2017/12
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医療ドラマ、【シカゴ・メッド】の16話は「混乱」(Disorder)です。これまた実に面白かったですね~。以下早速ネタバレですシカゴメッドのあらすじ行きますよ~(^^)/


今回は、病院にジェイコー(JCAHO~The Joint Commission)という抜き打ち調査が入ったことで、いつもよりちょいと少な目の3つの症例でしたが、そのどれもが印象的なものばかりでしたね


まずは1つめ~街中でいきなり妻を殴りつけた後、自分は道路に飛び出して車にはねられたという男性、ネイサン・クレイ(Francis Guinan)はレビー小体型認知症を患って4年になるそうです。妻のローラ(Jayne Atkinson)は元神経科医、つまりはこの病の専門家ですから、早期退職までしてネイサンの病の進行を食い止めるべく努力をしてきたのだそうです。


I know that it would be better and safer for the both of us if Nathan went to a care facility, but if I do that, then it's over. And I'm not ready to give up our Sundays listening to opera. I know it's hard to imagine, but my Nathan is still in there. Last week he made me dinner, Florentine lasagna.
ネイサンを施設に預けた方が双方にとってよりよく安全だということは分っているの。でもそれではそこで終わってしまう。日曜日に彼とオペラを聞くことを諦めたくない。私のネイサンはまだここにいるの。先週はフィレンツェ風ラザニアのディナーも作ってくれたわ。


この話を聞いたチャールズは思わず首をかしげました。レビー小体型認知症の患者が4年もの間自分を失わずにいることはかなり珍しい、というよりほとんど無いのだそうです


ネイサンは、今回の自動車事故の衝撃で心臓内のバイパスグラフトの吻合部が破裂してしまい、本来なら再手術をするところですが、一度外科的手術を施した心臓(repaired heart)は癒着がひどいため、術中に亡くなる危険性が高いのだそうです。しかもネイサンはどのみち認知症も悪化してしまっていますから、ローラも一旦はタイラーやコナーの勧めに従って手術を諦めようとします


一方、ローラの話を聞いて疑問を持ったチャールズは、コナーに頼んでこっそり頭部MRIを撮ってもらうことにしました。それには家族の同意が必要ですが、チャールズは、自分の予見が間違っていた場合のことを考えて、ローラに無駄な期待を抱かせたくないと思ったそうです。


でもチャールズの診断は見事に的中していました。ネイサンはレビー小体型認知症ではなく、脳内に良性の腫瘍ができていただけだったことが判明したのです。最初の診断が下った時点では、腫瘍がかなり小さかったため、見逃されたのだろうということでした。


私の思い込みが夫を死に追いやるところだった!


ローラの後悔たるや、見ているだけで胸が痛くなるほどでした


が、ローラは意を決して次なる行動に打って出ます。コナーとダウニーに、ネイサンのバイパス再建手術をするよう強く要請したのです


数多くの症例を見てきたダウニーは、それでも拒否しましたが、コナーはローラの必死の訴えを無視することはできませんでした。分かりました。私が引き受けます


ネイサンの手術中、ローラがその成功を祈っていると、チャールズがクロスワードパズルの答えを聞いてきたシーンがまた良かったな


クロスワードは、ローラが「認知症」のネイサンのためにしていた夫婦の日課のようで、チャールズはそれも分かった上で、なんとかローラの気を紛らわせようと配慮してくれたのです。ローラがこの心遣いをさりげなく受け止めたのもさすがでしたね。普通なら、今そんな場合じゃない!とヒステリックにやり返してもおかしくないところですから。


そして手術は見事に成功し、最後まで反対していたダウニーも結果的にはコナーの熱意と実力を高く評価してくれました


Great surgeons know the balance. You're confident, not arrogant.
優秀な外科医はバランスを知っている。君は傲慢ではなく自信家だ


またイーサンは、いわゆる「ゴミ屋敷」で怪我をして動けなくなっている男性、ポール(Si Osborne)の救出に向かいました。英語では、ゴミを捨てられない人を「Hoarder」と呼び、この現象は「Hoarding disorder」という病として認識されているそうです。


負傷はともかく、この「ゴミ」は、冗談抜きにイーサンが遭難してしまいそうなほど山積していたのがまた凄かった


これは後で分かったことなのですが、この家にはオウムがいてポールの言葉を反復していたため、イーサンがその声を不審者と勘違いしたのも薄気味悪かったですよね


なんとかポールまでたどり着いたイーサンは、ポールの足が火傷のために血流が滞っていたのを素早く見て取りました。切断を免れるためにはすぐにも減圧が必要だったため、モルヒネを麻酔代わりにし、ポールを励ましながら処置にあたります。この辺の判断は戦地での経験が大いに役立っているのでしょう


