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ダウントン・アビー1 あらすじと感想 第4話 移りゆく心

ダウントン・アビーのあらすじと登場人物一覧はこちらからご覧いただけます: ダウントン・アビー あらすじと登場人物一覧


英国ドラマ、【ダウントン・アビー】(Downton Abbey)、シーズン1の第4話は「移りゆく心」です。実は、この記事を書いたのは2016年の3月30日です。


先日、シーズン4を見終わって、長くなりすぎた登場人物リストを見やすくしようと思い立ったところ、大分前の事にはなりますが、シーズン4の4話と5話のあらすじを(体調不良のため)語っていなかったことを思い出しました。これを機に、改めてまとめさせていただこうとスクリプトを読み返したところです。いや~語りどころ満載でござりましたね。もったいない。


とりあえずここで記事をアップさせていただいた後、然るべき場所に移動させていただこうと思います。これはトムがダウントンアビーに初めてやってきた記念すべきエピソードであり、今となっては懐かしいシビルや、今だからこそなるほどと納得させられる台詞なども多く感慨しきりでございました。もしお時間に余裕のある方は是非お付き合いくださいますように


以下ネタバレのあらすじですダウントンアビーのあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


ケマル・パムークの死後3カ月が経過し、ダウントンは、毎年恒例のフェアを間近に控えて賑わっていました。使用人たちは、仕事が終わったらフェアに参加しようと浮足立ちますが、あんなことがあったメアリーは未だに沈んだままです


I don't have a heart. Everyone knows that.
私には心が無いの。みんな知っているわ


そんなメアリーを見て、それぞれにその心中を推し量るヴァイオレットとコーラの会話がまた微妙でしたね。コーラは真相を知っていますが、ヴァイオレットは知らないため、メアリーが落ちこんでいるのは限嗣相続制を憂えてのことだと勘ちがいしているのです。


One can't go to pieces at the death of every foreigner. We'd all be in a state of collapse whenever we opened a newspaper.
外国人が死ぬ度に落ちこんでなどいられないわ。新聞を開くといつだって死体を目にするもの


目の前でその「collapse」を見せられたコーラには笑えない冗談でござりまするが、何せ真相を話せないのでそれ以上は言えません


Mary's main difficulty is that her situation is unresolved. I mean, is she an heiress or isn't she? The entail's unbreakable.
メアリーが直面する最大の問題は彼女の状況が未解決のままな事。彼女は継承者たりえるかってこと。限嗣相続制は壊せない。


今必要なのは礼儀正しく誠実な弁護士(decent and honour-bound lawyer)だと言い切ったヴァイオレットが訪ねたのは、最も身近なマシューでした


I think, perhaps, I know just the man.
たぶん、そんな人物を知っているわ


ヴァイオレットの突然の訪問に驚いたマシューでしたが、メアリーの無知に付け込んで相続するつもりは無いと言い切り、誠意をもってこの件を調査し直すと約束してくれます


ここでヴァイオレットが、生まれて初めて座った回転椅子(a swivel chair)に驚いていたシーンも面白かったですね~


What am I sitting on? Another modern brainwave?
私は何に座っているの?また別な現代のひらめき?


マシューが、トーマス・ジェファーソンが発明したと説明すると、すかさず皮肉でやりかえします。Why does every day involve a fight with an American? 毎日がアメリカ人との闘いね。


一方、いち早くマシューを相続者として認めたロバートは、ダウントンについてこのような考えを持っていました


If I had made my own fortune and bought Downton for myself, it should be yours without question. But I did not. My fortune is the work of others, who labored to build a great dynasty. Do I have the right to destroy their work, or impoverish that dynasty? I am a custodian, my dear, not an owner.
もし私が自分で財を築いてダウントンを手に入れたなら、私の財産は間違いなくおまえ(長女)の物だがそうではない。私の財産は人々の労働そのものだ。私には、彼らから仕事を奪うことも、名家を廃れさせる権利もない。私は所有者ではなく管理者なのだ。


その結果、メアリーには、相続者であるマシューと結婚してほしいと願っています。そうすれば、ヴァイオレットがいう所のメアリーの問題は、すべて解決すると信じているのです。


You could stay here if you married Matthew.
マシューと結婚すればここに残れるんだ


が、メアリーは、何せケマルの件の負い目があるため、前途有望でピカピカのマシューと結婚する気にはなれません


You know my character, Father. I'd never marry any man that I was told to. I'm stubborn. I wish I wasn't, but I am.
私の性格を知っているでしょ?勧められるままに結婚などしないわ。私は頑固者なの。そうでなかったらどんなにいいかと思うけど、それが私なの


コーラも心中複雑です。でもロバートにケマルのことなど言えるはずもなく、ただただうつむくばかりです


一方、三女のシビルは、秘書になりたいと言うグウェンの夢を懸命に応援する傍ら、自分もまた何か一生を賭けられる仕事を見つけたいと切望していました。ただドレスや殿方のことだけに現を抜かす毎日を退屈だと考えているのです


