2018/08
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この世界の片隅に あらすじと感想 第1話 運命的な出会い

松本穂香さん主演の日曜劇場、【この世界の片隅に】の第1話を視聴しました。時は昭和9年から18年(1934年~1943年)、舞台は広島の呉ということで、戦争をテーマにしたドラマなのかと思いましたが、少なくとも1話を見た限りにおいては、制作者の主眼は「戦争」ではなく、その戦争に日常を奪われた庶民に置かれているようです。


それを思うと尚更、今回西日本豪雨の被害に遭われた呉の方々の苦悩が偲ばれてなりませんでした。当日の災害に加え、この連日の暑さではどれほど大変な思いをなさっていることかと思うと、胸が痛んでなりません。


自分もまた3.11の震災で家が倒壊した後、真夏の暑さがひどく堪えました。給湯器が壊れてお湯が出なかったため、台所でお湯を沸かし、上を見上げると外からの光がもれてくる廊下を通ってドアが閉まらなくなった風呂場へお湯を運び、ニャンコのために壊れた家に残って何とか住み続けていた今は亡き母とふたり、少ないお湯を分け合って汗を流したことを思い出します今では懐かしい思い出です


おそらくはこのドラマも、あの大戦で亡くなられた方々への追悼に加え、今回被災された方々へのお悔やみや激励の気持ちも込めて作られているものと存じます。


そのようなドラマについて語らせていただくことで、自分もまた自分なりに精一杯の哀悼の意とエールを込めさせていただく所存です。亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りし、被災者の方々が一日も早く日常を取り戻せますよう、心よりお祈り申し上げます。


では以下、「この世界の片隅に」、第1話のあらすじをまとめさせていただきます。


最初は現代から始まりました。近江佳代(榮倉奈々)という女性が、どうやら恋人らしい男性の江口浩輔(古舘佑太郎)とともに、北條すずという女性を訪ねて呉市を訪れます。


北條すずと近江佳代がいったいどんな関係にあるのかはまったく分かりませんが、佳代は北條家に辿り着くと、無人のためすっかり寂れた家に上がり込み、懐かしそうに古い桐のタンスを眺め、持参したツゲの櫛を取り出しました。そこにはスズと彫られています。これはすずが嫁入りの際、父親の浦野十郎(ドロンズ石本)が庭のツゲの木を切って作ってくれたものです


すずさん、ここに住んでいたんだねすずさん、やっと来たよ


佳代は、これからここに住むと決めた、と笑って浩輔を驚かせました。


その北條すず、旧姓・浦野すず(新井美羽)は、大正時代の終わりに広島県の江波市で、海苔の養殖業を営む十郎とキセノ(仙道敦子)の長女として生まれました。いや~仙道さん、本当にお久しぶりです。これが復帰作だそうです


昭和9年、シッカリ者の兄、要一(土屋慶太)が風邪を引いたため、その代理で町に海苔を届けに行った帰り道、初めて来た街の景色をスケッチしていたところ、何者かに連れ去られてしまいました


その時一緒にさらわれたのが、運命の相手、北條周作(浅川大治)です。周作はすっかり諦めた様子でしたが、自分が置かれた状況を知ったすずは、大好きなキャラメルを取り出してふたりで食べた後、こう言って周作を励ましました。なんで諦めとるんですか?こんなん、納得できん!


周作はすずの言葉をもっともだと思い、突如、奇襲に打って出ました。すずがお漏らしをしたから臭くてたまらん!と叫んだのです


すずは今いる状況もすっかり忘れ、お漏らしなどしていない!と騒ごうとしますが、周作はそんなすずを黙らせて手をつなぎ、誘拐犯が荷を解き始めた一瞬のスキを狙って逃げ出しました


走るど!!逃げるんだ!


この時周作は、すずのももひきの裾に書かれていた名前を見、住まいも尋ねて、このおっとりしたように見えて実は生命力にあふれた少女が江波に住む「浦野すず」であると認識していましたが、すずが名前を訪ねようとした頃には、周作は立ち去ってしまっています。


あれは夢だったんじゃろか?


ある時すずは家族みんなで祖母の森田イト(宮本信子)の家へ遊びに行きました。そこですずは、誰もいない隙を狙ってこっそりと天井裏から降りて来た女の子、白木リン(大迫莉榎)が、皆が食べ終わったスイカの皮をしゃぶっている姿を目撃します。


すずは新しいスイカをもらってくるとリンに声をかけましたが、スイカを持って戻ってきた時にはもうリンの姿はありませんでした。座敷童かもしれんね


置いておけばまた後で食べに来るというイトの言葉を信じたすずは、その横に、イトが塗ってくれた着物をそっと置いてきました。つぎはぎだらけでボロボロの着物を着ていたリンが不憫でならなかったのでしょう。


リンは人がいなくなったのを見計らってまた姿を現しました。が、すずの気持ちを察したイトがリンに着物を着せていたところに、男たちがやってきてリンを連れて行ってしまいます。


