2017/11
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坂元裕二さん脚本の【カルテット】は3話も面白かったですね~


冒頭から余談で恐縮ですが、確かにミステリー要素も無くはないけど、少なくとも今のところはどう見てもラブサスペンスではなさそうなので、ここでの分類はミステリーから「ラブコメ」に変えさせていただきました。これが最後に来て身の毛もよだつサスペンスとなったら、それはそれで大歓迎でござりまするが


さて、今回は「すずめの正体」が明らかになりました。すずめの父親、綿来欧太郎(わたらいおうたろう~高橋源一郎)はなんと詐欺師だったそうで、幼いすずめに超能力があると嘘をつき、親子でテレビ出演していたのだそうです。すずめはそこで「魔法少女」として大いにもてはやされたそうです。


この嘘が明らかになってバッシングを受けた後、すずめは親戚中をたらい回しにされている途中でチェロ引きの老人に出会い、チェロの魅力に取りつかれてしまったそうです。その時すずめは、チェロを生涯の相棒にすると決めたようでした


すずめはその後も極力ひっそりと暮らしていたらしいのですが、OL時代に昔の動画が同僚に見つかって嫌がらせを受けることになったのだとか。それでもすずめは毎日ニコニコ笑っていたそうですが、ある時突然、これもでも笑顔で辞職を願い出たのだそう


このOL時代の話を自身のブログで公表した「OL辞めてロンドンで暮らしていますなありがちな女性は安藤サクラさんのようです。ナレーションの声質もピッタリでしたね。しかも「すずめ」ではなく「つばめ(仮名)」としてあったところもまたうまかった


これまた余談になりますが、秋田の昔話に「雀孝行」という話があるんですよね。雀(すずめ)は口ばしもろくに洗わないで親の死に目に駆けつけたから間に合ったけれど(だから米を食べることを許された)、燕(つばめ)は紅を差していたから間に合わなかった(だから米を食べさせられず虫を食べるようになった)という説話なんですが、今回のエピソード、思い当る節があると思いませんか?


ドラマでは、ずっと音信不通だった欧太郎が危篤だという知らせを受けたすずめは、会いに行こうかどうしようか散々迷うのですよね。何度も病院の前へ行っては引き返し、途中で、既に亡くなった母親の骨壺にお花まで供えに行きながら、まだ生きている父親に会いにいく気にはどうしてもなれない


でもそれは決して「親不孝」なつばめだからじゃない。幼い頃に受けた仕打ちで半生を台無しにされたすずめの精一杯の反抗だったのではないでしょうか


こういった問題は今他のドラマでも取り上げられていますが(お母さん、娘をやめていいですか?)、子どもだからと言って親のおもちゃにされていいはずがないし、親だからと言ってすべてが正しいわけじゃない。すずめはここで父親に会わないという決断をすることで、自分自身の人生を確立しようとしていたのではないでしょうか


またすずめの母親のお骨が収められていた納骨堂らしきロッカー、すずめはいつもそのを大事そうに持っているようです。鏡子はこれを含めたすずめの過去を全て知った上で、お金があれば母親のお骨を墓に移せる、スパイを続けなければ皆に真相をぶちまけると脅していたようでした。それですずめは真紀を見張らざるを得なくなったようです


~でもその鍵、軽井沢に戻った後には2つになっていましたよね。やっぱり父親の遺骨も引き取ってきて、母親とは別のロッカーに収めたんかな。それとも、あそこには他のお骨もあるんかな?


その真紀が今回すずめの過去を知ることになりました。すずめの父親が危篤だと聞かされた真紀はすずめに連絡がつかなかったため、取り急ぎ病院へ向かうのですが、そこで欧太郎は臨終となってしまいます。


これからどうしたものかと真紀が外に出たところ、行きつ戻りつしていたすずめの姿を見かけました。すずめちゃんっ!!カルテットのあらすじです♪


真紀は、最初は型通りすずめに病院へ行くよう勧めましたが、すずめは腹が減ったからと言い訳して渋ったため、ふたりは一緒にカツ丼を食べることになりました。


カツ丼ができる間も、何とかして本題を避けようとしていたすずめが、いかにもすずめらしい不器用さでもって少しずつその胸の内を打ち明けていきます


昔父が、病気をうつされたくないという理由だけで恩人の見舞いに行かなかったこと、自分が手抜き工事をしたために潰れた会社があったのに、自分はラーメン屋でスープがぬるいとクレームをつけて作り直させたこと、などなど


家族だから、病院、行かなきゃダメですよねそうするのが正解ですよねvv


ためらいがちにそう言ったすずめに、真紀はキッパリこう答えました


行かなくていいよ、病院。これ食べたら一緒に軽井沢戻ろう。私たちは血のつながった家族じゃないけど、同じシャンプー使っているし、洗濯物も一緒に洗濯機に入れている。あそこはすずめちゃんの居場所です。


泣きながらカツ丼を食べ始めたすずめにかけた真紀のこの言葉も良かった泣きながらご飯食べたことのある人は生きていけます。


また今回は、すずめが好きなのはやはり家森ではなく別府らしいことが明らかになります


すずめは、小学生の頃皆から「淀君と呼ばれていたという有朱から、男を誘惑する術を伝授されたのですが、最初はそれを守って別府を誘惑しようとするも、恥ずかしさのあまり失敗してしまいます


いつも通り、下手な言い訳に終始するすずめに、別府が気の利いた反応ができない様子がまた何とも歯がゆかったですね


でも、今回の決断で一躍成長したすずめは、軽井沢に戻ってすぐ、ふたりの帰りを待ちながらクリスマスの飾りつけをしていた家森と別府の下へ行き、家森が真紀と話している隙に、別府に自分からキスをしてしまうのです。さすがに鈍い別府も、これでようやく分かったか!でしたよね


その後のすずめのソロがまた良かったな~。超有名なバッハの無伴奏チェロ組曲を弾きかけたのを途中で止めて、代わりに演奏したのは、同じ無伴奏チェロ組曲でも、ガスパール・カサドの作曲だったそうです。こちらは初めて聞きましたが、なかなか情緒的な調べですね


カサド:無伴奏チェロ組曲
ちょっとだけ試聴できます


ちょっとググってみたところ、これはカサドが恩師のパブロ・カザルスに捧げた曲らしいので、すずめは自分に「仲間」をくれた恩人~チェロを教えてくれた「おじいさん」にお礼が言いたかったのかもしれません結構深いドラマでござる( *´艸`)


それ以外では、すずめが誤って家森の「パンツ(ランジェリー)」を暖炉に落としてしまったのを~おそらくすずめの思考回路的には~どうせもう焦げてしまったから拾ってもムダだ、あれこれ家森に文句を言われるのもイヤだパンツ履かない家森に文句言われたかない(;´Д`)、と考えて、逆にさっさと燃やしてしまおうとギュウギュウ押し込めたのには大笑いでしたし、真紀が「天気予報」を唇を付けずに5回言えと言われて一生懸命トライしたのに、言い終わった後元々唇を付けずとも言えると言われて憮然とした様子が楽しかったです~ここは無意識に自分でも5回言ってました


あとは~そうそう、怪しげな男たちにある女性の居場所を詰問されて&簀巻きにされて蹴飛ばされていた家森の安否が気になるところです。果たしてあの女性は誰なのでしょうか?


なんとな~くミステリアスな雰囲気漂うラブコメカルテットは続きもとっても楽しみですねカルテットが楽しみ(^^)/


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