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「オスマン帝国外伝」のレビュー一覧

オスマン帝国外伝 あらすじと感想 第5話 皇帝の指輪

オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~】の5話は「皇帝の指輪」です。いや~これまた盛り上がってまいりましたね。以下早速ネタバレですオスマン帝国外伝のネタバレ感想行きますよ~( *´艸`)


なんとなんと、ハンガリー王のラヨシュ2世は、使者としてブダ王宮を訪れたベフラムを一刀両断にしてしまいました


ラヨシュ2世は、欧州は幾世紀にもわたって「家族」が治めてきたと語っていました。欧州ではたとえ戦が起きようとすべてを「婚姻」によって事を収めてきたからです。


チューダー家、ハプスブルク家、バロア家~それら「家族」になぜオスマン帝国が介入してくるのか。イスラム教徒の分際で王室を継げるはずがなかろう?キリスト教世界に第4の同盟など必要ない。バルカン半島で満足しておればよいのだ


そんな人間が「朝貢」になど応じるはずがありません。たった一人で敵地に乗り込んできたベフラムは、あっけなく殺されてしまいました。一国の使者を殺す時点で、ラヨシュ2世がいかにオスマン帝国を軽んじているかが分かりますね。


ラヨシュ2世は神聖ローマ帝国のカール2世とバチカンに使者を送り、オスマン帝国に対するハンガリーの姿勢を告げるよう手配しました。使者を殺したことを「見せしめ」にするつもりです


その頃トプカプ宮殿ではイブラヒムが町で視察した結果を報告していました。スレイマンの政策は民に非常に好評で、皆外征を望んでいる、市場も活気にあふれているが、以前の陳情書通り、ベネチア人=異教徒への課税を求める声が上がっていたそう


スレイマンが改めてベネチアへの増税を命じていたところに、第3宰相のアフメトがやってきました。ガザーリ討伐へ向かった第2宰相のフェルハトが見事な大勝利をおさめ、反乱を鎮めたのだそうです。現地の秩序も回復し、軍は帰国命令を待つばかりなのだとか


スレイマンは、ガザーリ亡き後のダマスカスはアナトリアの軍政官アヤスに任せ、フェルハトには帰国するよう命じました。


次の遠征準備にかかれ!目指すはロードス島だ!!次は本丸だ!( `ー´)ノ


スレイマンは早速艦隊強化に向けて軍事費を回すよう大宰相に命じました。するとイブラヒムはこの機にハンガリーへの遠征も視野に入れるべきだと助言します。陸路と同時にドナウ川を使えばロードス島とハンガリーに同時に侵攻できるというのです。イブラヒムは「征服帝」にならって、小型の船を作れば可能だと考えていたようです


が、アフメトは真っ向からこの考えを否定しました。ガレー船で川を進めるか?夢のようなことを。小型の船などいかにも小心者の考えそうなことだ


大宰相もこの意見に賛同します。ハンガリー王には使者を出しているので問題ない。いやいや、問題大ありなんですってその使者は殺されちまったんですって(;´Д`)


もちろんスレイマンは「弟分」のイブラヒムの肩を持ちました。スレイマンはイブラヒムの計画を評価し、すぐにも小型の船を造るよう命じます


人は想像し夢見るものだ。おのれの夢を信じれば確固たる信念が抱けるもの


スレイマンは今、巨大で頑丈かつ射程距離が長い大砲を考案中らしいのですが、それは「組み立て可能」でなければならないそうです


アフメトの考え方に柔軟性の無いことを知ったスレイマンは、当てつけのようにマニサ宮殿での恩師だったカスムを宰相として呼ぶよう命じました。我々には師匠の知恵と知性が必要だ


宰相アメフト!余に楯突くことは不可能だと心得よ。イブラヒムは夢を追えいやいや実に小気味よかった(^^)/


そのイブラヒムは、ムスタファからも軽んじられています。イブラヒムは今ムスタファの「師匠」をしているようなのですが、やはり周囲が皆イブラヒムを軽蔑しているため、子どもには分かってしまうのでしょうね。


