2018/11
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健康で文化的な最低限度の生活 あらすじと感想 第4話 帯に短しタスキに長し

吉岡里帆さん主演のドラマ、【健康で文化的な最低限度の生活】は4話も考えさせられるエピソードでしたよね。生活保護は「健康で文化的な最低限度の生活」をするための権利とは言え、これを行使することにどうしても罪悪感や羞恥心が働いてしまう~しかも真面目で責任感の強い人ほど躊躇してしまうということ


今回の受給者がまさにそのタイプでした。以下ネタバレのあらすじです健康で文化的な最低限度の生活のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


1年前に夫のDVが原因で離婚した岩佐朋美(安達祐実)はその直後から生活保護を受給しているそうです。今度朋美を担当することになったえみるの同期の七条竜一(山田裕貴)も母一人子一人だったため、朋美への思い入れも人一倍強くなりました。


頑張ってください。応援してます


朋美は営業の仕事が決まりそうだと嬉しそうに語ったため、竜一はこれで就労できると喜びますが、竜一と朋美の面談中に朋美の娘の(吉澤梨里花)を預かって遊んでいたえみるはそう簡単に喜べません。咲はままごとをしていた際、まるで朋美が咲を苛めているかのような発言を繰り返していたのです


もう、きれいに食べて!みっともない。服が汚れちゃう。言うこと聞けないなら出ていきなさい!お母さんに恥ずかしい思いさせないで!みっともない。あんたさえいなければ、あんたさえいなければ


ママはいつもそう言うのだと笑う咲を心配したえみるは竜一を食事に誘ってさりげなく話を聞きだしました。が、単純な竜一は朋美の話を鵜呑みにし、まったく疑おうとしません。大丈夫、あの人ならシッカリしているから


実はその「シッカリ」が曲者なのですけどね~


数日後に竜一が朋美に確認の電話を入れると、朋美は仕事が決まったと嘘をつきました。2~3カ月で生活保護からは抜け出せると思います


竜一が大喜びでその後の手続きに入ろうと連絡をすると、今度は電話が通じません。何度かけてもつながらないため、竜一は家まで訪ねますが、朋美は居留守を使って出てきません。竜一は仕方なくメモを置いて立ち去りました。


その後竜一とえみるが外を歩いていると、買い物帰りの朋美に出くわしましたが、朋美は慌てて自転車に乗って逃げてしまいます


報告を聞いた京極は、もう打ち切りを考えた方が良いと言い出しました


そこへ今度は朋美の妹が訪ねてきます。どうやら竜一をストーカーだと勘違いしているようです


朋美が就職のことで嘘をついたと知った妹は、朋美は責任感が強すぎて期待に応えようとしたのだろうと説明しました。以前はバリバリ働いていたのに子どもができて辞めざるを得なくなり、その上夫の暴力で描いていた未来が壊れてしまった、その喪失感も大きいのだろうと教えてくれます。


朋美は妹から話を聞いたらしく、早速役所に竜一を訪ねてくれました。将来のこととか考えていたら寝つきも悪くなって体調がすぐれなかった、と言い訳する朋美に、竜一は、事情は分かるが、辛いのは朋美だけではないと励まします。全国のお母さんは皆大変です。働かなくちゃいけません。大丈夫ですか?


大丈夫かと聞かれて大丈夫じゃないと答えられれば、朋美はこんなに追い詰められることはなかったのですが、竜一にはそれが分かりません。ニッコリ笑って大丈夫と答えた朋美は、そのままお手洗いに行くと席を立ちました。


えみるが、そのがっくりと肩を落とした後ろ姿がどうにも気になって朋美の後をつけていくと、朋美はトイレの窓を開けてぼんやり下を見つめていました。


大丈夫ですか?


えみるの問いに朋美は大丈夫と答えましたが、えみるはそれを鵜呑みにせず、体調も悪いようだから帰った方がよいと促しました。でも朋美は頑固に言い張ります。


私は大丈夫です。今すぐ働きたいですし、働けます。私は生活保護をもらうような人間じゃないんです!


えみるは朋美が壊れていると確信し、竜一に彼女を追い込まないよう忠告しました。彼女は今無理して働ける状態じゃない


竜一は、朋美のことは自分が一番よく知っている、えみるが口を出すことじゃない、と気色ばみますが、えみるは絶対に譲りません


全然分かってないよ!人って簡単に死んじゃうんだよ。私と同じような思いをさせたくないから言っているの自殺してからじゃ遅いんだよ!!


半田は朋美に精神科を受診するよう勧めた方がよいと助言してくれました。でも今そんなことを言われても、朋美はますます意固地になるだけです


困り果てた竜一に、京極がアドバイスをくれました。どうやら京極も母子家庭で育ったらしく、母親が休んでいる時子どもは案外嬉しいものだと教えてくれます。お前が一番よく知っているだろう?


あ~これ分かります。おばさんは母子家庭じゃなかったけど両親が共働きだったので、いつもイライラと怒ってばかりいた母親が病休を取って穏やかな顔になるのが嬉しかった子どもはいつも我慢を強いられるんですよね(;´Д`)


竜一は、これまでずっと「頑張ってください」と言い続けてきた自分を反省し、頑張らなくてよいのだと朋美に伝えることにしました。その方が子どもにとっては一緒にいられる時間が長いから


咲は朋美が困っていることを知っていて、運動靴が小さくなって足が痛くなってもまだ大丈夫、と我慢しているような健気な子どもなのです。その咲が朋美の不安を敏感に感じ取って泣いているのをうるさい!と怒鳴りつけるような精神状態で就労しても、決して良い結果は生まないはずです


竜一の言葉はようやく朋美の心を動かしました。精神科を受診したところ、朋美は間違いなくうつ病で、このままでは自殺しかねない状態だったことが判明します。DVが理由で離婚しただけでも休養が必要な状態だったのに、就労への重圧も非常に強いストレスとなっていたそうです。君のお手柄だったね


気づいたのは竜一じゃなくてえみると京極、そして半田なんですが、彼らのアドバイスを竜一が素直(?)に聞き入れたのも良い結果に繋がりました。誰しも完璧な人間ではありません~補い合って助け合うことこそが福祉の精神ですものね


そういうえみるも、自分の無力さ加減にへこたれている毎日なのです。それでもなんとか明日を信じて頑張っています負けるなえみる!


こうして朋美はようやく肩の力が抜けて休養宣言をすることができました。


また阿久沢も、元妻の死を知って相当落ち込んでいたのですが、店長の円に同情され、かつ喝を入れられて、ようやく娘の麻里に会う決意を固めます。阿久沢は麻里に会いたいくせに、どうしても踏み切れずにいたのです


手紙の雰囲気からして、どんなにかしとやかで楚々とした娘に成長したのかと、阿久沢がカチンカチンに緊張していたというのに、当の麻里は、そんな阿久沢を「オヤジ」呼ばわりし、部屋に上がり込むやいなや冷蔵庫からビールを取り出してグビグビ飲んじゃうおっさん女子となっていました。お前、本当に麻里か?


いやいやそれまた楽しいですね


さて次回は、これまでも時々垣間見えていた半田と京極の関係がクローズアップされるようです。でもこのふたり、決して対立はしていませんよね~物事への対処の仕方が違うだけで、基本は同じ気がしますが


健康で文化的な最低限度の生活」は続きもとっても楽しみですね



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寝苦しい夜に読むにはピッタリかも

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