このエントリーをはてなブックマークに追加
ブログを気に入っていただけましたらシェアしていただけると嬉しいです。いつも応援ありがとうございます
※2016年3月9日にURLを変更させていただきました。今後ともどうぞよろしくお引き立てのほどお願い申し上げます
<<11  2016,12/ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  01>>

わたしを離さないで あらすじと感想 第8話 あなたたちは天使だ

わたしを離さないでNever Let Me Go)】は8話もまた何とも印象的なエピソードでしたわたしを離さないでのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


これまでずっとこのドラマの主題だと考えていたクローンや臓器提供の問題を一時棚上げにして思考を止めたくなったほど彼らに感情移入してしまい、思わず、こう恭子と声を合わせずにいられませんでした。もちろんそれは一瞬のことであり、その感傷が治まればすぐに本質的な問題に目を向けたくなっちまうんですが


以下、ちょっと長めのネタバレのあらすじです8話はシッカリ語っておきたかった


かつて「陽光学苑」という、彼らにとってはある意味「ひだまり」だったその場所は、今や荒んだただの飼育所、「ホーム」と化していました。どうやらこうした「提供者」を育てる国営の施設がそこかしこにあるそうで、友彦の介護人をしている彩も、そのホームで育ったのだとか。


中には入れてもらえそうにないと判断した彼らのうち、友彦はめざとく「立ち入り禁止」の札を見つけ、周囲の森に入っていくことにしました。彼らはもう「森の殺人鬼」を信じていた子どもではありません


貧血を起こして歩くのが辛そうだった美和を見た恭子は「何かあったら大変」だからもう帰った方が良いのではないかと言いだしますが、美和は決して聞き入れません。友彦もまた、恭子も提供が始まれば分かると穏やかに美和に加勢します。提供が始まった今、目の前のやりたいこと以上に優先すべき事などありはしないのです。


ふたりの気持ちを察した恭子は、ふたりを置いて、皆でくつろげる場所を探しに出かけました。たくさんの木に囲まれた木陰でありながら、そこから漏れてくる日の光が暖かそうな場所を見つけた恭子は、そこにシートを敷き、椅子を置き、毛布も添えて、二人を迎える用意をしながら考えます


ここに来るのは美和の最後の願いだった。3人でなければならない理由も、陽光でなければならない理由も、私には分かるようで分からない。私たち3人の思い出は後味が悪い物の方が多いのに。美和は良い思い出が作りたいのだろうか?


恭子が友彦と美和を迎えに行くと、ふたりは提供者同士、共通の話題に花を咲かせていました。二度目は案外余裕だったよね。そうそう、結構のんきだった


恭子はふたりを呼んで、用意してきたお弁当を広げます。なんとそれは陽光の創立記念日で出されたメニューと同じだったそうです。それに気づいた美和がそう指摘すると、恭子は、美味しかった給食などはメモに残してあるのだと答えました。


もしかして、まだあの「宝箱」、持ってるの?


以前からずっと注目してきたあの宝箱は、恭子だけの物ではなく、どうやら陽光出身者全員が持たされていたものだそうです。大事な物を入れなさいと言われ、女子はその言いつけを守っていたのに、男子は(特にトモは)何でも突っ込んでいたのだとか。友彦はもちろんのこと、美和ももう捨ててしまったそうです。


友彦と恭子が盛り上がってきたところを見計らうようにして、美和は席を外しました。一緒に行くという恭子を断って歩き出した美和は、しばらくしてこちらを振り向き、恭子と友彦の姿を、それはそれは温かいまなざしで見つめています。その後美和は、以前手作りした像と小さな封筒を取り出して、どっちがどっちがいいかなあと悩んでいました。恭子と友彦のために持ってきたプレゼントのようです


が、そこで美和は「ホーム」の警備員に見つかってしまい、慌てて立ち去ろうとしたため、転んでその像を割ってしまいます。警備員に捕まった美和は恭子の名前を明かし、恭子と友彦も連行されてしまいました。


でもそのおかげでついに彼らは懐かしい陽光学苑の中に足を踏み入れますが、そこは予想通りすっかり変わり果てていました。相変わらず子供たちはたくさんいたものの、皆無表情で、おしゃべりひとつしていません。食事も満足に与えられていないようです。