すっかり傷ついたイブラヒムをスレイマンが慰めました。お前は私の弟だ


いや~その言葉を実現するためにも、是非イブラヒムと皇女ハティジェの婚姻を認めてほしいものでやんすね。今回イブラヒムは勇気を出してハティジェに恋文を渡していました。もちろんハティジェは大喜びです。


一方、ヒュッレムの方はというと、スレイマンの寵愛を受け、あまつさえ(やはり)あのエメラルドの指輪までもらって天にも昇る心地でいました。スレイマンが政務に行くというのを側にいてほしいとおねだりする始末です。スレイマンもその態度を不快には思わぬようで、夜まで待つよう命じていました。私を思っていればすぐだから


が、ここで思わぬ急展開が待ち受けています。なんとマヒデブランが懐妊したというのです!?いや~早すぎやしませんかっては野暮なツッコミでござりまするね


双方ともそうとは知らず、マヒデブランはヒュッレムの指にはまっていたエメラルドの指輪を見て嫉妬を露わにし、ヒュッレムはマヒデブランには勝利したと鼻高々でしたあんたの負けよ( `ー´)ノ


皇帝の寝所に続く「黄金の道」でふたりがばったり出会ったことで始まった喧嘩はマヒデブランが怒りのあまり卒倒したことで、ヒュッレムが勝利したかに見えましたが、実際には真逆の結果に終わったという訳ですまさか!( ;∀;)


今度はヒュッレムがマヒデブランに猛烈に嫉妬し始めました。それでも夜には来いといったスレイマンの言葉を信じてスレイマンの寝所にやってきますが、そこには既にマヒデブランとムスタファが来ていたため、イブラヒムに追い返されてしまいます


ヒュッレムと一緒にやってきたニギャールは、イブラヒムを怒らせてはいけないとヒュッレムをたしなめました。強引なアプローチはせっかく受けた寵愛を台無しにしてしまいかねない、もっと賢くなって宦官長のスンビュルを味方にした方が良い、と教えてくれます


一方のマヒデブランは、まだスレイマンへの怒りを忘れておりません。その怒りを消すためには、ヒュッレムからスレイマンを取り戻さねばならんのだす。マヒデブランは女官のギュルシャー(ニハン・ブユクアーチュ)に指輪を取り返すよう命じました。ギュルシャーは早速、側女のアイシェ(メルヴェ・オフラズ)にその任務を与えています


一連の騒動を聴いたハフサはダイェに、マヒデブランは皇帝妃として品位を保つよう注意せよと促しています。いやいやそんな時にドロボーさせちゃうとはねええええ


弟などいらないとごねるムスタファと言い、皇帝の愛を独占したいマヒデブランと言い、奇しくもともに独占欲の強い二人が、いずれはスレイマンから遠ざけられてしまうという運命が目に見えるようでござりまするね


それに対してヒュッレムは賢い人物=ニギャールを味方に付けましたね。この辺はちょっと楽しくなりそうです


オスマン帝国外伝は来週の放送も楽しみですねオスマン帝国外伝が面白い(^^)/



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オスマン帝国外伝 あらすじと感想 第4話 ヒュッレム

オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~】の4話は「ヒュッレム」です。以下ネタバレのあらすじですオスマン帝国外伝のネタバレ感想行きますよ~( *´艸`)


今回面白かったのはまず「10」という数字が持つ意味についてです。母后ハフサは後宮を取り仕切っている宦官長(済)のスンビュル(セリム・バイラクタル)に占星学者の見解を尋ねさせたのだそうです。


スレイマンはヒジュラ暦10世紀に即位し、第10代皇帝となった。人間は手足に10本の指を持ち、コーランは10番目の月に10章が下された。戒は10であり、イスラム教を流布したのは10人の弟子である。


