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ダウントン・アビー5 あらすじと感想 第9話 ブランカスター城

ダウントン・アビーのあらすじと登場人物一覧はこちらからご覧いただけます: ダウントン・アビー あらすじと登場人物一覧


ダウントン・アビー5】(Downton Abbey S5)の第9話は「ブランカスター城」です。これは本来シーズン最終話~オリジナルでは次回の10話と併せて放送されたらしく、「A Moorland Holiday」という原題も付いていました。同じイギリスでもスコットランド寄りの荒涼とした酸性土壌の湿原を意味する「moorland」という言葉がピッタリの舞台でしたねダウントンアビー5のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ。もちろん時期は~いつも通り~クリスマス間近(大体10月ぐらい?)です


以下、これまたいつも通りのネタバレあらすじ行く前に、1つ訂正させていただきまする~前回またしても妄想が過ぎてしまいました。このブランカスター城で「悪事」を暴露されるのはトーマスではなく、トーマスは「悪事を暴露する側だったようです。以下、今度こそネタバレのあらすじ感想文ですネタバレですのでご注意を♪


~ごめんなさい。今週も懲りずに長々と語ったため、またしても「続き」を使ってしまいました


クローリー家の面々は、約束通りシンダビー卿からブランカスター城での狩りに招かれました。せっかく前回(クリスチャンネームの)「ダニエル」に格上げしようと思いましたが、本人が「My name is not a Christian name~自分はクリスチャンじゃないからクリスチャンネームなど持たん!」と言っていたので、ご亭主だけは引き続き「シンダビー卿」と呼ぶことにしますね


ロバートには本来ベイツが従者として付いていくべきところ、何せアンナが勾留中なため、今回はトーマスが代わりにお供することになります。


そのアンナには、メアリー自ら刑務所に面会へ行きました。世間体を気にするアンナに対し、メアリーは、クローリー家が皆アンナの無実を信じている証拠だ(It will show that the Crawleys do not believe you did it)、と励まします


これを知ったカーソンは伯爵家の令嬢が刑務所に行くなど大スキャンダルだ、と渋りますが、エルシーとバクスターはこれを高く評価しました。特にバクスターはこの行動がアンナの無罪に大きく寄与する=助けになるだろうと称えます。


It may help for them to see the family thinks her innocent.


そろそろバクスターも親しみを込めて&クリスチャンネームでフィリスと呼ぶことにしましょかね


するとベイツは、彼女を助けるためなら腕を切り落としても構わないとつぶやきますが(I'd cut my arm off if I thought it would do any good)、これを聞いたトーマスはやっぱり憎まれ口を聞かずにいられません


I don't think that'd be sensible. We can't have you wobbly at both ends.
それは賢明とは言えないな。腕と足の両方を失わせてぐらぐらと不安定にはさせられない


こんな憎たらしいトーマスですが、そんなトーマスだからこそできる「極秘任務」が、今回メアリーから与えられます。こ~れは実に楽しかった


狩りのシーズンだけシンダビー卿が借りているというブランカスター城では、シンダビー卿が連れてきた執事のストーウェル(Alun Armstrong)がすべてを取り仕切っていました。この男がまた権威主義の塊みたいな俗物です。こんな男を雇っているのは、シンダビー卿が英国貴族社会に対してコンプレックスを抱いている証でしょうな


ストーウェルは、クローリー家の内情も調べ上げており、トーマスが「従者代理」であることも、トムが「運転手」だったことも知っていました。その上ストーウェルは、主人のシンダビー卿をも馬鹿にしていたのです


His Lordship, with a title that's not ten minutes old.
ご主人様だなんて、その称号を手に入れてまだ10分も経っていないほどだ。


同じ威張りくさっていても、裏表なく主人に尽くしているカーソンとは大違いです


特にトムに対する無礼な態度は目に余るものでした。シンダビー卿がトーマスに「You. Milk」(おい、ミルク)とミルクを催促した時も、トムは実に丁寧に「I was wondering if I might have some (sugar)」(お手数をかけて申し訳ないけれど砂糖を・・・)と切り出したのに、ストーウェルはこれを完全に無視したのです


これではイーディスじゃなくても「How rude!(なんて失礼な)と言いたくなります。賢く思いやりのあるレイチェルが気遣って、自ら進んでトムと狩場を回ってくれたのはせめてもの救いでした


本来大人しいイーディスですらそうなのですから、unselfish(利己的でない)なメアリーが腹を立てるのは当然です。(注: トムのジョークです


メアリーは早速フィリスに向かってトーマスに対策を練るよう命じましたトーマスに思い切りやるように言って!( `ー´)ノ。この時の二人の会話もシャレてましたね


メアリー:
But is there any way to get Stowell a black mark? Can't Barrow come up with something?
ストーウェルにバッテンを付けることはできないかしら?バローなら何か思いつくんじゃない?


