2018/07
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グッドファイト(The Good Fight) あらすじと感想 第4&5話 突然の保釈

グッドファイト】の4話は「財産」、5話は「突然の保釈」です。原題はそれぞれ「Henceforth Known as Property」(その後は財産として認められる)と「Stoppable: Requiem for an Airdate」(放送中止可能: 放送日へのレクイエム)と、個々のケースに言及した副題となっています。


その個別のケースももちろんですが、やはり気になるのは邦題の「突然の保釈」が表すように、詐欺事件の真相ですよね。そこに「あの男」が絡んできたからますますきな臭くなってきました。以下2話分まとめたネタバレのあらすじですグッドファイトのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


RBKにマイク・クレスティーバがやってきました。クレスティーバがグッドワイフに初登場したのはシーズン3の19話「ブルーリボン委員会」で、次がシーズン4の州知事選です。クレスティーバはピーターのライバルでした


どちらにおいても腹黒で嫌~な男でやんしたが、この「グッドファイト」ではますますアップグレード(ダウングレード?)し、わが目わが耳を疑ってしまうほどの恥知らずとして登場します


どうやらクレスティーバは「警察による(黒人への)暴力事件」に対する(黒人からの)訴訟を減らそうと目論んでいるようで、この手の事件を数多く扱い、成果を挙げているRBKを標的にしようとしているようなのです。これまた大統領の影響でしょうか


RBKの弁護士たちがこぞって召喚されたことを受け、最初に大陪審に出席したダイアンはクレスティーバから「無いこと無いこと」難癖をつけられます。平然と嘘を並べ立てるクレスティーバには、ダイアンならずとも開いた口が塞がりませんでしたよねへ?あれでも弁護士???


とはいえ、ここはダイアンもちょいと脇が甘いですよね。あの男が胡散臭いと分かっていたら、ちゃんと会話を録音しておかなくちゃいけません


そこへ行くと、事の重大さを悟ったルッカがRBKの弁護士として依頼したエルズベスは、ちゃ~んとクレスティーバの暴言を録音していました


クレスティーバは違法な録音だから無効だとせせら笑いますが、ここで「ふふん、そうじゃないんだよ、明智君Yes, unless it's used to contradict a lie(^^)/と言っちまったのはおばさんだけではありませんよね。相手の嘘を否定するためには有効なのだそうです。あのエルズベスがそこまで計算してない訳が無いっちゅーの


When in trouble, hire Elsbeth.
困った時はエルズベスを雇え


アリシアはルッカにそう語っていたそうです


ちなみにルッカは今でもアリシアを唯一無二の親友だと思っているそうです。男は元々信じないから傷つかないけど、女性の友人を作るのには傷つくのが怖くてつい臆病になってしまうと語るルッカ。普段はクールなルッカのこういう繊細な一面がまた好きだなあ


エルズベスは、すべて自分に任せろ、1日あればよい(That's my problem. Just me. Let me see what I can do. Give me, uh one day)と約束したその言葉通り、あっという間にクレスティーバの目的を見抜きました。彼は、暴力事件もさることながら、リンデルのポンジ事件を探ろうとしていたのです


そこで、マイアが自分の弁護士のアイーシャ・マンシーニ(Chalia La Tour)の忠告を無視してこっそりヘンリーに面会し「セッ〇スリスト」を渡したことが問題となります。エルズベスの推理によると、クレスティーバは、マイアがヘンリーの共犯だとこじつけるつもりのようなのです。


If your dad asks anything more of you, Maia, I urge you to say no.
またお父さんから何か頼まれてもノーと言わなくちゃダメよ


ヘンリーがマイアをはめたとは思えませんから、ここはクレスティーバが一枚上手だったということでしょうか


マイアの元カレが、振られた腹いせに作ったボットもこれに拍車をかけました。クレスティーバがこれまた「無いこと無いこと」ツイートするその内容をネタにマイアを追い込もうとしたのもまた実に嫌らしかったですよね


でもエルズベスはもっともっと上を行くのは言うまでもありませんエルズベスは向かうところ敵なし(^^)/


彼女はちゃっかりクレスティーバの妻、ディアドラ(Kelli O'Hara)と仲良くなって家に乗り込み、ランチデートの約束まで取り付けました。どうやら書斎にまで入り込んだようですが、クレスティーバの憶測通り、盗聴器を仕掛けたかどうかまでは分かりません


いやいや面白くなってきましたね~。久しぶりにワクワクしてきましたグッドファイトが面白い(^^)/


以下は個々のケースのネタバレです


第4話ではRBKの古くからの顧客、ローラ・サラーノ(Prema Cruz)が、若い頃に売った卵子を取り戻したいと依頼してきました。最初の契約では、卵子提供後5年経ってもその卵子が使われずに残っていれば、それを「財産」として元の持ち主、つまりはローラに返すという内容だったそうです。


が、その卵子を売った先のクリニックは既に名前を変えていてローラの卵子は公的機関に売られていたことが判明しました。クリニックの院長がダイアンを患者だと思ってこう言ったのには苦笑しきりでござりました


I'm not sure how we can help you, Ms. Lockhart. At a certain age, fertility
お役に立てるかどうか自信がありません、ロックハートさん。ある一定の年齢を超えると妊娠は難しいのですが・・・


最初院長はしらばっくれようとしましたが、所詮は百戦錬磨のダイアンに勝てるはずもなく、あっさり卵子の販売先を喋らされてしまいます。ダイアンはルッカとともに早速その研究所へ急ぎました。


