2017/11
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陸王のあらすじと感想はこちらからご覧いただけます: 池井戸潤氏原作ドラマ あらすじ一覧


池井戸潤さん原作、役所広司さん主演のドラマ、【陸王】は心ひそかに楽しみにしていたドラマの一つです。これがまた期待通り、否、期待以上のドラマでしたね~。特におばさんは中長距離走の大ファン(駅伝オタク歴うん十年)なので、その点からも大いに楽しむことができました


以下、第1話の簡単なネタバレのあらすじです。時々陸上オタクのたわごとも入っていますが、その辺はテキトーに読み流していただければ幸いです。でももし同志の方がいらしたら是非盛り上がりましょう


舞台は100年続く老舗の足袋製造会社、こはぜ屋です。いくら伝統文化継承の一役を担っているとはいえ、近年ますます足袋の需要が減っていることから、経営状況は悪化の一途をたどるばかり。今や社員数20名だそうで、4代目社長の宮沢紘一(役所広司)は、ついに、メインバンクの埼玉中央銀行から融資の打ち切りを仄めかされてしまいます


こはぜ屋の強みを生かしてできることが何か他にあるはず。それがなければ、100年も店が続くはずがない!陸王のネタバレ感想です(^^)/


こはぜ屋担当の行員、坂本太郎(風間俊介)からはこの際新規事業を考えてみてはどうかと勧められました。そこで思いついたのが「マラソン足袋」です。実は、先代の社長も一度ランニングシューズに挑戦したことがあるそうです。


三代目の試みは失敗に終わったそうですが、今度こそは!ということで取り組むことにした宮沢は、坂本の勧めで、スポーツ用品店を営む有村融(光石研)に会いに行くことにしました。有村はランニングインストラクターの資格も持っているそうです。


そこで有村は大変興味深い話をしてくれました。人類の祖先であるホモ・サピエンスの他にも「ヒト」が2種類存在していたことが分かったそうです。が、彼らは短距離しか走ることができなかったため絶滅したと考えられているのだそう。一方のホモ・サピエンスは長距離を走ることができたために、長時間の狩りに耐えられ、獲物を確保することができたのだそうです。


その走り方がミッドフット着地だったのだそうです。


ここで引き合いに出されていた金栗四三さんは足袋でマラソンを走ったことで有名ですが、彼もまたミッドフットを身に着けていたのかもしれませんね


余談ですが、先日行われた出雲駅伝でも元早稲田大学OBかつ監督、現住友電工監督の渡辺康之君がちょうどこの解説をしていたところだったので、思わず身を乗り出してしまいました。今世界は皆、以前の「ヒールコンタクト」(かかとで着地)からこの「ミッドフット」、つまりは足の中央付近で着地をする方法に切り替えられているのだそうです。その方がより自然で膝に負担がかからず、怪我が少ないのだとか陸王は駅伝オタクにはたまらない( *´艸`)


限りなく裸足に近い感触を持つマラソン足袋が完成したら、このミッドフットを習得しやすくなるという話を聞いた宮沢は、これこそがこはぜ屋の目指すマラソン足袋のコンセプトだと閃きました


可能な限り怪我の少ないマラソンシューズ!


経理担当の富島玄三(志賀廣太郎)は、いかにも頭の固い番頭風で、そんな冒険をするくらいなら、リストラに踏み切った方がいいと進言し、その際は一番に自分を切るよう詰め寄りますが、宮沢はリストラはしたくないようです。先代がやはり経営難からリストラを余儀なくされたのが、よほど悔しかったようなのです。


今ならその気持ちはわかる。でも俺は諦めたくはない!


