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2017/03
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天皇の料理番
 サクセスストーリー/お仕事系ドラマ

天皇の料理番 あらすじと感想 第6話 腐ったカレエ

佐藤健さん主演の日曜劇場、【天皇の料理番】の6話もまた何とも感動的で泣けるエピソードでございましたね。おばさんはもう、すっかり兄やん=周太郎になりきった気分で見ておりました天皇の料理番のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ。以下ちと暑苦しいネタバレのあらすじです


大晦日から正月にかけ、本来なら最も大切な人と過ごすはずのこの時期、離縁と勘当をいっぺんに言い渡された篤蔵は、こともあろうに店主の妻=お梅と同じ布団に寝ていました。いわゆる「間男」になったのです


こんなんじゃいかん。こうなったらパリにでも行かなければ


そう嘆いていた篤蔵を、日々パリに憧れている新太郎のみならず、ああ見えて新太郎の幼馴染だという女郎の茅野(芦名星)が、天と俊子に代わって、ガツンと叱り飛ばしましたboxer8


人間、大切なのはどこにいるかじゃなくて何をするかだ!たとえパリに行ったってできないやつはできない!!


まずは、今の店で地道に励んで結果を出すのがまっとうな生き方だと説教された篤蔵が、ついに重たい腰を上げたのが、1905年の1月だったそうです。篤蔵は宇佐美から貰ったノートを眺めながら、他に今の自分にできることがないだろうかと悩んだ末に、

「宇佐美の作る料理は皆滑らかだった

ことを思い出します


篤蔵は早速肉屋へ行って、倉庫掃除をする代わりに肉付きのガラをタダで分けてもらいました。野菜もくず野菜を利用して、フォーひいては「カレエ(カレー)」を作ることを思いついたのです

「フランスカレエ」

と名付けられたこのカレーは飛ぶように売れ、店の前には長い行列ができました。新太郎は早速これを華族会館の調理場で皆に大声で宣伝します。ペテ公が作った新しいカレエが大評判だ!


この時は「並ぶのは嫌だと言って来店を断った宇佐美でしたが、やはり愛弟子のことは常に気にかけていたようで、しばらく経った後にバンザイ軒にやってきます。


が、その時篤蔵は既に、いつの間にか注文がぱったり来なくなった「フランスカレエ」を諦めさせられ、以前よりもっとマズいカレエを作るようになっていたから大変です


篤蔵は、店にやってきた宇佐美が「カレエ」を注文したと聞いて焦り、せめて恰好だけでも何とかしようと、華族会館仕込みのジャガイモのシャトー切りをトッピングしました


目の前に出されたカレエはいかにもごてごてとして不味そうな代物でしたね~。案の定、宇佐美は一口食べただけで代金を置き、席を立ってしまいます。


待ってください!


宇佐美を追いかけ、自分は精一杯の料理を作っていたのが、

「味の分からない馬鹿な客

に合わせざるを得なくなり、仕方なくあのような物を作っただけ~自分にとっては不本意な料理だと言い訳しました。自分にも他人にも厳しい宇佐美が、こんな篤蔵を許すはずもありません


「あのカレエは腐っていた!それは作ったお前の性根が腐っていたからだ!!


客を馬鹿呼ばわりするお前は大馬鹿だと怒鳴られて、ようやく篤蔵は自分の間違いに気づきましたが、どうしたらよいのかが分かりません


その篤蔵を助けてくれたのが、いつもいい加減なように見えていた仙之助でございました。篤蔵は、仙之助が女性にもてる秘訣は

(人は皆一人一人違うから)まずは相手をよく見ることだ

と聞かされ、この真理は料理にもあてはまると確信していきます


労働者風の客が、料理に塩や醤油をかけているのを見て、それなら料理を出す前に味付けを少々濃くしようとか、歯が悪くて肉を噛みきれない年老いた客には、肉をミンチにしたステーキを作って給仕するとか


