2017/11
<<10  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  12>>

奥田英朗氏原作のサスペンスドラマ、【ナオミとカナコ】は6話も面白かったですね~


ナオミとカナコは完全犯罪を成し遂げたという達成感に浸りながらも、やはりどこかに罪悪感がくすぶっている様子や、その「完全犯罪」も実はちっとも完全ではなく怪しむべき点が大いにある、それを陽子が1つ1つ明らかにしていく様子が、いかにもリアルで迫力がありました。以下ネタバレのあらすじ感想文ですナオミとカナコのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


まずは前回の続きから見てまいりましょうか。ナオミは斎藤順子の家でことぶき銀行の支店長と山本から、カナコは自分のマンションで陽子からの追及を受けていたところです


ナオミの方は、順子が服部達郎を覚えていないことに動揺しますが、そのうち順子が~期待通り「お米の人」を思い出してくれました。それがいつだったかも「不燃ごみの日=木曜日」として記憶されていたのは幸いでしたね


ナオミが順子の認知症について自分からは一切語ろうとしなかったことも効果的だったようです。VIPのプライバシーを明かさないナオミの立場を理解した山本たちが、これまたオブラートに包んだ物言いで順子の病について指摘したのがいかにもリアルでした。


斎藤さまは記憶に曖昧なところがあるとお見受けしたが、服部はそれに気づいていたのでしょうか?


詳しいことは言えないと言いながら、大変心配していただいていたと答えたナオミに、支店長は、今回のことは銀行で対処するから、決して口外しないでほしいと頼みました。それこそナオミにの思うツボです


一方のカナコは、陽子から驚きの事実を聞かされていました。達郎はあの日「殺される」と電話をしてきたというのです。当然カナコは、自分達の計画が知られていたのではないかと内心気が気ではありませんでしたが、陽子は続けて、達郎には破格の昇進の話があったのだと明かしました。


そんな人間が横領などするはずがないと思わない?


陽子はナオミの職場にも仕事を口実に押しかけてきて、ナオミが金曜日に京都に泊まろうとしなかったのは、カナコに必要とされていたからなのではないかと詰問してきます陽子が怖すぎ!


陽子は、カナコが達郎の昇進の話を知らなかったことから、ふたりの夫婦仲は冷え切っており、ナオミはカナコから相談を受けていたのではないかと推理したようです。そしてもちろん、口には出しませんが、ナオミとカナコが何らかの形で達郎の失踪に関わっているに違いないも疑っていたはずです。


翌日カナコはことぶき銀行に呼ばれ、ATMの防犯カメラに映った写真を見せられました。達郎に扮した林の姿を見て、夫だと思うと答えるカナコに、山本はいかにもガッカリしたように、これから監査と労務が入って達郎の関わった仕事が洗いざらい調べられることになると伝えました。数日後には正式な結果が出るそうです。


カナコから報告を受けた達郎の母、恵津子は、それは絶対に達郎ではない、母親の自分が見れば分かる、と言いだしますが、カナコは数日後に詳しい調査結果が出ると言って、何とかそれを押しとどめました。じゃあ、うちの方に来てもらってちょうだい。


そしてその調査結果が出た日、陽子も実家に戻ってきました。達郎の両親と陽子、そしてカナコがいる中、銀行側は、達郎が土曜日に日本を出国して上海に行ったこと、達郎が1千万を引き出した斎藤順子は認知症を患っていることを報告します。銀行側は、ナオミの思惑通り、達郎は1千万を横領した上、そこから200万を引き出して国外逃亡を図った、という結論に達したようです。


この結論に承服しかねた恵津子は早速、警察に調べてもらうと息巻きますが、銀行側は、銀行員の横領が世間に知られると信用問題にかかわると切り出して、これを思いとどまらせようとします。今回の横領を事件沙汰にされますか?


この現実味を帯びた言葉に、達郎の両親が一瞬言葉を失ったその時、カナコが、夫の処分はどうなるのだと尋ねました。達郎は、3カ月の休職扱いとなり、その間本人が現れなければ懲戒解雇となるそうで、斎藤の1千万のうち200万はカナコに負担してもらうことになるそうです。


まさか達郎が殺されているとは思いもよらない両親にしてみれば、警察沙汰になるのと穏便に済ませるのでは、当然後者が望ましいに決まってますよね。でも陽子はここで昇進の問題をぶつけてきます。昇進が決まっていたにもかかわらず、横領するなどおかしいと思われませんか?


