2017/10
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ダウントン・アビーのあらすじと登場人物一覧はこちらからご覧いただけます: ダウントン・アビー あらすじと登場人物一覧


ダウントン・アビー4】(Downton Abbey S4)の第6話は「誕生日の波乱」です。いや~今回登場したチャールズ・ブレイク、どこかで見たことあるな~と思ったらなんと「刑事フォイル」のアンドリューでした!当時から十数年が経ったとはいえ、Julian Ovendenさん、随分お年を召されましたね~身長も縮んだ?


と、自分のことを棚に上げて&鍵かけて大変失礼をば申し上げました。以下、いつも通りの長々としたネタバレのあらすじですダウントンアビー4のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ。今回は特に「あのシーンを暑苦しく語ったため、長くなりすぎてしまったので、久しぶりに「続き」を使わせていただきました


まずはそのチャールズ・ブレイク(Julian Ovenden)から参りましょうか。前回久しぶりに顔を見せたイブリン・ネイピアが連れてきたのがこのチャールズで、彼もまた政府の役人、イブリンの上司にあたるそうです。


メアリーは、イブリンが相変わらず自分に好意的だったことから、チャールズも当然、経営者たちの力になってくれるものと思っていたのにそうではなく、彼らは食糧難を回避するため作物の生産量を調査することが目的だったと知らされます。So you don't care about the owners, just about food supply.


Mr Lloyd George is more concerned with feeding the population than rescuing the aristocracy.
ロイド・ジョージ首相は貴族階級を救うより国民に食糧を与える方により関心がおありだ


平然としてそう語るチャールズ。久しぶりに(?)歯に衣着せぬ人間に出会ったメアリーは、かなりカチンと来たようですが、自分から招いておいて今さら追い出すわけにもいかず、イブリンとチャールズはロバートの誕生日が終わるまでダウントンアビーに滞在することになりました。


彼らとの食事中、メアリーが、これから多角経営に乗り出す一環として養豚業に着手するにあたり、つい、

I can't help feeling sorry for the poor pigs
豚を殺すのは可哀想だ

と口にした際も、早速チャールズがこれをセンチメンタルだと揶揄してきます


Do you eat bacon? Sausages? Then you are a sentimentalist who cannot face the truth.
ベーコンは食べる?ソーセージは?食べるんだったら君は真実を直視できない感傷的な人間だ


ここはいかにも、マシューもそうだったように、出会いは最悪でも後々は~な思わせぶりが垣間見えましたが、果たしてどうなりますことやら


次はそのロバートの誕生日を口実に呼ばれたロータスクラブのバンド、もっと言うならジャック・ロスを見てまいりましょうか


前回の予告で、カーソンがジャックを見てひどく驚いていたのが気になっていたのですが、あれはジャックが黒人だったからのようです。アイルランド人でさえ敬遠されるイギリス貴族の社会ですから、その使用人も黒人を目にする機会がほとんどなかったのですね~。ドラマの中では誰一人使っていませんでしたが、この頃はまだ「negro」が通称だった時代だと思われます


カーソンなどはすっかり動転してしまい、こともあろうにこんな無礼で無知な質問を浴びせかけてしまっていました


Have you never thought of visiting Africa?
アフリカを訪ねたいを思ったことはないのか?


ジャックも、そんな質問には慣れてはいたようで、これにはうまくこう切り返します


And why should I go to Africa, Mr Carson? I'm no more African than you are.
どうして私がアフリカに行かねばならぬのですか?あなたがそうでないのと同様、私もアフリカ人ではありません


ふたりのやり取りを聞いていたエルシーが、よくぞカーソンの鼻を明かしてくれた(Well done!)とばかりに、でもやんわりとジャックに加勢すると、カーソンはムキになって、自分がいかに進歩的な人間かを示そうとします


We led the world in the fight against slavery. Remember Lord Henley's judgment of 1763? 'If a man sets foot on English soil, then he is free.'
イギリスは奴隷解放の先進国だ。1763年にヘンリー卿はこう宣言した~イギリスの大地を踏んだ瞬間、その者は自由だと。


個人的にも、イギリスの奴隷に対する考え方はカーソンの主張通りだと思っていたのですが、でも、この態度を見る限りでは、本音と建て前は違ったようです。これは後にロバートも一瞬ジャックの姿にハッとしていましたし、イーディスなどはあからさまに

Is it really suitable that Rose has brought this man here?
ローズがこの男をここに連れてきたのは適切かしら?