まだまだできることはたくさんある!天皇の料理人~篤蔵の工夫が素晴らしい( `ー´)ノ


ようやく篤蔵が再びやる気を取り戻していたその頃、母のふきがバンザイ軒を訪れました


息子の料理した「四足」を食べたふきは、俊子が呉服屋の後妻に入ることになったと告げた上、周太郎が周蔵に頼んで相続分の土地を一部売って作った三百円の入った通帳と、周太郎の手紙を差し出します。


そこには、「もはや上京するほどの回復は見込めない。自分がこのような死病に罹った不条理を嘆きながら死ぬのは情けない。せめて、お前が

『帝国一のシェフ

となるための手助けをさせてもらいたい。お前がそこまでなれたのは俺のおかげでもあると胸を張らせてほしい」と書かれていました


篤蔵が重荷に思わぬよう、確かに本音でもあったのでしょうが、それは俺の「生々しい欲望の証だ」と言い添えた周蔵の心持が手に取るように伝わってきて、ここは今書いていても画面が涙で見えなくなってしまったほどです周太郎が気の毒すぎる(;´Д`)


篤蔵、パリへ行け。俺の命を抱いて飛んでくれ天皇の料理番が感動的だ!


兄の手紙を手に滂沱の涙を流す篤蔵の横でニッコリ笑い

「おまえは本当に幸せ者だ。周太郎や蔵三郎に父(周蔵)、そしてきっと俊子も、皆こうしてお前を応援してくれている。幸せな分、余計に励まんといかん

とこれまた息子を応援したふきの言葉を、篤蔵はシッカリその胸に刻んだことでしょう


その決意の証に、篤蔵は即パリに行くような軽々な真似はしませんでした。今、小僧に毛の生えたような状態でパリに行っても、何も得ずに終わってしまうかもしれないと思ったからです


この金は一銭たりとも無駄にはできん!


篤蔵が、どうやら周太郎が土地を売る際に力になってくれたらしい桐塚を訪ねて相談すると、そういうことはむしろ宇佐美に話すべきだと諭されました。が、さすがの篤蔵も、宇佐美の下へは行けません。多分篤蔵としては、もう決して宇佐美に甘えてはいけないと、肝に銘じていたのでしょう。


結局篤蔵は英国大使館の五百木に相談に行き、パリに行く前の修行先として築地の精養軒を紹介してもらいました。そこで修行を積むこと3年~ついに篤蔵はパリに修行に行くこととあいなります


バンザイ軒で開かれた壮行会には、宇佐美も駆けつけてくれました。がそこで宇佐美はあくまでも「客」であることを強調し、篤蔵の作った「カレエ」を注文します。


見かけはごく普通のそのカレエは、味もまたごく普通だったそうです。


普通のカレエが飛び切り旨い


今度こそ宇佐美に認めてもらいたくて、宇佐美の顔を食い入るように見つめていた篤蔵の顔がパーッと明るくなったのが実に印象的でした椅子に座ってくれ。あんなに近くにいられては、さすがの宇佐美も食べられませんね


ごちそうさまでした


宇佐美はその代金だと言って、自分が長年、毎晩手入れを欠かさず大切にしてきた「牛刀」を差し出しました。


そいつにもパリを見せてやってくれ。一緒に日本人の真心を見せつけてこい。


ここで「一緒に」でちょいと息をためたのは、同じくフランス料理のシェフとして自分の魂も一緒に、という意味が込められていたようで、何とも感慨深いセリフでしたね。そう、篤蔵は、周太郎だけでなく、宇佐美や新太郎、そしてきっと辰吉の想いも背負って旅立っていくのですね


Je vais devenir le plus Grand chef du Japon
(わしは帝国一のシェフになる)


フランス語で書かれた篤蔵の手紙を日にかざし、意味を尋ねてきた周蔵には分からないと言いながらも嬉しそうに笑みを浮かべた周太郎のその笑顔もまた、自分の涙で曇ってしまいました。この録画は当分消せそうにありません