占星学者はこれらすべてが第10代皇帝の完全性を指すと語ったそうです


彼こそはアッラーの地上の使徒であり、日出づる地より沈むところまで支配する100年に1人の偉人である。多大な軍事力と権力にて国を治めるであろう


そのスレイマンは聖なる日=金曜日には民からの陳情書を読むそうです。その中で、ガラタ地区の綿商人は、自分達は高い税金を払っているのにベネチア人に対する関税が安すぎると訴えてきました。スレイマンは早速ベネチア人への関税を倍にするよう命じます。いや~どこかの国の大統領みたいでござるね


また、歩兵常備軍と非正規騎兵は「戦利品」を獲るために進軍したいと申し出ているそうです。大宰相のメフメトは、ガザーリ討伐のために常備軍を派兵したばかりだと進言しますが、スレイマンは、あくまでも目的はロードス島だと答えました。艦艇や大砲を整えて必ずやロードス島を落とすと意気込んでいます。


この「戦利品」という言葉から連想されるのはやはり「略奪」ですが、イスラム法では征服して3日間の略奪を兵士の権利と認めていたのだそうです。でも「征服帝」として知られるメフメトはコンスタンティノープルを陥落させた際、この帝国への敬意を表して1日の略奪に留めたという経緯もあるのだとか。果たしてスレイマンはどうだったのでしょうか


その征服帝はロードス島に進軍した際、180隻の船で周囲を包囲したにもかかわらず失敗し、祖父のバヤズィト2世も同じだったそうです。スレイマン曰く、その際ロードス騎士団は彼の大叔父のジェムを人質にしたそうで、ジェムの子孫はいまだに捕虜なのだとか。


このジェムと言うのはバヤズィト2世の弟だそうですが、ウィキペディアには全く逆の解釈が記載されています:


ジェムはセリム1世崩御に際してバヤズィト2世と激しく後継者争いをしたのだそうです。バヤズィト2世に敗れたジェムはエジプトのマムルーク朝に亡命して再起を図るもこれにも失敗したため、自らロードス騎士団に身を寄せたのだそうです。ロードス騎士団はオスマン帝国に多額の身代金を要求し、これを支払ったバヤズィト2世はジェム派の高官を初め、その子孫も男子は皆処刑しそうです。ただ一人、ロードス島に残っていた人物を除いては


果たしてどちらが事実なのかは分かりませんが、視点や立場を変えればどちらも真実なのかもしれません


スレイマンは現在建設中の200隻の船を400隻まで増やすようイブラヒムに命じました。ロードス騎士団を倒さなければ地中海は手に入らないと焦るスレイマンに、イブラヒムは冬に準備をして春もしくはそれ以降に進軍すればよいと答えます。


イブラヒムはアリストテレスの例えを引用し、大きな塊は分割して飲み込むのが賢明だと助言しました。


スレイマンは早速、市場でギリシャ人を見繕い、ロードス島に送り込むよう命じます。彼らに商人として力を蓄え、我々を中に導くよう命じよ!スパイを送り込むわけです(^^)/


イブラヒムは早速市場へ行ってひとりの男を見つけてきましたマトラークチュ・ナスーフ(Fatih Al)というこの男は、屋根に上っては市場を観察し、それを記録に残しているのだそうです。頭の回転がよく記憶力も抜群な上、棒術も得意なのだとか。名前のマトラークは「棒術」という意味だそうです。


武術ばかりか音楽も愛するというなかなか魅力的なマトラークチュを気に入ったイブラヒムは早速彼をトプカプ宮殿に連れていきました。棒術ではスレイマンの方が数段上だったようですが、今後彼がどんな役割を果たすのかも楽しみですね


さて一方のアレクサンドラはスレイマンの寵愛を受けて「ヒュッレム」という新しい名前まで授かりました。ヒュッレムとは人を楽しませるという意味があるそうです。アレクサンドラは過去の苦難とともにその名とも決別し、ヒュッレムとして生まれ変わったと喜びます。ヒュッレムには新しい専用の部屋まで与えられました