フィリス:
You're right, Mr Barrow usually has a card or two up his sleeve.
確かに、バローさんなら大抵袖の下に1枚か2枚のカードを持っています


メアリー:
Well, tell him to get one out of his sleeve and play it. Pronto.
じゃあ彼にそのカードを取り出してプレイするよう言ってきて。早く!


これを聞いたトーマスは嬉々として命令に従いました。何せトーマスも、いかにもエラソーなストーウェルには腹を立てていたのです。身内の悪口を自分で言うのは構わないけど、他人には言われたかない、って心境ですかね


トーマスはシンダビー卿の従者が留守にしていることを知り、その従者が書いたように見せかけたメモを用意して、コックに料理の変更を命じました。メモを書いたのはフィリスです。何せメアリーの命令ですからね


こうして迎えた晩餐の席が期待を裏切らない修羅場と化したのは言うまでもありません食べた気がしなかったことでしょうvv。いや、期待したのはこのおばさんではなく、駅に皆を送りに来たヴァイオレットとイザベルですよん


ヴァイオレット:
Lord Sinderby, Branson and Barrow - not what I'd call a recipe for a peaceful week's shooting.
シンダビー卿とトムにバロー、平和な1週間の射撃にふさわしいレシピ(顔ぶれ)とは言えないわね


イザベラ:
Makes you wonder what they'll be shooting at, by the end of it
最後には彼らが撃ち合うんじゃないかとワクワクしているでしょ


案の定、ストーウェルはこの晩餐の席でもトムを無視しようとしましたが、さすがにそこは主人のシンダビー卿が戒めました。そこへ今度は、自分の皿に「まともじゃない肉」が給仕されてしまったから大変です


What the devil's going on?
なんだこれは!


シンダビー卿がストーウェルを叱責すると、ストーウェルは、期待通り、指示通りにしただけだと反論します。特にストーウェルが得々として「obviously」(明らかに)などと言ったため、シンダビー卿の怒りは頂点に達してしまいます


Do you dare to use the word 'obviously' when you contradict me? 許さんぞ!
「明らかに」などと言って私に反抗するつもりか!


いやいやさすがに「I'm not a complete amateur」(ずぶの素人じゃないんだ)と自慢するだけのことはありますね~トーマスは。見事なものです


シンダビー卿の怒りはでも、この罠を仕掛けた張本人のトーマスにまで飛び火してしまいました


And bring that back, you stupid fool!
この皿を下げんか、この愚かな馬鹿者め!


トーマスの顔色がさっと変わったことに気づかなかった人はいませんよね。メアリーに至ってはトーマスの更なる逆襲を信じて疑わなかったようです。I don't think Barrow will much like being called a stupid fool. あんなことを言われて黙っているバローじゃないわ。


これまた期待通り、トーマスは晩餐後早速ストーウェルの部屋へ行き、ひとりでやけ酒を食らっていたストーウェルから「タイムズの一面に載るようなシンダビー卿のスキャンダル」を聞き出します


ストーウェル:
I know a lot about His Dirty-fingered Lordship. You'd be surprised.
汚い指のご主人様についてたくさんのことを知っている。聞いたら驚くぞ


トーマス:
Go on, then surprise me.
続けて、驚かせてみて


翌日ストーウェルはしゃべり過ぎたことを後悔していたようですが、時すでに遅しでござるね。いや~これは来週の放送が待ち遠しくてなりませぬ


さてそれ以外ではやはりアンナのことが気になりますよね。今回はアンナが過去に似たようなトラブルに巻き込まれていたことが明らかになりました


夫を早くに亡くしたアンナの母は、その後再婚したらしいのですが、その男がアンナに手を出そうとしたのだそうです。母に言っても聞いてもらえなかったため、アンナは自分の身を守るため、ナイフで襲ってきた継父を刺してしまったのだとか。


当時は母親がその継父を説得して黙らせたようですが、アンナは警察がこの事実を突き止めたらしいと怯えていました。弁護士のマレーは、立件されていなければ証拠として不十分だと励ましますが、旗色はかなり悪いようです。


果たしてアンナはこの危機を脱することができるのでしょうか?ベイツ、アンナを助けて!


一方、雷鳥狩りに出かけなかったヴァイオレットは、自宅にプリンセス・クラーギン=イリーナ(Jane Lapotaire)を迎えることになっていました。


いやいやこのイリーナがまたいかにもロシア貴族らしかったですよね。ヴァイオレットはともかく、何とか会話を続けようとしていたイザベルも、最後にはお手上げ状態でした。取り付く島もないとはまさしくああした対応を言うのでしょう


そのクラーギン夫妻は翌日にはともにパリへ行くようでした。イーゴリに別れを告げたヴァイオレットはイザベルにこう打ち明けます


I will never again receive an immoral proposition from a man. Was I so wrong to savour it?
もう二度と男性から不道徳で(性的な)お誘いを受けることはないわ。こんなチャンスを味わうことはそんなに悪いことだった?


