2017/12
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This is Us36歳、これから】の第8話は「感謝祭(Pilgrim Rick)」です


今回もまた、色々確執はあるかもしれないけれど、やっぱり家族っていいなあと思わせてくれるエピソードでございましたね


原題の「ピルグリム・リック」は、言うまでもなく「ピルグリムファーザーズ」、16世紀、メイフラワーに乗ってイギリスから渡ってきた清教徒をもじったものです。感謝祭はそもそも、信仰の自由を求めてアメリカに渡ってきたピルグリムが飢えに苦しんでいたのをアメリカ先住民が助けの手を差し伸べ、穀物などの栽培知識を与えたことへの感謝と収穫を祝う行事だったのだそう


以下ネタバレのあらすじです。今回はめずらしく現代からThis is usのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


ランダルは「感謝祭」の準備に向けて朝から大忙しでした。6時半きっかりに目覚めたランダルは、ベスには10分後、子どもたちには9分後、ウィリアムには8分後、そしてケヴィンには7分後にキッチンに集合するよう声をかけます。この几帳面さがまたいかにもランダルらしいですね


自分はそのままキッチンに直行し、詰め物をした七面鳥をオーブンに入れたところで、意外にもケヴィンが一番先に降りてきました。ランダルは早速ポテトを頼む(You're on potato dutyと声をかけますが、ケヴィンはオリヴィアを迎えに行くからと断ります。でも、「チーズとクラッカーとホットドッグ」は忘れずに買ってくると約束しました。


その後「お姫様たち」もやってきたので、ランダルは「ピクニック用のマット」「ビデオデッキ」(VCR)の用意を頼みます。


ようやく起きてきたウィリアムが、自分でさえビデオデッキを使ったのはかなり幼い時だと驚くと、ベスがいかにもしたり顔で、これがピアソン家の伝統なのだと答えました。Pearson Thanksgiving is a whole thing, all right?


ランダルが逃げられたケヴィンの代わりにポテトの処理を頼むと、ウィリアムは二つ返事で引き受けますが、ひどくせき込んでしまいます。大丈夫?と心配するランダルへの答えがまたいかにもウィリアムらしかった。Oh, I'm fine. Just dying.(ああ大丈夫。ただ死にかけてるだけだから)


ウィリアムを気遣ったランダルは、ウィリアムの担当はリラックスすることだ、と切り返しました。Today you are on relaxation duty.


ランダルはいかにも嬉しくてたまらないと笑い、こう言います


Man, I am pumped. My mom and biological father eating at the same table? How great is this?!
あ~本当に楽しみだ。僕のママと実の父親が同じ食卓を囲むなんて、こんなすごいことはないだろ?


そう言われてもベスはやっぱり頷けません。あの後レベッカからは何の返事もなく、彼女はずっともやもやし続けていたのだそうです


そこへレベッカとミゲルがやってきました。ベスは早速レベッカを問い詰めますが、レベッカはしかるべき時に自分の口から話すつもりだと言って譲りません。でもベスは、今日中に言わなければ自分がランダルに話すと詰め寄りました。


Rebecca, I don't know how things work in your marriage, okay? I don't know. But in mine, we don't keep secrets.
レベッカ、あなたの結婚はどうだか知らないけど、私たち夫婦の間に秘密は無しなの。


それでもレベッカは「感謝祭」の日を台無しにしたくなかったようです。これには深い思い入れがあったからです


子どもたちがまだ小さかった頃、レベッカとジャックはいつもレベッカの実家、マローン家で感謝祭を祝ったそうです。レベッカの姉が完璧なスイートポテトパイを持ってくるため、母から姉と比べられるのが嫌なレベッカは、いつもキリキリしていたようです


その気持ちは当然子どもたちにも伝わっていて、9歳になったランダルとケイトはあからさまにおばあちゃん家に行くのは嫌だと言い切りました。ケイトはおばあちゃんの手編みのセーターがチクチクして嫌だと言っていたけど、ただそれだけではありませんよね。子ども、しかも女の子なら、母親とその母親、つまりは祖母の仲が険悪なのはすぐに察するはずです


