2018/11
<<10  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  12>>

昭和元禄落語心中 あらすじと感想 第4話 波紋

岡田将生さん主演のドラマ、【昭和元禄落語心中】の第4話は「波紋」です。以下早速あらすじです昭和元禄落語心中のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


廓噺をものにした八雲は新人賞も獲得し、七代目を上回る人気者となりました。そろそろ真打にとの声も上がりますが、前年に新人賞をもらった助六との兼ね合いで、七代目は大層悩んでいたそうです。助六は相変わらず「行儀も身なりもなってねえために、落語協会の幹部から顰蹙を買っていたのだとか。


七代目は八雲に、真打昇進を見据えてそろそろ廓噺ではない何か持ちネタを覚えるよう促しました。身ぎれいにしておけよ


八雲はその後もずっとみよ吉のところに通い、男女の仲を続けていました。そのみよ吉と別れるようにとの七代目の意図は分かっていましたが、八雲はなかなか切り出せません。でも、ずっと八雲を見てきたみよ吉はうすうす勘づいていたようです。


ねえ菊さん。私を捨てるんなら、いっそひと思いに殺してね


それでも八雲の頭の中には落語のことしかありませんでした。何言ってんだいといなしたその帰り道、テレビで助六が落語をしているのを見かけます。あたしゃ、落語をやるために、八雲を継ぐために生まれてきた男ですからね


自信たっぷりにそう言える助六に思わずうつ向いてしまった八雲の耳に「木村屋彦兵衛」の名前が飛び込んできました。木村屋彦兵衛(柳家喬太郎)とは八雲たちの先輩で、昨年酒に酔って高座に上がり、客と喧嘩をして協会を除名になった落語家です


その彦兵衛が居酒屋で落語をすると聞いた八雲は吸い込まれるように店に入っていきました。彦兵衛の落語=死神は実に薄気味悪く、八雲はその独特な世界にすっかり魅了されてしまいます。今の死神、アタシに教えてもらえませんか!


最初は渋った彦兵衛も八雲の熱心さにほだされて、家に連れていってくれました。彦兵衛の腕を惜しむ八雲に彦兵衛は、もはや酒が無いとダメなのだと打ち明けます。戦争で「地獄」を見てきた彦兵衛は、酒が無いと怖くて仕方がないのだそうです。


飲まなきゃ死神なんてかけられねえ


八雲はそれから朝まで稽古をつけてもらい、帰り道も繰り返し反復しました。みよ吉のことなどもうすっかりどこかへ飛んでいっています


七代目の前で披露した「死神」は、今は病床にあるらしい七代目の妻にも聞こえてきました。妻はうまくなったものだと感心します。子どもの頃は向かないと思っていたのにねえ。


七代目もこれにはすっかり見違えたとホトホト感心しました。八雲の本気を肌で感じた七代目は、今度ははっきり、みよ吉とは別れろと命じます。本気で真打になりたいなら、落語を続けていきたいなら、あの女と別れろ


みっともねえ野郎だ


死神の一節を、あたかも自分に向かって言うかのように声に出しながら日ノ出荘に戻った八雲を迎えたのは、そのみよ吉でした。みよ吉は、八雲のために銀座の百貨店で英国製の杖を買い求めてきたのだそうです。折れて転びでもしたら大変だからと頑丈なものをずっと探していたのだそうです。


別にいいのに


そっけなく答えた八雲に、みよ吉は代わりに今まで八雲が使っていた杖が欲しいとねだりました。そこまで送ってくれない?話があるの。


ここじゃだめかいアタシャ稽古がしたいんだ!


みよ吉の八雲に対する気持ちをひしひしと感じ取り、それだけに八雲のみよ吉へのそっけない態度にハラハラしていた助六はみよ吉が可哀想じゃないか(;´Д`)、ここぞとばかりに席を立とうとしました


が、みよ吉はすぐに済むから構わないと答えます。みよ吉に見受けの話が来ているのだそうです。正妻ではなく妾です。


どうするんだい?まさかアタシに止めてくれとでも?


