2017/12
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重版出来!のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 重版出来! あらすじと感想、登場人物一覧


黒木華さん主演のお仕事系ドラマ、【重版出来!】(じゅうはんしゅったい)の5話はまた実に良いエピソードでございましたね


おばさんは決して良い人間ではありませんし、良い人間でいようとすると自分が擦り切れるような気がしておりましたが(実際に疲れ果ててダウンすることもしばしば重版出来!のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ)、それもいつかは皆自分に返ってくる=いつか使う日のためにためているのだと思えば、また違った心境でいられるかもしれませんね。あ、解釈が間違っているでしょうか。以下ネタバレのあらすじですネタバレですのでご注意を♪


今回は興都館の社長、久慈勝の過去が明らかになりました「良い編集者」になろうとした心が、身近な例の五百旗頭の行動を観察し(≠ストーキング)、五百旗頭が、誰が見ていなくてもコツコツと善行を積んでいる姿に感動して、これを五百旗頭に打ち明けたことがきっかけです


俺のも人真似だからな


なんと五百旗頭は久慈の真似をしていたのだそうです。


おそらくは福岡出身だったらしい久慈は幼い頃に炭鉱夫だった父を亡くし、母と二人暮らしだったそうです。久慈は中学でクラスの成績がトップだったそうで、将来は医者になりたかったそうなのに、母親は経済的に苦しいことを理由に、久慈に進学を諦めるよう迫ったそうです。中学の担任らしい男性はせめて高校ぐらいは出してやってほしいと言ってくれたのに対し、母親は貧乏人には貧乏人の生き方がある、私に体を売れというのかっ!と怒鳴ったのだとか。


が、その母は、久慈が中学を卒業したその日に、男と駆け落ちしたそうです。それから久慈はすっかり自棄になり、食うために炭鉱で働き、悪い仲間と酒や賭博、カツアゲなど、ありとあらゆる悪事に手を染めて生きていたそうです


そんなある日の事、川辺で釣りをしていた老人(火野正平)に出会った久慈は、良いカモだから俺が金を引き出して見せる、と意気込んでその老人の首にカマを突きつけたところ、その老人は、人間は「運」をためることができる、と言い、お前が俺を殺したら、お前の運は尽きる、と語ったそうです。


生まれた時に持っているものは違っても、人生、最後には帳尻が合うようにできている。善行を施せば運をためることができるが、悪事を働けば運はすり減ってしまう。そして最も大切なのは運を使うタイミングだ。運を生かすも殺すもお前の生き方次第だ。


自分がどうなりたいのか、自分の頭で考えろ。考えて考えて、吐くほど考えて見極めろ。運を使いこなせ。


そのすぐあと、それまでの悪行がたたって滅多打ちにされた久慈は故郷を出て上京し、町工場でただひたすら生きるために懸命に働いたそうです。


ある時昼飯を頬張っていた久慈に、一緒に働いていた坂巻という男性がそれまで読みふけっていた1冊の本を差し出しました。これが久慈の人生を大きく変えてしまいます


「俺の田舎の詩人が書いた本だ」というその本は、興都館出版の宮沢賢治詩集だったそうです。その中の「雨ニモマケズ」を読んだ久慈の目からは涙があふれて止まらなかったそうです


それ以来久慈は本屋に通っては毎日読書にふけり、必死に勉強して大検を受けたようです。賢治のように、困っている人がいたらすかさず手を差し伸べることも忘れなかった。そしてついにはその詩集の発行元である興都館に就職しようと決意するにいたったようです


そして10年後、久慈は念願の興都館、しかも文芸編集部で働いていました。そこで担当になった作家から、昔出会った老人はきっと、「聖なる予言者」だったにちがいない、と聞かされたそうです。運命の神様は、人間が道を誤らないようにつじつじに立っては、忠告をしてくれる。問題はそれを聞くか聞かないか。すべては人間の選択に任されている


