2018/11
<<10  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  12>>

ブロードチャーチ S2 ネタバレと感想 第1&2話 衝撃の幕開け!

英国ドラマ【ブロードチャーチ~殺意の町~】のシーズン2がいよいよスタートしました。今回は1度に2話ずつの放送だということなので、1話見ては語り~を中3日ほど置いて2回書けばいいなどと構えていたのですが、1話を見始めた途端そんなことはすっかり忘れ、一気に2話まで見てしまいました。あそこで我慢するなんてとてもできません


という訳で、シーズン2は(事情が許す限り)毎回2話ずつまとめて語らせていただく所存でござる。1話は「悪夢、再び」、2話は「証言、母親」です。


あらすじに行く前に、今回のストーリー構成について説明しておきます。このシーズン2はダニーが殺された「ブロードチャーチ殺人事件」とアレックがかつて関わっていた「サンドブルック殺人事件」の両方を同時進行で扱っています。


では以下ネタバレです。まずはブロードチャーチ殺人事件から参りましょうか


これがまた衝撃の展開でした~ジョーは罪状認否の法廷で自分が無実であると訴えたのです!?Not guilty.


誰もがジョーはここで罪を認め、それ相応の刑に服すのだろうと思っていたのですから、法廷内は一気に騒然としますなんてこった!( ;∀;)


中でも被害者遺族のラティマー一家と同じように怒りを隠せなかったのは、今やブロードチャーチを出てデヴォン(イングランド南西部)で一警察官として働いているらしいエリーです。エリーは、ジョーが刑に服せばまた戻ってこれると考えていたようです


ここでどうにも気になるのは、ジョーが本当に無実なのかということですが、牧師のポールとの会話を聞く限りにおいては決して無実ではないダニーを殺したのは事実らしいけれど、神の視点に照らし合わせたら自分の罪は他の人々の罪とそう変わらない、というのが、ジョーの見解らしいです。情欲をいだいて女を見る者は、すでに心の中で姦淫を犯した、というあの理屈です


念のため付け加えておきますが、ポールが唆した訳ではありません。ポールはあくまでも刑に服すジョーの心を支えようとして何度も面会に行ってくれただけなのです。それを、自分の都合の良いように解釈したジョーは、やはりサイコパスなのではないでしょうか


しかもこれに乗っかってきた人間がいます。弁護士のシャロン・ビショップ(Marianne Jean-Baptiste)です。シャロンは、ジョーの代理人をしていたアビー・トンプソン(Phoebe Waller-Bridge)と同じ事務所で働いていて、アビーからジョーの弁護を引き受けるよう勧められました。


どうやらシャロンは過去に大きな汚点があるらしく、アビーはそれも心配して、注目度の高いブロードチャーチの件で勝訴し、名誉挽回してほしいと願っているようでしたね。


その過去の件に関わっていた、もしくは関わろうとしなかったのが、ブロードチャーチに住む凄腕の弁護士、ジョスリン・ナイト(Charlotte Rampling)です。ジョスリンは3年ほど前から引退し、家に引きこもっていたらしいですが、このジョーの爆弾発言を受けて、マギーがジョスリンの家を訪れました。ジョスリンにラティマー家(もしくは検察)の代理人を引き受けてもらうためです。


最初は頑なに弁護を拒んでいたジョスリンが引き受ける気になったのは、シャロンがジョーの弁護をすると知ったからです。That's really not fair. まったくフェアじゃないわ。


情状酌量ならまだしも無罪と断定したことが許せなかったのでしょうか


I'd hate to show up a former pupil.
かつての教え子の無様な姿を見たくない。


ジョスリンが弁護を引き受けると聞いて驚いたシャロンの台詞にも注目です


So, you'd do it for them but not for・・・
彼らのためには引き受けるのね?〇〇のためにはしてくれなかったのに。


〇〇はいったい誰なのか~それがシャロンが電話で愛していると伝えた人物、彼女の過去の汚点に関わる人物なのかもしれません。


Look, you've got to sort yourself out. Nobody else can do it for you. You can't change what's happened. Now it's about what happens next, and that's down to you.
自分の事は自分で解決するしかない。誰も代わってやれない。起きたことは変えられない。あなたにできるのは次に備えることよ。