「音楽室」の中で友彦と一緒にあのCDを流し、笑いながら踊ったあの日のことはつい昨日のことのように思いだされるというのにあんなにも幸せそうだったのに


3人は、以前恵美子が使っていた部屋に通され、IDと氏名を確認されました。


陽光の卒業生か。困るんだよね、陽光出身者は思い出とかなんとか(人間のようなことを)言いだすから


美和と恭子はIDカードを差し出しますが、黙って抜け出してきた友彦は提出することができません。一旦は脱走かと疑われて係の者たちも気色ばみましたが、恭子が必死に説明して何とか事なきを得ました。これが彼女の提供前の最後の外出になるから、私が勝手に連れ出したんです!


何とか無事解放された彼らが出口に向かった時、彼らは幼い頃の恭子にそっくりな少女に出会いました。目にまったく光が無いうつろな表情をしたその少女は、恭子が名前を聞いても答えようとせず、ただ黙って車に乗せられていきました。あの子もまた、恭子と同じ「ルーツ」のコピーなのです。


自分達が笑えてしゃべれるのは陽光のおかげ、こんな風に時間がもらえるのも陽光に感謝しないといけない


友彦と恭子がそう頷いている姿を見ると、でもやっぱり、そうじゃないよ、もっともっと幸福になっていいんだよ、と言いたくなります。美和もまた、そんな二人を見ながら何か言いたそうにして、あの割れた石膏の像をぎゅっと抱きしめていました。


施設に帰り着いた恭子と友彦が、きっかけを作ってくれた美和に感謝するとようやく、美和はずっと言いたかったことを口にします


私は恭子からトモのことを取ったの。トモが好きだったんじゃなく、ひとりになるのが嫌だったから、二人を引き離したかっただけ。ふたりにはもっと一緒にいられる時間があったはずなのに、私がそれを全部奪った。


美和は例の封筒を差し出し、それが恵美子の住所だから、ふたりで是非「猶予」を勝ち取ってほしいと言いました。二人の時間を取り戻して!


何とも言えない空気が漂っていたその場で、友彦がいきなりおならをしたのには苦笑させられました。小さい時も、困った時や照れくさい時には必ずおならをしていましたっけ。何せおならは友彦のアートだったのですからね


そんな友彦ももう「うるへーなどとはもう言わず、美和の苦労をねぎらいます。探すの大変だっただろう。ありがとう、美和


美和は、泣き笑いをしながら「ううん、ぜんぜん感謝されて嬉しそうな美和」と答え、恭子はひとり、細い細い三日月が出ていた夜空を見上げていました


帰り道、美和は恭子に、友彦はずっと諦めていなかったと打ち明けます。友彦は、どんなに練習してもちっとも上手にならなかったのに、それでも諦めずに毎日毎日絵を描いていたのだそうです。それもすべて恭子のためだったのだと


その後恭子は、美和のたっての願いで美和の部屋に泊まることになりました。ふたりは、幼かった頃のように、1つベッドに眠り、トランプをし、一緒に部屋の片づけをして過ごしました。恭子が加藤に語ったように、もっと早くそんな時間を過ごせればよかったのにね。提供者に限らず、この世に生を受けたものは必ず終わりがあるというのにこれは誰にでも言えること


翌日が提供というその夜、美和は恭子に「宝箱」を持ってきてほしいとねだりました。提供は10時からだから十分間に合うわ。


恭子が家に戻って宝箱を整理していると、夜が明けて、ついにその日がやってきます。美和を病院に送るのも恭子の仕事のようで、美和は車の中で、あの「Never Let Me Go」の歌を口ずさみました


ベイビーベイビー、ふんふふんふふん~。
(Baby Baby Never let me go)


歌詞が分からず、ハミングでごまかしていた美和が、その歌詞を口にする時が近づいています


恭子と美和は病室で、迎えが来るまでずっと、恭子が持参した宝箱の中身を見ては昔話に花を咲かせていました。恭子は、花や珠世、真実だけではなく、美和に関する思い出の品も、実はたくさん取っておいたのだそうです。それを知った美和がまた嬉しそうでございましたね