そんな精神状態は車にも影響してしまいました。マローン家へ向かう道すがら車がフェンスに突っ込んで、タイヤがパンクしてしまったのです。


仕方なく皆は車を降りて歩くことになりました。これがよく言えば「ピクニック」でしょうか。その時ジャックとレベッカは子どもたちに、将来どんな感謝祭をしたいかと尋ねたそうです。3人は口を揃えて感謝祭なんてやりたくないと答えたそう


ランダルが皆を代表して答えたところによると、おばあちゃんの家に行くことだけじゃなく、おばあちゃんの家に行く時のレベッカが嫌なのだそうです


これを聞いたレベッカは愕然としてしまいました。ジャックが急いでとりなしますが、耳に入った言葉を消すことはできません。


その後ようやく喫茶店を見つけてレッカーを頼むも断られたため、レベッカは実家に電話し、パパに言って迎えに来てほしいといおうとしますが、そこでまたしても母と口論となったため、もう感謝祭には二度と行かないと宣言してしまいます


I am not gonna subject my kids to that this year.
今年は子どもたちにそういうことをさせるつもりはない


きっとマローン家にはマローン家なりの「感謝祭恒例行事」があったのでしょうね。そのうちの1つはみんなで家族を写真を撮ることで、レベッカの母は最後にいつも「now one with just the twins」(双子だけと一緒のをもう一枚)と語ったのだそう。それもランダルは(当然ですが)嫌だったらしい。


結局近くにあったパインウッドロッジに泊まることになったピアソン家にとって、その経営者らしい「ピルグリム・リック」(Ric Sarabia )の名は一生忘れられないものとなりました。部屋の暖房が暑すぎるからピルグリム・リックに直してもらうよう頼んでくると言って出かけたジャックは、そのピルグリム・リックの真似をして戻ってきます


There's no Jack here, it's Pilgrim Rickジャックは本当に楽しいお父さん♬.
ここにジャックはいない、これはピルグリム・リックだ。


これは最初にピルグリム・リックに会った時、もちろん本名ではありませんからジャックがただ「リック」とだけ呼びかけたのに言い直させられたのを茶化しているのです。ピルグリム・リックは、感謝祭でもクリスマスのように、その基本に立ち返ることにしているのかもしれませんね。


感謝祭ということで付近の店もほとんど休みだったことから、手に入ったのはチーズとクラッカー、そしてホットドッグだけでした。ただそれを食べるのは嫌がった子どもたちも、ジャックが「ピルグリム・リック」をまるで海賊か何かのように芝居がかって演じると、目を輝かせてくれますまた子どもたちも可愛い( *´艸`)


ジャックは拾ってきた枝にソーセージを刺し、暖炉の火でこれを焼いた後、チーズでくるみ、細かく砕いたクラッカーでトッピングしたのだそうです。子どもたちは大喜びでこの「Thanksgiving cheese dogs」(感謝祭特製チーズドッグ)を焼いたそうです。ジャックは本当に素敵なお父さんだったのですね~


その時ジャックがかぶっていたピルグリム・リックの帽子は、ジャックの死後も感謝祭の大切なアイテムとして受け継がれ、ランダルとケヴィンが1年おきにかぶっては「ピルグリム・リック」を演じていたそうです。今年はケヴィンの番だったそうですが、ケヴィンはずっと嫌っていたミゲルにこの役を譲りました。それはどうやらオリヴィアのおかげのようです


またその時レベッカは、どうしてもチクチクして嫌だというケイトのセーターを脱がせてこれをほどき始めました。レベッカはこの行為も感謝祭の伝統に加えたそうです。毛糸玉を手に取って感謝することを言ったら、次の人にその玉を投げること


そしてその後はやっぱりかつてみんなで見た「ポリスアカデミー3」を見るのが伝統なのだそうです。ポリスアカデミー3はレベッカのお気に入りだったのだそう。


もちろんランダルは今年も毛糸玉を用意していましたが、レベッカから投げられたその玉を受け取ろうとはしませんでした。なぜならランダルはついに真相に気づいてしまったからです