跡継ぎを産む若い後妻が欲しいと望まれて

私でお役に立つならば

と、篤蔵から貰った鈴を財布に付けて嫁に行った俊子も、どうかどうか幸せに暮らしていてほしい


さて来週はついに「篤蔵パリへ行く!」です。天皇の料理番は続きもとっても楽しみでございまするね天皇の料理番が面白い(≧▽≦)


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天皇の料理番 あらすじと感想 第5話 俊子の精一杯の「芝居」に泣けた

佐藤健さん主演の日曜劇場、【天皇の料理番】の5話では、俊子のジュテ蔵(ジュテームからの命名 by 妹たち)あらため、篤蔵の将来を思う気持ちがなんともやるせなくて切なくて涙が止まりませんでした。そんな俊子の気持ちを

「あの男

は本当に分かっているのでしょうか。以下簡単なネタバレのあらすじです天皇の料理番のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


バンザイ軒という食堂に足を踏み入れた篤蔵は、そこで「華族会館で出すアイスフライ」を作れと難癖をつけていた自称男爵から、店主の仙之介(佐藤蛾次郎)を救いました。その礼に、図々しくも食事を要求したらしい篤蔵を、仙之介は優しく迎え入れてくれます。うちで働いてみないか?


願ったりかなったりの申し出に大喜びした篤蔵は、翌日から早速早起きして料理の準備に取り掛かりました。パンを削ってキメの細かいパン粉を作り、材料の準備にもまったく余念がありません。さすがは華族会館だな。


「今日のコロッケは実にうまかったよ、篤坊!また来るよ!


篤蔵は、生まれて初めて「客」から賛辞をもらってますます張り切り始めます。安くて固い肉にも油をかけて柔らかい上等な肉風にするなど、自分なりにあれこれ工夫したのを客が喜んで食べてくれることが何より嬉しいようです。仙之介がまた、

何をやってもイイ~儲けが出れば

と言ってくれるのも嬉しいところ。何せ仙之介は、篤蔵が料理もできると知ってからは、自分はすっかり皿洗いに専念したほどなのです


この仙之助には(高岡早紀)という女房がおり、ふたりは夜の営みもいまだにお盛んな様でしたが、仙之介は「その道」の巨匠だそうで、梅だけでは物足りず、暇さえあれば遊郭通いをしているのだとか


そんな夫にこちらも飽き足りていない梅が、

「まるで新じゃがの様な肌」

をしている篤蔵に言い寄ろうとしていたその時、「その道」つながりで仙之介をよく知っていたという新太郎が篤蔵を訪ねてやってきました


新太郎は、華族会館では荒木も辞めたが、宇佐美はその後釜に辰吉を据えるつもりらしいと明かした上で、本来篤蔵を訪ねた目的=篤蔵宛の手紙を手渡していきます。篤蔵は、自分が「落ちぶれた」ことが恥ずかしくて、誰にも引っ越し先を告げていなかったからです


妻俊子だけではなく、父の周蔵からも、しかも3日おきに手紙が届いていたと知り、すぐに封を開けたその手紙には、驚くべき事実が記されておりました。俊子はお腹の子どもを流産してしまったのだそうです


流産をする前の俊子から、篤蔵が送ってくれた「お守りへの礼が書かれた手紙を読んだ篤蔵がまた、何とも辛そうで気の毒でした。この鈴の音を聞くと、お腹の子が喜ぶようです


とるものもとりあえず、高濱の店に飛び込んできた篤蔵に、義父の金之助は冷たい一瞥を投げかけました。どちらさんですか?


