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グッド・ワイフ6 (the Good Wife S6)
 ミステリー・リーガル・アクション・サスペンス

グッド・ワイフ6 あらすじと感想 第3話 聖なる仲裁人

リーガルドラマ、【グッド・ワイフ6】の3話は「聖なる仲裁人」(Dear God~親愛なる神様)です。これもまたなかなか面白かったですね~。今回はシーズン間の休みが入っていないため(飽きっぽいので)少しダレるかなと心配したのですが、今のところはまったく杞憂に終わっています。以下簡単なネタバレのあらすじですグッドワイフ6のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


今回はケイリーに思わぬ味方が現れました。その名もジョイ・グルービック(Linda Lavin )という公判前釈放事務官 (pretrial services officer) です。


彼らは公判前釈放事務官は、裁判を前にした被疑者と面会し、その生活態度を調査して詳細なレポートを亭主するのが仕事だそうです。ドラマの中でも取りざたされていた通り、このレポートが「有罪」を決定づける証拠とはなりませんが、保釈の是非や量刑を決定する際の資料に使われるそう。


このグルービック、最初はケイリー、次はアリシア、そして最後にはダイアンに面会しましたが、聞いていることはほぼ同じで、型通りの質問のように思われましたが、なかなかどうして鋭い観察眼を有しており、対検察側への力強い盾となってくれます


なんと今回ケイリーは検察側から「保釈」を取り消すよう訴えられてしまいました


というのも、前回ビショップから「本当の裏切り者は誰か」と問い詰められたカリンダが、どうやらトレイだと白状してしまったようなのです。が、カリンダは、トレイがジム・レナードの二の舞にならぬよう、即、トレイに逃げるよう促したらしい


こうして、検察側の切り札だったトレイが消えたことで、検察はケイリーを訴えることができなくなったはずなのに、彼らはあろうことか、トレイを消したのはインド系の女性(=カリンダ)で、ケイリーは保釈後すぐにその女性と会っていた、と追及してきました。検察側曰く、トレイが妻のステイシー(Saycon Sengbloh)にインド系の女性から脅された、と告げたのだとか。


これらは確かに事実ですが真実ではありません。カリンダはトレイに逃げるよう勧め、ケイリーとは恋人として久々の逢瀬を楽しんだのです。が、それを予備審問で明かすわけにはいきません。


が、そこはさすがにカリンダです。自分の不始末は自分で何とかできる人物ですから、早速カリンダは、ステイシーの愛人を捜しだし、逆に、大変凶暴なその男がトレイを殺したかもしれないと思わせました。ステイシーに愛人がいることも紛れもない事実なため、公平な判断をすべきジャッジ=イリヤ・ペトロフ(Tibor Feldman)としては、どちらの意見を聞くわけにもいきません。


On the one hand, the defense has presented a reasonable alternate theory to Trey Wagner's disappearance, but they haven't backed it up with evidence. The prosecution, meanwhile, has a great deal of evidence, but nothing that leads one directly to the conclusion that they would like.
代理人側の主張も納得はできるが裏付けがない。一方の検察側も、証拠はあっても決定的とは言えない


I am left with a tie(結論が出せません)という表現も面白いですね


ここで呼ばれたのがグルービックでした


グルービックは、ケイリーが元州検事代理(a deputy state's attorney)だったため(そうでしたそうでしたS3#6参照)収容施設内での報復を恐れており、逃亡の可能性は否定できないが、それと同時に、今回の容疑を掛けられて失った信頼と日常を取り戻そうと努力している様子が伺える、と弁護してくれました。


It is my opinion he knew enough of the risks to not intimidate or order the intimidation of any witness. I have concluded that Mr.
Agos has not broken any of the conditions of his bond.

これは私見ですが、アゴス氏には証人を脅したりしないだけの分別があると思われる。アゴス氏は、保釈の条件を順守していると結論付ける


彼女が証人に呼ばれた時、普段のグルービックの様子から、これはダメだと諦めたケイリー、ちゃんとグルービックに礼を言わなくちゃいけませんね。でもグルービックなら、シラッとした顔で、こう言うだけでしょうが。これが私の仕事だから


こうしてケイリーの保釈は取り消されずに済みましたが、アリシアは、カルロスが許せません。どうやらアリシアは、カルロスがケイリーにこだわるのはビショップ絡みだからではなく、自分へのけん制としてこの件を利用したと考えていたようです。


そしておそらくその予想はそう大きく外れておらず、カストロは、ケイリーを必ずぶち込んでやると息巻いた上、アリシアが自分に突っかかってくるのは「愛人のウィル」を死に追いやった仇だからだろうとうそぶきました


こ~れは完全にアリシアの闘争心に火をつけましたよね。アリシアはその足でイーライの下へ行き、こう尋ねますアリシアがついに州検事に立候補!?


If I ran, what's the plan?
もし私が立候補するとしたらどんなプランを立てる?


もちろんそれだけではなく、ラディカル・フェミニズム運動の活動家=グロリア・スタイネム(Gloria Steinem本人)に会って励まされたことも大きかったと思われます。アリシアはグロリアが、もう疲れたからアリシアに後を譲りたいと言っているように思えたそうです


またアリシアがケイリーの代わりに代理人を引き受けたケースが、ふとしたことでトーマス・グラット(John Procaccino)判事の裁判から「仲裁」に切り替わり、そこで神(真理)について考えたことも、今後のアリシアに少なからぬ影響を及ぼすかもしれないと期待したいところです


弁護士は細かい揚げ足を取って徹底的に相手を叩くことが仕事だけれど、信仰はそうではない、字面ではなく本質を見極めることが優先され、些細な過ちは鷹揚に解釈する。これはグレースから教わっています


「キリスト教仲裁所」(Christian arbitration)で仲裁人を務めたのは(おそらく牧師?の)デル・ポール(Robert Sean Leonard~ウィルソン@Dr.House)です。この仲裁もなかなか意義深かったですね


FAのクライアントのエド・プラット(Richard Thomas)は、4億ドルもかけて特別な種を開発し、特許も取得していたのに、それを隣の畑の持ち主=ウェンデル・ケラー(Robert Joy)が許可を得ずに使用したことで訴えてきたのだそうです。


が、FAではアリシアとディーンが、そしてケラー側ではもはやお馴染のカーター・シュミット(Christian Borle)が丁々発止とやりだしたため、プラットとケラーはひどく違和感を覚えたそうです。争っているのは自分達ふたりなのに、いつの間にか代理人同士の争いになっている


それこそが「裁判」というものなのですが、人間本来のあるべき姿ではないのかもしれません。そもそもプラットは、ケイリーが捕まったことを咎めずに依頼人でい続けてくれたほどの人格者なのです。自分たちの手で解決せずに他人に委ねることで事が大きくなることを嫌った二人は「神の前」で解決する道を選びました。


それでも争おうとしていたアリシアたちをよそに、結局はケラーがあっさり罪を認めて謝罪することでふたりは和解に至ります。ケラーは、自分が黙って植えた分については支払うから、割引を頼めないかと持ち掛け、プラットもまたあっさりこれを了承しました


その様子を見ていたケイリーが近づくと、ふたりは握手を交わして解決したと嬉しそうです。We settled it. 当事者が目に入らず、相変わらずがなり立てていたアリシアたちが、何とも滑稽でございました


あ~やっぱり今のアリシアは骨の髄まで弁護士かも知れません。それが今後どう変わっていくのか、行かないのか、グッドワイフ6は続きがますます楽しみです。(しばらくは週1ペースになるかも~です


~これまでのグッド・ワイフのあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます: S1S2S3S4S5


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