2017/11
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刑事フォイルFoyle's War)のあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます: 刑事フォイル(Foyle's War)あらすじと登場人物一覧


刑事フォイルFoyle's war】の26話は「侵略(Invasion)」の後編です。


今回は、これまでとは違って後編で殺人事件が来たため、以下すぐにネタバレではつまりませんので、事件、そしてネタバレと順を追ってまとめさせていただきました刑事フォイルのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ。ミステリー好きとしては、いっそのこともう少し膨らませて、このエピソードは3話完結にしてもらってもよかったですよね


その殺人事件の被害者はやはりスーザン・デイヴィスでした。スーザンは、テイラーから貰った新品のストッキングを履いて、米軍主催のダンスパーティーにやってきたところを、何者かに絞殺されてしまいます


その頃ダンス会場では「wonderful doughnuts」(美味しいドーナツ)に釣られてやってきたサムが、ファルネッティと華やかなダンスを披露してくれていました。ジッターバグ、確かにジルバやジャイブの面影がありましたね


その少し前、スーザンの妊娠が気がかりで酒をがぶ飲みしていたテイラーが、腹痛を訴えて倒れてしまい、医師の診察を受けることになります。どうやらひどい胃炎を起こしていたようです。その医師は、前編でもパブで酒を飲んでおり、スーザンの診察も手がけたロジャーズ(Andrew MacLachlan)です。医者は村にロジャーズひとりしかいないそうで、ロジャーズは、スーザンとの仲も知っていました。


そのスーザンは、テイラーが寝ていた彼の部屋のすぐ前の廊下で殺されていたため、当然テイラーに疑いが向けられました。しかも、スーザンの手にはテイラーのドッグタグ(ID)が握られていたのです。


ちなみに、このダンスパーティーには、パブの店主のアラン・カーターや、スーザンの元恋人のベンのおじ、デヴィッド・バレットも来ていたようです。ベン(Tom Bennett)本人もちょうどアイスランドから帰国したところです。果たしてスーザンはいったい誰に殺されたのでしょうか


釣り以来、クリストファー、ジョン、と呼び合う仲になったキーファーですが、捜査に現れたフォイルには、米軍基地で起きた事件は憲兵隊(MP)に任せるべきだと主張しました。いわゆる治外法権ですわね


I'd hate to obstruct you in any way but I have to tell you my first responsibility is to my men. I'm not even sure I can let you speak to them. This is an American base. Theoretically, you are on American soil. All I'm saying is that a murder here could have ramifications beyond you and me.
君の捜査を邪魔するつもりはさらさらないが、私には兵士たちへの責任がある。取調べは許可できないかもしれない。ここはアメリカ軍の基地だから、君はアメリカにいるのと同様なのだ。ここで起きた殺人事件は君や僕の思いもよらない影響があるかもしれない。


でもフォイルは決して揺らぎません。戦時中だろうが外国だろうが、フォイルの役目は殺人犯を逮捕すること、それがFoyle's Warなのですからだから刑事フォイル!


Well, a girl is dead. It's my job to find out how it happened. Seems pretty straightforward to me.
ひとりの女の子が殺された。私の仕事はその過程を解き明かすこと。実にシンプルな話じゃないか。


フォイルがテイラーに話を聞くと、テイラーはスーザンとの関係は否定しましたが、部屋でスーザンの話し声を聞いたと証言しました


She said something like she was still working and he could see her later.
彼女はまだ働きたいとか何とか言って、その話は後にしてほしいと言っていたようだ


ここではこの「still」という言葉がカギなんですが、日本語では「上流」となかなかうまい訳がなされてましたね~


ここまでが前編、もしくはその少し前までが前編で、この台詞が予告で流されていたら、この1週間ずっとこれを考えて楽しめたでしょうに、実にもったいなかったです


その後、検視結果からスーザンの妊娠が明らかになり、ますますテイラーへの疑いが濃くなったかに見える一方、そのテイラーが偽りの証言をしていたことを知ったファルネッティが、ついに黙っていられず、サムを呼び出してあるヒントを与えます


He did say that a lot of the men knew Susan Davies. They were getting stuff from her.
ファルネッティ曰く、米兵が皆スーザン・デイヴィスを知っていたそうです。皆が彼女から「ブツ」を手に入れていたのだとか


サムが勤務中に米兵とお茶を飲んでいたことを暗に非難したフォイルに、サムもまた黙っていられず、アンドリューの心変わりを打ち明けてしまいます


He's sort of thrown me over, I'm afraid. He's met someone else.
アンドリューに振られました。他に好きな人ができたようです


うっかり非難めいたことを言ってしまったフォイルが、いかにもバツが悪そうに見えた後ろ姿が気の毒でしたね


その後フォイルはテイラーからスーザンとのことを聞き出すのですが、その言い訳がましい姿がアンドリューに重なって見えたに違いないと思うのはあながち妄想でもないことでしょう。サムは「戦争のせいだ」(It's the war, isn't it?)と言い、フォイルもまた「多分」(I suppose so)と答えましたが、さすがに、戦争が始まる前からだ、とは言えなかったですよね~ホントにフォイルが可哀想あいつの女好きは生まれつきだ(;´・ω・)


とまあアンドリューの話はこれぐらいにして、フォイルはサムから聞いた「stuff」こそ、ダンスパーティーの夜にテイラーが飲んでいた酒に違いないと気づきます。そしてそれこそが、ウィルの命を奪ったに違いない、と


これをテイラーに確認したところ、テイラーが飲んでいた酒は、オコナーがスーザンから手に入れたらしいことが判明します。フォイルはポールと共に早速アラン・カーターの店へ乗り込みました


Where is it? The still.
蒸留器はどこだ!?


