は自分で購入した香水を、あたかも外の人間(山崎)から貰ったものだと得意げに思わせぶりをしていたのです。実際に山崎にも関係を迫っていたようです


皆の前に真実をさらけ出された美和を、いつも通り、恭子が庇いました。恭子は、美和が通ると臭い、通った跡が分かるなんて「なめくじ」のようだと真実が蔑んだ時も、それは自分が香水を借りただけだと庇っていたのです。


ちょっとくらい夢を見たっていいじゃない?ハッキリ言われるまでは希望を持っていたいって思ったっていいじゃない?そうじゃなければ可哀想じゃない!


美和の言うことを嘘だと薄々分かっていても、それを信じるふりをしていたのですね。常に皆の話題の中心になりたい美和を、皆心の底では疎んじながらも、それを表面には出さぬように振る舞っていたのです。その証拠に、(濱田ここね~大西礼芳)はこっそり恭子に、美和を除く珠代(本間日陽和~馬場園梓)と3人で一緒のコテージに行こうと誘っていました


そうやって逃げ続けるから何も変わらないんだって、私たちそこにつけ込まれてるんだって思わない?


それこそが洗脳なのでしょうし、往々にして事なかれ主義になりがちな我々日本人にとっては、実に辛辣で耳の痛い一言です


結局恭子は何もすることができませんでしたが、友彦だけは違いました。友彦は、堀江が退職すると発表した恵美子に、堀江の話は本当だったのかと尋ねます。が、恵美子はそんなことすら想定していたのか、自らの手にわざと火傷の跡を作っていたのを皆に見せ、堀江は精神を病んでいた、寮に放火さえしようとしたと話をごまかしてしまいます。だから、そんな人の話を信じてはいけない、と


堀江の言葉を信じて頑張ってきたこの数年は何だったのか、俺たちは本当に家畜同然なのか子ども時代のトモを彷彿させるシーン、湧きあがる不安と怒りを抑えきれずに暴れていた友彦を、恭子が抱きしめて慰めました


が、この様子を見ていた美和は、友彦を恭子から奪ってしまいます。美和は山崎から激しく拒絶されたことにショックを受け、その「穴」を友彦で埋めようとしたのです。美和は友彦が好きなんじゃなくて、皆から好かれている恭子が好きな友彦だから、彼を狙ったのでしょう


ドラマの冒頭(=前回の最後)で、美和は、自分が奪ったCDを恭子の目の前に置き、恭子自身の口から「美和が奪った」と言わせたがっていました。でも恭子は決してそうは言わず、CDはあくまでも自分が無くしたと言い張ります。


友彦のこともまた然りでしょう。美和は、自分が恭子の大切な物(人)を奪ったと言いたいし、それを恭子に非難してほしい、そうすることで自分を優位に立たせたいのでしょうが、恭子は決して美和の思い通りにはなりたくないと心に誓っていたようです。


美和の行為だけを見ればとても卑劣で、まさに彼女自身が言っていた通りの「空っぽの人間」なのですが、その境遇を考えると一概に責めることもできません。友彦が美和に籠絡されたのも、美和の中に自分と同じ「空洞」を感じたからなのかもしれませんずばり「hollowness」がテーマかな


結局恭子もまた友彦が好きだとは言いだせず、美和から、友彦と3人で一緒に住もうと言われたのを断れませんでした。


その後恭子がその共同生活でどれほど嫌な思いをしたかは、来週以降に明かされるのでしょうが、どうやらそのコテージに住んでいる間、彼らは「介護人」として働き始めることが知らされます。


彼らの役割は、最初から「提供」するのではなく、提供した人間の世話をするところから始まるのだそうです。それはいつも卒業時に知らされていたのが、今年は堀江のことがあったため、子どもたちには知らされなかったようです。ちなみに、後の恭子同様、珠世もずっと介護人をしていたそうですが、この度「提供」を求められたそうです。


また彼らは今後の様子も全て「監視下」に置かれるだろう点にも注目していきたいです。真実が突き止めたところによると、陽光学苑の子どもたちはその靴の中に「発信器」が仕掛けられていたのだそうです。ああ、だから恵美子自ら皆のを洗っていたし、あの時もすぐに居場所を突き止めることができたのですね。おばさんの記憶違いでなければ、この発信器も確かあのバスケットの中にあったはず。


この物語は確かに「臓器提供を前提に作られたクローン」というSFですが、そこに託されたメッセージは、日常に当てはまることばかりですわたしを離さないでがつらいけど面白い。「わたしを離さないで」は来週の放送も楽しみです。



上記で配信されているジュリア・ショートリードの歌う「Never Let Me Go」が特に印象的です



良い機会なので原書にトライしてみますか

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