などと言って、ヴァイオレットにたしなめられていました。


そのヴァイオレットは、ジャズを聴いたのはこれが生まれて初めてだったらしいですが(あれがジャズだという認識すらなく=Oh, is that what it is?、ただ皆が好き勝手に弾いていると思っていた)、口では、やはりこちらも進歩的なところを見せていたようです。これは彼女(女性?)特有の好奇心の強さがそうさせたのかもしれませんね


We country-dwellers must beware of being provincial. Try and let your time in London rub off on you a little more?
地方に住んでいると考え方まで田舎者になってしまうわ。ロンドンでの見聞をもっと活かさなくては。


そこへ行くとイザベルやトムは大喜びで彼らを歓迎していました。特にイザベルは、いずれはアメリカへ行くというトムに向って、今や貴族がジャズを受け入れるまでに時代は変わったのだから、いずれはトム(アイルランド人)にとってももっと住みやすい社会になるに違いないと励まします。


Take heart from that. Before you throw in the towel.
タオルを投げる(諦める)前に勇気を出して!


今回はこのイザベルとトム、そしてメアリーが、それぞれの愛する人との出会いとその時の感情について語ったシーンが実に素敵でしたこのシーンは実によかった(≧▽≦)。イザベルは、アンソニー・ギリンガムが他の女性と婚約したと聞いて、メアリーにそれでよかったのかと尋ねてきたのです。あなたに不幸になってほしくない(I hope you don't mind. I should so hate for you to be unhappy)。


メアリーは、不幸ではないが、幸せになる用意がまだできていない~I'm not unhappy. I'm just not quite ready to be happy~のだと答えました。


するとイザベルは、マシューの父=レジナルドと出会った頃の思い出を話し始めます。イザベルはレジナルドが好きすぎて具合が悪くなったほどなのだとか。するとトムも、自分も同じだった、正気を無くしたか、催眠術にかかったようだった、と同意しました。


イザベル:
When I got engaged, I was so in love with Reginald I felt sick. I was sick with love.


トム:
It was the same for me. As if I'd gone mad, or been hypnotised, or something. For days. Weeks. All I could think about was her.
何日も何週間も彼女のことで頭がいっぱいだった


するとメアリーも、マシューがプロポーズした時のことを語り始めます


And me. I was standing outside in the snow. And I didn't have a coat. But I wasn't cold because all I kept thinking was "He's going to propose. He's going to propose."
私も同じだった。私は雪の中、コートも着ずに立っていたのにちっとも寒くなかった。頭の中は、マシューがプロポーズしようとしている、彼がプロポーズしてくれるってことばかりだったから。


トムとイザベルは、いかにも幸せそうなメアリーの顔を見て大いに喜びました


Well, aren't we the lucky ones?
私たちって幸運よね


これが今回最も感動したシーンでしたイザベルいいなあ( *´艸`)。ついつい暑苦しく語って申し訳ござらぬ


それ以外では、このイザベルとヴァイオレットの新たな「戦い」がまた面白かったですね~。ヴァイオレットは、以前のペーパーナイフに続き、象牙の根付(netsuke)が無くなったことで、またしてもペグを疑い、ついには解雇してしまいます。当然イザベルは黙っておらず、早速乗り込んできますが、ヴァイオレットは譲りません