みよ吉は言ってみただけだと健気に笑顔を作って帰っていきました。助六があれはあんまりだろうと咎めると、八雲は七代目からみよ吉とは別れるよう命じられたと打ち明けます。その頃みよ吉はもらった杖を抱きしめてポロポロ泣いていました可哀想なみよ吉(/_;)


その後八雲は落語協会の会長から納涼落語会でトリを務めるよう勧められました。会長は、無礼な助六を嫌い、礼儀正しい八雲を買っているのです。


噺家にとってラジオやテレビは所詮顔見せみたいなもの。寄席できっちりトリ取れる姿見せてくれるかい?


満員の寄席で、しかもトリで拍手をもらうのは、金より酒より女よりずっと気持ちが良い、最高だと語った会長に、八雲は頭を下げて精一杯務めると約束しました。


それから八雲はこれまで以上に熱心に稽古に取り組みました。祭りの日の寄席でなら八雲の顔が見られるかもしれないとやってきたみよ吉は、八雲の名が無いことにガッカリして帰ろうとします。そこへ助六がやってきて、酒1杯で愚痴30分聞いてやると持ちかけました


助六が八雲はころころ機嫌が変わると悪口をいうと、みよ吉は、そういうのには慣れっこだと答えます。男の人ってそういうもんでしょ。大事なことは何にも教えてくれない。


自分はバカだからそういう方がいい、助六のような優しい人は苦手だと言いながら、ひとりになるのは嫌なのにまた捨てられると嘆くみよ吉を見ていられず、助六は彼女を抱き寄せてしまいました。みよ吉が抵抗しようとすると、助六は(なぜこんなことをするのか)俺にも分かんねえと答えます。


黙って見てりゃ何なんだい


八雲はほおずきを買いに来たのだが、変なとこに来て悪かったと続けました。みよ吉は必死で言い訳しようとしますが、八雲はその必要性すら否定します。ふたりが抱き合っていても腹も立たないと語った八雲には、さすがのみよ吉も怒って帰ってしまいました


助六は八雲に後を追うよう促します。たまには男見せろよ!


八雲は今見せている、これが一世一代の大嘘だ、と返事をしました。どんなにみよ吉に惚れていようと、別れを決めた自分が追いかけたら酷だというのです。


八雲と助六は酒を酌み交わしながら本音をぶつけ合いました。八雲は一生結婚もしない、独りになりたい、その方が自分に合っているのだと言いだすと、助六は俺も邪魔なのかと聞き返します。


お前さんといるとなんでも楽しい。新しいことも目に入る。何でも分かち合いたくなる。ずっとそばでお前さんの落語を聞いてられりゃそんな楽なことはないだろうよ


でもそれでは自分の落語と向き合えないという八雲に、助六は、他人がいなくちゃ落語はできないと反論します。ここが二人の大きな違いです。八雲は、助六がいたばかりに、これまでどれほど苦労したか、とぼやきました。


助六は、そう思うならそろそろ潮時だと言いながら、たとえ進む道は違っても、落語が好きでこの道を選んだという根っこはずっと変わらないと力説します。助六は、落語が時代の流れに取り残されて廃れてしまうことを心底怖れていたのです。


今は人気があるからいい。でも長く人の娯楽であり続けるにはこれじゃあダメなんだよ!


助六は、とにかく客にウケる噺がしたいのだと訴えました。そのためには客に合わせて自分が変わらなければならない!それが俺のやり方だ( `ー´)ノ


~前から思っていたのですが、助六は立川談志さんを彷彿させますね


一方の八雲は、そんなのはおかしい、それはもはや落語ではないと反論します。


助六はそれも百も承知でした。変わらない落語も必要だ、それが落語の本質で、八雲の仕事なのだと語ります。かつて助六が八雲とした「ふたりで落語が生き延びていく道を作る」との約束はそういう意味だったのです。


そいだけは約束しようぜ指切りだ!


