2018/06
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anone ネタバレと感想 3話 自己中の自己中たるゆえん

坂元裕二さん脚本のドラマ、【anone】は3話もまたなかなか面白かったですね


前回のレビューで登場人物を3つに分けさせていただきましたが、彼らの性格(いわゆるキャラ)を基準にすると大きく2つに分けられそうです


自分の身に起きた不幸を他人のせいだと恨むタイプ=攻撃的なネガティブ人間と、他人の身に起きた不幸をも自分のせいなのではないかと自省するタイプ=気の弱い(心優しい)ネガティブ人間


誰がどちらのタイプなのかはもう言わずもがなですよね。でも中世古だけはまだ分かりませんね~どちらでしょうか?それともどちらにも属さないタイプでしょうか?


以下ネタバレですanoneのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


まずはその中世古ですが、彼は元林田印刷所の従業員だったそうです。亜乃音の話によると、妻と娘がいるそうですが、今の中世古に家族がいるようには見えませんでしたよね。あまりその話をしたがらなかったようですし


また中世古の印刷技術は相当なものらしく、おそらくは彼なら本物そっくりの偽札を作れるのではないかと思わせるシーンがいくつかありました。実際に偽札を作っていたのではありませんが、現在働いている弁当屋の主人から依頼されたサービス券に、偽物と判別できる細工をあれこれ施し過ぎて叱られていたのです


さて次は、亜乃音の娘と間違われて誘拐されたハリカですが、口をガムテープで塞がれてしまったためになかなか誤解を解けずにいました。その上、舵やるい子だけではなく、西海までが絡んできたので話がややこしくなってしまいます。西海は、なんとなんと、会社の上司を改造したモデルガンで射殺して逃げてきたのだそうです!?


るい子から、ハリカの母(亜乃音)が「裏金」を持っているらしいと聞いた西海は、早速ハリカの写真を撮ってるい子に渡し、亜乃音から金を奪いとってくるよう命じました。ここでるい子が、今時「誘拐」など流行らない、それは昭和の犯罪であって、今は振り込め詐欺の時代だと西海を馬鹿にしたのには苦笑しきりでした。ハリかをさらってきたのは自分たちなのに


るい子が亜乃音を訪ねる少し前に、中世古が林田印刷所を訪れていました。中世古は、京介にお線香をあげたいのだと語りましたが、あのタイミングでやってきたのは、何かを探ろうとしていたからなのかもしれません。もしくは、るい子と亜乃音の様子から、何かを察したのでしょうか


その後、紆余曲折がありながらもなんとか誤解が解けました。ハリカは舵にガムテープを外してもらったことで真実を説明し、亜乃音はるい子が見せた「娘の写真」を見て納得します。それでも亜乃音は「ただのバイトのハリカ」を救うために、夫の遺した保険金の1千万を使うことにします


連絡を受けた西海は1千万という金額に喜んでいたのに、るい子はそれでは足りないとさらに亜乃音を脅しました。るい子は亜乃音がもっと多額の金を隠し持っていると思い込んでいたからです。


それもまた亜乃音が印刷機と偽の紙幣を見せて誤解は解けたのですが、るい子はここで更なる悪だくみを思いつきます。るい子は隙を狙って亜乃音が銀行から下ろしてきた1千万と偽札をすり替えて、偽札を西海に渡し、本物はこっそり自分がネコババしてしまったのです


手に入れた金が偽物だと知った西海はすっかり絶望し、警察から呼び止められたことも手伝って、自らの頭をぶち抜いて自殺してしまいました


俺は誰からも必要とされていない。何のために生きているか分からない。いつか分かると思ってもう45年も経ってしまった。刑務所に入るのは嫌だ


舵は、何かというと死にたがっていた西海を何とか思いとどまらせようと必死で説得を試みます。


そのうちきっといいことがある。生まれてきてよかったと思えて初めて死ぬことができる。そう思えないうちは死んではいけない


舵もまた、西海やるい子同様かなりのネガティブ人間だったはずなのですけれど、余命宣告されてからはそれじゃあいけないと思ったようです。身体を張ってハリカを逃がそうとしてくれたのもその表れかもしれませんね


おじさんのことはいいから君は逃げて!


もちろんハリカもそんなことができる人間ではありませぬ


舵は西海に、自分が末期がんだということもうちあけましたが、西海は嘘だと信じて疑いません。


こう言っては何ですが、多分、西海のようなタイプの人間は、たとえどんなに良いことがあってもやっぱり不満を感じるに違いないと思わずにいられません。本気で死ぬ気になったら、かつ、あれだけの行動力(健康な体)があるのなら、上司を殺して逃げるのではない道がほかにいくらでもあったと思うんですが


この西海が、かつて舵が恋人に「種無し」()を理由に振られたことを持ち出して、その相手の女性が結婚したから殺せと唆したのにも呆れてものが言えませんでした。もちろん舵は取り合いませんでしたが、こういう西海のようなタイプは、たとえ道端の石に躓いて転んでもそれは「石」のせいであって自分の不注意を顧みたりはしないのでしょうな


その西海が自殺した現場に居合わせた中世古は、西海がつかまされた偽札をこっそり持っていきました。あれは、偽札が入っていた「手提げ袋」に見覚えがあったからでしょうか。それともあの後ずっと亜乃音をつけてきて成り行きを見守っていたのでしょうか。


また、友人の癖に舵を騙したとさんざん西海をけなしていたくせに、その舵を簡単に裏切って1千万を持ち逃げしたるい子はあの金で何をするつもりでしょうか。バスの中にいた女の子(アユ重版出来!)は何者でしょうか?


そして舵は果たして生きる喜びを見出すことができるのでしょうか?


決して派手ではないものの、そこかしこに謎がいっぱい&苦~い教訓もいっぱいの「anone」は続きを見るのが楽しみですね

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