2018/11
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倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道- あらすじ 第2話 我が宗教の喪失

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道-The Looming Tower: Al-Qaeda and the Road to 9/11】の第2話は「我が宗教の喪失」(Losing My Religion)です。実際のテロの映像を使用しているのでしょうか、あまりにもリアルな映像に圧倒され、戦慄が走るのを禁じ得ませんでした。以下ネタバレのあらすじです。


東アフリカでのテロを受けて、オニールはアリを伴い、ワシントンDCにあるFBI本部に赴きました。長官のルイス・フリーは休暇中だそうで、ちょうどCIAのマーティン・シュミッドと話をしていたジェイソン・サンチェス(Yul Vazquez)がオニールの相手をします。


この事件はNYの担当だと主張するオニールに対し、サンチェスはワシントンのケースだと譲りません。オニールが、これはアルカイダによるテロだというと、サンチェスはヒズボラかもしれないと反論します。


Agent Soufan is gonna tell you why it's gotta be UBL.
スーファン捜査官が今、これがビン・ラディンの仕業だという理由を説明する


オニールに促されたアリは、聖地解放イスラム軍から事前に犯行声明が出ているのだと切り出しました。にもかかわらず、サンチェスは話を聞こうともしません。


業を煮やし、罵詈雑言を浴びせて退出したオニールは、その足でリチャード・クラークのもとへ駆けつけました。アリの説明を聞いたクラークは大いに納得し、すぐさま長官に連絡をしてくれます。ルイス・フリー長官は渋々?これを認めましたが、オニールがアフリカへ行くことは認めなかったようです。


そこでオニールは、ボビーとフロイド・ベネット(Sullivan Jones)ら数十名のエージェントを派遣しました。現地に到着した彼らが非常に神経質になっているのと対照的に、アフリカの自然と原住民は普段と変わらず悠々としていたのがまた印象的です


が、爆破された大使館跡はまさに地獄絵図と化していました。現地警察からは、翌朝には救出活動を止めて他の任務に移ると聞かされます。既にもう72時間が経過しようとしているからです。


大使館にいる友人は見つからぬまま、翌朝再度現場に向かったボビーは、オニャンゴ指揮官(Hakeem Kae-Kazim)から、生存者が見つかったとの報告を受けました。


ボビーが駆けつけて確認したところ、生存者のサイモン(Rea Rangaka)と言う若いケニア人男性はなんと、ボビーの友人、デボラ・フレッチャーの部下だったことが判明します。フレッチャーはちょうどサイモンの下に埋まっていたらしいのですが、ずっとサイモンに話しかけて彼を励まし、その無事を祈っていてくれたのだそうです。が、その声も朝には聞こえなくなったのだそう倒壊する巨塔は実に素晴らしい作品


She had been talking, praying with me to keep me alive. She stopped speaking earlier this morning.


ボビーもまた懸命にサイモンを励まし続け、なんとか無事救出されて病院へ搬送されようとしたその時、サイモンは驚くべき真実を明かしてくれました


They knew. One year ago, a man came into the Embassy. Says he knew a plan to blow up the building. I brought him to my boss, to Ms. Fletcher. I'm certain she reported it to Washington D. C. She told me she did. But nothing was done.
彼らは知っていた。1年前、ひとりの男が大使館にやってきた。彼は大使館の爆破計画があると語った。私は彼を上司のフレッチャーさんの下へ連れて行った。彼女はそれをワシントンDCに報告したのに何の対処も無かった。


ワシントンDCということはすなわち「CIAに報告した」ということですよね。そのサイモンがいた場所の下からは、彼が言っていた通り、埃だらけのフレッチャーの遺体が発見されたそうです。


ボビーから連絡を受けたオニールは、ちょうどリチャード・クラークたちとミーティングをしていたマーティン・シュミッドを問い詰めました


What the fuck did you know about a possible bombing in Nairobi? Was there a walk‐in last year at the Embassy CIA station who warned about this?
ナイロビが爆破されることを知っていたのか?去年大使館のCIA支局にタレコミがあったのは事実か?