助六は無理矢理八雲の指を出させて、指切りをしました。握った手を何度も何度も振る助六に、八雲は笑顔にならずにいられません。うん


ふたりがそんな風に笑いあったのはこの時が最後だったそうです


その後八雲は予定通り納涼落語会でのトリを務めました。高座に上がって観客の拍手を浴びながら、八雲は心の中で、落語と心中なら本望だと感じていたそうです。その気迫は客にも伝わり、最初の「まくら」が無くてもすぐに八雲の世界に引き込まれました


裏で聞いていた助六も、その上達ぶりには舌を巻きます。俺にはできねえ落語だ。そう言いながらその顔が本当に嬉しそうなのがまた印象的です。かつて助六の落語を聞いていた八雲も同じように笑顔でしたね。


金に目がくらんで寿命を売り渡した主人公が死神の予言通りに死んでしまうラストは、まさに水を打ったような静けさでした。八雲が高座に倒れ込む「バタン」という音だけが響き渡ります。


これがアタシの心底欲した孤独孤独でいてこそアタシの落語ができる


八雲が起き上がってお辞儀をすると、狭いながらも大入り満員だった雨竹亭に割れんばかりの拍手が響き渡りました


坊、やりやがったな~そう語る助六の顔にはまたしても笑みが浮かんでいます


その頃みよ吉は、芸者仲間のお栄(酒井美紀)に背中を押されて八雲の落語を聞きに来ようとしたのですが、雨竹亭の前でばったり倒れてしまいました。酒の飲み過ぎで肝臓を痛めてしまったそうです


そして翌年の春、助六と八雲はめでたく真打に昇格しました。が、そのめでたい昇進披露の千秋楽で助六は、こともあろうに、会長の持ちネタでその直々の指導が無ければ誰もやってはいけないと暗黙の了解のある「居残り佐平次」を披露してしまいます


助六はこのお披露目会で毎日違うネタをかけていたらしいのですが、千秋楽は何にしようと迷っていたところ、会長が、助六が真打になれたのは人が少ないこの時代だからだと批判したのが気に入らず、その鼻を明かしてやろうとしたようです


俺はもうすぐ八代目八雲になる!


舞台の裏で会長といた七代目はハラハラのしどおしでしたが、八雲は助六の度胸の良さに呆れながらも、相変わらずのキレの良さに感心しきりでございました


こんな大ネタもこなしてあいつはいったいどこまで行っちまうんだ?


が、そうは問屋はおろさなかった。怒った七代目はついに助六を破門してしまいます。八代目八雲はお前には継がせない!


一方の八雲は今度こそけじめをつけるためにみよ吉のもとを訪れました。以前みよ吉が言ってくれたように、自分の居場所は自分で作るものだと励ますと、みよ吉は絶対に復讐する、死んで化けて出てやる!と凄みます


今度会う時は地獄ね


破門を言い渡されて、呆然と外に佇んでいた助六の前にみよ吉がやってきました。ねえ、桜っていっつもいつの間にか散っちゃうんだよね。


みよ吉は助六の手を取り、自分の頬にあてました。私ね、振られちゃった。助六は黙ってみよ吉を抱き寄せます。みよ吉は、助六の様子がいつもとは違うことに気づきました。話、聞いたげる。
助六とみよ吉はお似合いだったのに(/_;)


みよ吉も助六も八雲にとってはかけがえのない人物だったのですね~。次回はそのふたりに子どもができるようです。


八雲と助六の話に加えて落語も本当に面白くて実に贅沢なドラマですよね。「昭和元禄落語心中」は来週の放送が待ち遠しいです昭和元禄落語心中が面白い(^^)/



お二人ともよほど練習なさっただろうことが見て取れますね

関連記事

いつも変わらず応援いただきましてありがとうございますこれまでに書いた記事はこちらからもお探しいただけますのでどうぞご利用くださいませ→視聴ドラマインデックス

《他にもこんな記事を書いています♪》

コメントをお寄せいただく際はおばさんからのお願いをご一読いただければ幸いです

コメント 0件

コメントはまだありません

コメントをどうぞ