が、その後その根付が、ヴァイオレットのところの使用人(ベティ)の掃除用バケツの中から出てきたことから、イザベルは、以前のペーパーナイフもどこかに紛れ込んだに違いないと確信し、ヴァイオレットの留守中に屋敷に乗り込んできます。執事のスプラットには、めまいがするから休ませてほしいとごまかしました


このイザベルの勘は見事に的中し、イザベルは椅子の背もたれの隙間に落ちていたペーパーナイフを発見します。見つかったと言ってもヴァイオレットは喜ばないかもしれないけど、と皮肉を言うのも忘れません


おそらくはその後ヴァイオレットから何も言ってこなかったため、またしても自分の間違いを認めないのか、と腹を立てたイザベルは、クラークソンを連れて再びヴァイオレットの屋敷に乗り込みますが、これは勇み足だったことが明らかになります。なんとヴァイオレットは、ペグを呼んで謝罪した上、彼を再度雇ってくれたのだそうです


ヴァイオレットが己の非を認めない頑固者だというのは、イザベルの思い込みだったようですね。こうしてすっかり元気になったイザベルの様子をロバートは喜んでいましたが、とばっちりを受けたヴァイオレットは、一言言わずには気がすみません。ロバートが、イザベルは、己の信念のために闘うのが好きなのだ(She likes to fight for what she believes in)と言ったのに対し、

Oh, no. It's not a matter of what she likes. It is her fuel.
違うわ。好きとか嫌いとかいう問題じゃなくて、それが彼女の燃料(活力)なの

とやり返します


そんなヴァイオレットも気にしていたモールズリーのその後ですが、今回ついにアルフレッドが繰り上げ合格となってロンドンに行くことになったため、ダウントンアビーにも欠員ができ、下僕として戻ってくることになりました


カーソンは、最後まで自分を称えてくれたアルフレッドに対し、いやいや戻ってくるような人間(willingじゃなくてeagerと言えばよかったのにね)はいらないと反対しましたが、かねてからモールズリーに同情的だったエルシーとパットモアが援護射撃をしてくれます。モールズリーが、使用人たちにお茶を入れてくれたのを見ては、さすがのカーソンもその意を曲げずにはいられません。


You can start tonight, move in tomorrow. And don't forget the gloves.
今夜から始めて、明日には引っ越してきなさい。それと、手袋を忘れないように。


実際に給仕にあたったモールズリーにヴァイオレットが、モールズリー、戻れて嬉しい?(Molesley. Glad to be back?)と声を掛けると、モールズリーが、殊勝にも、こう答えたのには大笑いです


Surprised, more like, My Lady. But I suppose I'll be called Joseph now
それよりも驚きました。マイレイディ。でも私は(今は下僕なので名前の)ジョーゼフと呼ばれるべきなのかと。


これまで何度も、そしてあらゆるサイトをチェックしたけど、このモールズリーのファーストネームが分かりませんでしたのに(それはパットモアも同様)、それがようやくここに来て分かったことには大喜びです


が、これにはヴァイオレットのみならず、コーラやロバートも「呼びにくいと反対し、カーソンの同意を求めたので、モールズリーは今後もモールズリーで通すことになりました。相変わらずこの辺は誰が主人か分かりませぬな


それ以外では、イーディスはやはり妊娠していたのに相変わらずグレッグソンからは無しのつぶてらしく、警察もついに捜査に踏み切ったらしいこと、コーラの弟のハロルドが、石油事業に手を出して大きな失敗をしたらしいこと(ここでフォード議員という名が挙がっていたことから、何らかの不正(利権)に関わったのかもしれません)、アンナとベイツの間に「秘密」があるらしいことをコーラが知り、それを聞いていたバクスターがこれをトーマスに報告したこと、などが挙げられるでしょうか。あ、そうそう、ローズがジャックとキスしていたのも、メアリーがシッカリ目撃していました