が、あまりにもその喜びを露わにし過ぎたために、案の定、マヒデブランの嫉妬を買った上、ハフサの怒りも買ったため、ついに牢に投獄されてしまいました。それでも決して屈しようとしなかったため、ロクに食事も与えられず、一転して死を待つばかりの身の上と化してしまいます私は何も悪いことなどしていない( `ー´)ノ


もちろんスレイマンが黙っていませんあれだけ気に入りましたからね(;´Д`)。ヒュッレムが牢の中でスレイマンを思った念が届いたのか、スレイマンはヒュッレムを呼ぶよう命じました。宦官長のスンビュルが恐る恐る事実を明かすと、スレイマンはすぐにヒュッレムを牢から出すよう言い放ちます


それだけでは飽き足らず、スレイマンはヒュッレムの部屋までやってきました。すっかり弱り果てたヒュッレムは部屋に戻ってもぐったりしていたため、スレイマンはすぐに医師を呼ぶよう言いつけます。


スレイマンはハフサの仕打ちに激怒し、朝の挨拶をすっぽかしました。ダイェから事情を聴いたハフサは、息子の怒りをどう治めるつもりでしょうか。


ようやく生気を取り戻したヒュッレムがスレイマンの部屋を訪れると、スレイマンは自作の指輪をヒュッレムに与えました。以前は青く見えたのでサファイヤかと思いましたが、今回はしっかり緑だったから、あれはエメラルドなのかもしれませんね


これではまたしてもマヒデブランが怒り狂うのが目に見えるようです。しかもその嫉妬をスレイマンへの態度にも表していましたから、今後はますます&どんどこ遠ざけられること間違いなしです


あ~やはりどこの国のドラマでも時代劇は面白いですね。続きもとっても楽しみです



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オスマン帝国外伝 あらすじと感想 第3話 初めての夜伽

オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~】の3話は「初めての夜伽」です。以下ネタバレのあらすじですオスマン帝国外伝のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ


まずはいつも通り歴史から


シリアで反乱が起きました。スレイマンの父セリム1世がエジプトのマムルーク朝を滅ぼしてシリアを占領下に置いたのだそうです。今回はその旧マムルーク朝の残党とダマスカス県軍政官のガザーリが謀反を起こしました。国家の創設も宣言したそうです。


この動きはバチカンにとっては朗報だったようですね。枢機卿(Giovanni Rufo)とローマ法王(Alp Öyken)はこれでオスマン帝国は長期にわたって東方の反乱に手こずらされると喜び、「反逆者」に加勢するよう命じました


一方のスレイマンはマニサにいた時から既にシリア問題についての報告書を作成していたそうですが、先帝に提出するには間に合わなかったそうです。そこには軍政官のガザーリは二枚舌の解放奴隷だと明記されていたそうです


マムルークやアラブ人、ドルーズ派(エジプトの秘教的宗派)と通じているガザーリは反逆者だ。ガザーリはセリム1世に背いてロードス騎士団と交渉し、資金と武器の援助を取りつけ、帝国の敵と共謀している。


ロードス騎士団(聖ヨハネ騎士団)はスレイマンの曽祖父で「征服者」と呼ばれたメフメト2世の攻撃も撃退した十字軍だそうです。


宰相たちはこの報告書を呼んでいるのがイブラヒムと言うのが面白くないようですが、内容そのものには感心せざるを得なかったようです。ガザーリはサファヴィー朝のイスマーイール1世と結託し、アレッポやベイルートを掌握した上エジプト州軍政官とも結託していたそうです。


スレイマンは直ちに制裁するよう命じました


と、そこへムスタファの声が聞こえてきます。ムスタファは父のスレイマンに会いたくてやってきたのですが、護衛に対して居丈高に命令する様子を聞いたスレイマンはわずかに眉をひそめていました。子どものしたこととはいえ、こうしたことの積み重ねが不興を買うことに繋がっていくのかもしれません