さて、こちらもまたダウントンアビーに残された使用人たちもなかなか楽しいひと時を過ごしていました。鬼の居ぬ間に洗濯、ならぬ、猫の居ぬ間にネズミがはしゃぐ~Well, the cat's away, so we mice might as well play a little~だそうです使用人たちのディナーが楽しかった(^^)/


そう言われれば、この前にパットモアが、地上に5分ぐらい出てくるのも良いものだと言ったこの台詞も、同じくネズミを連想させますね


It's nice to get your head above ground for five minutes.


冗談はさておき、きちんとセッティングされたテーブルにパットモアが作ったご馳走が並ぶと、カーソンにエルシー、モールズリーのみならず、デイジーも席に着きました。カーソンは(下働きの)デイジーも同席するのか?と意外そうでしたが、パットモアから、デイジーと一緒の席が嫌なら、メイド用の場所に移れと言われてしまっては黙るしかなくなります


カーソン:
Daisy? To wait on us, I assume?
デイジー?我々に給仕をするためにか?


パットモア:
To wait on us and eat with us.
給仕もするけど、一緒に食べるためだよ


If that thought's too democratically overpowering, you can share what I've made for the housemaids. It is your choice.
もしこの考えが民主主義的に耐えられないなら、メイド用に用意した席もあるよ。自分で選んで。


一本取られたカーソンとエルシーの不動産ビジネスにも意外な壁が立ちはだかります。カーソンは知らなくても、エルシーにはLytham St Anne'sに住む妹がいるとは聞いていましたが、その妹=ベッキーには知的障害があるのだそうです。(She's not quite right in the head)


母親が生きているうちは任せておけたからよかったけれど、その母が亡くなってからはずっとエルシーが家計を支えてきたのだそうです。彼女の選択肢は仕事を辞めてベッキーの世話をするか、働いて介護者を雇うかのどちらかしかなく、エルシーは後者を選んだのだそう。だから彼女には蓄えなどできるはずもなかったのです


カーソンの申し出があまりに魅力的でついつい言い出せなかったが、夢を見るのはもう終わりだと寂しそうにしていたエルシーが、何とも気の毒でございましたね。カーソンも、ひとりで家が買えるほど蓄えがあるなら、その後の共同経営者としてエルシーを雇うっていうのはどうかしらね?カーソン、エルシーを見捨てたら許さんぞ( `ー´)ノ


さて次は、トーマスに次いでトラブルメーカーになりそうなデンカーの話題です


今回デンカーはヴァイオレットに美味しいチキンスープ(chicken broth)が作れると見栄を張ってしまいました。これを聞いたスプラットは、当然、なら作ってみろと迫ります。口だけ達者なデンカーに、根気のいるスープなど作れるはずがないと思ったのでしょう


クラーギン夫妻のことで食欲が失せていたヴァイオレットも、幼い頃から慣れ親しんだチキンスープが食べたいと所望したため、デンカーはパットモアとデイジーを頼るしかありませんでした。ヴァイオレットの家のコックは敵=スプラット側なのだそうです。


そのスプラットの予想通り、デンカーの料理の腕前はからっきしのようでしたね


デイジーは、とりあえずは材料を切っているところだけをスプラットに見せておいて、スープは自分が作って持っていく、と知恵を授けますが、果たしてスプラットがうまく騙されるか、が見ものでござるね


また意外なところでは、ロバートに狭心症(angina)の疑いがあることが発覚します。ロバートは時々胸や腹などに鋭い痛みを感じていたのだそうです。あ~だから怒りっぽかったのかもしれませんね。


夫の様子がおかしいことに気づいたコーラが何度となく問い詰めてようやく白状させました。何ともなければよいのですが。


そんなことも手伝って、ロバートはついにイーディスと話し合いに行きます。マリゴールドを家族と認め、皆で大切に育てていこうと言ってくれた父の言葉が、イーディスにとってどれほど嬉しかったかは想像に難くありませんね。きっとメアリーも新しい姪の出現を喜んでくれるに違いありません。


そのメアリーとイーディスにはどうやら新たな出会いがもたらされるようです~なあんて言って、また妄想かも知れませんが、予告を見る限りでは、少なくともひとり=ヘンリー・タルボット(Matthew Goode~フィン@グッドワイフ)は間違いなさそうですよね


さ~てこれで一通り語ったかなダウントンアビー5もいよいよクライマックス!。来週が最終回だと思うと、あれもこれもと欲張りたくなって困りまする。長いところ、最後までお読みくださいました皆々様には感謝の言葉もありませぬ


あ~今回は続けてシーズン6(最終シーズン)も放送!とはいかんのかしらねダウントンアビー5は来週の最終回が心の底から待ち遠しいですダウントンアビー6が面白すぎ( *´艸`)



  
英文のスクリプトです。ダウントンアビーファンなら是非手元に置いておきたいですね



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