2017/10
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ダウントン・アビーのあらすじと登場人物一覧はこちらからご覧いただけます: ダウントン・アビー あらすじと登場人物一覧


ダウントン・アビー4】(Downton Abbey S4)の第8話は「胸騒ぎ」です。さすがに拡大判だけあって、いつも以上に盛りだくさんの内容でした。以下、語り忘れのないようにじっくり語らせていただきまする。当然か~なり長くなってしまったので、今回は続きを使わせていただきました


まずは最も気がかりだった「胸騒ぎ」の原因から参りましょうかダウントンアビー4のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


前回エルシーに脅されたグリーンは、そのまま大人しくギリンガム卿に付いてダウントンを離れましたが、メアリーに未練たっぷりのギリンガム卿は、旅行の帰りにもまたダウントンアビーに寄ると知らせてきたから大変です


その話を聞いたアンナはついに耐えきれず、メアリーに真実を打ち明けましたHis servant, Mr Green, who travels with him. (私を暴行したのは)ギリンガム卿の従者のグリーン氏です。


驚いたメアリーは、すぐにギリンガム卿にグリーンを連れてこないように頼もうとしますが、既に出発した後で連絡がつきません


再びこの獣と同じ空気を吸うという屈辱に耐えていたアンナに、ベイツがそれとなく探りを入れながらも知らん顔をした上で、グリーンからアパートの住所を聞き出しました。ギリンガム卿一行が去った後、ベイツは何食わぬ顔で、ヨークへの外出許可をもらいます。


一方のメアリーはアンナを連れてロンドンへ行き、ギリンガム卿にグリーンを解雇するよう促しました。理由は言えないけれど、言ったらあなたも必ず納得するはずだから


そしてその翌日、年中行事のバザーで大いににぎわっていたダウントンアビーにギリンガム卿がやってきて、グリーンの訃報を伝えます。グリーンが車に轢かれたピカデリー通りには目撃者が大勢いたと聞かされたアンナは、一応ホッとした様子でしたが、予告ではエルシーが、ベイツが犯人である可能性を示唆し、たとえそうだとしても責められないと言い切っていますベイツは人殺しなんかしない!( `ー´)ノ


果たしてベイツは本当にグリーンを殺したのでしょうか相当思わせぶりな感じなので、ミステリーオタクとしては逆に殺していないに違いないと見ましたが。ここはやはり「天罰」が下ったと思いたいところでやんす


さて、メアリーがロンドンに行ったのにはもう1つ他の理由がありました。メアリーはトムから、ローズがカフェでジャックと親しそうにしていたのを見たと聞かされた上(しかもローズは手袋をはめてませんでした)、そのローズからジャックと婚約したと報告されたため、さすがにもう捨ておけぬとジャックに会いに来たのです


ローズから話を聞かされていたらしいジャックはすぐに事情を呑み込み、メアリーの話に耳を傾けました。メアリーは、結婚はチャレンジだから、たとえ周囲から祝福されても困難がつきまとうとジャックに結婚を思いとどまらせようとしますが、ジャックは既にローズとの結婚は諦めていたようです。ジャックは、結婚したらローズが不幸になる、彼女を愛しているから不幸にはしたくないと答えました。


ジャックが気にしていたのは「差別」であり、メアリーもまたそれに同意はしていましたけれど、ふたりが出会ったのがたとえ現在であったとしても、ローズが長続きするとは考えにくいです。メアリーやジャックの母が推測したように、この行動は、ローズの母親へのあてつけの要素が強そうです


She may love you a bit, but mostly I'd say she wants to shock her mother, whom incidentally, she hates.


実際、ジャックから手紙を貰って別れを切り出されたらしいローズは、ほとんど取り乱してなかったようですからね


そのメアリー自身はA desire of suitors(情熱的な求愛者たち)に囲まれていました。今時の言葉で言うなら「モテ期到来というところでしょうか


大した用もないのに足しげくダウントンアビーを訪れてくるギリンガム卿=アンソニーはついに婚約を解消したようですし、イヴリンもブレイクに張り合っています。もちろん、そのブレイク~そろそろチャールズと呼びまひょか~もすっかりメアリーを気に入ってしまったようでした


アンソニーの婚約解消を知らなかったメアリーが、あなたの愛人になる気はない、そんなことをしたら私が私で無くなる(I'm never going to be your mistress. That's not me at all)とキッパリ言ってやったのは痛快でしたね。それでもアンソニーが婚約を解消し、メアリーがその気になるまでいつまででも待つと答えたのはまんざらでもなさそうでしたが


I find that both irritating and beguiling in equal measure.
イライラするけど、同じぐらいワクワクするわ


アンソニーが人生を考え直すと言った(≒婚約を解消してメアリーとの将来を考えると示唆した)際のヴァイオレットの助言が忘れられません


In my experience it's a dangerous occupation. Well, no life appears rewarding if you think too much about it.
私の経験上、人生を見直すのは危険よ。考えすぎるほど価値のある人生などないわ


一方、イーディスは子供を産む決意をした後、以前ロバートから借金をした農夫のティム・ドリューにその子を託せないものかと考えていたようです


メアリーとトムが、ドリューが養豚にも詳しいことを知って、豚の飼育も頼めないかと話しているその横で、子どもの飼育、否、養育まで頼もうとしていたなんて、いかにもちゃっかり者のイーディスらしい発想です


が、ロザムンドからは即、考えの甘さを指摘されてしまいました。そんな近くに子供を預けて、もしふたりが似ていると気づかれたらどうするつもりなの?


