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ミステリーその他
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横山秀夫サスペンス・刑事の勲章 あらすじと感想 面白かった!

先週と今週の2週に渡って放送された【横山秀夫サスペンス】を視聴しました。先週の第1弾は「陰の季節」、今週の第2弾は「刑事の勲章」です。どちらも見ごたえのある正統派の刑事ドラマでしたが、個人的には「刑事の勲章」の方が面白かったです。今にして思えば、第1弾は前哨戦だったのかもしれません。両方見たことでますます感動を深くしましたから


最近は小手先ばかりのミステリードラマが横行する中(たまにはいいけどいつもだと先が読め過ぎて飽きちゃう)、日本でもまだまだこうした骨太ドラマができるじゃない!と思わず嬉しくなってしまったおばさんです


面白いドラマを見ると黙っていられない性分なので、以下ちょっとだけ、あらすじを語らせていただきまする。後半はネタバレになっていますので、どうぞご注意くださいませ。また、第2弾を理解するためには第1弾を知らないと面白くないので、これも補足させていただいております。


まず、主人公は県警警務部警務課の調査官・二渡真治(仲村トオル)です。二渡は親子2代の警察官ですが、父親が現場一筋だったのに対し、二渡はもっぱらデスクワークが専門です。中でも重要な仕事は「人事」でした。現役警察官のみならず、退職したOBの天下り先を用意するのも彼らだそうです。


第1弾の「影の季節」では、そのOBであり今では建設関係の会社で理事を務めていた尾坂部道夫(伊武雅刀)が、突然退職を拒否したことで、大騒ぎとなりました。実はそれには深い事情があったのですが、二渡の同期で刑事課長の前島泰雄(千葉哲也~豊臣秀長@真田丸)を初めとする現職刑事たちは、頑としてこれを漏らそうとしません


二渡もまた偶然その事情を知ることになりますが、前島から「武士の情けだ」と釘を刺されてしまいます。


二渡は、部下の上原勇三(長谷川朝晴)にもしばらく待つよう命じました。が、上原はこの命令を無視して無理矢理その事情を暴き立ててしまいます。二渡は、得意げに報告してきた上原を厳しく咎めました。お前はその事実を墓場まで持っていく覚悟があるかっ!?


結局、たとえ上原が事実を突き止めなくても、尾坂部は自分の使命を果たし終えると素直に人事に従いました。二渡は、今回のことを査定に加え、上原を「高田署刑事官」とし、表向きは昇進人事で送り出します。2年だ。その間に違う世界を見てこい


この言葉が示す通り、二渡もまたこれが昇進だとは思っていません。二渡同様、ずっと管理部門で生きてきた上原にとっての「現場」への異動はむしろ「修行」と言い換えた方が良いでしょう


これをまた警務部長の赤間警視正(滝藤賢一~高畠一寸@重版出来)が煽るのがまた嫌らしかった。この人事の本当の意味を知っているのは、私とあなた、そして二渡君だけですね


良かれと思ってしたことが裏目に出て、すっかり落ち込んだ上原は、同じく高田署勤務で、もうすぐ退官予定の大和田徹(北見敏之)に愚痴をこぼしてしまいます。何とかなるよう一緒に考えようと慰めてくれた大和田が帰った後も、ひとりで飲み続けた上原は、普段の彼では考えられないような失態を犯してしまいます。なんと上原はバーの女性の家に上がり込んで一夜を共にしてしまったのです!


翌日には刑事官として就任するはずだった高田署に遅刻した挙句、その女性が働いていたバーのママが殺されたと聞かされて愕然とする上原です刑事の勲章のあらすじですよ~( `ー´)ノ。遅刻の理由など、もはや言えるはずもありません。警務上がりの刑事官を疎ましく思う野本保彦(山中聡)からは、「一の会と呼ばれるうるさいOBたちの世話をするよう命じられてしまいます。


その上野本はすぐに上原の事件当日の行動を調べ上げたため、上原は頭が上がらなくなってしまいます


が上原はこの一の会の中でも生え抜きの刑事で、「静の葉山」の異名を取っていた葉山智之(寺田農)から、貴重な情報を手に入れました。葉山は、他のOBたちから馬鹿にされていた事務屋の上原に、新人を育てるのもOBの務めだといい、バーのママ殺しの犯人を教えてくれたのです