こうしてポールは足を失わずに済みました。ポールがこんなになるまで助けを呼ばなかったのは、市による強制撤去を怖れてのようですが、イーサンはそれも「Fresh start」(再出発)だと励まします。イーサンが、男女を問わずモテる訳が分かりますね


そしてイーサンは、取り残されたオウムを連れて帰ったようです


さて3件目は、癌患者の女性を犬が救おうとしたケースです。飼い犬のブーマーに噛まれてEDにやってきたタラ(McKenzie Chinn)は、傷の手当と狂犬病のワクチン接種をして帰ろうとしたところ、微熱があってリンパ節が腫れていたこと、白血球数が多かったことから溶連菌の検査をすることになります。


そこへタラの妹がブーマーを連れて訪ねてきたことが、タラの病を解明するヒントとなりました。病院に置いていかれたブーマーが、スキンヘッドの癌患者を見て激しく吠えたことから、ナタリーがある可能性に気づいたのです


犬には癌患者とそうでない人を見分ける能力があるのだそうです。これは犬の持つVOC(揮発性有機化合物)を嗅ぎ分ける能力が関与しているらしいです。


検査の結果、タラは間違いなくリンパ腫だったことが判明しました。ナタリーから告知を受けたタラはひどく驚きましたが、ブーマーのおかげで「ごく初期」での発見だったと知って喜びます。ブーマーは最近よく胸のあたり(リンパ節のあたり)を噛もうとしていたのだそうです


Yeah, he wasn't attacking you. He was trying to protect you.
ブーマーはあなたに噛みついたんじゃなくて癌に噛みつき、あなたを守ろうとしていたんだわ


施設から引き取ってくれたタラへのブーマーの恩返しに、思わず胸が熱くなります


それ以外では、前立腺癌の放射線治療をしていた男性が尿のつまりを訴えたところ、尿パックから治療に使っていたらしいカプセルまで出てきてしまったのは、笑うに笑えないシーンでした


エイプリルはいつも通りこぼれた尿を掃除しようとしますが、マギーはJCAHO中だからと「マニュアル通り」(by the book)に環境サービスに電話しようとします。それにJCAHOの対応を命じられたウィルがまた実にうるさいのです


Wonderful, the guy enforcing the rules is the one who's always breaking them.
いつもルールを破っている男がルールを守らせるなんてね


言われちまって当然です。その後ウィルがずっと「Robocop Halstead」(ロボコップ・ハルステッド)と呼ばれていたのも可笑しかった


でも、この尿掃除はそのロボコップが率先して事に当たってくれます。いつもなら自分たちでする仕事も全てマニュアル通り「環境サービス」を呼んだためにそこが多忙になり過ぎ、掃除に来るのは明日になるという連絡を受けたからです


ピンセットでカプセルをつかんでポットに入れ、これは内緒だと笑ったウィルは、なかなかイイ奴なのですが、前回勘気を被ったケンドラ・ペリントン(Karen Aldridge)の意向は変わらなかったようです


仕方なく他の就職先を探しているウィルを見たナタリーは、シャロンにウィルをシカゴ医療センターに残すよう推薦してくれました


I know my voice isn't official, but I'd like to put in a good word for Will regarding the open ED attending position.
私に権限が無いのは知っていますが、ウィルがED指導医に残れるよう推薦したい


シャロンは、これまで対立していたナタリーがウィルを認めたことをたいそう嬉しく思ったようです。


それでも、さすがにリーダーらしく、最後は「規則破りのスタッフたち」にお灸を据えるのも忘れません。


Yet, despite what I said about the rules, my team ordered tests on the sly, brought a dog into the ED, and handled radioactive material.
あんなに規則を守るよう言ったのに、こっそりMRIを撮ったり、EDに犬を連れ込んだり、放射性物質を勝手に処理するなんて!


ここでチャールズがもっともらしく「熱力学の第2法則」(the second law of thermodynamics here)を持ち出しのにはシャロンも大いに呆れていました


I love rules. We all do, but in bringing order to disorder, every now and then a couple gonna get bent.
私を含め、皆規則は大好きだが、混乱の中に秩序を持ち込めば一部が歪んでしまう。


Nice try, Daniel. Second law of thermodynamics. Pleaseよりによって熱力学だなんてvv.
ナイストライよ、ダニエル。でも熱力学だなんて、やめてちょうだい。


JCAHOは何も気づかなかったため最高評価を得たそうです


何とも愛すべきスタッフです。シャロンが、たとえ夫が何と言おうと仕事を辞めたくない気持ち、分かりますよね~


あ~あと残り2話なんて寂しすぎです。他のシカゴシリーズも是非放送していただきたいものです


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