そのロザムンドは「フランス語」を学びにイーディスと一緒にスイスに行くという口実を作り、イーディスにそこで出産をさせ、子どもを里子に出すつもりのようです


コーラを初め、皆がこの言い訳にすっかり騙されてしまいますが、ヴァイオレットの目はごまかせませんでした。ロザムンドの家庭教師は常にロザムンドに泣かされていたのだそうです


Rosamund has no interest in French. If she wishes to be understood by a foreigner, she shouts.
ロザムンドはフランス語に興味はない。理解してほしかったら叫ぶはず


ヴァイオレットは真相を知りたいだけで、知ったからと言って皆に告げるなどという野暮なことはいたしません。ヴァイオレットの理解を得たイーディスは無事、ロザムンドとスイスへ行くことになりそうです


まさにヴァイオレットの言う通り、人生は、誰にとっても、試練の連続でござりまするね


My dear, all life is a series of problems which we must try and solve. First one, then the next, and the next, until at last we die.
人生は試練にぶつかってはそれを乗り越えるの繰り返しよ。それは死ぬまで続くわ


またこのヴァイオレットの話が実に面白かったですね~。今回は大きく分けて2つのシーンに注目しましたヴァイオレットサイコー!( *´艸`)


まず1つめは、イザベルが病み上がりのヴァイオレットのご機嫌伺いに来たシーンです


It's only me!
(私でガッカリした?)

と入ってきたイザベルに、早速うんちくを傾けたところを見ると、すっかり元気になったようです


I always feel that greeting betrays such a lack of self worth.
その挨拶は「個人の尊厳」を裏切るものだと常々思っているわ


大人なイザベルは「How are we today?」(今日は元気かな)と言い直しますが、それもまたヴァイオレットには気に入りません。ここでの「we」はいわゆる「親心のwe」で、子どもに話しかける際に使われる言葉だからです。でもヴァイオレットも前回「goody, goodyとか言ってましたから仕方ありませんが


My dear, please stop talking to me as if I were a child past hope.
見込みのない子どもに話しかけるみたいな話し方は止めてくれない?


挨拶だけでここまで絡んでくるのはヴァイオレットならではですVery well. How are you feeling? (分かったわ。ご機嫌いかが?)


そのふたりが話していた「ティーポット・ドーム事件」(Teapot Dome scandal)は実際に起きた事件らしいので、ちとググってみたところ、これは第29代アメリカ大統領ウォレン・ハーディングの政権下で起きた汚職事件を指すそうです


当時内務長官だったアルバート・B・フォールは、元々海軍が保有していた2つの石油産出権~ワイオミング州のティーポット・ドーム油田とカリフォルニア州のエルク・ヒルズ油田~を、入札無しの低価格で民間企業に貸しだしたのだそうです。その代わりに無利子で多額の融資(計約660万ドル)を受けたことが問題となり、調査の手が伸びることとなったのだとか。


ドラマでは、ハロルドがこの民間企業に関わったことになっていたようでしたよね。ロバートという英国貴族を呼び出したのが奏功したのか、ハロルドが罪に問われることは無かったそうなのは何よりでした


このハロルドは来週姿を見せてくれるようです。(天敵の)マーサとハロルドが、ローズの社交界デビューに合わせて見物に来ると聞いたヴァイオレットは、再び病気で寝込むかと思われたほどの落胆ぶりでしたが、視聴者的には楽しみです


さて2つめ、メアリーの名付け親であるマートン卿=リチャード・グレイ(Douglas Reith)がダウントンアビーを訪れることになりました。


マートン卿は以前、メアリーとマシューの結婚式の前にもダウントンアビーを訪れていて、その際、息子でシビルに気があったラリーが、トムに妙な薬を飲ませて騒動を起こしたことをご記憶の方もいらっしゃることでしょう(S3#1)。


ロバートが留守の上、コーラはそのロバートに代わってバザーの準備に追われていたため、ヴァイオレットはイザベルに一緒にマートン卿に会ってくれないかと誘います。その言いぐさがまた憎たらしかったですねえ


イザベルは、自分はクローリーとは言っても名ばかりだから(I'm a feeble substitute for the entire Crawley family)と尻込みすると、いないよりましだからと答えたのです。Mmm, yes, but you're better than nothing.