それがなんと、「静の葉山」に対して「動の湯上沢」と呼ばれていた湯上沢太郎(石橋蓮司)の甥=憲太郎だというから驚きです


この憲太郎は近所でも有名な悪党でしたが、裏の世界で生きるには「湯上沢」の名は邪魔だったらしく別の苗字を名乗っていたため、警察では因果関係をつかめていないだろうとのことでした。たとえ真相を知っても、OBの甥では逮捕しにくい、というのが葉山の読みです。葉山がこれを知ったのは、葉山の情報源がたまたま現場を目撃したからだそうです


そして葉山は、この事は決して刑事課には漏らすなと上原に釘を刺しました。自分が湯上沢に話をつけて、必ず憲太郎を自首させる、というのです。


これは、上原がその後湯上沢の後をつけたところ、湯上沢が憲太郎を呼び出して、何やら説教していたことからも類推できます


功を焦った上原は、幹部の荒木田茂(奥田瑛二)に犯人は憲太郎だと報告してしまいますが、荒木田にはあっさり却下されてしまいます。その線はとっくに洗った。湯上沢憲太郎は犯人ではない


一方で、この高田署で奇妙な事件が勃発しました。二渡の起案で、警察手帳を一括保管するという試みが行われていたところ、その手帳30冊が忽然と消えてしまったというものです。これを管理していたのは、上原の先輩の大和田です。皆から「軍曹」と呼ばれるほど規律に厳しく几帳面な大和田が、なぜそんなミスを犯してしまったのでしょうか?


自分の起案が思わぬ事件を生んでしまったとの責任から高田署にやってきた二渡は、自分に恨みを抱いた上原の上司である大和田が、部下の仇を討ったのではないかと推理しました。警察手帳の保管は大和田と、まだ若い神谷潤一(細田善彦)のふたりで厳しく行われていたため、外部の者の犯行とは到底考えにくいからです。


警務部で女性警察官を担当している七尾友子(和久井映見)の言葉から、ある可能性を思いついた二渡は、真夜中に大和田の家を訪れ、こう切り出しました


手帳を盗んだ犯人から連絡がありました。犯人は大和田さんに恨みを抱いて犯行に及んだそうです。大和田さんの警察手帳は破いてしまったそうですが、こちらとしては、残り29名分の手帳が戻ってくれば不問に付すから、明日の午前中にこれを返してもらいたいと告げました。


二渡は、この度の盗難事件は、手帳を無くした大和田が、自分の失態を隠蔽するために行った狂言ではないかと考えたのだそうです


さすがは大和田、これで二渡の真意を悟りました。お父様も素晴らしい警察官だったが、あなたも決して負けていない。


一方で二渡は、「部下の仇」を打ったのは大和田ではなく、葉山に違いないと確信します。何でも上原はその昔、同期の刑事を依願退職に追い込んだことがあったのだそうですが、その刑事=猪熊こそ、葉山の部下だったのだそうです。葉山は、部下を追いやった上原を許せず、上原にガセネタをつかませて恥をかかせたのではないか?


が、その推理は、実は2つとも間違っていたことが後に明らかになりました。以下ネタバレです刑事の勲章のネタバレです♪


まず1つめの警察手帳ですが、確かに持ち去ったのは大和田で、手帳を紛失したのも事実でしたが、その動機が違っていました。手帳を紛失したのは大和田ではなく、後輩の神谷だったのです。これは、実際に返却された手帳が28冊しかなかったことで明らかになりました。無かったのが大和田と神谷の手帳だったことから、二渡はすぐに真実に気づきます


大和田さんは手帳を無くした神谷を庇っていたのか!


もうじき退官する大和田は、常に、今の自分に何ができるかを考えていると語っていました。もはや警官ではなくなり、後輩を育てることもできなくなる大和田にできるのは、将来ある若手の芽を摘み取らせないことです。神谷は、恩ある大和田の経歴に傷をつけたくないと真相を打ち明けようとしますが、それは決して大和田の望むことではないと止められてしまいました。


立派な警察官になることが、その恩に報いる唯一の方法だ


ちなみに神谷の手帳を拾ったのは憲太郎です。が、湯上沢曰く、悪さを働くつもりは無かったそうで、湯上沢の説得に応じて返してくれたそうです。


もう1つのバーのママ殺しの犯人は、他ならぬ猪熊が目撃者だったそうです。猪熊は刑事を辞めてからもずっと葉山の情報源として貢献して来たようでしたね。


今回の報告を受けた葉山は猪熊に、今でも上原を恨んでいるかと尋ねたそうですが、猪熊はもう恨んでいないと答えたそうです。でも葉山としては、ちょっぴり意地悪がしたかったということでしょうか