そのアンナとベイツが久々に夫婦で外食をしようとして高級レストランを予約したのに、そこの実に鼻持ちならない支配人が、今日はグランサム伯爵夫人の大きな会合があるから雑魚は相手にしない、と馬鹿にしてきた際、そのグランサム伯爵夫人=コーラがやってきて、二人は知り合いだと言ってくれたのが楽しかったですね。まったくスノッブなことこの上ない


また、ヴァイオレットの次に面白語録を誇るパットモアは、当時ハリウッドで活躍していたイタリアの俳優=ルドルフ・ヴァレンティノの話を聞いては

Ooh! He makes me shiver all over
おお、体がうずくわ~

とはしゃいでカーソンの顰蹙を買い(What a very disturbing thought~想像させんでくれ)、ジャズの演奏を聴いては、

Makes you want to jig about, dun't it?
そわそわしちゃうね?

と言ってはカーソンのダメ出しをもらっていましたCertainly not!(絶対にあり得ん!)


が、アイビーがジミーに無理やりキスされたという話には、いかにも先輩らしい蘊蓄を語ってくれます


How many women have said that since the Norman Conquest.
ノルマン・コンクエスト(ノルマン人の英国征服)以来、どれほどの女性が男に騙されてきたことか。


そのアイビーのせいで、アルフレッドがロンドンへ行ったと嘆くデイジーも気の毒でしたね。ジミーじゃなくてアルフレッドを選べばよかったなんて、今さら虫がよすぎる、自業自得だ、と


ふぅ~これで何とか大体語ったかな。相変わらずてんこ盛りで、ブロガー泣かせのドラマでござる


来週は特別番組(ダウントン・アビー~知られざる貴族の作法)の放送で、本編はお休みらしいですが、再来週にはまたあのグリーンが登場するようです。殺すのは論外だけど、一発お見舞いぐらいはしてやりたいですね~ダウントンアビー4が楽しみ(^^)/ダウントンアビー4は続きが待ち遠しいですね


  
英文のスクリプトです。ダウントンアビーファンなら是非手元に置いておきたいですね



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Comments 2

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色鉛筆  
はじめまして

いつも楽しく拝見しています。「ダウントン・アビー」を字幕で見ているものの、英語はさっぱり分かりません。ここでは英語のセリフを勉強できるので、ためになっています。

ところで、パットモアさんのファーストネームですが、Beryl Patmoreベリル・パットモアです。ウィキペディアに大抵書いてありますよv-13

シーズン4は終わってしまって、とても悲しいのですが、こんさんのブログを読んで改めてストーリーを噛みしめています。ヴァイオレットとイザベルとのやりとりは本当に楽しいですし、メアリーのマシューからのプロポーズを語る場面も思い出すと泣きそうになってしまいます。

個人的に詳しく書いてあるこんさんのブログが本当に大好きなので、これからも楽しみにしています!

2016/03/24 (Thu) 11:36 | EDIT | REPLY |   
色鉛筆さんへ  
He's going to propose! x2 ですね(^_-)

色鉛筆さん、はじめまして^^
いつもブログをご利用いただいているとのこと、ありがとうございます♪

そうなんですよね~パットモアさんの名前ですが、
実は以前調べて既に登場人物リストに書いていたにもかかわらず(汗
自分がすっかり忘れていただけだったことに後になって気づきました(苦笑。
(実はモールズリーも・・・爆)
も~おっちょこちょいが服を着て歩いている代表例ですv-14

でも、詳しく読んでくださって
&思いだせてくださって嬉しいです~ありがとうございます。

>メアリーのマシューからのプロポーズを語る場面

あれは本当に素敵なシーンでしたよね~。
分かります分かります。メアリーの声がいまだに耳について離れません(;O;)。

大好きなドラマについては暑苦しく語りたい方なので(^^ゞ、
そう言っていただけて幸いです。

シーズン5の放送が楽しみですね~(^^)/。こん

2016/03/24 (Thu) 13:07 | EDIT | REPLY |   

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