が、篤蔵がめげずに、手紙を受け取ったばかりだ、と何度も詫びを入れていると、そこに、流産以来床に伏していたという俊子が姿を現します。


渋々篤蔵から事情を聴いた金之助は、「華族会館」という立派な場所ならともかく、町場の食堂で小僧をしているなど話にならんと、再び離縁を迫り、俊子もまた、自分がいては足手まといだからと、これに同調する中、篤蔵は激高してこう叫んでしまいます


小僧じゃなくて、店を持てば許してもらえるのですか!


あれほどいい加減で、自分の事しか考えなかった篤蔵が、今や俊子のために店を持つ、と言ってくれたことは、俊子にとっても嬉しいことだったに違いありません。でも、思慮深い俊子は、それもまた篤蔵にとっては重荷にしかならないと、自ら身を引く決意をします


私はカタツムリの殻だから。殻が無ければ(カタツムリは)自由に好きなところに行けるから天皇の料理番の俊子が健気すぎて泣ける(;O;)


そうはいっても頑固な篤蔵の事、本心を話しても聞き入れないに違いないと、そこまで篤蔵を理解していた俊子はわざと、小さな食堂の女将になどなりたくない、身勝手な篤蔵などより、もっと良い縁があるに違いない、もう篤蔵の子どもは産みたくない、と、をついて篤蔵を怒らせました。


これまでずっと自分を応援し、支えてくれていたはずの俊子の口から出たとは思えぬ言葉に、最初は驚いていた篤蔵も、しまいには腹を立て、離婚を受け入れてしまいます。大人しい顔をしてそんなことを考えていたのか!?華族会館を辞めさせられたのはおまえのためだったのに!


も~篤蔵のぼんくらっ!!俊子の気持ちがなぜ分からん(`・ω・´)


テレビの前でそう叫んでいたのはおばさんだけではありますまい


でももうひとり、篤蔵と俊子、ふたりの気持ちを理解してくれていたのは、療養中の周太郎でした。周太郎は、篤蔵が店を出すのに金を出してほしいと実家に無心してきたと聞いて、

今度は本気だと思うが、店を持つことが篤蔵にとって本当にやりたいことなのか?

と、疑問に思っていたようです。


でもそれがふたりのためならば~と余計なことは言いませんでしたが、本心では、篤蔵の料理に対する情熱を高く評価し、篤蔵ならもっと高い所へ行けるはずだ、夢を諦めた自分のためにも、本当の夢を叶えてほしいと願っていたに違いありません


それに、篤蔵が里帰りをした際、生まれて初めてトンカツを食べさせてくれて、料理の道に導いてくれた田辺軍曹が旅順で戦死したと聞かされたことも、今後の篤蔵を後押ししていくに違いありません


俊子役の黒木華さんのナレーションが、時代が時代なだけに、昔大好きだった「坂の上の雲」を彷彿とさせるのも、毎回の秘かな楽しみとなっています。自分にはもう関わってくれるな、と縁切状を叩きつけた華ですが、最後までこのナレーションだけは務めてくれるとよいのですけど


天皇の料理番」は続きもとっても楽しみですね天皇の料理番が面白い(≧▽≦)


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天皇の料理番 あらすじと感想 第4話 兄への誓い

佐藤健さん主演の日曜劇場、【天皇の料理番】は4話もなかなか面白かったですね~。篤蔵のやる気が裏目に出てしまったのが何とももどかしくてなりませんでしたが。以下簡単なネタバレのあらすじです天皇の料理番のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


ようやく宇佐美に認められた篤蔵は、その後も皆には内緒で二足の草鞋を履き続けておりました。が、次々と仕事を覚えていく篤蔵を気に入らない先輩シェフの荒木(黒田大輔)は、篤蔵が、

「兄の病」

を言い訳に外出するのを怪しみ、達吉に命じてその行動を探らせます。ここで、篤蔵が宇佐美に目をかけられているのが面白くないなら自分も努力すればよいだけなのに、達吉をそそのかして一緒に篤蔵の足を引っ張ろうという魂胆が嫌らしいですよね~