~細かいことをあげつらうようで恐縮ですが、達郎が自分の昇進を知ったのは、あくまでも金曜の夜なのですよね。だから、それ以前に横領と逃亡を企てていたとしても、何ら不思議はないのでござる。昇進の話を聞いて、横領の証拠をもみ消そうとしたが無理だと観念して逃げた、とも言えなくはないはず、なんちって


銀行側は、確かに通常ではありえないだろうが、ストレスの多い銀行員の失踪はそう珍しいことではないと、陽子の反論を退けました。が、陽子はこの時、山本が困ったような顔をしていたのを決して見逃しませんでした。それに達郎は中国語が話せないそうで、もし逃亡するとしても土地勘のない上海になど行くはずがないと考えたそうです。


その山本が後に陽子に語ったところによると、あの金曜日、昇進が決まったのは山本も同様だったそうで、ふたりはこれからも頑張っていこうと言葉を交わしていたのだそうです。だから山本も達郎の失踪を疑っていたことが判明します


それに~ここからがまた面白かったですけど~銀行員である山本の目から見ると、この一件はおかしなことばかりなのだというのです


まず、ことぶき銀行では、1千万以上の取引は全て支店長が目を通すことになっているらしいのですが、その日は支店長が急きょ外出することになったため、見過ごされてしまったのだそうです。もし達郎なら、そんな偶然を利用するはずがない、というのが山本の考えです。


~でも逆に、急な外出を好機到来と捉えて横領に踏み切った、と言えなくはありませんかね


またATMでの引き落としも解せないそうです。限度額があるのを知っていて2度にわたって引き出すなど、そんな非効率的なことをするのは考えにくい、ましてやATMには防犯カメラもついている、それならいっそ、別の銀行に口座を開設して、1千万まるごとそちらに移した方が効率的だ。それから窓口で下せば、ことぶき銀行の調査が入ることもない、というのです。


これまたお言葉を返すようですが、最初は百万で済むと思ったけど、やはり思い直してもう百万おろした、とも考えられますよね~お、思わずナオミとカナコの代弁者になってしまいました


とはいえ、このATMの防犯カメラの件はぐうの音も出ません。ここはどうひいき目に見ても、防犯カメラに達郎の姿を残す必要があったから、つまりはアリバイ作りとしか考えられないからです。もしやATMに写った達郎は偽物だったのかもしれない~当然陽子の考えもそこに辿り着くはずです


また陽子は、マンションの管理人が土曜に出ていく達郎の姿を見ていない、代わりにナオミとカナコが出ていくのを見たと語ったのを聞き、マンションの防犯カメラをチェックしたいと言い出すようです。この映像は確か3週間保管されているのですよね


こうして強敵=陽子が着々と推理を進めているとは思いもよらないナオミとカナコは、何とのんきに旅行に出かけてしまいました。カナコが実家に帰るという名目で、ふたりの故郷である富山を旅していたようです。美味しい物を食べて温泉に浸かる、大仕事をやり遂げた後ゆっくりしたいという二人の気持ちは分かりますが、さすがに脇が甘すぎますよね~


でも、その旅行に行くにあたって、これまで達郎好みの「清楚な服装しか許されなかったというカナコが、ラフな格好で現れ、しかも、結婚指輪を外し、ナオミ同様ペーパードライバーだったのに、途中で運転も代わる、しかも

「水を美味しいと感じられた

ことは、実に喜ぶべきことでした。が、旅館のテレビで、誰かの死体を埋めた犯人が捕まったのを見た仲居が、

悪いことをしたら必ず罰せられる

と口にしたのを聞いては、やはり平静ではいられないのも事実です。


ここに来てこんなことを言うのもなんですが、達郎を殺す前に、やはりどこかに助けを求めるという手段はとれなかったものでしょうか。以前ナオミが勧めていたシェルターや弁護士、市民団体を、どうせダメだと諦めずにとりあえずは頼ってみることはできなかったものだろうか、と思わずにはいられません