そのムスタファの母マヒデブランも、もれなく不興を買いました。母后ハフサの陰謀でスレイマンの寝所に送られたマヒデブランでしたが、確かに表向きは穏やかに迎えられたものの、事が済むとすぐに、これまたあくまでもやんわりと、息子の元に戻るよう命じられてしまいます


スレイマンは翌日早速ハフサのもとへ行って二度とこのような策略を巡らさないよう釘を刺しました。イブラヒムはその日早速もう一度アレクサンドラを夜伽に呼ぶよう手配します。さすがのアレクサンドラも緊張したのか、十字架に念入りに祈りを捧げ、満を持して寝所に乗り込んできました。


スレイマンはよほどアレクサンドラが気に入ったようで、朝が来て、もうじき夜が来るというその時間もまだ、アレクサンドラを手元に置いて放しません。というより、その日はマヒデブランがスレイマンと過ごすことを習わしにしていた「木曜日」だったため、その話をあらかじめ耳にしていたアレクサンドラは、前回横取りされた恨みを晴らすためにも絶対にスレイマンのもとを去りたくなかったのでしょう


スレイマンが細工を施していた、指が折れそうなほど大きなサファイアの指輪も、マヒデブランではなくアレクサンドラが手に入れそうでございましたね


いっそマヒデブランはもう少し賢くなって、アレクサンドラとスレイマンを取り合うよりも、息子の教育に力を注いだ方がよさそうな気がしますが。ムスタファがスレイマンに認められれば、マヒデブランの地位も自ずと保証されるのに、今のままでは、いつアレクサンドラが王子を産むか分かりませんからね


シリアの征伐には第二宰相のフェルハトが遠征することになりました。すると第三宰相のアフメトがハンガリー王ラヨシュ2世の項納品が滞っていると報告します。自分も手柄を立てたいのですね。


大宰相のメフメトは、すぐに武力に訴えることは控え、まずは使者を送って朝貢を促すべきだと提案しました。その使者にはベフラム(Adnan Koç)が抜擢されます。ラヨシュ2世はベオグラードにいるらしく、ベフラムが使節団を率いて訪問することになりました。


それ以外では、スレイマンの妹ハティジェはどうやらイブラヒムが好きみたいでしたね。バイオリンを奏でるイブラヒムにうっとり見惚れている姿を見たら、ギュルフェムじゃなくても気づきますよね。スレイマンがふたりの結婚を許せば、スレイマンのイブラヒムに対する愛情が本物だという証になりますね


さ~て今日はどうなったのかな。続きを見るのが楽しみです



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オスマン帝国外伝 あらすじと感想 第2話 皇帝の宴

オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~】の2話は「皇帝の宴」です。以下ネタバレのあらすじですオスマン帝国外伝のネタバレ感想行きますよ~( *´艸`)


スレイマンは最初の御前会議を前に大臣たちを招集しました。財務長官に財政を報告させて国庫が潤沢だと確認したスレイマンは世界制覇を視野に置き、兵士たちに即位の祝儀を与え、かつ俸給の増額を即決します。スレイマンの目はバルカン半島を越え、欧州を見据えていたのです歴史的描写が勉強になるわ~( `ー´)ノ


ベオグラード(セルビア)にブダ(ハンガリー)、ウィーンにローマを目指し、東はカスピ海を越えよう。敵はイスマーイール1世にあらず、(神聖ローマ帝国の)カール5世、(フランスの)フランソワ1世、(イングランドの)ヘンリ8世とバチカンの異教徒たち(クリスチャン)である


イスマーイール1世とはイランに建国されたサファヴィー朝の創始者だそうで、スレイマンの父親セリム1世の時代に「チャルディラーンの戦」で雌雄を決した相手だそうですが、スレイマンの言葉通り、この戦いに敗れてからはすっかり生気を失い、スレイマンの即位から4年後には亡くなったそうです。


スレイマンはまずロードス島の征服を宣言しました。地中海をオスマン帝国の内海にし、帝国の許可無しには何人も運行させぬ!ひや~楽しい(^^)/


ちなみにベオグラードとロードス島は、スレイマンの曽祖父で東ローマ帝国を滅ぼし、30年以上の征服事業によって「征服者」と呼ばれたメフメト2世ですら、最後まで征服できなかった土地なのだそうです。


我々は風となり雷となるのだ!