「ああいうやつが一番嫌いなんだ

とはこっちの台詞ですよ荒木め~っ!( `ー´)ノ


でも達吉は、篤蔵が通っているのは兄の所ではなく「英国公使館」だと突き止めてもこれを内緒にしてくれました


俺はうまく嘘がつけないから、嘘を言わなくてもイイように、公使館の仕事を辞めてくれると助かる。


仕事中も何かにつけて嫌がらせをしてくる荒木に面と向かって噛みついていく篤蔵とは対照的に、その篤蔵を黙ってフォローしてくれていた達吉のこの言葉には、さすがの篤蔵も逆らうことができません。


五百木の忠告から、英国公使館では学生だと偽って手伝っていた篤蔵は、他のシェフも安心して料理に関するコツや詳しい説明をしてくれたため、篤蔵の知識はどんどん広がっていました。それがまた荒木の怒りを買ったんですが、その一方で、宇佐美の評価もまたうなぎのぼりに上がっていきます


荒木を辞めさせて、ペテを代わりに据えるか


ペテというのはフランス語のpetit(小さい)から来ているようです。体の小さな篤蔵が、コマネズミのように厨房を走り回っている様は、好もしくこそあれ、決して腹立たしいものではないのですが


英国公使館では簡単に教えてもらえた知識を、こちらは「ライバル同士」ということで、何も教えてもらえない華族会館での宇佐美や先輩たちの料理の中に見出しては自分の物にしていく篤蔵は、宇佐美からすっかり信用されて、休日には「出張料理」への随行を許されるまでになりました。そこでは、宇佐美や先輩も、誰に気兼ねすることなく、篤蔵の質問に答えてくれます


急いでメモしたその内容を帰宅後清書したら、帳面の半分程になった!疲れたけど楽しかった~!


実家に戻って出産を迎えようとしている愛妻俊子への手紙に書かれた文面からは、篤蔵が大いに興奮していた様子が伺えます。でも今回は、前回最後に記した

「ジュテーム(Je t'aime~愛している)」

は、書かなかったようですね。俊子が篤蔵の返事の中でその意味を尋ねてきていたのを、新太郎に大いに冷やかされたからでしょうか


(ジュテームと書いて)あると温かい気がするんやざあ意味は分からんけど


俊子にはちゃんと篤蔵の気持ちが伝わっていたようです天皇の料理番の俊子が可愛すぎやろ(≧▽≦)


が、その後、思わぬところから、事態は急展開していきました。ある日華族会館に五百木の息子という人物が篤蔵を訪ねてきて、どうしても手が足りないから手伝ってほしいと言ってきたのです。


篤蔵は仕方なく、またあの「嘘」をつきました。しかも宇佐美本人にです。


兄がまた倒れたみたいで・・・


何度も口ごもってはついにこう言ってしまった篤蔵に、宇佐美は多少のいぶかしさを感じたらしいものの、外出を許可しました。が、間の悪いことに、その後その

「倒れた兄やん=周太郎」

が篤蔵を訪ねてやってきます。周太郎は、これまでもずっと具合が悪かったのを放っておいたため、ついに「労咳」(肺結核)の宣告を受け、実家で療養することになったのを篤蔵に知らせるためにやってきたのです。篤蔵と違って何事も用意周到な周太郎は、篤蔵宛の手紙も持参しておりました。


篤蔵が留守だと聞いた周太郎はその手紙を達吉に預けて帰っていきます。そして達吉はこの手紙を、こともあろうに荒木に渡してしまいます


篤蔵が戻ってきた際の、荒木のまるで「鬼の首でも取ったかのような振る舞い」は見ていられませんでした。篤蔵のウソは次々と暴かれた上、宇佐美までもが最後通牒を突きつけてきます。「出ていけ!