ランダルはウィリアムから、毎年感謝祭にはサポートグループの仲間(sober friends)と料理を持ち寄ってジャズセッションをしたものだが、病気がひどくなった昨年は、その時録音していたテープを聞きながらマリー カレンダーズのピーカンパイを食べることにしたのだと聞き、わざわざウィリアムの家までテープを取りに行ったのです。これがウィリアムにとって最後の感謝祭になるかもしれないからですランダルは優しいな~(/_;)


が、そこで見つけたのはテープだけではありませんでした。レベッカがウィリアム宛に送った手紙、幼いランダルの写真を入れた封筒を発見してしまったそうです


Why is there a photo of me and a letter that you sent to William's apartment?
なぜあなたが送った僕の写真と手紙がウィリアムのアパートにあるの?


ランダルは、これまでに何度も本当の家族について尋ねたのに、知っていたならどうして教えてくれなかったのか、とレベッカを詰りました


そのランダルはかつてパインウッド・ロッジで、これからは毎年「同じ感謝祭」を送ると決めたとレベッカに語ったそうです。自分のために感謝祭を嫌がっていたランダルが、今年の、しかもハチャメチャだけど初めて家族だけで祝ったこの感謝祭を喜んでくれた、とレベッカはどんなにか嬉しかったに違いありませんのに。だからこそ、レベッカは、今日だけは言いたくないと断ったのでしょうに


他、ケヴィンとオリヴィア、そしてケイトについても少しだけ触れておきます


オリヴィアもまた家族には良い思い出が無いらしく、今年の感謝祭はいつも通り一人で過ごすのだと語っていました。それをケヴィンが無理矢理誘って連れてきたのです。うちの家族はWonder Bread(米国製の白くてふわふわしたパン)のようなありふれた幸せ家族じゃない、不健康で脂タップリのciabatta bread(チャバッタパン)って感じだなと言って。


家族構成を聞いたオリヴィアは興味を持ち、ケヴィンの誘いに応じることにしました。


そしてオリヴィアは「ピクニック」の間、感謝祭には母が張り切ってパイをたくさん焼いたものだけど、父が愛人のナースに呼び出されて出かけたため、酒を飲んで怒りだしたと打ち明けました。


We had all those pies and I don't think we ever once made it to dessert. It pissed me off 'cause I really like pie.
だからそのパイがデザートとして振る舞われたことは一度もないの。私はパイが大好きだったからいつも腹立たしかった。


帰宅後ケヴィンはオリヴィアのためにパイを一切れ失敬してきます


I wanted you to know that no matter what happens this year, you're gonna make it to the pie.
今年は何があってもパイにだけはありつけるよ


オリヴィアもその時はとっても嬉しそうな顔をしたのに、その後すぐにケヴィンが「ピルグリム・リック」の帽子を貸してほしいと言ったミゲルを冷たく拒否するのを見て、途端に出て行ってしまいます。ありきたりの幸せな家庭を口では拒否していながら、本当は誰よりも欲していたためかもしれません。


この様子を見ていたウィリアムはその後オリヴィアに静かに話しかけました。I just came out for some air.風にあたりに出てきただけだ。


タクシーを待つオリヴィアがもうじき死ぬってどんな感じなのかと尋ねた時のウィリアムの答えがまたどこまでも詩的でござったも~このキャラがイチ押しで大好き(^^)/


It feels like all these beautiful pieces of life are flying around me and I'm trying to catch them. When my granddaughter falls asleep in my lap, I try to catch the feeling of her breathing against me. And when I make my son laugh, I try to catch the sound of him laughing. How it rolls up from his chest. But the pieces are moving faster now, and I can't catch them all. I can feel them slipping through my fingertips. And soon where there used to be my granddaughter breathing and my son laughing, there will be nothing.
自分の周りに人生の美しいかけらがいくつも浮かんでいるのをつかもうとする感じかな。孫娘たちが膝の上で眠りにつくと、その息遣いをつかもうとする。息子が笑っている時も、その笑い声をつかもうとする。胸から湧きあがるその声を。だけど今はそのかけらの動きが速すぎてすべてをつかみきれない。指先からこぼれ落ちていくのが分かる。そしてその孫の息遣いや息子の笑い声がもうじき消えてなくなる。


