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刑事フォイル(Foyle's War)
 ミステリー・リーガル・アクション・サスペンス

刑事フォイル(Foyle's war)あらすじと感想 第24話 不発弾(後編)

刑事フォイルFoyle's War)のあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます: 刑事フォイル(Foyle's War)あらすじと登場人物一覧


刑事フォイルFoyle's war】の24話は「不発弾」の後編です。英語のタイトルとなった「A War of Nerves」(神経戦)というフレーズも劇中で実際に使われていました。ハモンドによると、不発弾はドイツによる「神経戦」のための手段のようでございましたね


今回は、普段はあまり話さないリバースのこの言葉が特に印象に残りました


I don't understand it. People killing each other in war time!
戦時中、同胞が互いに殺し合うなど信じられない


確かにその通りではあるものの、平和な時なら決して罪など犯さないだろう人物が思いもよらない行為に走ってしまうこともまた、戦争が引き起こした罪と言えるのではないでしょうか。皆、ギリギリに追い詰められながらも何とか必死で生きてきたというのに、実に痛ましい結果になってしまったものです。以下ネタバレのあらすじです。


まずは気になっていたあの大金ですが、やはりアーチャーたちが全て着服してしまっていました。それも、疑わしく思えたアーチャーは反対したにもかかわらず、規律にうるさそうだったハモンドが乗り気だったのだそうです。彼らは、倉庫内に落ちた不発弾の中身を出して、そこに金を詰めて運び出したそうです。


が、その不発弾の中身が倉庫に落ちていたことがポールのレーダーに引っかかります。彼らは信管(fuse)だけ抜いたと言っていたのに、なぜ爆弾の中身が落ちていたのか?


その後ハモンドたち3人はキングズヘッドに集まってこの金のことについて話をしたのですが、その時の支払いが5ポンド札(£5 note)だったというのもこのポールの疑念に拍車を掛けます。バーテンダーも、金持ちのおばさんがヨットか城でも残したんじゃないか、と言ったほどです。


一方、その金の持ち主はやはりタルボット兄弟だったようです。前回、ハモンドたちが倉庫に向かう際、あまりにも落ち着いていたのでてっきり無関係なのだと思ったのですが、単に面の皮が厚いだけだったのですね~


彼らは、隠しておいた大金が盗まれたことを知って即、アーニーを拉致し、拷問して金の在りかを吐かせようとしたようですが、アーニーが口を割らなかったため、残忍にも彼を殺してしまいます。これを知ったリバースが言った台詞が、最初に引用させていただいたものです。


アーニーに恋人はおらず、その両親は北のカンブリアに住んでいるそうです。日本で言うと北海道と九州のようなものでしょうか。アーニーは以前、郊外の家庭菜園に埋まった不発弾を処理していた最中、ちょっと水を飲みにその場を離れたその時、これが爆発して、同僚は木っ端みじんに、自分は鼓膜をやられてしまったのだそうです


アーニーの死に驚いたアーチャーはますます怯えてしまい、警察に金を渡すべきだと主張しますが、ハモンドはこれを聞き入れません。それどころか直接タルボット兄弟のもとへ出向き、アーニーを殺したのはお前たちだろうと問い詰めます。


が、彼らが決して認めようとしなかったことから、ハモンドは、金は返すが、その代わりに口止め料として自分とアーチャーに100ポンドずつ、そしてアーニーの葬式代として50ポンドをよこせと要求しました。


このハモンドが明かした不発弾処理班の実態も何とも気の毒な話でした


最初の頃はヒッチハイクで現場に向かっていたという彼らは、一度も専門的な訓練を受けたことが無く、何度も仲間を死なせながら、実地で解体の術を習得してきたというのです。ハモンド自身、元々は土木技師であり、非戦闘労働部隊(the Non-Combatant Labour Corps)に所属していたのだそうですが、何とか国に貢献したいと思い立ち、不発弾処理を志願したのだとか


この爆弾処理班に入ったら寿命は7週間と言われたそうですが、ハモンドは、仲間の犠牲から学んだおかげで、何とか9か月も生き延びていたそうです。まさに「A War of Nerves」です


またハモンドは、電気式信管を発明したドイツ人のルーレマンは開戦前ロンドンにいた、と明かしました。イギリス政府は彼を航空ショーや飛行機工場に見学にも行かせ、貴賓としてもてなしたのだとか。


He was a guest of honour. And we're mincemeat.
スパイは主賓で、俺たちは粉々に吹っ飛ばされる


そんな話を聞いても何とも思わない金の亡者のタルボット兄弟は、1銭たりともハモンドにやる気などありませんでした。ハモンドが約束の金を入れたスーツケースを持参してきたのを、以前アーニーを殺させた仲間に命じて殺させようとします。が、ハモンドはそんなことはおそらく百も承知だったのでしょう。撃たれて息も絶え絶えのハモンドが彼らに


Aren't you going to count it?
金を数えないのか?