ほぉ~個人的には外伝じゃなくてこちらの征服戦争の方にそそられますね~。でもこうした機会でもなければ歴史をひも解くこともありませんから、何はともあれありがたいことです


そして御前会議では「聖典コーラン」に基づいた温情粛清を示しました。エジプトから強制連行した人々の帰還を許し、すべての民が帝国の民であると寛容さをアピールし、ペルシャ商人たちとのシルク交易を自由化した上、この規制によって暴利を得、人々を虐待してきた海軍提督ジャフェルを審問にかけて処罰すると宣言します


ジャフェルは無実を訴えましたが聞き入れてはもらえず、提督秘書官の証言によりその悪行が明らかにされた後、斬首刑に処せられました。


その後、ベネチア共和国から大使のトマソ・モチェニーゴという人物がやってきます。大使はベネチア元首からの書状を携えてスレイマンの即位を祝いに来たのだそうです。


スレイマンはオスマン帝国とその法に敬意を払うなら、祝意を受け取ると答えましたが、間に入ったイタリア語の通訳は大使にこの「条件」を伝えませんでした


居並ぶ大臣たちが誰も気づかなかったところ、イブラヒムが指摘します。イブラヒムの母親はベネチア人だったのだそうです(ミアマードレだけ聞こえました)。


そこでスレイマンは通訳を介さず、イブラヒムに通訳させて直接大使と語り始めました。こうしたことは異例中の異例らしく、大臣たちは戦々恐々と見守っています。イブラヒムが単なる「お気に入りの小姓」ではないことが明らかになったシーンです


スレイマンは、ローマとフランスがいつ開戦するのか、ベネチアはどちらに付くつもりなのかと切り込みました。大使は、戦争が回避されることを願っている、同盟など組まずに済むように、と交わします。


スレイマンは、ローマ帝国のカール5世はすぐにも開戦するつもりだろうが、十字軍の再興など望むべくもない、ベネチアのような小国はすぐに飲み込まれてしまうと脅しました。ナポリやフィレンツェ、バチカンも同様だ


すっかり圧倒された大使はその後町に出てユダヤ人両替商のジョシュア(Ahmet Karakman)に会いに行きました。同時に新帝に対する民衆の評判も探ろうとします。ジョシュアはスレイマンの即位で市場は賑わい金の価格も高騰していると伝えました


この辺の描写~歴史はやっぱりなかなか面白いですね~


さてそろそろハーレムの方に参りますると、アレクサンドラはますますスレイマン誘惑に本腰を入れています。母后ハフサの主催で、スレイマンの即位を祝う宴が開かれたのですが、そこで踊りを披露するひとりにアレクサンドラが抜擢されました。これは、スレイマンがアレクサンドラを気に入ったことを察したイブラヒムの計らいです


この宴には、本来ならこの即位に合わせてマニサからやってきた寵妃のマヒデブランと息子のムスタファも招かれてしかるべきところ、母后ハフサへの挨拶の際、ムスタファが傲慢な態度を取ったことが彼女の怒りを買ったらしく、呼んでもらえませんでした


スレイマンの皇帝妃、だけどこちらも相手にされていないらしいギュルフェム(セレン・オズテゥルク)は、せっかくマヒデブランに気を使って声を掛けようとしたのに無視されたため、これみよがしにこの宴について切り出します。あら知らなかったの?と言わんばかりです。(=あなたももうじき私と同じように捨てられるわ


