2017/11
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遠藤周作氏原作の【真昼の悪魔】を見始めました


昔、遠藤さんの本を片っ端から読みあさったことがあって、その時にこの「真昼の悪魔」も読んだような気がするのですが、ほぼ同時期に、こちらは何度も繰り返して読んだ「悪霊の午後」の方が印象が強くて、詳しい内容は忘れてしまったようです。この「悪霊の午後」も秋吉久美子さん主演でドラマ化されて大いに怖がらせてもらったものですが、田中麗奈さんも負けてませんね。いや~実に怖かったです


他のキャスティングもまたイメージぴったりです。神父役の伊武雅刀さんを始め、主人公の女医、大河内葉子の謎を暴こうとする作家志望の難波聖人を中村蒼さん(イバラ@無痛~診える眼~)、そして葉子にコロリと騙される間抜けな「御曹司」には大倉孝二さん~この顔ぶれだけでも楽しめそうです。何気に、以前「ゆとりですがなにか」で大いに注目を集めた瑛蓮さんも出ていました


以下、超簡単なネタバレのあらすじです真昼の悪魔のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ


葉子は美人で優しく優秀な外科医として医局でも評判の女医でした。が、その本性はまさに「悪魔」のごとしであり、その犠牲者は数え切れないほどです。何せ葉子は人の命を預かる医者なのですからね


最初葉子は行きつけの店でステーキを購入し、これを入院患者に与えていました。どうやらその患者にとって「肉」は文字通り命取りだったらしく、翌日その患者は手当の甲斐なく死亡してしまいます真昼の悪魔が面白い♪


あれほど食べちゃいけないと注意したのに


そう語る同僚の浅川純(瑛蓮)に対して葉子は、でも幸せそうな顔だったよと満足げです


その後虫垂炎の急患が運ばれてきました。苦痛を訴える難波聖人の頬に、葉子はそっとキスをします。どんなに痛みがひどくてもさすがにこれには気づいたらしく、聖人はそれから葉子を意識するようになります


~でも今時は「手術後はなるべく動け!」が常識でござるよ


が、聖人はドストエフスキーのような作家を目指していただけあって、善悪の概念にはとても敏感であり、かつ、些細な謎も決して放っておけない性分でした。病室の引き出しから数名の氏名が書かれたメモを発見した聖人は、それが何を意味するのか気になってなりません


ちょうど清掃員の芳賀明善(篠原篤)がこっそりタバコを吸っていたのを目撃したことから芳賀と親しくなった聖人は、芳賀の協力を得て、自分の前にその病室に入院していた患者を捜してもらいました。事情通の芳賀は早速その患者が加納という糖尿病患者だったことを突き止めてきます。


今は心療内科にいるそうだ


早速聖人が加納に会いに行くと、加納は必死で自分は正常だと訴えましたが、声をあげればあげるほど、重症だと疑われてしまいます


その後メモに書かれた名前が既に死亡した患者だったことが判明しました。つまり加納はきっと「知ってはならないことを知った」ために、精神異常者として社会的に葬られてしまったに違いありません。もちろん犯人は葉子でしょう


が、このドラマは、そんな葉子以外にも「悪魔」がいることを暴露します。ひどい認知症を患っている姑トシの看護に疲れた小林照美(朝加真由美)はともかくとして、誰もが「白衣の天使」とたたえていた看護師の梶本喜子(宮地雅子)までもが、実は陰で患者を苛めていたことが発覚します


これは、時々は正気に返るらしいトシが嫁に「看護師が怖い」と漏らしたことから、照美がこっそりティッシュボックスの中に監視カメラを仕掛けておいて明らかになりました。でも、梶本は患者に嫌がらせこそすれ、患者を殺しかねない間違い~点滴の中身を間違えたりはしていません。そう、これは葉子の仕業です


おそらく葉子は、照美が金に困っているとこぼしたことから、その苦労を取り除いてやろうとしたのでしょう。もちろん、決して無垢な好意からなどではありませんよ。最初の患者の例がそうだったように、葉子は悪魔的行動がすべて悪ではないと証明したいのかもしれません。


実際照美はこのおかげで、病院から300万円の慰謝料を受け取り、金の苦労から解放されることになります


これに味をしめた照美は、葉子をも脅しにかかります。照美は監視カメラの映像から、点滴の中身をすり替えたのは葉子であると知っていたのです


が、葉子はそんな脅しに負けるような殊勝な人間ではありませんでした。葉子は逆に照美を殺すとのたまい、それが嫌なら黙っているよう脅迫し返します。自分は医者だから、誰にも知られず人を殺すことなど簡単だとうそぶきます


これだから医者を辞められない、とせせら笑う葉子は、私生活でもその本性をいかんなく発揮しています。葉子の美貌に惹かれる男性は多く、葉子はその体目当てに引っかかってくる男性をことごとく恐怖のどん底に落としているようなのです。最初のス〇ベ野郎は迫田孝也さん(三十郎@真田丸)でございましたね


この男は、葉子がその手に針を刺しただけで大騒ぎで逃げ出しましたが、二人目の大塚光(大倉孝二)は、何せ役名も付いているぐらいですからそう簡単には諦めんのでしょうな。大塚が、葉子には「小悪魔的な魅力」があるなどとクサい台詞を吐けば吐くほど、葉子の中の悪魔がうずうずしてくるのが伝わってきます


小悪魔じゃなくて悪魔なんです


一方で葉子は、自分の中の悪魔を試すかのように教会にも出かけていきます。神父がちょうどお説教で、悪魔は悪魔然とはしておらず、例えていうなら静かにたまる埃のように人の心に住み着くものだ、と語ったのを聞き、これに挑むかのように告解室に向かいます


私は自分が怖いのです。私は悪魔なのかもしれません


神父は、自分の悪魔性に悩んでいる葉子は悪魔ではないと否定しました。神は救いを求める人間を決して見捨てない


が、それを聞いた葉子は突然高笑いをし始めます。もっと面白い話が聞けるかと思ったのに。がっかり。ためらいなく人を傷つける人間がまっとうだと言えますか?私はそういう人間です


神父はそんな葉子に人のためになる善い行いをするよう忠告しました。最初は形からでいい。そうしているうちにあなたの心が救われる


(あなたはここに来た~それはあなたが救われたいと願っている証だ)


神父からそう言われた葉子は、買い求めたステーキを、外でベンチに座っていたひとりの老人に差し出しました。この老人は村井国夫さんだったので、今後も何か重要な役割を果たしてくるものと思われまする。


誰の心にもある「悪魔」の心。果たして自分にはそれが自覚できているだろうか~とついつい空恐ろしくなってしまいます


でもドラマとしては面白い真昼の悪魔は続きもとっても楽しみです



Kindle版で手軽に読み返すのも悪くないかも


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