私はずっと恭子になりたかったんだよ。可愛くて勉強もできてみんなから頼りにされる恭子が羨ましかった。ずっと恭子みたいになりたかったのになれなかったから、いっそ、恭子を自分の物にしようと思った。恭子と一緒にいられれば良かった。それだけで強くなれる気がしたの。宝箱なんていらなかった。だって私の宝物は箱には入らないもの。


そこへ看護師たちがやってきて美和を連れて行こうとしましたが、美和は怯えて恭子の手を離そうとしません


「離さないで!わたしを離さないで!!恭子!恭子を呼んで!! (Never let me go)」


ストレッチャーに拘束されながら、必死で恭子の名を呼び続けていた美和のもとに、恭子が駆けつけてきて、その手を握ってこう言いました


私たちは天使だから!困っている人に、未来や希望、新しい人生を与えるの。美和はそういう素晴らしいことをするの!陽光の生徒達は、その使命に誇りを持っていく天使なの。私ずっとついているから、そばについているから、やり遂げるの、見てるから。


美和の目をひたと見つめてそう励ます恭子です。


その恭子の手を離す時が来て、美和はついにその使命を果たし終えましたさようなら美和


恵美子先生は正しかった。私たちは崇高な使命を持った天使。奪われるためにつかの間の生を与えられた私たちには、それ以外に納得できる言葉などないのだ


亡骸となった美和を運び、再びその病室に戻ってきた恭子に、美和が捨てたというゴミが渡されます。美和の分別が滅茶苦茶だったから分別し直せと言うのです


そこには、美和が以前作っていた石膏のかけらが入っていました。台座に「取り戻した未来」と作品名が書かれていたのを不思議に思った恭子が、壊れたパーツをつなぎ合わせてみると、なんとそれは「つないだ手と手」だったことが判明します。そう、美和はあの日、車の中で恭子と友彦がつないだ手を復元し、もう一度やり直してほしいと願って、その像を作ったのです


美和は見栄っ張りで嘘つきだった。わがままで扱いにくくて、けれど、けれど、芸術はそのをさらけ出す。包み隠されたその本質を暴き出す。


そう、美和は実は誰よりも優しく繊細だったのですね恭子が分かってくれてよかった


そしてついに美和は友彦からのリクエストを受け入れました。それを聞いて、おそらくは美和の死を知った友彦は、昔は絵が嫌いだったけれど、今は描けるようになって本当に良かったと思うと口にしました。会えなくなっても会うことができるから。


その友彦は、実に愛らしい二人の天使が、それはそれは楽しそうに1つベッドの中でおしゃべりをしている様子を描いていました。その上に描いてあったのは、あの日その下に座った木と、あの夜に出ていた三日月でしょうかわたしを離さないでの映像が本当に美しい


真実や美和に背中を押されてようやく友彦のもとへ戻ってきた恭子は、友彦と唇を重ね、肌を合わせて誓いました。私たちは全てを取り戻してみせる、と。猶予を勝ち取るんだ!


一方今回はその鍵を握るとみられる恵美子のその後も明かされています。恵美子はどこかでひっそり独り暮らしをしているようで、昔の思い出の写真を燃やしていたようなのですが、どうやらその写真=恵美子夫婦と子どもに、謎が隠されているようです


恵美子が陽光学苑を作ったきっかけになったのがその子どもなのでしょうかね~。となると、その子が誰かの臓器を必要としたため、恵美子はその提供者に少しでも報いるために陽光学苑を作ったのでしょうか?そもそも、このシステムができたのはいつ頃だったのでしょうか


お、ミステリー好きのサガで、ついつい野暮をいうところでした。考えさせられる点、考えなくてはいけないことが山積なのは変わりませんが、今はただ、恭子と友彦はどうなるのか、に集中して見守っていく所存でござる。


わたしを離さないで」もいよいよ終盤に突入ですね。続きもとっても楽しみです



TBS系 金曜ドラマ「わたしを離さないで」オリジナル・サウンドトラック
上記で配信されているジュリア・ショートリードの歌う「Never Let Me Go」が特に印象的です