自分にも子どもがいるから気持ちは分かると法廷にベスに言っていたことから、この人物はその子どもなのかもしれませんね。


かつての教え子というだけあってシャロンのやり方を知り尽くしていたジョスリンはすぐに問題点を見つけ出しました。それは、アレックがジョーをひとりで逮捕したことと、逮捕直後にエリーがジョーに乱暴を働いたことです


それまでの経過と事情を知っている者にとってはまったく違和感の無かったことでも、客観的に見れば、ふたりが刑事として大きなミスを犯していたことは明らかです。前者は、ジョーの自白を聞いたのはアレックだけだから、ジョーがこれを否定したらそれでおしまい、後者は、ジョーの自白は警察の暴力によって強要されたものだと解釈されかねない。自白が先だったと言っても証拠が無い


ジョスリンは、ジョーの有罪を証明するには証拠の壁を築くことが何よりも大切で、その核となるのがジョーの「自供」(confession)だというのに、このままでは自供が取り消されてしまう可能性が高い、とアレックとエリーを批判しました。


You better start thinking how you're going to justify what happened that day.
今から言い訳を考えておくことね


ジョスリンの指摘通り、シャロンは早速この2点を突いてきました。しかもその前にダニーの遺体を掘り起こさせ、再検視を要求することで揺さぶりをかけてくることも忘れません


まさに卑劣で迅速な攻撃ですが、ジョスリンも徹底抗戦の構えですジョスリン頑張れ!( ;∀;)。決して嘘をつかず、すべてを打ち明けて。Nothing will stay hidden. 隠し事は一切なしよ。


結局ジョスリンの予測は的中し、裁判記録からジョーの自供が取り消されてしまいました。また一からやり直しです。


法廷にはベスやエリーが証人として呼ばれるそうです。先に証言台に立ったベスは、シャロンから、洗いざらい質問されて、ついにブチ切れてしまいました。息子を殺されたのは私たちなのに、どうして夫の不倫について暴露されなきゃならないの!?人殺しはジョーなのにっ!( ;∀;)


Knowing the truth and getting justice isn't the same thing.
真実を知ることと正義を手に入れることは必ずしも同じではない。


ジョスリンの警告が蘇りますが、ジョーの逮捕後、ベスは母のリズまで亡くしてしまったそうです。お腹に子供がいるというのに心穏やかに暮らせないベスが何とも気の毒でなりません


エリーの証人喚問はまだですが、ベスはいまだにエリーを恨んでいて、地獄に落ちろとまで罵っていました。エリーはむしろ被害者なのですけれど、ベスを責めることもできません。エリーはトムからも嫌われたらしく、今はフレッドとふたりで暮らしているようです。


そのトムは叔母のルーシーに引き取られたようですが、時々マークから呼び出されて、スーザンがいたトレーラーハウスでゲームに興じているようでした。どうやらスーザンがトムに鍵を渡していったらしい。マークはこの事を(また!)家族にも秘密にしていたようです。マーク曰く、もしダニーが同じ立場に置かれたら寂しいだろうと考えたのだとか。


Part of me feels that it's my fault. What happened to Dan and what happened to all of us. Just feel like I'm responsible for it, you know? And I can see it in everyone's faces when they look at me. Everyone's. All the time. I'm trying to make it better. But I know I never can.
どこかで自分を責めている。ダニーや俺たちに起きたこと、全部俺が悪かったんだ。皆もそう思っている。何とかしたいと思うけど、何もできない。


神は信じない、信仰は持たないと言い切っていたマークが自分を責め、牧師のポールに救いを求めたジョーが、今やすっかり自分の罪は棚に上げて忘れ去ってしまったのが実に皮肉で象徴的です。いったい神はどちらの味方なのでしょうか