それでも篤蔵は、決して達吉や宇佐美を恨みませんでした。達吉には、達吉は悪くない、と、今まで黙ってていてくれた礼を言い、宇佐美にも、これまでこんなアホな自分にいろいろ教えてくれてありがたかったと、深々と頭を下げて感謝します


厨房の隣の部屋でタバコを吸いながら、じっと一点を見つめていた宇佐美の無念が偲ばれて、ここはなんともやるせないシーンでございました


篤蔵が下手に宇佐美に気を使ったばっかりに(家族を養うために金が必要だけど宇佐美に迷惑はかけられない)、却って宇佐美の好意を裏切ることになってしまったとは。せめて篤蔵が、宇佐美にだけは前もって真実を明かしていれば、あるいは宇佐美なら、目をつぶってくれたのではないか、それぐらいの器量は持っていたのではなかろうかと何とも無念でなりません。


こうして住む所も失った篤蔵はすっかり弱気になり、もう田舎に帰ろうかなどと思うんですが、とりあえずは周太郎の下宿を訪ねていくと、周太郎もまた田舎に帰ったと知らされました。そこでそこでようやく周太郎が書き残した手紙を取り出したところ、そこには篤蔵が思いもよらなかった兄の心情が綴られています。


夢に向かって進んでいけるおまえが心底羨ましい。己の夢に向き合って苦しめることはとてもとても幸せなことだ


まさか兄が本当に病に苦しんでいたとは考えもしなかった篤蔵は、心底己の浅はかさを恥じ、兄に向かってこう誓いますなんて不謹慎だったんだ!!


わしはこんなとこで折れんさけ!こんだけはやりきるって約束しますさけ!!兄やん、見ててください!!


一方、ひとり武生に戻ってきた周太郎を、この上なく温かいまなざしで迎えた両親~周蔵ふきの姿がまた何とも言えなかったですね秋山の両親が本当に素敵。当時は不治の病と言われた労咳ですが、何とか治ってくれるとよいのですけど。


こうして背水の陣の覚悟で臨む、篤蔵の次なる修行先は、何とも縁起の良い名前の「バンザイ軒」になるようです。ここはなかなか楽しくなりそうですけれど(笑、心配なのは痛みを訴えて倒れてしまった俊子です。う~ん、ここは嫌な予感がよぎりまするが。。。流産?死産??(>_<)


佐藤さんもよほど修行されたのか、篤蔵の包丁さばきが本当に素晴らしくて、それだけでも見ごたえがありますね。いくらフィクションとは言えやはり、ある程度はリアリティがないと、ドラマに厚みが出てきません


天皇の料理番は続きもとっても楽しみですね天皇の料理番が面白い(≧▽≦)


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天皇の料理番 あらすじと感想 第1~3話 おもしろくなってきました

佐藤健さん主演の日曜劇場、【天皇の料理番】も、ひそかに楽しみにしていたドラマの一つでした。4月期の他のドラマに比べてエラク遅く始まったこともあり、期待はどんどん膨らんでいったのですが、いざ、初回の2時間SPを見た時の感触は、その期待を上回る物ではなかった、というのが正直な感想でした


物語自体はとてもよくできたドラマだと思いましたし、俳優陣も皆ベテラン揃いでそれなりに、おそらくは普通のドラマ以上には十分楽しかったのですが、何ていうか、主人公の秋山篤蔵の情熱が胸にどっしり伝わってこなくて実にもどかしかったのです


目をひんむいている篤蔵を見るたびに、めんたいぴりりの博多華丸さんを思い出してしまったのも、今一つのめり込めなかった原因の1つかも知れません。ファンの方には申し訳ないけど(どっちに?)、顔だけじゃなくキャラの個性まで実に似てるんですって~もうそっくり


でも、2話の後半ぐらいからでしょうか、篤蔵の個性がようやく光り出した気がしました。極めつけは3話です。も~おばさんはすっかり篤蔵が気に入ってしまったとです。以下、3話分のとても簡単なネタバレのあらすじです天皇の料理番のあらすじ行きますよ~( `ー´)ノ