ドラマを見終わったら読ませていただきまする


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

関連記事

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございます

こちらの関連記事はわたしを離さないでのレビュー一覧」でお読みいただけます

コメントをお寄せいただく際はおばさんからのお願いをご一読いただければ幸いです。また、これまでに書いた記事はこちらからもお探しいただけますのでどうぞご利用くださいませ→ 視聴ドラマインデックス

Secret
(非公開コメント受付不可)

韓ドラおばさんのブログへようこそ

耳寄りなお知らせ

2016年10月末現在では1~7(最終シーズン)まで視聴可能です♪

視聴中のお勧めドラマ情報

コメントをお寄せ頂く前に

  • コメント及びトラックバックは承認制です。販売・勧誘目的、ネチケット違反、記事内容にほとんど言及のないコメントやトラックバック等は、こちらの判断で掲載をお断りさせて頂く場合がございます。韓国ドラマに関してはそのほとんどが「カット版」です。記事より先の話題やカットされた話題等についても余程のことが無い限りご遠慮くださいますように(でも楽しい話は大歓迎♪)。これは原作がある他国のドラマについても同様です。またHNが記載されていないコメントは掲載をお断りさせて頂いております。感動の共有はいつでも大歓迎ですが、ここはあくまでもおばさん個人のブログであってドラマの掲示板ではありません。個人の感想をお寄せいただく際も、一旦はこちらの投げたボールを受け止めて頂けましたら幸いに存じます。読み逃げ=読むだけ、まったく問題ございません(笑。尚拍手コメントへのお返事は、もう一度拍手ボタンを押すことでお読みいただけます。24時間以内であれば2度目の拍手はカウントされませんのでお気軽にご利用くださいませ(^_-)
  • 特に初めてお訪ねくださった方にお目を通していただけますと幸いです→: ドラマのブログを書く際におばさんが特に注意している点♪

advertisement(^^♪

おばさん(こん)のプロフィール

こん

海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

ドラマは大好きですが、演じている俳優(一部例外あり)などドラマの内容以外にはほとんど興味がありません。あしからずご了承ください。ちなみに~しつこくされればされるほど嫌になる射手座の女でございます(笑

ブログは、時にあらすじを語ったり辛口な感想を書いたりと統一されておりませんが、とりあえず「言いたい放題」言わせて下さいませ。最終回まで視聴したドラマは必ずどこかにその感想を付記しています。また記事で使われているイラストの中にもおばさんのつぶやきが隠されています。余裕のある方はどうぞそちらもお楽しみくださいませ

ドラマのレビューはネタバレが多いです。ほとんど「○話」と明示していますのでどうぞご注意くださいますように

でも誠に勝手ながら「コメントでのネタバレ」はくれぐれもご遠慮くださいね。せっかくの楽しみが半減しちゃうので

また「感じ方は人それぞれ」なので、たとえ直接的なネタバレではなくとも~その辺は重々ご配慮いただけますと助かります=ネタバレ一切お断り!ということです

もしこのブログをお探し頂く際は、「韓ドラおばさん」で検索していただけますと簡単です。でも「韓ドラおばさん」と名乗っているのはこのブログとTwitterだけです♪(2009年7月1日より)

視聴ドラマ一覧リスト♪

視聴ドラマ(ジャンル別)

ジャンル名の左にある+ボタンを押すと詳細をご覧いただけます

目指すドラマは見つかりました?

カテゴリーにないドラマ名や
登場人物の役者名探しなどなど
どうぞお役立てくださいマセ♪

Twitterで更新をお知らせします

ブログの更新情報をいち早くお届けしています。ドラマのプチ感想や視聴予定ドラマのお知らせなどもつぶやいていますが、メインはあくまでもブログです

コメントありがとうございます♪

QRコード(携帯でもみてね♪)

QR

amazonで何かをお探しなら♪

DVDやOST、書籍などをお探しの際は是非こちらをご利用ください♥

ねこ時計

足跡の右隣「ねこ時計」の文字を
クリックしてみてください

RSSリンクの表示

おばさんのangel(みぃ)

可愛い可愛いアタイの天使いつまでもいつまでも一緒だよ
オンラインカウンター
現在の閲覧者数:
advertisement(^^♪2
Twitter こんのつぶやき(^^♪
人気記事アクセスランキング