2018/09
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倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道- あらすじ 第3話 犯された過ち

倒壊する巨塔-アルカイダと「9.11」への道-The Looming Tower: Al-Qaeda and the Road to 9/11】の第3話は「犯された過ち」(Mistakes Were Made)です。この言葉をシュミッド自ら、しかも9.11の後に平然と述べていたのには開いた口がふさがりませんでした恥知らず!


以下ネタバレのあらすじです。


今回はCIAとFBIの認識の違いがより一層明確になりました。CIAは東アフリカでのテロを「戦争」と見なしたのに対し、FBIはあくまでも「テロリストによる犯罪」と認識していたのです。


FBIのオニールは、このテロを「戦争」と見なすこと自体、アルカイダの思うつぼだと主張しますが、CIAのシュミッドはまったく聞く耳を持ちません。


それでもなんとかFBIが足を棒にして犯人探しをしていたというのに、CIAのシュミッドは、アイマン・アル・ザワヒリからの「宣戦布告」を口実に報復計画を承認させてしまいます。製薬工場から、化学兵器に使われる物質が検出されたから尚更です


CIA長官のジョージ・テネット(Alec Baldwin)も乗り出しました。神経ガスが使われたら、爆破事件の比ではなくなる。


最初は難色を示していたリチャード・クラークも、ついに説き伏せられてしまいました最後の砦も破られた(;´Д`)


9.11委員会でのこのやり取りがまさにすべてを物語っていましたね


カーンズ(委員会メンバー、Jordan Lage):
You don't care what happens to the people who are targeted?
あなたは、標的にされた人々に何が起きても気にしないのですか?

シュミッド:
That is correct.
その通り

カーンズ:
And what about those who are clearly determined to be innocent?
彼らが無実だと分かっていてもですか?

シュミッド:
Mistakes are made. If they're not Americans, I really don't care.
過ちは起きるものだ。彼らがアメリカ人でなければ、正直まったく気にならない

カーンズ:
Excuse me?
何ですって?


アメリカは既にこの時から世界のリーダーでは無くなっていた、少なくともそのようなプライドはどこかへ消えてしまったと思わずにいられません


その一方、たとえ無駄に終わってしまったとしても、オニールたちFBIの活躍には感動すら覚えました


オニールは早速マンチェスターにやってきて、アリやバリーとともにアナス・アル・リビーが下宿している家を訪れました。が、大家(Suzanne Bertish)はリビーにひどく好意的な上、リビーをアルカイダと特定する証拠は何一つ見つかりません。


He were dead quiet, very clean. Always paid his rent on time.
彼はとても物静かで清潔だった。家賃を滞納することも決してなかった


バリーは、証拠がない以上逮捕することはできないとオニールをなだめようとします。


Now, be you never so high, the law is above you.
法は常に君の上にある


法を破ってしまったら秩序は崩壊してしまう~そう語るバリーは正しいのですが、目の前にテロリストがいると分かっているのに手も足も出ないオニールの苛立ちも察するに余りあります。少なくともオニールは、無実の人間を殺そうとはしていません。


焦ったオニールはヴィンスに電話をし、CIAに押収されたマブルクのHDDを盗み出すよう命じました。ヴィンスはなんとかオフィスに忍び込みましたが、あともう少しというところでシュミッドに見つかってしまいます。シュミッドはすぐにヴィンスの目的を見破り、そんなことをしたら即刑務所行きだとヴィンスを脅したため、ヴィンスは諦めざるを得なかったようです。


You don't know how many people might be in danger by being privy to information that you, specifically you, are not cleared for.
君が許可を得ずして手に入れた情報のために、どれだけの人間が危険にさらされるか分かっていない。


そっくりそのまま同じ言葉をシュミッドに返したい気持ちでいっぱいになったのはおばさんだけでございましょうか。分かっていないのはお前の方だ( `ー´)ノ


一方ボビーは、ひとりのイスラム教徒のタレコミで、ついにオワリを逮捕しました。オワリは徹頭徹尾犯行を否認しましたが、ボビーは、こちらもまた徹頭徹尾オワリをなだめたりすかしたりしながら、小さなミスを見出します


ボビーは、今回の爆破で犠牲になったのは圧倒的にアフリカ人の方が多かったと強調し、テロ行為がいかに悲惨で愚かなのかを分からせようとしました。オワリも多少は動揺しますが、物事の是非を決めるのはアラーだと言い逃れます。


またボビーは、軍隊時代の経験を話し、アメリカ人にも愛国心があることを伝えようとします。


We are all willing to die in the mud for what we believe in.
信じるもののためになら死ぬことができる


優しく丁寧な応対がしばらく続いた後、ドスの利いた声で怒鳴りつけられた頃にはもう、小心者のオワリは耐えられなかったようです


Write it down! Write down the number you called after the bomb went off!
書け!爆破の後にかけた電話の番号を書け!


尋問の途中で追い出され、廊下で待っていたキャシー・ショーネシー(Virginia Kull)が驚くのも無理ありません。どうやって手に入れたの?


I asked.
お願いしただけだ


そして、FBIにオワリのことを教えたムスリムの老人が、それを見ていた仲間たちから袋叩きにあったことは言うまでもありません


一方、CIAによる報復攻撃が決定したとの知らせを受けたオニールは、早速リチャード・クラークのもとへやってきました。現地に仲間がいるんだ!報復されるとは考えなかったのか!?Dropping bombs while I got<br /> agents on the ground


They're in hostile territory, wearing fucking jackets with FBI stenciled all over the back of 'em, and you just turned the heat up to 100 degrees.
敵地でFBIという服を着て働いている彼らをさらに危険にさらしたんだぞ!


この結果、アフガニスタンのアルカイダ訓練所で無邪気に遊んでいた子供たちが一瞬にして犠牲となりました犠牲になるのはいつも弱者!。彼らにいったいどんな罪があるというのか?アメリカ人ではないというだけの理由で殺されても構わないなどと、いったいこの世の誰が言えるというのでしょう??


この「驕り」こそが「9.11」を生み出した元凶だったと言わざるを得ません。



ビデオ視聴はこちらから


 
時間ができたら是非原作も読んでみたいものです

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