それでも久慈はギャンブルは止められなかったようで、その後麻雀で大きな役を当てるのですが、その直後に、住んでいたアパートが火事に遭ったと知らされて愕然とします。妻と子供は何とか無事だったようですが、その火事で、久慈は家財一切を失ってしまいました。


今度こそ「教え」が身に沁みた久慈はそれから一切のギャンブルから手を引き、酒もたばこも止めたそうです。贅沢をせず、必要最低限の生活をして「コツコツ」と小さな運をためていった1年後、偶然買い付けた無名の小説家が書いた海外ミステリーがベストセラーとなり、重版に次ぐ重版出来で、ついには社長の座にまで上り詰めたのだとか。久慈はでも、社長となった今でも車ではなく電車で通勤し、家も借家のままなのだとか


もし運がためられるなら、私は仕事で勝ちたい。全ての運をヒットにつぎ込みたい。そのために私は運をため続けている


五百旗頭が、やはり文芸編集部で最初に出版した単行本は、久慈の思い入れの深いその宮沢賢治の詩集だったのだそうです。五百旗頭はその時久慈の話を聞いたようで、自分もまた社長のようにコツコツと善行を積み、ここぞというところで勝とうと考えているのだそうです。


そんな久慈とは正反対で、すべてが賭け頼みの和田編集長が、そんな自分を恥ずかしく思い、書店でもらった宝くじを壬生に譲ったのがまた可笑しかったですね。でも、もう本当の「和田」監督@阪神は辞任してらっしゃいますよね


これで好きな物を食えと言われた壬生は、腹立ちまぎれに心の非常食=カップラーメンを黙って横取りしてしまいます。その代金だと言って渡された宝くじを見た心はでも、その番号に狂喜乱舞していました118125(いいバイブス)とは、何とも良い番号だと大喜びです。ちなみに「5」は「S(エス)」にも見えるとの談です。


その心は今回、大塚シュートの「KICKS」の単行本化を手伝うことになりました。そこで心は、新人作家を売り出す時は必ず黒字になるよう設計しなくてはいけないと教わります。経費の掛かる本にしてしまうと、もし重版が掛かっても会社が出来を渋ってしまうからだそうです。重版が掛からなくても、利益を出して終わらなければ、次の声が掛からなくなる。


作家の可能性に傷をつけるな!


まさしくその作家の可能性に傷をつけているのが、安井のようです。安井は東江に絵を発注しておきながら、それももうすぐ描き終わるというその時に、すべて没になったと連絡してきました


そもそもネームを提出した時も、ほとんど目を通さず即OKを出したのには、東江もかなり驚いていましたよね。これが心だったら、隅々までじっくり検討し、少しでも良くなるようアドバイスをくれたのに。やはり、安井の「新人潰し」の異名はだてや酔狂でつけられたものではありませんね。「初恋=東江」を安井に奪われた心が、何とか彼女を救えるとよいのですが


その心は今回、ドヘタ伯こと中田伯のデビューに向けて全力投球していました。中田もまた、その心の期待に応えようと、何度も何度も描きなおしていたようです。それがようやく終わってバイブスの「新人賞」として検討した結果、和田編集長の鶴の一声で、ついに中田のデビューが決まります


安井や壬生は、どんなに内容が面白くても、「マシになった絵」が事故レベルだ、絵が下手な漫画は絶対に売れない!とこき下ろしましたが、和田は、壬生が「そんな絵を乗せたら前代未聞だ」と言ったのを受けて、キッパリこう言いかえしたのです。


前代未聞、いいじゃねえかよ。見たこと無いもん載ってるのが雑誌の面白さだよ


口うるさくて皮肉屋の安井も、和田にだけは逆らわないのが楽しいですね。口では珍獣とか言ってますが、和田の実力は相当高いに違いありません


もちろん、大塚シュートの方も順調です。単行本の表紙の元になるイラストを選ぶ際、心は、デザイナーの野呂(ヒャダイン)にカバーラフを持ち込んで待つだけではなく、少しでも参考になればと皆の意見を聞きに奔走します


