2018/01
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綾野剛さん主演の【コウノドリ2】もいよいよ10話です。来週の最終回を前に、また何とも深く考えさせられるエピソードでございました。以下ネタバレの感想ですコウノドリ2のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


今回のテーマは、シーズン1でも取り上げられた「出生前診断」でした。夫の光弘(石田卓也)の両親から新型出生前診断(NIPT~Non-Invasive Prenatal enetic Testing)を受けるよう勧められた高山透子(初音映莉子)は、ほぼ何の不安もなく気軽に検査を受けたそうです。どうやら病院やクリニックではなく、ただ検査だけを行う企業があるようです。


郵送されてきた検査結果を見た透子は、21トリソミーが陽性との結果に愕然とし、急いでその機関に電話をしました。すると、そこは検査だけをするところなので、結果に関しては自分で病院を探して相談してほしいと言われてしまいます。


それもまた実に無責任な話ですよね。そもそも透子は妊婦なのですからどこかの産婦人科に通っていたのではないのでしょうか?そこの医師には何も相談せずに検査をしたのでしょうか??だとしたら、あまりにも認識不足ですよね~。四宮が腹を立てるわけだ


こうしてペルソナを訪れた高山夫妻に、サクラは、この診断を確定するためには羊水検査が必要だと説明しました。2週間ほどで結果がでるが、それで疾患が確定したら、それをどう受け止めるのかは夫婦が相談して決めなくてはならない、と言い含めます。


羊水検査の結果はやはり陽性で、胎児が21トリソミーであることが明らかになりました。高山夫婦はまだ実感が湧かずにいたようですが、透子の母の中川澄江(中村久美)は、透子が苦労する姿を見たくはないと出産を諦めるよう促します。


透子は子どもの頃とても身体が弱かったのだそうです。言葉を発するのも遅かったけれど、それでも透子の笑顔を見ると頑張れた、そう言いながら、それでも諦めろというからには、よほどの苦労が強いられるのだろうと、透子はますます怖くなってしまいます。


一方、ペルソナにはこの高山夫妻の他に、やはり出生前診断で同じ結果が出たことで、中絶を選んだ夫婦がきていました。辻 明代(りょう)と信英(近藤公園)です。経済的な事情ももちろんですが、もし夫婦に何かあった時、上の子がその子の面倒を見なければならない、と明代は強く心配したのだそうです。それだけは避けなければならないと。


授かった命を諦めたいわけじゃなかった、むしろ愛おしくてならなかったのに、こうした事情に追い込まれていく夫婦、特に明代の姿を見ているのはかなり辛かった。彼女はきっと生真面目過ぎたのでしょうね。産めば産んだで何とかなる、そんな風に楽観的に考えることができなかったのでしょう。


中絶した我が子を抱きたいと語った彼女の心中を思うと何ともやりきれなかったです。


実際にダウン症の子どもを育てている木村という女性も登場しました。彼女は夫の助けのみならず、デイサービスやヘルパーという外部の力を借りて日々奮闘しているそうです。大変なことも多いけど、子どもが可愛くてしょうがない、と語ったその女性の言葉に嘘はないと感じました


私事で恐縮ですが、我が家も母が病に倒れてから福祉サービスを受けるようになりました。何でも自分でやってきた人、そして時代だったため、両親は、行政とは言え他人の力を借りることに抵抗があったようですが、いざ、そのお世話になってみると、やっぱりプロの力を借りて正解だったと思うことがしばしばです。物理的な面だけではなく、精神的な面でも常に励まされ、日々を前向きに生きることができています


この明代の場合は、もう何もかもすべて自分で決めてしまっていた、だからサクラもそれが両親の決断なら、とそれ以上は何も言ってあげられなかったというのが何とも切なかった。実際に育てるのは家族(両親)であって、医療従事者や福祉従事者がその決意を責めることはできない~無責任に発言することは許されませんものね。


サクラもいつも悩んでいるそうです:


出生前診断の結果中絶を選ぶ家族もある。赤ちゃんが大好きなサクラは、その決断にはいつも心が重くなる。だけどそんな自分以上に当事者は悩み苦しんで、ようやく下した決断なのだ。苦しみの中、必死で助けを求めてくるその手を払いのけることなどできない。

出生前診断で「命を選別」することの是非を問うより、産科医として家族と一緒に命に向き合っていくこと、それが自分たちのすべきことなのではないだろうか。

明代は中絶を選び、透子は出産することを選んだ。どちらも大変な決断に変わりはない、自分たちにできるのは、彼女たちがその決断を後悔せずに済むよう寄り添っていくことだけだ。


これまた口で言うのは簡単だけれど、なかなかできることではありませんね。医師という立場から、ああしろこうしろ、と命じることのほうがむしろ簡単だと思います。それを専門家としての意見や情報を提供しつつ、あくまでも個人の生き方や考え、立場を尊重して見守っていく、困った時にはいつでも手を差し伸べられるように、というサクラや今西の姿勢には本当に頭が下がります。誠実かつ真に強い人間でなければできることではありません


一方、四宮の父晃志郎の容体が急変して亡くなってしまいました。四宮は訃報を聞いた直後赤ちゃんを取り上げると、その足ですぐに故郷へと向かいます。四宮にとって、この帰省は父との別れもさることながら、今後の自分の生き方も決める旅にもなりそうです。


また小松は、同期で親友の京子(須藤理彩)と話をしていて、何か思うところがあったようです。それが何なのかは聞けずじまいでしたが、来週はその京子のお産が難航するようで心配です。


そして白川はついに新たな研修先を見つけたようです。面接してくれた担当者に、尊敬する医師とは違う知識や技術を身につけたいと語った白川に、その担当者が、その医師は今橋先生だろう、随分大きな目標だ、と答えたのがまた楽しかった。白川は、あまりにも近くにいすぎたために、今橋の本当の偉大さを分っていないのかもしれませんね


その今橋の言葉も実に重みがありました。医学の進歩によって、昔では救えなかった命が救えるようになった。それは喜ぶべきことだが、だからこそ苦悩する家族もいる。命を救うとはどういうことなのか、本当に難しい


生きることは素晴らしいけど、同時に本当に苦しいことでもありますね。でも苦しみがあるからこそ喜びもある~ありきたりな表現ですが、それが真実なのだと最近はつくづくそう思いますまさに人間万事塞翁が馬でござりまする


さ~て来週はいよいよ最終回です。四宮は、小松は、そしてサクラは、今後どんな道を歩んでいくのか、続きを見るのが待ち遠しいですね



TBS系金曜ドラマ『コウノドリ』公式ガイドブック (ヤマハムックシリーズ185)

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