2018/11
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鳴門秘帖 最終回 あらすじと感想 秘帖の行方

吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】もいよいよ最終回でした。これはなんていうか~最近日本ではあまり見ないタイプの時代劇でしたよね。時代に媚びてないというか、ストーリーや登場人物の描き方がかなりリアルで生々しいというか


その中で、主人公の弦之丞だけがちょっとつかみどころがない感じが否めませんでしたが、それもすべては「剣豪として生きるために人としての感情を封じ込めた」からなのかもしれないと最後の最後に思い当りました。山本耕史さん、大好きなので、どうしても「冷酷」なイメージを抱けずにいたのですが、その「人と剣」との狭間で苦悩し続けたのが弦之丞ではなかったのか、と。


と、おばさんの感想はそれぐらいにして、以下最終回のネタバレです


まずは副題通り「鳴門秘帖」の行方から参りましょうか


阿波守こと蜂須賀重喜が手にいれた鳴門秘帖は、旅川周馬に盗まれてしまいました。なんと周馬もまた松平左京之介によって派遣された「公儀の隠密」だったのだそうです。周馬は鳴門秘帖と引き換えに、甲賀宗家頭領の座を約束されたのだそう。


周馬の行動を読んで秘帖を取り戻そうと待ち伏せていた孫兵衛は、それが周馬の夢だと聞いてハッとしました。お前には俺の取り分をやろう。それで好きな女と暮らすがいい


確かに孫兵衛はお綱とのんびり暮らしたいと望んでいましたが、それが自分の夢かと問われると、どうやらそうではないようです。孫兵衛はあくまでも「剣豪」として己の腕を試してみたかったのです


孫兵衛は恋敵の弦之丞こそがその相手だと見定めて、勝負を挑みました。今や孫兵衛にも情が移ったお綱は、必死で孫兵衛を止めようとしますが、孫兵衛は頑として聞き入れません。そして弦之丞もまた孫兵衛の挑戦を受け入れます


あっという間に孫兵衛は倒され、お綱の膝の上で息を引き取りました。お綱、すまない、とは弦之丞の言葉です。


弦之丞を諦めるしかなかったお綱にとって、なんともひどい仕打ちですよね。まあ、暗い過去を持つ孫兵衛とでは、本当の意味でお綱は幸せになれなかったかもしれませんが、ここはやっぱり切なかった


また周馬とは、周馬が通りそうな道筋を予測して待ち伏せします。周馬は、相変わらず卑怯にもお綱に刀を突き付けて逃げのびようとしましたが、そのお綱が周馬の隙をついて短筒を千絵に投げ、千絵が周馬を撃って殺すという結果となりました。この時お綱は初めて「千絵!」と呼び捨てにしています


姉妹の連係プレーにより倒された周馬は余程無念だったのか、七代後まで祟ってやる!と呪いながら絶命しました。それはこっちの台詞ですよね。この周馬の野望のために、これまで甲賀の仲間たちがどれだけ犬死したか分からぬのですから


こうした犠牲のもとようやく鳴門秘帖を手にいれた弦之丞は、改めて高木龍耳軒の屋敷に赴きますが、龍耳軒は蜂須賀重喜に命懸けの進言をするために陰腹を切ってこと切れていました陰腹には弱いんや(;´Д`)


鳴門秘帖なるものはなかったものと心得よ。それこそが我が藩が生き延びる唯一の道!!どうか不忠をお許しくだされ!


最初は龍耳軒の不忠を詰っていた蜂須賀が、頼りの家老を亡くしたことで精神のバランスを崩してしまったらしいのがまた痛ましかった


一部始終を聞いた弦之丞は、お綱や千絵、そして万吉を伴って徳島城に乗り込みました何せご公儀の隠密ですからね( `ー´)ノ。弦之丞は龍耳軒同様、このようなものがあるから無用な争いが起きるのだと言い放ち、龍耳軒の遺志に従って秘帖を燃えさかる火の中に投げ入れます。このようなもの、要らぬ!!


そこへ三位卿の仲間が江戸で処刑されたとの一報が入りました


往生際の悪い三位卿はそれでも一矢報いようと悪あがきをしますが、そこに、なんとなんと森啓之介が現れて、相打ちとなってしまいますこの森啓之介もいかにも昔風なキャラだったわ(-_-;)。啓之介の手にはお米の位牌が握られていて、後にその位牌を見たお綱と弦之丞の目には、亡きお米の姿と声がはっきり浮かんだのだそうです


うちは終生かけて弦之丞さまをお慕い申し上げますのんや。こないなこと誰にもできしまへん


その数日後、弦之丞は京の松平左京之介を訪ね、三位卿との争いのどさくさで鳴門秘帖は燃えてしまったと告げました。左京之介は納得しかねる様子でしたが、無いものは無いのですから致し方ありません。渋々弦之丞の労をねぎらい、また、甲賀余阿弥家の再興も認めてくれました。


が、弦之丞、そして千絵は、二度と江戸には戻らなかったそうです。これまでに失われたあまりにも多くの命を弔うため、ふたりはお遍路詣りを始めたのだそうです。ひとり残されたお綱は万吉の妻の店で働き、弟妹達とともに新たな人生を歩もうとしていました


お綱が最後に、弦之丞と千絵の幸せを祈って見せた笑顔がまぶしかったですね。それはようやくしがらみから解き放たれて、ただ無心に亡き友や愛する人の菩提を弔っている弦之丞と千絵の表情も同様でした


山本耕史君ファンのおばさんとしてはめずらしく、今回は最初から最後までお綱に引っ張られた視聴となりました。この枠にしては長丁場だったのでしょうが、内容が内容なだけにできることならもう少し長い回数で内容&キャラともにじっくり描いてほしかったですね



いつか原作も読んでみたいです

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