そう、「still」は副詞ではなく名詞、スーザンが酒を造っていた蒸留器を指していたのです。卑近な例で恐縮ですが、以前の朝ドラ「マッサン」をご覧になっていた方はお分かりになりますね。ま、あの時は「still」というより「スチル」でしたが


つまりスーザンは、殺される前にこう語っていたのです


I'm going to keep the still working, do you understand?
私は蒸留の仕事を続ける。分かった?


そしてスーザンが話していた相手は、事情を知る唯一の男性=アラン・カーターでしかあり得ません


アランは、工業用アルコール=エタノールによる(メタノールよりまだマシでしたね)密造酒の罪、及びスーザン殺害の容疑で逮捕されてしまいました。たとえスーザンにどんなに脅されても、せめてウィルが死んだ時点ですぐに警察に自首していれば、スーザンを殺すこともなかったのにと思うと、ちと気の毒ではありまする


途中、スーザンを殺したのは甥のベンだと思い込み、自分がベンにスーザンの浮気を話したからだと責任を感じたバレットが自首をしてきましたが、そんな話を鵜呑みにするフォイルではありません。ベンのドッグタグをスーザンに握らせたのもバレットだそうで、偽の自白だけという訳ではなさそうでしたが


犯人は米兵ではなかったことにホッとする一方で、スーザンの死を心から悼むと言ってくれたキーファーとフォイルの友情は今後も続いていきそうです。お~博識なフォイルでも「jerk」(無神経な男性~アメリカのスラング)は知らなかったようですね。それとも、いかにもフォイルらしく、知っていてわざととぼけたのでしょうか


Nothing to do with dried meat? That's jerky.
干し肉とは関係ない?それはジャーキー。


また、1つだけどうしても分からなかったのは、スーザンがカレンダーに印をつけていた1月10日が何を意味していたのかということ。スーザンの誕生日は1月13日だったそうですが、ロジャーズ医師の診断を受けた日だったのか、それとも他に何か彼女にとって重要な日だったのか、最後まで分からずじまいだったのが残念でした。この手のどーでもいいことがついつい気になるんですよね~


~コメントでご教示頂き無事解決です。ご協力に感謝です


さて、昨年の8月以来、一度も欠かすことなく&飽きることなく見続けたこの刑事フォイル~おかげでそんじょそこらの刑事ドラマを見る気がしない~も、残すところ1エピソード(前後編2話)となりました。最後は「生物兵器」(Bad Blood)だそうです。来週の放送が今から楽しみでなりませぬ

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Comments 6

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koshioji  
No title

今回も、なかなか面白かったですね。
おまけに、管理人さんの解説を聞いて、なるほど、と目からうろこでした。
 吹き替えでは、「蒸留」と「上流」の聞き違いで処理されていまして、もう一つピンとこなかった」のですが、原語では、どう言っているのだろうと興味があり
ました。
 なるほど「still」ですか。たしかに、「蒸留器」という意味もあるんですね。
 原語だと、納得です。
 いつも思うのですが、こういうのは翻訳者泣かせですね。
 時間が迫るのに、いい案が浮かばないとあせるでしょうね。同情します。
 

2016/03/07 (Mon) 17:12 | EDIT | REPLY |   
koshiojiさんへ  
イギリスのドラマは特にそうですね

koshiojiさん、こんにちは♪

英語と日本語はまったく違う言語なので、
どうしても微妙なニュアンスが伝わりにくいですよね。

うまく訳されていれば訳されているほど
ちょっとした「遊び」が消えてしまうのが残念です。

特に英国のドラマは台詞が凝っているので尚更ですよね~。
(上手な)日本語訳だけだとその面白さが半減してしまいます(;´・ω・)。

「ジャーク」のようにカタカナで処理するのが無難だけど、
それではカタカナだらけになっちまいますね~(^◇^)。こん

2016/03/08 (Tue) 07:12 | EDIT | REPLY |   
-  

妊娠した女性が日記に丸をつける。これは出産予定日と見て間違いないでしょうね。妊娠を喜んでいたのですから。ちなみにジルバはJitterbugが訛ったものです。

2016/03/12 (Sat) 06:45 | EDIT | REPLY |   
こん  
ご意見ありがとうございます^^

ご提案をありがとうございます。

でもですね~、あれは手帳のようでしたから、
もし出産予定日だったとしたら10カ月後=翌年になるはずですよね。

あの時の会話では
「13日が誕生日だった」と過去形を使っていたことから
(Well, it was the 13th)
やはりあれはその年のカレンダーだったと思うのですよね。

と、さらに細かいことで恐縮ですが(笑。

確かにJitterbug(アメリカ英語)ならジルバに聞こえますね(^_-)。こん

p.s. 普段、無記名のコメントは自動的に削除してしまいますので、
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2016/03/12 (Sat) 07:29 | EDIT | REPLY |   
ryo  

前コメの者です。
米軍が来英したのが前年3月、2人が直ぐにいい仲になったので翌年1月でいいのかなと。 パーティがいつ開かれたかははっきりしていませんが...
誕生日は通常現在形で表現されるので、過去形で言われているのは死者の誕生日だからだと思います。
しつこい感じでスミマセン...

2016/03/12 (Sat) 12:22 | EDIT | REPLY |   
ryoさんへ  
ああなるほど(^^)/

ryoさん、ご丁寧にありがとうございます^^。

なるほど~過去形なのはスーザンが亡くなったからなのですね~。
自分は「1月13日に誕生日を祝った」というニュアンスなのだと思ってました(笑。

いえいえ、私も気になることはとことん追求したい方なので、
逆にありがたかったですよ~。感謝感謝でござりまする(^_-)。こん

2016/03/12 (Sat) 13:02 | EDIT | REPLY |   

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