余談ですが、そのポールは今、ベッカと付き合っているようです


さてそろそろサンドブルック殺人事件に参りましょうか。まず概要から説明しますと、この事件の被害者はふたり~事件当初12歳だったピッパ・ギレスピー(Gillespie)とピッパの従姉妹で19歳のリサ・ニューベリー(Eliza Bennett)です。ピッパは行方不明になった3日後に遺体で発見されたそうですが、リサはいまだに行方が知れないそうです。あの「ペンダント」は、このふたりのどちらかが所有していたのですね。


第一容疑者は隣の家に住んでいたリー・アシュワース(James D'Arcy)。アレックは、その妻(パートナー?)のクレア・リプリー(Eve Myles)をリーから守るため、彼女をブロードチャーチに連れて来たそうです。もっと正確に言うと、ブロードチャーチに来た本来の目的はクレアを守るためだったらしい。本来は証人保護プログラムを受けさせたかったのですが、リーの有罪が確定されなかったため、適用外だったのだとか。


これを聞いたエリーは自分の昇進がダメになったのはサンドブルック事件のせいだったのか!と怒ったけれど、もし、アレックが赴任してこなかったら、エリーにダニーの事件を解決できたかどうかは甚だ疑問の残るところですよね。エリーは実に魅力的な女性だけれど、人間としても警官としてももう少し修行が必要かもしれません


話を元に戻しますると、今回、外国にいたはずのリーが帰国し、クレアを捜してブロードチャーチにやってきました。リーはアレックの家に押し入り、彼の健康状態まで調べあげています。何とも不気味な人物です


そうそうアレックは今、健康上の理由から、警察学校で講師をしているようです。


リーの帰国を知ったアレックは、これがラストチャンスとばかりに、クレアとリーを会わせることこにしました。クレアは最初嫌がりましたが、アレックはエリーにクレアを説得させます。ふたりとも同じように夫に裏切られた妻同士だったからであり、アレックが今ではエリーを誰よりも信頼している証でもあります


クレアは元美容師をしていて、その顧客のバーベキューパーティでリーと知り合ったそうです。ふたりはすぐに恋に落ち、その関係は、リーが殺害容疑をかけられるその時まで続いたようです。が、リーの罪を確信したクレアは何とかリーと距離を置こうとしたそうです。


クレアは、たとえ夫が犯罪者でも妻は違う、むしろ被害者だと主張しますが、エリーはそこまで割り切れません。不本意だけど、自分達にも遺族に対する責任があるから、真実を明らかにするために協力してほしい、と説得します。


クレアはついにリーとの面会を承諾しました。場所はブロードチャーチのエリーの家で、アレックはそこに、今度こそ、監視カメラをセットしておきます


が、せっかくクレアとリーを二人きりにして会話が始まったその時、ナイジェからエリーがブロードチャーチに戻ってきていると聞いたベスが駆けつけてきました。出産間近な妊婦にどーしてそんな話をするかな、ナイジェも


案の定、ベスはエリーを罵っているうちに破水してしまいました。赤ちゃん、無事だとよいのですが。


それ以外では、クレアに送られてきた「ブルーベル」の押し花が謎を解くカギになりそうです。ドラマ冒頭でも、黒い服を着た男性(アレック?)が、ブルーベルが咲き乱れている林の中を歩いている様子が映し出されました。


相変わらずてんこ盛りの内容で実に見ごたえのあるドラマでござりまする。来週の放送も楽しみですね



ブロードチャーチ ~殺意の町~シーズン1 コレクターズBOX [DVD]

関連記事

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございますこれまでに書いた記事はこちらからもお探しいただけますのでどうぞご利用くださいませ→視聴ドラマインデックス

《他にもこんな記事を書いています♪》

コメントをお寄せいただく際はおばさんからのお願いをご一読いただければ幸いです

コメント 0件

コメントはまだありません

コメントをどうぞ