猪熊は上原に電話をかけて、今ここに犯人がいるからと、自分が働いているパチンコ店に上原を呼び出しました。猪熊は事件のあった夜、パチンコ店の馴染客が、上原の後にあのバーに入っていくのを目撃したのだそうです。


上原は自分に気づいて逃げる犯人に必死でむしゃぶりつきました。野本たちが駆けつけて犯人に手錠を掛けた時には、上原は鼻血を出していたほどです。


こうして上原はOBたちの好意で無事犯人逮捕に貢献し、ようやく二渡の意図を解しました。しばらくはここで働かせてください


そう言われてはいと言える仕事ではないと言いながらも、二渡もまた嬉しそうでした。


また、一の会のOBふたり、湯上沢と葉山は今回、叙勲の対象者として候補に挙がっていました。憲太郎は叔父に、勲章がほしくて俺に更生を求めているんだろうと言い、二渡は葉山に、湯上沢を出し抜いて勲章をもらおうとしているのか、と問い詰めていましたが、決してそうではなかったのです


しかも葉山は「俺は他の勲章を狙っている」(から候補から外してくれ)の言葉通り、死亡叙勲を受けることになってしまいます。葉山は自分の死期を悟っていたのですね。俺より先にそんなくだらねえ勲章をもらいやがって、という湯上沢の言葉が耳に残っています


最後に登場した参事官の松岡勝俊(三浦友和)は、上原にこう語って聞かせました。俺たち刑事は決して捨てない。お前は同期を切って捨てたが、俺たちは仲間はもちろん、被害者や犯人に至るまで、一生すべてを引きずって生きていく。それが刑事の勲章なのだ、と


この2つのドラマは、近々公開の映画、「64」に先んじて放送されたそうです。NHKでの放送は、ちと自分とは相性が合わずに見送りましたが佐藤浩市さん主演の映画は楽しめそうな気がします。とはいえたぶん、テレビ放送まで待つことになりそうですが


その佐藤浩市さん演じる三上義信はどうやら二渡の同期のようでしたが、最後に「広報室」に異動させられていたようです。果たしてこの異動は何を意味しているのでしょうか?


映画も結構ですが、出来れば是非、同じメンバーで連ドラもお願いしたいところです。あ~本当に楽しかった。大満足です刑事の勲章が面白かった(^^)/


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

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No title
こんにちは。私はサスペンス、ミステリードラマが好きで、中でも横山秀夫さん原作のものがとり立てて大好物です。
「クライマーズ・ハイ」「半落ち」「臨場」。「64」はまだ映画は見ていませんが、ピエール瀧のNHKドラマ版は見ています。
その映画「64」に繋がる今回の「陰の季節」「刑事の勲章」(原作は『動機』)は見ごたえがありましたね。
なかなか語りつくせない部分もありましたが、こちらのブログでは余すところなくい表現されていて感動しました!
良かったら、私のブログにもコメントやTBを頂ければ幸いですv-421
はじめまして
やっくんさん、はじめまして。
早速やっくんさんのブログにも遊びに行かせていただきました(笑。

一応ここにも貼っておきますね^^:
http://blogs.yahoo.co.jp/unno1/36329914.html

刑事の勲章は本当に面白いドラマでしたよね~。
64がテレビで放送される日が待ち遠しいです(^◇^)。こん

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こん

海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

ドラマは大好きですが、演じている俳優(一部例外あり)などドラマの内容以外にはほとんど興味がありません。あしからずご了承ください。ちなみに~しつこくされればされるほど嫌になる射手座の女でございます(笑

ブログは、時にあらすじを語ったり辛口な感想を書いたりと統一されておりませんが、とりあえず「言いたい放題」言わせて下さいませ。最終回まで視聴したドラマは必ずどこかにその感想を付記しています。また記事で使われているイラストの中にもおばさんのつぶやきが隠されています。余裕のある方はどうぞそちらもお楽しみくださいませ

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でも誠に勝手ながら「コメントでのネタバレ」はくれぐれもご遠慮くださいね。せっかくの楽しみが半減しちゃうので

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