この篤蔵、幼い頃から何をやっても長続きせず、理屈だけがいっちょ前の箸にも棒にも掛からない人間でした。そんな息子に見切りをつけた両親は、ある時、篤蔵を鯖江の昆布問屋、松前屋の婿養子に出すことにします。その嫁の高浜俊子(黒木華)が、また実にイイ子でね~


篤蔵には本当にもったいない

と心底思ってしまったほどです


が、篤蔵にもさすがに俊子の良さは分かったのか、篤蔵は心機一転、毎日身を粉にして働くようになりました。天性の「鼻の良さ」も手伝って、昆布の「仕分け」にもその才能を発揮します


「俺はこうして誰かのために一生懸命になることの方が向いているのかもしれない


ようやくそう篤蔵が自分の隠された性格(?)に気づいて満足し始めたその矢先、配達に出かけた先の連隊で、その「感度の良過ぎる鼻にこの世の物とも思われぬ、実に美味しそうな匂いが飛び込んできました。これが篤蔵の運命を変えてしまいます


その厨房で「西洋料理」の素晴らしさに目覚めた篤蔵は、自分の言ったことなどすっかり忘れ、毎日夢中になって通いづめた挙句、ついには何もかも捨てて家を飛び出してしまいます。厨房で料理を教えてくれた田辺軍曹(伊藤英明)が、西洋料理を学ぶなら東京だ、と言ったからです。


東京にいる兄の周太郎(鈴木亮平)を頼って上京した篤蔵は、すったもんだの後に、華族会館の「小僧」として働くことになりました。ようやく西洋料理が学べるという嬉しさと物珍しさも手伝って、毎日の皿洗いなどの下働きを懸命にこなしていた篤蔵も、次第に生来の飽きっぽさが顔を覗かせてきます


最初はコック長の宇佐美(小林薫)が怖くて怯えていたのもすっかり忘れ、鍋の二度洗いをさぼった上に、それが即座に発覚しても、大胆に開き直る有様です


鍋の二度洗いなんて時間の無駄だ!そんなことに気づくのはコック長だけだ~神経質すぎる!!


その挙句、下働きだけで料理を教えてもらえないなら、と、宇佐美の料理ノートをこっそり盗み出してしまいます


が、宇佐美が「ドロボウ」を警察に通報したことを知ってさすがに怖くなった篤蔵が、夜中にノートを返しに行くと、そこでは、もう夜も更けたというのに宇佐美が独りでまだ仕事をしていました。


篤蔵からノートのことを聞いた宇佐美は、自分もまた、料理を覚えたくて似たような経験をしたことがあると言って篤蔵を叱りはしませんでしたが、篤蔵の抱えていた下働きへの不満に対しては、篤蔵の思い上がりを正してくれます


「洗い物もできない人物が、一流の料理人になったためしがない


宇佐美はそう語って聞かせ、何事にも万全を尽くすのが「料理人の真心」であり、その真心だけは、たとえどんな時であろうとも、必ず用意できる物だと教えてくれました。環境や材料を整えられないことがあったとしても、真心さえ忘れなければ、客をもてなすことができる


目先の忙しさにとらわれて、自分のしていることの「意味」を知ろうとしなかったことに気づいた篤蔵は、ここからどんどん変わっていきましたここから俄然面白くなってきた~(≧▽≦)。宇佐美や先輩たちが命じることはすべて「もてなし」に必要なステップだったと知ったからです


食器洗いも、食材の用意も、すべては「料理」に繋がっている


この「気づき」は再び篤蔵に生気を与え、篤蔵はどんどん先輩たちの要求の先を見通すようになっていきました。次から次へ、まさに「痒い所に手が届く」篤蔵の仕事ぶりは、宇佐美ばかりか他の先輩たちの心をも動かしていきます


一方、田舎に置き去りにされた俊子は、義父母から篤蔵の「習性」を聞かされて、大いに納得していました。篤蔵といるのが楽しかったのは、篤蔵が、何事にも夢中になったら命懸け~だからこそだったのだ