こうしたウィリアムの奥深さに触れるたびに、やっぱりもっと早くランダルに会わせてあげたかったと思えてなりませぬ


そしてウィリアムは、若いオリヴィアにこう苦言も呈しました。


I know it feels like you have all the time in the world. But you don't. So, stop playing it so cool. Catch the moments of your life. Catch them while you're young and quick. Because sooner than you know it, you'll be old. And slow. And there'll be no more of them to catch. And when a nice boy who adores you offers you pie, say thank you.
今は時間が無限にあるように感じることだろう。だけどそうではない。だからカッコつけるのはやめて、人生の瞬間瞬間をつかむんだ。君が若くて素早く動けるうちに。君が思っているよりずっと早く君は年を取って動きも鈍る。そしてついにはつかめなくなる。だから素敵な少年が君を称え、パイを差し出したら「ありがとう」というんだ


ウィリアムの一言一言が、感受性の強いオリヴィアの心をノックして、ついにはこれを開かせたのは言うまでもありません。オリヴィアは家の中に戻り、ケヴィンにキスをしました。


またケイトは、自分だけがダイエットを続けているのにトビーが断念したという事実に次第に耐えられなくなります。トビーはケイトが夢見ていた以上に素敵な男性だったけれど、それでも今、自分に大切なのは自分をコントロールすることだ~そうケイトは信じているのだそうです。いやでもやっぱりヒューグラントの方が(見た目は)素敵でござるが


I've got to get a handle on myself, on the weight and on all of it. God, I need that more than anything right now, and I want it.
体重だけじゃなくて全てにおいて自分を制御することが必要なの。今はそれが何よりも大事だし、そうしたいの。


あんなにお似合いの二人だったのに、本当にこれでお別れしてしまうのでしょうか。なんとかトビーももう一度ダイエットに挑戦してくれたらよいですのにね。


そしてケイトはひとりで飛行機に乗り、ランダルの家へと向かいました。その途中、乱気流で飛行機が激しく揺れたため、皆一瞬「死」を覚悟したようです。ケイトの隣に座っていた女性は、太ったケイトをいかにも胡散臭そうに見ていたのに、そのさなかには怖くてケイトの手をしっかり握っていたらしい。


I have no reason to stay with him anymore. I'm gonna get a divorce. Life's too short.
夫と一緒にいる理由は何もない。離婚するわ。人生はとても短いから。


彼女がそう語ったのを聞いて、ケイトもまたついに大きな決断をしました。I've decided to have gastric bypass surgery. 胃のバイパス手術を受けるわ


宣言したのがちょうどランダルとレベッカの修羅場だったというタイミングは最悪でしたが、その決断は応援したいですよね。さすがにあそこまで太ってしまうと、ダイエットだけではなかなか難しいでしょうからね。


This is Us~36歳、これから」は来週の放送も楽しみですね


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音楽がまた本当に素晴らしい

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Comments 2

There are no comments yet.
yocchi  
感謝祭って

今日 やっと録画みました。感謝祭って日本人にとってのお正月みたいだと思いました。感謝祭の詳しい解説をありがとうございます。

オリヴィアも 予想以上に重要人物なようですね。ウィリアムの素晴らしい台詞を引き出す役でした。

余談ですがgyaoで 項羽と劉邦 75話まで見ました。なんとか最後までいけそうです。

2017/12/03 (Sun) 20:06 | EDIT | REPLY |   
yocchiさんへ  
そうですか!

yocchiさん、こんにちは~♪
いつもブログをご利用頂きましてありがとうございます(^^)/。

そうですね~おっしゃる通り
家族の大事な行事という点ではお正月みたいですよね~。

そうそう、オリヴィアも重要人物みたいですよね~。
ウィリアムとの絡みもすごく良かったですよね~( *´艸`)。

おぉ!項羽と劉邦ですか!
あの長編をもうすぐ完走されるとはスゴイですね(≧▽≦)。

自分はどうしても時間が取れなくて途中で断念しちゃったのですが、
またいつか再挑戦してみたいです(^_-)。こん

2017/12/04 (Mon) 07:14 | EDIT | REPLY |   

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