シュミッドは、記憶にない、タレコミのほとんどは信用できない金目当てのものだから、それもまた不要と判断したのだろうと答えると、オニールは皮肉たっぷりににこう言いました。Well, I guess this one was credible. ああ、これは信用できたみたいだな。


信用できる情報を無視しておきながら、アフガニスタンを無差別攻撃して大量殺人を繰り返す。結果として彼らの怒りを買い、ますます人々をテロへと駆り立てる。これが事実なら、CIAとはなんと無能な集団なのかと思わずにはいられませんね


Find him. Arrest him. Put him on trial, then in jail. Treat him like a criminal, not a hero.
彼を見つけて逮捕し、裁判にかけて牢に放り込む。英雄ではなく犯罪者として扱う


オニールの主張のなんと正しいことか


しかもシュミッドは、クリントン大統領のスキャンダルを隠れ蓑に、またしても無差別攻撃を仕掛けようとしているのです


Our estimates give us 75, 80% chance of killing UBL if we wipe out all the targets.
全ての標的を一掃すれば、75~80%の確率でビン・ラディンを殺せるとみている


一方、途中で逃げたテロ実行犯はムハンマド・アル・オワリ(Youssef Berouain)という人物でした。オワリは国外逃亡を希望しますが、仲間からは潜伏するしかないと断られてしまいます。


そのオワリはテロの前にヒルトップホテルに滞在していたようで、同じホテルに泊まっていたアナス・アル・リビー(Ayman Samman)はエジプトで起訴されたものの、イギリスに政治亡命し、現在はUKのマンチェスターで暮らしているそうです。


そのイギリスにはアリが派遣されていました。オニールから、アフガニスタン以外でアルカイダが集まる地域を探るよう命じられたからです。これから起きることを予知し、阻止することが最も重要だそれをおまえにやってもらいたい( `ー´)ノ


イギリスに到着したアリは真っ先にモスクへ向かいました。同胞と言葉を交わし、ムッラー(リーダー格)の言葉に胸を熱くします。彼は、イスラム教徒はあらゆる誘惑に打ち勝ち、世の不道徳と戦わねばならないと語ったのです。それが我々の義務なのだ、と


その後アリはスコットランドヤードへ行き、オニールの知人のバリー・ジェームズ警視正(Tony Curran)と行動を共にしました。バリーは最初、ムスリムのアリに偏見を抱いていたようですが、アリは毅然とした態度で反論します。


I'm not a trained Muslim monkey putting on a show for you. When people use my religion to justify this shit, it affects me. I assure you that nothing I do is for your benefit. I work for the U. S. government, and I live by my own conscience.
私はあなたにショーを見せるために訓練されて送り込まれたムスリムの猿じゃない。宗教を理由に蔑まれたくない。あなたの利益のためには何もしない。私はアメリカ政府のために働き、自分の良心に従って生きる。


その時、オニールも愛人のリズ・イーガン(Annie Parisse)と教会へ行っていました。彼は聖体拝礼を拒否していたようですが、高校までは教会に通っていたそうで、結婚式もカトリック教会で挙げたそうです。その信仰が消えたのは離婚のためかとリズは指摘していたけれど、オニールには他の愛人に加え、妻のマリア(Tasha Lawrence)とオニール姓の娘たち、ウィラ(Ashley Leyva)とセリア(Angelina Leyva)もいたようですよね


We've been putting this off for too long.
先延ばしにし過ぎた


オニールがマリアの留守電にそうメッセージを残したところを見ると、まだ離婚はしていないんじゃないのかしらね。


またテロの被害を受けた大使館の守衛は、爆破テロの前日にひとりのアラブ人が訪ねてきたことを証言しました。ゲートの操作方法について尋ねたというその男こそ、前述したマンチェスター在住のアナス・リビーのようでしたね


そしてスチュアートは、ニュージャージーのセーフハウスでイエメンにいるらしい「ハラド」という義足の男の話を聞きだしました。


最初は登場人物がよく分からず苦労しましたが、ようやく少しずつ把握できてきて、ストーリーが頭に入るようになってきました。「倒壊する巨塔」は続きを見るのが楽しみです。



ビデオ視聴はこちらから


 
時間ができたら是非原作も読んでみたいものです

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