2018/11
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昭和元禄落語心中 あらすじと感想 第3話 迷路

岡田将生さん主演のドラマ、【昭和元禄落語心中】の第3話は「迷路」です。今回はこの迷路に入りこんだ八雲がそこを脱するまでのエピソードです。以下ネタバレのあらすじです昭和元禄落語心中のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ


七代目の家を出たまでは良かったものの、何せ稼ぎが少ないことから、八雲は仕方なく銀座のカフェでボーイのバイトを始めました。あの美貌ですから、八雲目当ての客も押し寄せますが、八雲にはまったく興味がありません


かたや助六はそんな八雲に食べさせてもらっていたようです。助六は寄席では大変な人気でしたが、稼ぐそばから遊びに使っちまうために生活費になど回せません


今遊ばなくていつ遊ぶんだ。これも芸の肥やし


助六にそう言われると八雲は何も言い返せません。そういう助六は七代目から貰った紋付も質入れしてしまったそうです


日銭が無きゃ生活できねえ。働きゃあ稽古できねえ。稽古できなきゃ寄席には呼ばれねえ


そう嘆く八雲に助六は今に俺がどかーんと売れてみせると約束します。八雲も特に嫉妬することもなく、寸暇を惜しんで落語の稽古に励みました。


寄席に行けば明治生まれの神様みたいな師匠たちが後輩たちを気遣って楽屋で蕎麦をおごってくれたそうです。八雲はこうした先輩たちと軽口を叩けるだけで幸せだと感じていました


一方の助六は、寄席でもかなりの人気者です。その頃はもう「初太郎」ではなく「助六」と名乗っていました。その話のうまさは舞台袖で聞いている八雲も舌を巻くほどです。ある時などは、客が舞台そっちのけで喧嘩をし始めたのを、舞台上から止めに入って場を収めました


おい!川の向こうのおめえらだよ。こっち見ろって。喧嘩してる場合じゃねえんだよ!!俺は今殺されるかどうかの瀬戸際なんだよ!!喧嘩を止めて話を聞いてくれ( `ー´)ノ


客はまた助六の世界に引きずり込まれてしまいました。これには楽屋にいた師匠も感心します。


その後に高座に出た八雲への客の反応はまた見事なほどに対照的で、喧嘩どころか居眠りまでされていました。またネタも地味ですよね~今さら寿限無でもないでしょう。途中でいびきが聞こえてきても、八雲にはなすすべもありません。唯一の救いは、客席にみよ吉の姿があったことです


助六ってのは化け物だな。あの調子ならすぐに真打だ


助六が真打になったら、八雲は助六を師匠と呼ばねばならなくなります。八雲はすっかり落ち込んで、気持ちだけ焦る毎日を送っていました。師匠の七代目からは稽古よりも遊んだほうがよいと勧められます。


お前の落語にはがねえ。色気ってのは隙から生まれるんだ。完璧なものに色気は差さねえ


そんな言葉にすら「精進します」と答える八雲に、七代目は精進ではなく遊ぶのだと教えます。その方が手っ取り早く「自分の落語」を見つけられる。


口で言っても分からないと思ったのか、七代目は八雲を芸者遊びに連れていきました。もちろん助六も勝手に付いてきます


そこで呼ばれたのがみよ吉でした。みよ吉とは満州で知り合ったそうですが、ちょうどその頃助六は七代目とはぐれていたため、二人の間に何があったのかは知らないそうです。


みよ吉は八雲の落語が好きだと語り、今度踊りを教えてほしいと頼みました


その後助六は二ツ目を集めて「鹿芝居」をやってみないかと八雲を誘いました。今は顔を覚えてもらうのが先決だというのです。助六は1日も早く八代目八雲を継ぐためにも早く真打になりたいのだと明かしました。いいからおめえも半口乗れ!四の五の言ってねえでやれ( `ー´)ノ


題目は「弁天小僧」~もちろん八雲が弁天小僧です


一方の八雲は、約束通りみよ吉に踊りを教えに行きました。でもみよ吉は踊りよりも小唄が得意のようです。みよ吉は、自分を嫌らしい目で見ない八雲がますます気に入り、ふたりは「水が低いところへ流れるように」男女の仲になっていったそうです