宴では、アレクサンドラが妖艶な踊りを披露したため、スレイマンはますます彼女が気に入り、夜伽を命じました


~あの踊りを見ながら、なぜか懐かしの「飛びます飛びます」を思い出してしまったのはおばさんだけですよね~きっと


これを知ったマヒデブランは早速アレクサンドラを呼びつけましたが、これはアレクサンドラの闘志に火をつけただけのようでしたね。戻ってきたアレクサンドラはあんな女は蹴散らして皇帝を虜にしてみせる!と言い放ちました


が、この言葉がハフサの耳に入ったため、ハフサは今度はマヒデブランを利用します。アレクサンドラが夜伽に向かったより一足早くマヒデブランをスレイマンの寝所に向かわせたのです。いや~そんなことしたら、あのプライドの高そーな皇帝が激怒する=逆効果なのが分からんかしらね


とまあ、今のところは政治的&歴史的な動きとハーレムのバランスが取れていてなかなか楽しく視聴しているおばさんです。何せこの辺の知識は中学生レベルなので、あれこれ調べながら見ているうちは、しばらくうるさく語る予定でござりまする


オスマン帝国外伝」は今日の放送も楽しみですオスマン帝国外伝が面白い(^^)/



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オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~第1話 あらすじと感想 新帝の誕生

BS日テレで昨日からスタートしたトルコのドラマ、【オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~】を見始めました。原題はMuhteşem Yüzyıl(ムフテシェム・ユズユル)でその直訳らしい英題は「The Magnificent Century」だそうです。主人公のスレイマン皇帝は実際、壮麗帝(The Magnificent)と呼ばれていたそうです。


トルコはドラマ産業が盛んらしく、アメリカに次いで世界第2位のドラマ輸出国なのだそうです。でもそのわりに日本での放送は大変珍しいですよね。ちなみに、日本のドラマ「Mother」や「Woman」などはトルコでリメイクされているそうです。この選択からしてなかなか良いセンスをお持ちですから、ドラマ好きなことは確かですね~きっと。同じくドラマ好きのおばさんとしては大いに親近感が湧いちゃいます


と、与太話はこれぐらいにして、肝心の「オスマン帝国外伝」の1話を見た感想はまずまずよさげな印象を受けました。「愛と欲望のハレム」といかにもドロドロした副題がついていますが、個人的に愛憎ドロドロ系は苦手な方でもこと野心家の女性が持てるすべてをかけてのし上がっていく話に限っては嫌いじゃありません。それが多分「アレクサンドラ」なのでしょう。おお、名前からして激しそうです


それに皇帝のスレイマンもなかなかハンサムで楽しめそうです。wikiさん情報によると「あのような女好き&酒好きの人物ではなく、戦場で生涯を送った傑物だ」との批判もあるそうですが、あくまでもドラマはフィクションだと踏まえた上で、これを機会にあれこれ史実を調べながら見ていくのも楽しそうです


今回はシーズン1で48話の放送ですが、シーズン2は78話、シーズン3は92話、そしてシーズン4(ファイナル)は93話と計311話にも及ぶ大作だそうです。アメドラのER並ですね(15シーズン331話)。まあ水戸黄門の1227話には負けますけどね


以下、第1話のあらすじと登場人物を簡単にまとめました。次回の予習?にでもお役立ていただけましたら幸いです


まずは皇帝およびその周辺(♂)から見てまいりましょうかオスマン帝国外伝のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ


兄を亡くし、皇太子となったスレイマン(ハリット・エルゲンチュ)は16歳でトルコ西部、エーゲ海に近いマニサ県に軍政官として赴任しました。それから10年後、鷹匠頭で親友のイブラヒム(オカン・ヤラブク)らと狩りを楽しんでいたところに、帝都からの知らせが飛び込んできます。大宰相のピリー・メフメト(Arif Erkin)が皇帝セリム1世の崩御を知らせてきたのです。セリム1世は冷酷帝と呼ばれていたそうです。