が、ローラの卵子は既に受精させられて着床を待つばかりだったため、ダイアンとルッカはこれを法廷に持ち込むことにしました。


卵子を買って受精したハイト夫妻の弁護士はアルマ・ホフ(Becky Ann Baker)です。ホフは車を例に挙げ、第三者に貸した車をその第三者が他の誰かに売った場合、車の所有者が戦うべきはその第三者であって車を買った人物ではないと主張しました。これを「innocent purchaser doctrine」(善意の買主の原則)というそうです。


最初ダイアンは、これは車ではなく受精卵=不謹慎だと反論しますが、担当判事のティモシー・スタネク(Peter Gerety)もまた同じ考えだと見抜くと、これを逆手に取ってきます


もし依頼人に車が盗まれたとして~そう言い始めた途端、驚いたことにホフもひどい譬えだといい、むろん、スタネク判事も、いかにも聞くに堪えない不謹慎だと言いながらも、これを認めてしまったのには苦笑いでしたね~。まったくやってくれますね、このスタッフは


これで負けたと思いきや、ダイアンが思わぬ奇襲に打って出ます。ダイアンは、ハイト夫妻が「着床」のために渡英するという点に着目しました


ハイト夫妻がローラの卵子を購入したのは、ハイト夫人に遺伝子的な欠陥があるためで(リー症候群)、医師はその欠陥を補うため、ハイト氏の精子とローラの卵子による欠陥の無い受精卵からその欠けた遺伝子を取り出して、ハイト夫妻の精子と卵子による受精卵に移植しようとしているのだそうです。おばさんの頭も8歳並ですが、多分これで合っていると思いまする


でも、この方法はアメリカでは未承認なため、渡英して着床に臨もうとしているのだとか。


ダイアンとルッカ、そしてバーバラが、RBKの事務所でホフを迎え撃った時の会話がまた可笑しかったですね~この3人、なかなかええわ~♪。彼らは「ヒト受精・発生学委員会」(The Human Fertilisation & Embryology Authority)にこの件を訴えたのだそうですが、「how?」と乗り込んできたホフにバーバラが、イギリスの国番号44をダイアルしてよ(We dialed 44 and then the number)、と答えたのには大笑いでした


イギリスの法律では卵子を750ポンド以上で売買するのは禁止されているそうです。ローラが売った金額は2万ドルだから「受精卵」はイギリスのは持ち込めないのだそう!


ダイアンが、どんどん昔のダイアンに戻っていくのが嬉しいですね~。最初は反目しあっていたかに見えたバーバラとも、女性同士、仕事と家庭、そして子どもを持つ持たないの選択を迫られた際の悩みを打ち明け合ったシーンもなかなかでした


ダイアンは、皆が思っているように子どもが欲しくないから仕事に生きたのではなく、欲しくても持つチャンスに恵まれなかったから仕事に打ち込んだと言わんばかりでしたが、バーバラには子どもがいるんだけど、それで幸せとは限らない、と言いたげでしたね。う~んなかなか深いわ~やっぱり単なるスピンオフで終わらせたくないですね、このドラマ


また5話は、またしても、そしていかにもさもありなんなトランプ大統領への皮肉満載なケースでした


「シカゴ」というテレビドラマの初回が、トランプ大統領の機嫌を損ねそうだという理由からお蔵入りとなったのに腹を立てたその作品の脚本家が、自分でこれをネットに流したのだそうです。テレビ局は、当然、契約を盾に著作権の侵害を訴えました。


ちなみに「当然」と書いたのは、素人のおばさんが見ても、これは「表現の自由」で勝てるケースではないように思われたからです。余談ですが、ジュリアス・ケインは既にここでも「トランプびいき=仲間外れ」の扱いを受けています


が、エンターテインメント業界への進出を狙っているエイドリアンは、何としてもこれをきっかけに事務所を売り込もうと賭けに打って出ました。そして結局、テレビ局はトランプ大統領のご機嫌伺いのために放送を中止したことが判明します「ツイッター好き」のトランプ大統領がテレビ局に対し、よくぞやったとツイートしたからです。つまりは「表現の自由」(First Amendment)の侵害が適用されるということです。


Congrats to Weintraub for standing up to another Hollywood crybaby. Time to look into who they hire to write.
ワイントローブ、もうひとりのハリウッドの泣く赤ん坊によく耐えた。脚本家を雇う時はよく調査しろ


字幕では~説明する時間がないから~crybabyを「グチ男」と訳してましたが、これは文字通り「泣いている赤ん坊」だと思われます。以前トランプ大統領が演説中、会場で赤ん坊が泣いた事件のパロディですよね。最初は「I love baby, don't worryと言っていたくせに最後には「Actually, I was only kidding, you can get the baby out of here~んな訳ねえだろ、ジョークに決まってる、早く連れ出せ」とつい本音が出ちまったあの事件


判事のトム・グラット(John Procaccino )もさぞかし頭が痛かったことでしょう


そしてここでもダイアンがやってのけます。ダイアンは、RBKを気に入ったと言って接触してきたニール・グロスをRBKのクライアントとして紹介する代わりに、出資金をチャムハムの顧問料から差し引いた上、自分をネームパートナーに昇格させるよう取引したのです


カートがダイアンに未練タラタラな理由、分かりますよね。ダイアンもまた嫌いで別れた訳じゃないので、デートもするし、ベッドもともにもするけれど、あくまでも対等な立場でいたいと、アパートを移るのならウチに来ればよいとのカートの誘いを断って思いついたこの駆け引きには大喜びでございました。それでこそ、おばさんが大好きだったダイアン・ロックハートです


あ~見ててよかった「グッドファイト。続きを見るのが楽しみでなりませぬグッドファイトが楽しみ( *´艸`)

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