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2017/07
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お母さん、娘をやめていいですか?あらすじと感想 第5話 裏切り

波留さん主演のドラマ、【お母さん、娘をやめていいですか?】の第5話は「裏切り」です。個人的には「荒療治」としたかったですが


今回大いに感心したのは、美月はともかくとして、顕子と松島の実に微妙な心の揺らぎが見事なまでに繊細に描かれていたことです。特に台詞が印象的な訳ではなかったので、これはふたりの演技力のたまものでしょうか。いや~お見事でした。以下ネタバレのあらすじ感想文ですお母さん、娘をやめていいですか?のネタバレあらすじ行きますよ~(^^)/


顕子は松島にもたれかかって泣いた後、すっかり明るくなって家に戻ってきます。新居を見てきた、松島さんにも会ってきた~みっちゃんをよろしく頼むって言ってきたわ


顕子の機嫌がよいのは、普通に考えたら彼女が吹っ切ったからなのでしょうから喜んでよいことのはずなのに、なぜか美月は不安に駆られてしまいます。どうしてママはあんなに浮き浮きしているの?松島さんと何を話してきたのかしら?


これまでにも何度も指摘されていたように、顕子が美月を「自分の分身」扱いしてきたのは確かだけれど、美月もまた顕子の思惑や行動が気になってならない、つまりは親離れできていないのですよね。常に母親の機嫌を伺って生きてきたことの後遺症とも言えるでしょうが、まずはそこから変えなければなりませんね


そこへ、案の定、立原真紀が美月に真相を明かしてしまいます。あの夜、お母さんが泣きながら松島に抱き着いていたわ


「こんなこと言いたくないけど」と前置きするぐらいなら言うなよ余計なお世話だ( `ー´)ノ、と言いたいとこです。百歩譲ってもし言うなら松島に言うべきであって、ほとんど面識のない美月にする話じゃありませんよね。しかも、美月が顕子とふたりで松島を振り回している!だなんて、この人に言われる筋合いじゃありません


でも美月はこれでようやく一歩踏み出す勇気が湧きます。美月が顕子にあの夜のことを問いただすと、顕子はちょっとだけ、でも肝心なところを偽ってこう伝えます。みっちゃんのことをよろしくと言った後、おばあちゃんのことを思い出したら悲しくなって泣いちゃった~そこで松島さんが抱きしめてきたの


これもまた顕子を庇う訳じゃありませんが、顕子にしてみれば松島に抱き着いたことを美月に言うわけにはいきませんよね。何せこれまでずっと

「ママは常にみっちゃんファースト

と表明してきたのですから、それを忘れて娘の恋人に弱みを見せて(しなだれかかって)しまったなどと言えるはずがありません


いや、見せるだけなら、本人もそう言い訳していたように「弱みを見せたママが迂闊だったで済ませられるけど、側にいて泣かせてなどと言った挙句に肩にもたれかかってしまったなどとは、口が裂けても言えますまい


その上、母に死なれて弱っていたところを、若くてハンサムな優しい男性に優しくされたのが心ならずも嬉しくて、ついついはしゃいでしまったのです。それを美月に気づかれたのですから、恥ずかしくてホントのことなどゼッタイに言えません同じおばちゃんだから分かるわ~vv。その心境は、同じおばさんには理解できます


この辺は多分、見る人によって変わってくると思います。このドラマを、美月の立場に立って彼女に感情移入してご覧になっている方なら、娘の恋人に抱き着くなんて信じられない、不潔だ!と感じられるでしょうが、ずっと顕子寄りに、というより顕子が気の毒で見てきたおばさん、しかも年齢も近いアタイから言わせると、顕子の気持ちが手に取るように伝わってきます


一方の美月は、さらに勇気を出して松島の誘いに応じます。あの夜以来、松島は電話に出てくれなかったそうなのですが、それは松島自身が、自分の行動を恥じていたからなのだそうです


でも松島は、無理矢理抱き着いたわけではなく、悲しんでいる顕子を慰めようとしたけどうまく言葉に表せず、つい肩を引き寄せてしまっただけっだと、正直に打ち明けてくれました。もちろん美月は松島の言葉を信じます。上でも触れたように、ずっと顕子の顔色を伺って生きてきた美月には、顕子の言葉が偽りだということが本能的に分かったに違いありません。


美月はついに家を出る決意を固めました。とりあえずは松島のアパートに身を寄せるようです。これが現実なら、いや~女子高の教師が同棲はマズいっしょ、と思うけど、美月にとっては同棲ではなく「独立」なのですものね


その頃顕子は人形教室の展覧会の準備に打ち込んでいました。これもまた好意的に解釈するなら、顕子は、母の玲子の死や松島に抱き着いた気恥ずかしさ、そして、美月が離れていくのではないかというこれまた本能的な不安を払拭しようとしていたのではないでしょうか。安易な言い方をさせてもらえば、まさに「現実逃避」ですわね


が、現実はそんなに甘くはなかった。幼い頃、クマのぬいぐるみを大切にしていたのに、いきなり母から手作りの人形を預けられ、そのぬいぐるみを仕方なく押し入れに閉まった美月はもういません


ぬいぐるみより人形が好きなのはママであって私ではない私はぬいぐるみが好きなの!


美月は、顕子が展覧会で家を留守にする日を選んで家を出ました。その前夜、偶然部屋を訪れた父の浩司にだけは家出を打ち明けています。浩司は、黙っていくべきではないと説得しようとしましたが、美月は諦めたようにかぶりを振りました。ママはダメだよ、パパ。(=言っても分かってもらえない


でも美月は、松島のアパートに行く途中、ちゃんと顕子の展覧会には立ち寄ります。どうお?皆みっちゃんがモデルなのよと得意げに自信作を見せる顕子に、美月はキッパリこう反論しました。


違うよ、ママ。皆ママにそっくりだよ


文江もこれには以前から気づいていたようです。顕子の作る人形は本人が言うように美月に似ているのではなく、顕子自身にそっくりだったのだそうです


その後顕子は自宅に帰って、ようやく美月が家出をしたことに気づきました。美月や松島が電話に出ようとしないため、業を煮やした顕子は松島の会社に電話をし、美月たちの新居が焦げ臭いとの嘘の通報をしてふたりを新居に呼び寄せます


黙って出ていくなど裏切り行為だと罵る顕子に、美月はその通りだと反論しました。そうよママ。私はママを裏切ったの立ち上がる美月( `ー´)ノ


あ~こうなってくるとまさに「売り言葉に買い言葉」で、冷静な話し合いは望めません。ま、これはドラマですし、何せ井上由美子氏ですから、多少はセンセーショナルな展開(俗にいう修羅場)が避けられないのでしょうけれど、現実でも、特に母と娘は感情的になりがちですからね


やはりここは浩司が頑張るしかありませんねパパ、頑張れ!。実際会社でもただ黙ってリストラを待つのではなく、何とか突破口を開こうと奮起していたようです寺脇康文さんが大好き( *´艸`)


また美月の高校では近々文化祭が開かれるようです。ようやく美月に心を開いてきた後藤礼美が、そのせいで皆からますます爪はじきにされて、体よく実行委員を押し付けられてしまっていました。これが吉と出てくれればよいのですけど


さ~て来週はどうなりますかねお母さん、娘をやめていいですか?は続きが待たれるところでござるねお母さん、娘をやめていいですか?はなかなか硬派な社会派ドラマです


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