特にこの後ふたりが、長年夫のDVに苦しみながらも、その夫の死後はまるで人が変わったように明るくなったナオミの母に会った時、ますますその思いは強くなりました。カナコは、あんな風に一点の曇りもなく明るい表情を浮かべることができるのか、とついつい思ってしまいます。達郎は確かに極悪人だったけど、その裁きを法に委ねることは果たして本当にできなかったのでしょうか。


ここはやはり、正々堂々罪を償う(もちろん情状酌量付)ことが必要なのかもしれませんね~。まあこれはドラマなので、最後まで逃げ切っちゃうかもしれませんが


さて次はお楽しみの李朱美に話を移させていただきまする


朱美はこの度またしてもナオミを引き抜こうとしてきました。それは、ナオミが今回のことを成し遂げたことで一皮むけたのを見て取ったからのようですね


オダサン、ササトウチニキナサイ。オモイキテケツダンデキール、イマノアナタナラ。アナタノカオ、ミレバワカルネ。イイヘンジ、マテルネ!!ワタシ、スッカリオミトオシアルヨ!( `ー´)ノ


そう言いながらも何やら判子押しに余念が無いところも絶妙のリズム感でしたね。トントン、トン、トントン、トンナオミとカナコの李朱美がサイコー!


ナオミはでも、朱美のもとに行く気はないようで、本格的にキュレーターの仕事を探すと語っていました。代わりにカナコにその仕事を勧めていたようです。朱美ならカナコの良さを引き出してくれそうで、ふたりは良いコンビになれそう


ナオミとカナコが、何の憂いもなく胸を張って堂々と、そして自由に生きていけるよう心の底から願っております。続きもとっても楽しみです



視聴を終えたら原作も読んでみたいですね


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

関連記事

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございますこれまでに書いた記事はこちらからもお探しいただけますのでどうぞご利用くださいませ→視聴ドラマインデックス

《他にもこんな記事を書いています♪》

コメントをお寄せいただく際はおばさんからのお願いをご一読いただければ幸いです

Comments 4

There are no comments yet.
右京  
No title

はじめまして、右京と申します。
最近毎朝、「百済の王 クンチョゴワン」が放映されており、大変面白くていろいろ検索していたところ、貴ブログにたどり着きました。
「韓ドラおばさん」のブログを、わたくしのブログで紹介させていただいてもよろしいでしょうか?またよろしければ、リンクもさせていただければ嬉しいのですが、いかがでしょうか?

2016/02/19 (Fri) 13:44 | EDIT | REPLY |   
右京さんへ  
はじめまして^^

右京さん、はじめまして^^
この度はご丁寧なごあいさついたみ入ります(__)。

百済の王クンチョゴワンは、
私も最終回でいたく感動したことを思い出します。

当ブログをご紹介いただけるとのこと、こちらこそ恐縮です。
リンクもお好きなようにしてくださって結構です。
わざわざご丁寧にお声掛けいただきましてありがとうございました^^。

こん

2016/02/19 (Fri) 16:06 | EDIT | REPLY |   
右京  
No title

先日コメントをさせていただきました、右京です。
遅くなりましたが、本日(2/22)私のブログに、
こんさまのブログの紹介記事とリンクをさせていただきました。
お読みになりまして、不適切な内容や不愉快な文面がありましたら、
すぐに訂正や削除・修正を致しますので、もし該当がありましたら誠にお手数ではございますが、わたくしのブログの方に鍵付きで構いませんので、コメントをいただければ幸いです。有難うございました。

2016/02/22 (Mon) 20:02 | EDIT | REPLY |   
右京さんへ  
ご丁寧にありがとうございました

右京さん、ご丁寧にありがとうございます♪
そちらに伺いもせず、大変失礼いたしました(__)。

異論なぞ、まったくございませんです。
細やかなご配慮、まことにありがとうございました^^。こん

2016/02/23 (Tue) 07:22 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply

Designed by Akira.

Copyright © 韓ドラ大好きおばさんの「言いたい放題いわせてヨ!」 All Rights Reserved.