ある日八雲が芝居の稽古をしていたところに、酔った助六が女を連れ込もうとしました。八雲は、連れ込み宿にするつもりならお代を払えと言い渡します。芝居のテケツ(チケット)もほとんど売れたと上機嫌の助六に対し、八雲は露骨に不機嫌だったため、助六は、お前の分までさばいてやるから安心しろと言って寝ようとしました。


神様は不公平だ!遊んでんのに腕上げて仕事もらえてお客にウケて!初太郎ばっかり


そんな「僻んで女々しくなっている八雲」を助六はどんと受け止めてくれたため、八雲はますます落ち込みます助六は同性から見ても魅力的でしょう( *´艸`)


雨の中、傘を差してとぼとぼと歩いていた時、偶然みよ吉がやってきました。ふたりでみよ吉の住まいに上がると、八雲は思わず愚痴をこぼしてしまいます。


俺は誰のため、何のために落語をやっているのか?アタシの居場所はここじゃないのかもしれない


みよ吉は、八雲は魅力的でしゃべってる姿がとてもきれいだと励ましますが、八雲は落語に必要なのは「愛嬌」だと思い込んでいるため、聞く耳を持ちません。そんなものは落語に何の関係もねえ。どんなに頑張っても助六との差は埋まらねえ


みよ吉はこれに自分の居場所は自分で作るしかないと答え、明日は何をやるのだと話題を変えました。弁天小僧だと聞くと、きっとすごくきれいだから自分が化粧をしてやると大はしゃぎです


翌日の会場は大入り満員でした。みよ吉も張り切って八雲を美しく仕上げてくれます。が、満員の客席を見た八雲は突然帰ると言い出しました


実際かなり緊張していたらしい八雲を引き寄せて口づけしたみよ吉は、大きな舞台は最初にお客を見渡してやればよいと助言しました。私はいつもそうするわ。そうすれば怖いことなんかなくなる


助六も、腹を据えてその顔を客に見せつけてやれと励ましました。そしたら客なんか付いてくるから


ふたりのアドバイスに背中を押されて舞台へ出た八雲は、客が自分に注目するという感覚を初めて味わったそうです


最後の八雲の大見得に送られた拍手は鳴りやまず、助六は八雲を抱きしめて祝福しました。おめえはすげえよ!やってよかったな!!


ビラ配りまで手伝ってくれた松田が写真機を借りてきてふたりで記念撮影もします。八雲はそれでもこんな格好残したかねえやと仏頂面です


日ノ出荘に戻った助六は満州時代の話をし始めました。満州では何も楽しみの無い兵隊たちが彼らの落語を本当に喜んで聞いてくれたのだそうです。いずれは人を殺したり殺されたりするとは思えないほどの無邪気で屈託のない笑顔だったらしい。今日の観客の笑顔がその時の彼らと同じ笑顔だったのだそうです。


俺ぁあの顔が大好きでよ。そんで俺は決めたんだ。俺は人のために落語をやるんだ


そして八雲もまたようやく自分の落語を見つけました。アタシの落語は何のため?


女郎をテーマにした八雲の落語は、これまでとは打って変わって生き生きとしていました。いわゆる「女形」こそが八雲にピッタリだったのです。これまた弁天小僧を八雲にやらせた助六のおかげですね


菊坊が化けたようだぜ


八雲の「品川心中」は客席にいるお客皆の心を惹きつけて放しませんでした。その中にはみよ吉も笑顔で見守っていたそうです。


つまりみよ吉と助六あっての八雲だったという訳ですが、次回はそのみよ吉との別れが迫ってきそうです。たとえ情を交わしても、基本的には女に冷たい八雲と、女のみならず人間が大好きな助六の間でみよ吉の心も揺れ動いてしまうらしいあ~分かる分かる(;´Д`)


八雲にとっては何よりも落語が優先されるけれど、助六は、たとえ口では何と言おうと、まずは人間ありき=人間が好きだから、その人間を楽しませるために落語がしたいという、ふたりの大きな違いに注目ですね昭和元禄落語心中が面白い(^^)/


落語自体もまた実に面白い

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