その後宮沢は家業を手伝いながら就活中の長男、大地(山﨑賢人~江波戸光輝@弱くても勝てます)を伴ってマラソン大会を観戦しに行きました。


大地は、箱根駅伝の5区、山上り対決でお茶の間をわかせた現在ダイワ食品所属の茂木裕人(竹内涼真)に以前から関心を持って応援していたらしく、普段とは打って変わって熱く茂木を応援します。茂木はもともと野球少年だったのが肘を故障して甲子園を諦めざるを得なかったのだそうですが、それでも腐ること無く、長距離に転向して結果を出した人物なのだそう。


大地自身もサッカーをしていたのが足を痛めて断念した経験があるそうで、思い入れはひとしおのようです。


その茂木はでも今も故障中らしく、本来ならばこのマラソン大会は欠場してもおかしくないほどの状態だったようです。悲しいことに学生時代に山上りをした選手はその後どうしても故障がちになりますよね。それほどあのコースは、どんなに華やかに見えても、やはり過酷だということでしょう。


茂木に「アトランティスRII」というシューズを提供しているアトランティスのシューフィッター、村野尊彦(市川右團次)は、決して無理をするなと念を押していましたが、営業の佐山淳司(小籔千豊)は絶対に結果を出すよう強要していました


アトランティスは公式HPによると"米国の一大スポーツ用品メーカー"だそうで、ランナーは単なる広告塔で、結果を出さない人間は不要という冷酷非情な合理主義が理念?のようです。その代表が営業部長の小原賢治(ピエール瀧)です


小原は学生時代の茂木のライバルで、今はアジア工業陸上競技部に所属している毛塚直之(佐野岳)にも「アトランティスRII」を履かせることにしたそうです。毛塚の父は元マラソンランナーだそうで、幼い頃から英才教育を受けて育ったのだとか。この辺はやっぱり中山卓也元選手あたりを彷彿とさせますね~


と、いよいよ駅伝オタクとしても盛り上がったところでの豊橋国際マラソンではまさに狂喜乱舞でございました明美ちゃんの声だ!((((oノ´3`)ノ。何せ解説は、お茶の間でもあの軽妙で豊富な情報量でお馴染みの増田明美さんでしたし、現役ランナーのサイラス・ジュイ選手まで登場したのですからね。いかにこのドラマに力を入れているかの証ですね


脱線はこれぐらいにして、心配された茂木がここで案の定、足を痛め、棄権に追い込まれてしまいます。その様子を見た宮沢は、必ずや怪我の少ないマラソン足袋を開発すると心に固く誓いました。本当にね~怪我に泣かされて引退を余儀なくされた選手がこれまでどんだけいたことか


その後宮沢は、こはぜ屋社員一丸となって開発に取り組みましたチームワークがものを言うのもまさに駅伝そのものです(^^)/。番頭、もとい経理の富島は相変わらず反対していましたが、それもすべてはこはぜ屋を思ってのことですからね。


リーダーでベテランの正岡あけみ(阿川佐和子)や超ベテランの西井冨久子(正司照枝)らを初めとする縫製課の女性たちも、皆残業代抜きで開発に協力しました


係長のヤスこと安田利充(内村遥)も常に前向きで、宮沢とともに新製品開発に打ち込みます。


宮沢はそんな社員たちの協力に感謝しながら、自ら試作品を履いては走り、試行錯誤を繰り返しました。


こうしてついに何とか満足のいくシューズができたものの、今度は「ソールの耐久性」を指摘されてしまいます。ですが、ランニングシューズの命ともいえるソールの開発には膨大な費用と時間を要するため、今のこはぜ屋には開発できそうにありません。


すると有村は「矯正用」としてなら使えるかもしれないと提案しました。故障中の選手がミッドフットを習得するために使うのであれば、距離はさほど問題にならないだろうというのです


そこで思いついたのが茂木でした。宮沢はどうしても茂木に履いてほしくてダイワ食品陸上競技部を訪れますが、監督の城戸明宏(音尾琢真)から実績のなさを理由に断られてしまいます。


それでも何とか食い下がった宮沢に根負けした城戸は、一応は持ち帰ったものの、即これをゴミ箱に捨ててしまいました


が、親切な掃除のおばちゃんが後にこれを見つけ、靴の箱に茂木の名前が書いてあったことからわざわざ届けてくれたのだそうです。こはぜ屋のマーク「勝ち虫=トンボ」を見て、それが有名な足袋屋だと気づいたのだとか


