2017/12
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NHK大河ドラマ、【おんな城主直虎】の46話は「悪女について」です。


これまた実にやるせなかったですね~。以前「築山殿無残」という小説を読んだ時も相当腹立たしくて、それ以来ず~~~っと家康が大嫌いだったおばさんですが、今回はもう信長の顔を見るのも嫌になってしまったとです


ちなみに「悪女について」という副題が有吉佐和子さんの同名小説のタイトルを引用したのだとすると、その意味は「一見悪女には見えない楚々とした絶世の美女が実はとんでもない悪女だった」ということでしょうが、個人的には周囲からは「悪女」と呼ばれ続けてきた築山殿こと瀬名姫は、実は決して悪女などではなかった、と真逆に解釈したいところです


以前の政次同様、歴史上「悪人」と呼ばれることの多い人物を温かいまなざしで見つめ直した結果、実はそんなに悪人ではなかった、否、むしろかなりの善人だったかもしれないと解釈した歴史ドラマは実に斬新で楽しいですよね。さすがは森下佳子さんです。少し気は早いですが、また彼女の描く新しい歴史ドラマを見てみたいものです。


斬新な解釈と言えば家康も同じですよね。一見すると、瀬名もそう呼んでいたほどの「ぼんやりさん」に映っていた家康ですが、実際にはとても頭の回転が速く、ぼんやりとは縁のない人物に描かれています。家康は成功者なので否定的に描かれることはあまりありませんが、もし関ヶ原で負けていたら、世間の評価は単なる「ぼんやり」で終わってしまったかもしれません


お、前置きが長くなってしまいました。以下ネタバレのあらすじですおんな城主直虎のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


家康が信康に死罪を命じて大浜城に幽閉したのは信長の目を欺くためでした。家康はその後すぐに虎松を呼び、大浜城に行かせて幽閉先を堀江城に変更させたそうです。その後は二俣城にも移したそうです


こうして時間を稼いでいる間に家康は氏真に頼み、徳川と北条との同盟を成立させようとしたのだそうです。この同盟が成立すれば武田への大きな牽制となるため、それを信長への手土産に、信康の助命を願い出ようとしたのだそうです。


が、そのことは家臣の忠次にも伏せられていたほどで、当然瀬名の耳には届きません。何とかして信康を救わねばならぬと考えた瀬名は、以前の家康がしていたように縁側に彫られた碁盤の目をじっと眺めた後、ついに動き始めました。瀬名はなんと、武田と内通したのは信康ではなく自分だという「証拠」を捏造して姿をくらましたのです。その供には信康の忠臣だった石川数正を選びました。


瀬名が出奔したとの知らせを受けた家康は、家臣が騒ぎ出すのを受けて即、瀬名を追って首を斬るよう命じました。が、その後間髪入れずにひそかに虎松を呼び、瀬名を追うよう命じたらしい。家康は虎松を通して直虎に瀬名を匿ってほしいと頼むつもりだったようです。


その頃その直虎は、目の前で信康が連れ去られても何もできず、井伊谷に戻ってきてしまいました。以前の直虎ならきっと瀬名とともに家康に食って掛かったに違いないのに、とは、南渓和尚ならずとも口惜しいところですが、これまでのことを思えば、それも無理からぬことですよね。


直虎が激情に駆られて動いても、問題は解決しなかったばかりか、そのために多くの大切な人を失ってきたのですから。今直虎が動いてとばっちりを食うのは虎松ですもの


それでも瀬名のために何かできぬものかと考えていた直虎の心中は、シッカリ者の梅に見透かされていました。梅が旅支度を差し出したところに、その瀬名が現れます。瀬名は死ぬ前に一度、母や「姉さま」(直虎)の故郷の井伊谷を見ておきたかったのでしょう


瀬名が自分を犠牲にするつもりなのを悟った直虎は、政次を彷彿とさせながら、瀬名を引き留めようとしました。


とそこに虎松と亥之助がやってきます。虎松は家康の本心を明かし、もう少しの間辛抱するように促しました。


が、瀬名は、本当にそれで信康が助かるのか、と言い出します。やはり自分が内通したことにした方が、確実に信康を救えるのではないか?と


直虎は、以前瀬名が今川に軟禁された時のことを持ち出して、家康の運の強さを信じてはどうかと助言しました。すると瀬名は、あの時家康に救われた命だからこそ、家康とその愛児を救うために使いたいのだと主張します。徳川家の妻として。そして信康の母として


直虎はもう耐えきれぬと言わんばかりに感情を爆発させました


死んでいくやつは皆さようなことを言うっ!!お家のために命を捨てるは己の本懐、そんなことばかり言いよる!残される者のことを考えたことはあるか。助けられなんだ者の無念を考えたことがあるかっ!おぬしも政次と同じじゃっ!


もう二度と私はあのような思いをしとうないっ!!徳川殿を大事と思うなら、どうか、さような思いをさせないでくれ!!そんな思いをするのは我だけでたくさんじゃ!


直虎の必死の説得も、息子を愛する瀬名の気持ちを変えることはできませんでした。瀬名は、信康が戻ったら徳姫との子宝祈願をしてやってほしいと微笑みます。瀬名がいなければやらぬと断る直虎を、産まれてくる子は私だからと説き伏せました。


ですから、何も悲しむことはないのだと殿にお伝えくだされ。


そう言って愛用の紅入れを託した瀬名を、直虎は、そのようなことは自分の口で言えと睨みつけました。直虎の無念がひしひしと伝わる中、瀬名は静かに別れを告げます。お暇いたします。姉さま分かって下され(/_;)


瀬名は追手の待つ場所に姿を現す前に、数正と袂を分かちました。数正はその足で信康のもとに向かい、無事を確認したら瀬名の後を追うと約束します。


その数正は別れ際、瀬名に瀬名ほど美しい女性を見たことがないと告げました。瀬名も「何を今さら」と語っていましたが、数正が称えたかったのはその美貌だけではなく、心の美しさもあったのですよね。冒頭でも触れたように、瀬名は「美しい悪女」として知られていたけれど、決してそうではない、身も心も美しい女性だった、と言わせたかったのだと思います瀬名姫無念っ!