これはメアリーの台詞にもありましたね


Women like me don't have a life. We choose clothes and pick halls and work for charity and do the season. But, really, we're stuck in a waiting room until we marry.
私のような女性には人生などない。服を選び、廊下をこっそり歩き、チャリティーで働き、シーズンを過ごす。でも実際には結婚するまで待合室に張り付いている


そんなシビルの前に今回、トム・ブランソン(Allen Leech)というアイルランド人の運転手が現れました。トムはテイラーの代わりに新しくダウントンアビーに雇われたのですが、実際は社会主義者のようです。


シビルを町に送ったトムは、そこで女性の参政権について触れ、もしシビルが興味を持つようならパンフレットを持ってくると語りました。シビルは、トムの好意を喜びながらも、父や祖母には言わないでほしいと頼みます。


One whiff of reform, and she hears the rattle of the guillotine.
(ヴァイオレットなら)変革の臭いをかぎ取り、ギロチンの音を聞きつけるだろうからね


シビルはその詩的な表現に「It seems rather unlikely, a revolutionary chauffeur」(革命家の運転手らしからぬ表現ね)と答えますが、トムは、革命家ではなく社会主義者だ、それにずっと運転手でいるつもりもないと言い返します。(But I'm a socialist, not a revolutionary. And I won't always be a chauffeur


ヴァイオレットも言っていたように、周りには確実に改革の波が押し寄せてきているものの、さすがのシビルも即新たな世界に飛び込むことはできず、代わりに、大胆なfrock(ドレス)を新調することでとりあえずは満足したようです。いつも通りのドレスではなく、足首を絞ったトルコ風ズボンで皆の前に現れたシビルの、あの可憐な姿は未だに忘れられませんね


さて次は下の階を見てまいりましょうかダウントンアビー1のあらすじです♪


今回印象に残ったのは、何と言ってもエルシー・ヒューズのロマンスです。エルシーは、昔プロポーズされた農夫のジョー・バーンズ(Bill Fellows)に再会しました。農家の娘だったエルシーはその辛さを嫌というほど知っていたため、ダウントンアビーで働く道を選び、プロポーズを断ったそうです。


その後アイヴィーという女性と結婚して子供ももうけたジョーですが、妻の死後、やはりエルシーが忘れられず、このフェアを口実にわざわざ訪ねてきたのだそうです。ジョーは再びエルシーに求婚しました。


エルシーがこれをカーソンに打ち明けると、カーソンは、

He was horrible and fat and red-faced, and you couldn't think what you ever saw in him
彼は恐ろしくて太って赤ら顔に変わっていて、昔の面影が無かったのか

と冷やかしますが、エルシーは昔のままだったと答えます。


But I'm not that farm girl any more. I was flattered, of course, but I've changed, Mr. Carson. Life's altered you, as it's altered me.
でも私はもう農場の娘ではない。もちろん嬉しかったわ、でも私は変わったの、ミスター・カーソン。人生は、あなたを変えたように私をも変えた


こうしてエルシーは再びダウントンアビーで生きていく覚悟を固めたようです


また、ケマルの死に疑問を抱いていたデイジーは、ウィリアムが積極的にアプローチしてくるのを嫌がり、トーマスに惹かれてしまいます。既にトーマスが男色(He's not a lady's man)と見抜いていたパットモアは、その性格も問題だからデイジーのつきあう相手じゃないと止めるんですが、デイジーは耳を貸しません。彼女がウィリアムの良さに気づくのにはもう少し時間がかかりそうです


そのトーマスは、やっぱりいけ好かない男でしたね~トーマスは相変わらず嫌な男だった(;´・ω・)。改めて痛感してしまいました。パットモアとベイツがデイジーを止めてウィリアムを励ますはずです。そのベイツもまた、風邪で寝込んだアンナを優しく見舞っておりました。このふたりは順調に愛をはぐくんでいるようです


そして、マシューの家で働いているモールズリーは、その手が赤く腫れあがっていたことから、看護婦出身のイザベルに「丹梅」(erysipelas)と診断され薬を与えられます。ここでイザベルが、薬を塗ったら手袋をはめているよう命じるのですが、モールズリーは、下僕ではないから手袋はしない(I couldn't wait a table in gloves I'd look like a footman)、と言い張るのがまた可笑しかったですね


が、これが一向に良くならずにいたところ、この話を聞いたヴァイオレットが、それは丹毒ではなくコモン・ルーという低木で作った柵のアレルギー(a rue allergy)だと指摘します


Please don't think we're ungrateful for your enthusiasm, Mrs. Crawley, but there comes a time when things are best left to the professionals.
あなたの情熱を迷惑がっているとは思わないでね。でもプロに委ねた方がよいこともあるのよ


いやいや相変わらず絶好調ですヴァイオレットが楽しい( *´艸`)


以上でござる。今回は、ずっと先まで見たからこそ余計に感慨深いものがありましたダウントンアビーは何度見ても面白い(^◇^)。5話も近日中にアップさせていただきまする



改めて読み直し、かなり参考にさせてもらいました


これまでに視聴した欧米ドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~欧米ドラマ編

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