さすがに忍耐強いイザベルも「How warming you make that sound」(温かいお言葉だこと)と嫌みを言わずにいられません


が、このマートン卿とイザベルが、意外にも意気投合してしまいます。マートン卿ことリチャードはその昔医者を志したことがあるそうですが、父親から反対されて断念したのだそうです。その理由をリチャードが言う前に、イザベルが見事に言い当てことが、リチャードの心を動かしたようでしたね


Didn't see it as a profession for a gentleman.
医師という職業は紳士にふさわしくないとお考えだったのでしょう。


未だに医学への未練は捨てていないと語ったリチャードに、イザベルは反論の証拠を探しておくわ(I must try and find an example to rebut that)と言って帰り支度を始めました。


それなら自分の車で送ると申し出たリチャードに、イザベルは歩いて帰ると答えたため、結局リチャードは歩いてイザベルを送り、その道すがら、息子たちの話をきっかけに(その死を知らぬまま)マシューの話をしてしまったことの詫びとして、後日ブーケを贈ってきます


リチャードは、ヴァイオレットとイザベルの双方それぞれに贈ってきたようですが、ちゃっかりとイザベルへのカードも先に読んでしまったヴァイオレットは、もう、リチャードの気持ちに気づいているようでしたねHow nice. まさかこれでふたりが恋のライバルになるなんてこたあないでしょうよ


それ以外では、デイジーの決断も潔かったです


前回の訪問でアイビーに優しくされたアルフレッドは、アイビーに手紙で父の訃報を知らせた上に求婚までしてきたそうです。そこには、ロンドンでアイビーの仕事も見つけるから、ダウントンアビーを辞めて一緒に来てほしいとまで綴ってあったそうです。


アイビーからこれを聞かされたパットモアの反応がまた可笑しかったですね~。He puts a lot in a letter, does Alfred. 盛りだくさんの手紙だね。


パットモアは、まだ結婚の意志はないというアイビーに、それならキッパリ断るべきだと言う一方で、デイジーにはそんなやり取りは酷だろうから、休みをやると言いだします。デイジーもこれに甘えて、久しぶりにメイソンの牧場を訪ねることになりました


メイソンはデイジーを大層歓迎してくれましたが、アルフレッドを大切に思っていたのが真実なら、逃げるべきではないと諭します


Daisy, there won't be too many people that you love in your life, and he's one. You need to say goodbye to this young man, with nothing jagged, nothing harsh, between you.
デイジー、君の人生の中で君が愛する人々はそう多くはない。アルフレッドはその一人だ。(たとえ今は気まずくても)恨みやわだかまりを残さずに、さよならを言うべきだ


なんて言ってよいか分からないというデイジーに、一緒に考えようと言ってくれたメイソンをデイジーに遺してくれたウィリアムには改めて感謝したいですね


そしてデイジーは勇気を振り絞ってダウントンアビーに戻ってきました。メイソンは、パンにチーズにハム、それにジャムにピクルスやサイダーなど山のように食糧をもたせてくれたそうです。アルフレッドが帰りの列車の中で食べられるように、と


It's time for you to go your way and me to go mine. Friends forever. Right, now this really is goodbye.
あなたはあなたの道を私は私の道を行く時が来た。ずっと(相手を思いやる)友達でいましょう。これで本当にさよならよ


これを聞いたパットモアがデイジーを呼び出し、自分の娘のように誇らしいと言ってくれたのがまた感動的でした


I were so proud of you, I felt like crying out. If you were my own daughter, I couldn't be prouder than I am now.
あんたが誇らしくて泣きそうになったよ。あんたがアタシの娘だったら、こんなに誇らしいことはないよ


また、前回トーマスとバクスターが話をしていたのを自分なりに理解したモールズリーは、バクスターをトーマスと一緒に見たりはしないと言って、何かとバクスターに気を遣うようになります。バクスターの名前は「フィリス」というそうですが、もちろんモールズリーは軽々しくフィリスなどとは呼びませんよ


最初は戸惑っていたフィリスも、次第にモールズリーに心を許し、バザーではゲームでジミーに勝ったモールズリーを褒め称えました。しかもそこへ戻ってきたトーマスには、留守中何もなかったと答えます。フィリスはいったいトーマスにどんな弱みを掴まれているのでしょうね~ついつい気になってなりませぬ


最後はトムです


トムは以前演説会で知り合ったサラに再会します。サラは教師をしているそうです。貴族が嫌いだというサラは、トムがグランサム家の婿だと知った途端に態度が冷たくなりましたが、その後トムが以前はグランサム家の運転手であり、運転手をしている時にシビルと結婚したことを知り、その態度を改めます


また、バザーの準備にやってきた際は、自ら力仕事もいとわないコーラの姿を見て、貴族への偏見が少しだけ薄らいでいたようでした。トムがまたその様子を見て嬉しそうだったのがまた実に嬉しかったです。貴族だから、平民だから、という階級だけで人を評価することがどんなに愚かなことかは、シビルを、そしてそのシビルをはぐくんだクローリー家の人々を見れば明白です


I don't believe in types. I believe in people.
僕は階級を信じない。僕は人を信じる


と、今回もまた見どころタップリの実に素敵なエピソードでございましたねダウントンアビー4もいよいよラストスパート!


来週の放送はいつもより開始時間が遅れるそうです。残り2話もジックリ楽しませてもらう所存でござりまするkaeru-coffee


  
英文のスクリプトです。ダウントンアビーファンなら是非手元に置いておきたいですね



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