こうして瀬名は本懐を遂げ、その首は家康のもとに届けられました。その直後、氏真が北条との同盟が成立したと駆け込んできましたがもはや後の祭りです。この氏真も最初とは大きく印象が異なった良い例ですね。


家康は、愛する妻を失った悲しみに打ちひしがれながらも、その瀬名の思いを無にすまいと、瀬名の首を安土城に届けました。が、信長は家康の話などほとんど意に介さず、どこと同盟を結ぼうが好きにするがいい、自分は自分で好きにする、と言い放ちます。つまり、一度決めたことは覆さないということです。


信康は自刃に追い込まれ、家康は妻と息子を失いました徳川家最大の悲劇に涙!(/_;)。主君を失った岡崎城は荒れに荒れ、忠勝はその収集に乗り込むと言い出しましたが、家康はこれを怒鳴りつけて奥に引っ込んでしまいます。勝手に決めるな!!


家康はこれまで家臣の言うことに耳を傾けすぎたことを深く後悔していたのだそうです。今川出身だという理由だけで瀬名や信康にはずっと寂しく辛い思いをさせた挙句、その命まで奪うことになってしまったのですから当然です。家康がもっとシッカリ家族を守っていれば、瀬名は家康を信じて岡崎城で大人しく待っていられたのに


その頃直虎もまた深い悲しみに沈んでいました。いっそのこと全国の大名が一堂に会して盟約を結んでしまえばよいのだとやけっぱちになった直虎に、和尚はやってみてはどうだと問いかけます。できるわけがないと答えた直虎にはこう言って檄を飛ばしました


できることしかやらんのか。どうもしみったれた女子じゃのう


頭(龍雲丸)がいたらきっとそう言ってくれたに違いないと語った和尚はさらにこう詰め寄りました。


瀬名は妻として母としてその命を使い切ったが、妻でも母でもないそなたは何にその命を懸けるのか?


和尚がそう言って差し出したのはあの「白い碁石」でした。政次が己の命を直虎に賭けたように、直虎は虎松に自分の命を、夢を賭けようと決意します。虎松を使って家康に働きかけ、戦の無い世を実現してもらおうと決めたのです


何一つ使いどころもない命。ならば途方もない夢にかけてみたとて誰も何も言いますまい。


直虎は早速浜松へ向かい、虎松に瀬名の紅入れを渡しました。その頃家康は誰にも会わず部屋に籠っていたのですが、直虎は虎松に信康の代わりを務めるよう促します。直虎が直親を失った時にしたことは井伊家を継いでその志を引き継ぐことだったからです。


信康は常に家康を気にかけ、徳川家の将来を案じていた人物で、家康が唯一人碁を打つ相手でもあったのだそう。


虎松は意を決して家康の寝所に入り、碁盤の前に座りました。家康は烈火のごとく怒って、もう誰の言うことも聞かぬと怒鳴りますが、虎松はめげずに直虎の話をして聞かせます。


昔井伊の先代(直虎)もよくひとりで碁を打っていた。自分にはそう見えたが、和尚は「あれはひとりではない」と言われた。見えぬけれども相手(政次)がいる。その相手から碁を教わった。その者は、負けた時は、そもそもどこが悪かったのかを確かめよと教えてくれた。次に勝つために。負けた意味は次に勝つためにあるのだと。

お方様が見ておられます!考えましょう!!この先の徳川のためにっ!!


虎松から紅入れを渡された家康の頭脳は、ようやくフル回転し始めました。まずは岡崎じゃな。忠勝を呼べっ!!瀬名、見ていてくれ( `ー´)ノ


単純なおばさん的には、ここは無敵の忠勝に信長の首を取って来い!と命じてもらいたいところですが、さすがにそれはできませんよね~。となると、瀬名や信康のためにも岡崎と一丸となって徳川家を盤石にするというのが最初の第一歩となりましょうや


来週は「高天神の戦い」に焦点が当てられるようです。これもいつもはあっさりスルーしてきたところなので、じっくり見られるのは楽しみです。果たして虎松はどのような活躍を見せるのか?に注目ですね


 
おんな城主 直虎 前・後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)

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Comments 2

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kaori  
HPすてきに

お久しぶりです
直虎の脚本家は大したものです
これだけ慣習から離れて上手に新しいものを作っていく
内容も示唆に富んでいますよね
HPがリニューアルされて素敵です
またよろしくお願いいたします

2017/11/22 (Wed) 15:23 | EDIT | REPLY |   
kaoriさんへ  
ご無沙汰してすみませんm(__)m

kaoriさ~ん、お久しぶりです。
すっかりご無沙汰していて申し訳ありませんm(__)m。

直虎、面白いですよね~本当によくできた脚本ですよね。

なんでもFC2がSSL化されるそうで、
それに伴いあれこれ変えねばならぬと言われたため、
その条件が満たされているテンプレを使わせていただきました(笑。

また今度ゆっくり遊びに伺いますね~。どうぞよい休日を!こん(^^)/

2017/11/22 (Wed) 17:38 | EDIT | REPLY |   

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