残念ながら茂木はすぐに呼ばれてしまったため、中身を見ずにロッカーに閉まってしまいましたが、早晩この良さに気づいてくれるに違いありません。何せ茂木の問題は、当面の怪我というより、その「フォーム=走り方」(ヒールコンタクト)にあるからです


一方の宮沢は、茂木からの返事がないことに焦っていました。そこにコンペの話が持ち込まれます。有村の知り合いの体育教師が学校で体育シューズを見直すにあたり、こはぜ屋のシューズに興味を持ってくれたのだそうです。


受注できれば経営難を乗り切れるほどの大口とあって、宮沢はヤスとともに張り切って出かけていきました


大勢の聴衆を前に緊張した宮沢の脳裏に浮かんだのは、脚を痛めて倒れ込んだ茂木や、会社のために残業代抜きで働き、自分を支持してくれた社員たちの姿です


宮沢は、ランニングシューズを作るに至った動機や経緯を話し始めました。


最初は先細る足袋産業をどうにかしなければと思って始めたが、走りのメカニズムを学ぶうちに、足袋の構造が安全で怪我の少ないランニングの実現に適していることに気づいた。世の中から忘れられたような足袋にもまだ存在意義が残っていたことに大いに感動した。

自分の息子に後を継がせてやることもできず、時代の流れに負けて消えていく技術や伝統が多い中、形を変えることで新しく生まれ変わることができる。子どもたちにはそのような文化を身近に感じてもらいながら成長してほしい、これは日本人が履くべきシューズだ


単なるシューズではなく、日本文化の継承でもあるという宮沢の訴えは実に説得力がありましたが、いかんせん「実績」には叶わなかったようです。こはぜ屋のマラソン足袋は競合相手のアトランティスに敗北してしまいました。価格はアトランティスがこはぜ屋の2倍近くをつけたのにもかかわらず


新製品なのですから実績が無いのは当然なのですが、そのためにも試してほしいと食い下がると、実験台にするつもりか、と非難されてしまう始末


一方で坂本は、こはぜ屋のためを思って新規事業を応援したことが仇となり、左遷されることになりました。融資課長の大橋浩(馬場徹)や支店長の家長亨(桂雀々)は、金のかかる新規事業などより、手っ取り早くリストラをして赤字を解消してほしいのです


坂本は宮沢には何も言わずに、ただ異動になったことだけを告げて謝罪しましたが、後にその理由を知った宮沢は、担当替えのあいさつに来た大橋に激しく食って掛かりました。大橋が坂本をあしざまに非難したからです


坂本さんは我々の同志だ!その同志を馬鹿にするのは止めていただきたい!!


宮沢は、ヤスが倉庫から見つけた先代の作ったシューズを「襷」に例えてこう言いました。先代も先々代も足袋作りをしながら常に新しいことに挑戦していたのだと思う。たとえ失敗に終わったとしても、その魂はこうして受け継がれていく。このマラソン足袋はずっと受け継がれてきた襷だから、そう簡単にリタイアする訳にはいかない!!出世しか眼中にないあんたにそれが分かるか!?


社員たち一人一人がこの襷をつなぐランナーであり、誰か一人欠けてもゴールすることはできない!!


それでも大橋がそれは社長の独りよがりだと負け惜しみを言うと、ヤスがすかさず援護射撃をしました


社長!マラソン足袋の新しい試作品の記事についてご相談したいんですが!


横で聞いていた社員たちがこれを拍手喝采で後押しします。社長!社長っ!!


こうして自ら退路を断った宮沢は、こはぜ屋のマラソン足袋を陸王と命名したそうです。


また、たとえ遠くに行っても同志であることには変わらないと宮沢から全幅の信頼を寄せられていた坂本は、最後の最後までその信頼に応えようとしました。坂本は陸王のアキレス腱ともいえるソールにうってつけの素材を見つけ出してきてくれたのです。それが「シルクレイ」という素材で、考案者の飯山晴之(寺尾聰)は特許も取得しているそうです。


いやいやますます楽しくなっていきそうですね~


来週は選挙でお休みだそうですが、早くも続きが待ち遠しいですね



原作もまた面白そうです

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