中でも書店員の河は、それを実際本に撒いた上に、KICKSの発売日に並ぶであろう他の単行本も実際に並べて色味を見てくれました。圧倒的に暗いカバーが多い中、ふたりが、色は絶対に白がイイとという結論に達したのも楽しかったな。そして野呂も、KICKSのテーマであるサッカーへの情熱を少しでも共有しようと、サッカー場へ足を運び、最高の物を作る努力をしてくれました。


野呂はその師匠から、

書店にはたくさんの本が並んでいる。その中から1冊を選んでもらう魔法はない。だからひたすら考えろ。出来得る限り最大最高の仕事をしろ。常に己に問え。自分の仕事だと胸を張れるものを世の中に送りだせているのか

と教えられたそうです。


これもまた、胸に止めておきたい言葉ですね立川談志さんも同じような事言ってたな


でも、この重版出来の素晴らしさはこれだけに留まりませんでした久慈社長が素晴らしいね(^^)/


興都館では、毎年残った在庫本を「大掃除」と称して古紙再生流通センターに送るのだそうです。その本を選ぶのは営業部の仕事らしく、今やすっかりコミックを愛する男と化した小泉は、それを五百旗頭にすまなそうに報告していました。ただパソコンで数字(=処分する冊数)を入力するのが申し訳ないです


五百旗頭は、その小泉と心に、久慈の供をしてこの流通センターに行くよう命じました。久慈は毎年その時期が来ると必ず、流通センターに足を運び、無駄になってしまった本に心を痛め、その痛みを忘れまいと、決意を新たにするのだそうです


生きていくのに、本は必ずしも必要じゃないかもしれない。読まなくとも生きていけるかもしれない。だが、たった1冊の本が人生を動かすこともある。誰かに救いをもたらすこともある。だから私は1冊でも多くの本を読者に届けたい。それが、私を人間にしてくれた「本への恩返し」なんです。


心が中田を指して、誰かの人生を動かすほどの作品をいつか描ける人だと思う、と言ったのは、この久慈の言葉を受けてのことだったのです。心は本当に良い先輩たちに恵まれていますね


でも、一攫千金の運は心を素通りしてしまったようです。なんと、和田編集長にもらった宝くじは3千万の当たりくじとなったのですが、運命の神様はそれを他の番号とすり替えてしまったのです


当選発表を見た和田は、それが「いいバイブス」だったことに仰天し、即小熊を呼びつけますが、小熊こと心はその宝くじを、なんと、久慈のそれと取り違えて持ち帰ってしまったことが判明します。久慈に運を渡したのは、久慈から自分の宝くじをやると言われた小泉のようでしたね。小泉は、それが心のくじとすれ違ったことには気づかず、久慈の本にそっと挟んでいたのです


自宅にいた久慈がやはり当選結果を見て、思わず驚いていたのが可笑しかったですね~。こちらは和田と違って、自分の番号など覚えていませんから、疑いもしないのです。その頃和田は、早く社長に電話をして取り戻せikari!とわめいていますが、皆から押しとどめられてしまいます。今さら自分の物だと言っても通用しない、と


でもな~あれ、和田編集長のはくちゃくちゃ=しわだらけだったはずなんだけどな~などと言っては、やはり和田同様欲深いおばさんの諦めの悪さが露呈してしまいまするね


そして久慈は、これまたなんとなんとその運は見送って、次の重版出来にすべてをつぎ込むつもりのようです。当たりくじは、久慈の孫の折り紙となり、鋏で切られてしまったそうです。唯一の救いは、当選者が現れない当たりくじは、社会に還元=慈善事業に寄付されるということでしょうかangel


たった1時間の中でこれだけあれもこれもと語りたくなる日本のドラマも久しぶりです重版出来!は続きもとっても楽しみですね



原作も読んでみたいですね♪


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