と言って、スーツケースを開けるよう促すと、何とそのスーツケースには爆弾が仕掛けてあったらしく、ケースを開けた途端、ものすごい爆発音とともに皆吹き飛んでしまいます


国のために命を掛けようとしたのに、その国からないがしろにされている実態に腹を立て、それでも市民のために毎日神経をすり減らしていたハモンドが一生楽に暮らせる大金を見てつい魔がさすのも無理はありませんし、後に我に返った時、そんな自分を恥じて、死を選ぼうとした気持ちも察するに余りあります


もし自首をしたら、残りの人生をずっとレディング刑務所の踏み車(treadmill)の上で過ごさねばならない、とオスカー・ワイルドのバラード(The Ballad of Reading Gaol)を引用するほどの文学青年だったらしいのに、何とも痛ましい結果となってしまったものです


今となっては「死人に口なし」となってしまったタルボット兄弟の悪事はでも、フォイルとポールが見事に暴き出していました。フォイルが、ローズ警視監にせっつかれて、タルボット造船所の組合代表であるウッドゲートに会いに行ったところ、ウッドゲートは、造船所の社員は総勢で200名とちょっとだと明かしたことがきっかけです


以前タルボット兄弟から聞いた話では400名だったことから、ウッドゲートから組合員が143名だと聞かされたフォイルは、それなら全体の半数ほどだと答えたのですが、その際ウッドゲートは、フォイルが数字に強くない、造船所の社員は全部で200名だから、ほぼ7割だと言い返したのです


Your maths isn't up to very much, Mr Foyle. There are just over 200 people at Talbot's. 70% are with me.


400名だとしても、143名なら35%ですから、確かにフォイルは計算には強くないかもしれませんね


これで本格的に社員名簿を調べたところ、以前のイアン・キンブル同様、既に死亡した人間の名前が多く存在したことが発覚しました。なんとタルボット兄弟は、従業員を水増しすることで人件費の架空請求をしていたのだそうです。The Talbots have been claiming wages for about 400 people from The Ministry of Shipping. 彼らの給与は海軍省から支払われていたようです


だからこそ、その人数に見合うだけの仕事をさせなければならず、長時間労働や、女性の低賃金(男性の半分)が発生したものと思われます。それでウッドゲートは、レイモンド・カーターの教えを乞いたかったのでしょう。ハモンドたちが盗んだ金はその兵舎から見つかり、政府に返金されたそうです。


また、資材を横流ししていた「イアン・キンブル」も同じように名前だけ載っていた従業員だったに違いありません。というのも、前回イアン・キンブルと名乗った人間の本名はウィリアム・メイソンだったそうなのですが、ウッドゲートは、イアン・キンブルは知らなくても、ウィリアム・メイソンなら知っていたからです。メイソンはどこかでキンブルの名前を知って、それを利用したのですね~きっと


資材の横流しそのものは、このメイソン単独による犯行だったようです。妻のジョアン(Lynda Rooke)も夫の犯行には気づいていましたが、他の仲間は特に明かされませんでした。


このジョアンもまたタルボット造船で溶接工をしていたそうですが、メイソンが警官を撃ったと聞いたことから、その警官が死んだかどうかを確かめようと、警官を父に持つグウェンにこれを尋ねて来たため、グウェンが早速これをフォイルに伝えたのはナイスでしたね。フォイルはこれで首尾よく二人を逮捕するにいたりました


残るはレイモンド・カーターですが、こちらはフォイルの直感通り、疚しい所はなにもありませんでした。それどころか、妻と名乗っていたルシンダ・シェリダンの本名はルシンダ・ローズと言い、ローズ警視監の娘だったことが判明します


I don't like my time being wasted and my staff being manipulated especially when it's for your own personal ends.
私の時間が浪費されることも、部下が振り回されることも好きではない。特にそれがあなたの私的な目的のためなら尚更だ


この長い長い一文を、一度も息継ぎせずに一気にまくしたてるのがフォイル流なのですよね~。試しに自分で口に出して言ってみましたが、何とか言えることは言えてもあの迫力が出せません


とはいえ、いくつになっても娘は娘、心配せずにはいられない(But I still care about her. Still worry about her)、ましてやその相手が「traitor」(反逆者)だとしたら尚のことだ。君も息子がそんな相手と結婚したいと言いだしたらどうする?と言うローズには、さすがのフォイルも反論できずにいたようです


その後ドイツがソ連に侵攻したことで、チャーチルがソ連を支持したことをきっかけに、カーター夫妻(と言っても良いと思います)はロンドンへ帰っていきました。


もうじき戦争は終わるという彼らの言葉を受けて、フォイルとポール、そしてサムが乾杯します。New Year~新年までには終わることを願って


さて、ずっと楽しんで見てきた刑事フォイルも、いよいよオリジナルのシーズン4に突入し、今期の放送では残すところあと2話(前後編に分けて4話)となりました。何とも名残惜しいですが、きっと残りの28話も早晩放送してくださることを信じつつ、残りもタップリ楽しませていただく所存でござりまする


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あと4話、タップリ楽しみたいですね(^^)/。こん

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こん

海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

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