父親の金之助(日野陽仁)から篤蔵との離婚を命じられた俊子は、それも致し方ないが、その前に一度篤蔵に会って話をしたいと、単身上京してきます。


ちょうど篤蔵の働きを認め始めた宇佐美の命により、篤蔵が作ってくれた料理を食べた俊子が、生き生きと働く篤蔵の姿に、離縁やむなし、の覚悟を決めたその直後、吐き気を覚えた俊子は、自分が懐妊していることを知ります。こうなったら、そう簡単に離婚するわけにも参りません。篤蔵も、さすがに子どもができたとあっては、そう無責任でもいられません


実家に戻った俊子は、子どもを跡継ぎにしてはどうかと父を説得するも失敗~ついには篤蔵の実家に身を寄せますが、金之助も最後には俊子可愛さで根負けし、高浜の家に戻ってくることになったようです。それには、俊子の妹たちが、自分達が婿を貰って店を継ぐから、姉を自由にしてやってほしいと頼んだことも大きかったようですね


この時篤蔵の両親(杉本哲太美保純)が俊子に、いざとなったら自分たちが子供を育てるから、俊子にもっと「身勝手」になってほしいと言ってくれた時には、この親心がありがたくて~篤蔵の代わりに~ついつい泣けてしまいました天皇の料理番~篤蔵の両親が素敵過ぎ(^0_0^)


その篤蔵も、子どものためにも一刻も早く生計を立てられるようにならねばと、二足の草鞋を履く決意をします。華族会館の稼ぎだけではどうにもならないことから、英国大使館の五百木竹四郎(加藤雅也)のところで働かせてもらうことにしたのです。


宇佐美がこれを知ったら怒ると五百木は言ったけれど、あの宇佐美なら

「何もかも料理のため

と分かってくれそうな気もしますけどね。とりあえずは両方の仕事をこなしている訳ですし、実際も、大使館で教わったことが、華族会館でシッカリ生かされていたようですからね


とはいえ、その功績が認められて「野菜係」となった篤蔵を、最初から何かと面倒を見てくれていた先輩の山上辰吉(柄本佑)が妬みに思いそうなのは心配です。ま~そこは韓ドラとは違ってそうそう嫌らしくはならんでしょうが


日曜は見たいドラマがてんこ盛りで、翌日に語れないことも多いでしょうが、今後もどんどこ楽しくなっていきそうなのは嬉しい限りでござりまする。「天皇の料理番」は次回もとっても楽しみです天皇の料理番が面白い(*^^)v


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こん

海外ドラマが大好きで、最近は日本のドラマも楽しんでいます。タイトルに掲げた韓国ドラマは今ではかなりのマイナー志向です。ミステリーや時代劇・ラブコメに加えて「お堅い社会派ドラマ」も好みです

ドラマは大好きですが、演じている俳優(一部例外あり)などドラマの内容以外にはほとんど興味がありません。あしからずご了承ください。ちなみに~しつこくされればされるほど嫌になる射手座の女でございます(笑

ブログは、時にあらすじを語ったり辛口な感想を書いたりと統一されておりませんが、とりあえず「言いたい放題」言わせて下さいませ。最終回まで視聴したドラマは必ずどこかにその感想を付記しています。また記事で使われているイラストの中にもおばさんのつぶやきが隠されています。余裕のある方はどうぞそちらもお楽しみくださいませ

ドラマのレビューはネタバレが多いです。ほとんど「○話」と明示していますのでどうぞご注意くださいますように

でも誠に勝手ながら「コメントでのネタバレ」はくれぐれもご遠慮くださいね。せっかくの楽しみが半減しちゃうので

また「感じ方は人それぞれ」なので、たとえ直接的なネタバレではなくとも~その辺は重々ご配慮いただけますと助かります=ネタバレ一切お断り!ということです

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