どうやらイトは以前からリンのことを知っていたけれど、なにもできずにもどかしく思っていたようでしたね。着物は持っていきなさいというイトに、リンはありがとうと礼を言いました。おそらくリンは家族の借金の方に売られてしまったに違いありません


それから9年が経過し、すずもすっかりお年頃になりました(松本穂香)。が、兄に加えて妹のすみ(久保田紗友)がまた気の利いたシッカリ者で、すずのぼんやりは一層目立ってしまっています


ある時、すずの同級生でこれまた活発な水原哲(村上虹郎)の兄が戦死したとの知らせが入りました。水原家では両親ともに長男の死を悼み、捨て鉢になってしまったそうです。哲は、まだ自分がいるのに、と悲しみとともにやりきれなさを抱えて悶々としていたようです。


写生の時間、すずは、海を眺めながら何も描かずにいた哲に声をかけました。哲は海は(海軍に入った兄を奪ったから)嫌いだと打ち明けます。絵が好きなすずは、哲のために海の絵を描きました。哲が海の「白い波」をウサギに例えたのを、そのまま絵に描いて表現します。


白波がウサギだなんてなんて可愛い( *´艸`)


その絵は高く評価され、哲の絵として市の大会に提出されることになりました。照れくさそうにすずを見た哲に、すずはただニコニコと笑って皆と一緒に祝福の拍手を送ります。すずは、誰かが悲しむのを見るぐらいなら自分が痛い思いをしたほうがずっとマシだと考える、それはそれは優しい女の子なのです松本穂香さんピッタリですね(^^)/


その年の4月、今度はすずの兄の要一が出征していきましたキセノの哀しむ姿を見るのが辛かった(/_;)。哲の兄が死んだ時、そのやりきれなさに苦しんでいる要一に頭を差し出し、殴ってええよ、と言って殴られたすずは、またしても頭を突きだしますが、要一は、もう殴らん、と答えます。俺の仕事はお前たちを守ることだから俺はもう子どもじゃなか


そして12月、すずのもとに縁談が持ち込まれました。相手は北條周作です。周作は、戦況が悪化する今、早く嫁をもらえと促された結果、すずを思い出したのだそうです。周作は身体的な理由から武官にはなれず、軍法会議の録事(書記)をしているのだそう。


いきなりの縁談にまったく心当たりのないすずは、早く帰れと言われたのに家に入らず、こっそり陰から周作とその父の円太郎(田口トモロヲ)を覗き見しますが、それでも思い出せないようです。そりゃあ、あんなにイケメンになってたら分かりませんよね


今では貴重なキャラメルまで持参して良さそうな人だったという家族の勧めもあって、すずは周作のもとへ嫁に行くことにしました。周作は呉市に住んでいます。


すずは、イトが食糧と引き換えに手に入れていた訪問着を身にまとい、家族とともに北條家にやってきました。着いてすぐに式を挙げたようです。


誰が見ても、よく言えばおっとりとした、悪く言うとトロくさいすずですが、周作の両親は気に入ってくれたようです。姑になるサン(伊藤蘭)は最近足を痛めて不自由していたらしく、これで楽ができると喜びました。それで周作は早く嫁をもらえと言われたのかもしれません


唯一人、周作の姉で黒村家に嫁いだ径子(尾野真千子)だけはすずを気に入らず、いかにも利発そうなすみ(久保田紗友)を見て、あんた賢そうな顔だ、とぼやきました


が、そんな嫌みが通じるすずではありません。とにかく母のことをよろしく頼むと去っていった径子の言葉をしかと心に刻みます。自分でもボーっとしていることを自覚しているすずですが、だからこそ、他人の言葉もまたしっかり聞こうと心がけているのかもしれませね


その夜、周作は、緊張のあまり何も食べられなかったすずのために、すずが持参してきた「新な傘」を使って干し柿を取ってくれました。すずはイトから初夜について「傘」を例えにした心得~柿の木問答~を聞かされてきたのですが、どうやら周作はこの話を知った上ですずの緊張をほぐそうと、わざと「ボケをかましたのだそうです(参考: 「すずさんの日常生活と戦争とを、同じクオリティーで描きたかった」


周作はふたりの馴れ初めが思い出せずに恐縮しているすずに、すずは自分に力をくれる、だから一緒に生きて行きたいと口づけしました新な傘を刺しました(笑


一方、やはりすずが幼い時に出会ったリンは、同じ呉市にあるらしい二葉館という妓楼で遊女をしていたようです。リンはあの時すずから貰った着物の端切れでお守り袋を作り、その中に自分の名前と住所を書いた紙を入れていました。


その二葉館の二階の窓から覗けるだろう海には、海軍に入った哲が甲板で手旗信号の練習をしている軍艦も映し出されます。呉は軍港のある「軍の町」ですから、夜になると灯りが漏れぬようにと警戒も厳しいのだそう。


日中はすずの人柄同様物静かで穏やかな風景が広がる呉市ですが、こうした描写を見るにつけ、当時が戦時下であると改めて痛感させられます。


この世界の片隅に」は続きを見るのが楽しみですすずの今後が楽しみ♪



この世界の片隅に

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