スレイマンはこうしてオスマン帝国第10代皇帝に即位しました


大宰相のメフメトと第2宰相のフェルハト(Gökhan Çelebi)はスレイマンに好意的のようですが、海軍提督のジャフェル(İlker Aksum)は否定的で、スレイマンがいなくても庶子のユベイスがいるなどと不遜な発言をしています


どうやらこのジャフェルはフェルハトと同様、皇族の婿でもあるらしいのですが、その地位を利用して不正を働いているようで、スレイマンからも既に目をつけられていたようです。第3宰相はアフメト(Murat Tüzün)です。


スレイマンはメフメトを大宰相に留任し、鷹匠頭のイブラヒムを小姓頭に抜擢しました。イブラヒムはヴェネツィア共和国のパルガで生まれたため、元々はクリスチャンだったそうですが、幼い頃にオスマン帝国に奴隷として献上された結果「改宗」することになったらしいです。ジャフェルはこのイブラヒムの昇進に対してもかなり不服そうでした。


スレイマンは先帝の腹心だったハサンジャン(Ali Uyandıran)を呼び、ジャフェルの悪行について確認します。ジャフェルはエジプト商人を迫害し、ルメリの農民からも不当な搾取をしているようです。


1話のラストではそのジャフェルがいかにも悪徳商人らしい風情で金を数えておりました。上納金が払えないならすべてを焼き払って「ヤツラ」の仕業に見せかけるよう命じていましたが?


と、これら政治的な背景のもと、ハーレムの方もあっさり見てまいりましょうか


後宮を取り仕切っているのはスレイマンの母后ハフサ・アイシェ(ネバハット・チェフレ)です。彼女はチンギス・ハーンゆかりの王国、クリミア・ハン国(クリミア半島)の王女だったそうです。ハフサにはスレイマンの他にその妹のハティジェ(セルマ・エルゲチュ)という娘もいます。


ある時このハフサの耳に激しいロシア語が飛び込んできました。ハフサの母国語で叫んでいたのは、ルテニアで生まれ育ち、タタール人の襲撃で家族や恋人を殺されて奴隷として売られてきたアレクサンドラ(メルイェム・ウゼルリ)です。ハフサはアレクサンドラを呼ぶように命じると、アレクサンドラはロシア語で胸中を訴えました。解放してくれなければ死ぬ!


もちろん、ハフサがそのような願いを聞き入れるはずはありません。ハーレムに売られてきた奴隷のアレクサンドラは、皇帝の所有物なのです。母后付きの女官長、ダイェ(セマ・ケチク・カラベル)はアレクサンドラを厳しく叱りつけました。


が、ダイェの部下らしい女官長のニギャール(フィリズ・アフメット)はアレクサンドルにこう言い聞かせます。同じ所有物でも皇帝の寵愛を手に入れれば、世界を支配する女性になれる


アレクサンドラは早速スレイマンへのアピールを始めました。スレイマンがハーレムに来た時を狙い、大声で「スルイマン」と叫んでその関心を引き、その目の前でわざと倒れたふりをした上気絶までしてみせたのです


いや~スゴイ女性でござるね。さすがに後に「ロシアの魔女」との異名を取っただけのことはあります。あ、ドラマはフィクション、分かってますよ


さてここにもう一人、アレクサンドラの敵が現れます。スレイマンの寵妃のマヒデブラン(ヌル・アイサン)です。マヒデブランはマニサでスレイマンと知り合って寵愛を受け、息子のムスタファ(ユスフ・ベルカン・デミルバー)をもうけたそうです。スレイマンの即位に伴い、この度息子と連れ立ってイスタンブールへやってきました。


と、大体こんな感じでしたかね


さ~て今日はどうなったのかな。「オスマン帝国外伝」は続きを見るのが楽しみですオスマン帝国外伝が面白くなりそうかも( *´艸`)



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