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令和元年版 怪談牡丹燈籠 あらすじと感想 第1話 発端

初代三遊亭圓朝による【怪談牡丹灯籠】を尾野真千子さん主演で制作すると聞いて、ずっと楽しみにしてきました。西洋の幽霊はあまり得意じゃありませんが、日本のお化け~怪談話は情緒があってわりかし好きです

またキャスティングがイイですよね~。尾野さんはもちろん、高嶋政宏さんに柄本佑さん、そして谷原章介さんに戸田菜穂さんと、いかにも怪談にうってつけな怪しい雰囲気を持った方ばかりです)。

でも上白石萌音さんには驚きました~。今名前を確認してもまだ信じられません。日本髪にすると全く雰囲気が違うのですね~ビックリです。今やすっかり売れっ子ですが、これでますます可能性が広がりますね

余談はこれぐらいにして、以下、巻の壱「発端」のネタバレのあらすじです怪談牡丹燈籠のネタバレ感想行きますよ~(^^)/。以前の「鳴門秘帖」同様、神田松之丞さんが語りを担当されています。

寛保三年、徳川吉宗の時代が終わる頃、飯島平太郎(高嶋政宏~本多忠勝@おんな城主直虎)という旗本が刀剣商を訪れました。平太郎は御徒士組頭の平左衛門の嫡男で、彼が通っている長沼道場は一刀無念流の荒稽古で知られていたそうです。

平太郎の指のタコを見て感心した主人の藤村屋新兵衛(矢島健一~相楽孝彦@3年A組)は、平左衛門に合いそうな業物があると店の奥に取りに行きました。

待っている間他の刀を物色していた平太郎に、通りすがりの酔っ払い、黒川孝蔵(神尾佑~岩崎恭二@TWO WEEKS)が因縁を付けてきます。当時の孝蔵はみじめな浪人で、死に場所を求めていたようです。

一方の平太郎は人を斬りたくてたまらなかったらしく、絡まれたのをこれ幸いと孝蔵を斬り殺してしまいました。その時についたあだ名が「一刀両断の平太郎」だそうで

その2年後に平太郎は家督を継いで平左衛門となり(以下平左衛門)、18年が経過しました。今では御書院番組頭になったそうです。

平左衛門の妻、りつ(中村優子~岩瀬寛子@カルテット)は体が弱く、一人娘のお露(上白石萌音~宮沢茜@陸王)が嫁ぐのも見ずに他界してしまいました。

りつが亡くなるとすぐに、りつ付きの女中だった野心家のお国(尾野真千子~濱崎結夏@最高の離婚)が平左衛門に取り入ります。平左衛門はりつの死をきっかけにお国を他所に嫁に出そうとしたのですが、お国に言い寄られて自分の側女にしてしまいました

当然、年頃のお露は面白くありません。お露付きのお米(戸田菜穂~月島ルリ子@高嶺の花)もお国を気に入りませんが、せいぜい無礼を咎めることしかできません。お国はすっかり「側室」気取りなのです。側女は単なる愛人で、側室は「準奥方」という解釈のようです

ある時、平左衛門は隣家に住む従兄弟の宮部進之丞(大鷹明良~福山毅@破裂)からそれとなくお国のことを諭されました。平左衛門は、お国が側室気取りでいられるのもお露に婿が来るまでだ、お露が結婚したら自分は隠居をし、お国を連れて家を出る、と明かします。

その頃平左衛門は、沢村善兵衛(秋野太作~友兵衛@ぼんくら)をはじめとする家臣たちが皆年を取ったという理由から、若い侍を一人士官させました。それがなんと偶然にしては恐ろしすぎる偶然で、20年前に平左衛門が斬り殺した黒川孝蔵の忘れ形見、孝助(若葉竜也~清次@吉原浦同心)だったことが判明します

孝助は、実父が斬り殺されたことは知っていましたが、その仇については何も知らないと答えましたし、仇を討つつもりもないと表明しました。ただ、飲んだくれて主家を追い出された挙句、母に乱暴を働いて愛想をつかされた父と同じ弱い心を持つ自分を鍛えたかったのだそうです。

平左衛門はこれも因縁だと覚悟をし、孝助を鍛えることにしました。孝蔵のみならず、当時腕試しをしたいという欲望を抑えきれずに孝蔵を斬り殺した自分も弱くくだらない人間だったと猛省していたようですね。

一方、進之丞との会話から平左衛門の本心を知ったお国は、隠居の妾など御免だと、お露を追い出そうとします。お露がお国をひどく嫌っているのを理由に、結婚相手が見つかるまでは柳島の別宅にいたほうが心穏やかになって良いのではないか、と提案しました。

お露もまたそのほうがいいと即答し、早速お米を連れて出ていきます。

そこでお露は運命の相手に出会いました。女だてらに学問をしたお露には武芸一辺倒の侍は好みではなく、自分と同じように書に親しむタイプの涼やかな男性を求めていたのですが、医師の山本志丈(谷原章介~萩尾弥一@半分、青い)が連れてきた萩原新三郎(中村七之助~桜市太郎@うぬぼれ刑事)こそ、以前街で見かけた理想の男性だったのです

お露はすっかり夢中になってしまいました。食事も喉を通らず、日に日に弱っていく~まさに恋煩いです

でも新三郎は、お露の好みではあっても、社会的には評価の低い一介の素浪人でした。親の残してくれた谷中の小さな屋敷に住み、下男の伴蔵(段田安則~鳥井高@ドクターX)とその妻・お峰(犬山イヌコ~江上順子@リーガルハイ)の世話を受けながら、のんきに暮らしていたのです。とても旗本の婿にはなれそうにありません

一方お国は、平左衛門が夜勤の夜、隣家の宮辺源次郎(柄本佑~増野@いだてん)が夜這いしてきました。お国が源次郎の覚悟を問うと、源次郎は、ともに地獄に落ちても良いと答えます。いやいや、叔父の留守を狙って側女を奪うとは、さすがに「ならず者」呼ばわりされるだけのことはありますね。

お国もまた、平左衛門を愛していたわけではなく「飯島家の側室」という地位が目当てだったらしく、お露の結婚後にはそれも失うと知ってからは何とかしたいと画策していたようですから、源次郎はカモネギだったわけですね。この源次郎は、学問はともかく剣の腕だけは達者だというのも懸念材料になりそうです

また孝助は、平左衛門と一緒に食事に誘ってくれた御徒士組の相川新五兵衞(中原丈雄~城戸績@昭和元禄落語心中)の娘、お徳(石橋菜津美~森下栞@ボイス)に気に入られました。この暗~くどんよりしたドラマの中で、唯一、この二人の仲だけは皆に祝福されそうでホッコリしましたね

さ~て次回はどうなるのか~「令和元年版 怪談牡丹燈籠」は続きもとっても楽しみですね

これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編

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こん
Fさんへ
2019/10/11 (Fri) 07:23

拍手コメントをありがとうございます♪

Fさ~ん、こんにちは~♪

最近お姿が見えなかったので
お忙しいのかな~何かあったのでなければよいのだけど、
などと、余計な心配をしておりました(笑。
とりあえずはお元気そうで何よりです(^^)/。

あはは~そうそうお札食べてましたね!(爆

おっしゃる通りベテラン揃いなので、
今後の展開が楽しみですね~( *´艸`)。

ところでFさん、昨日から放送開始の「海上牧雲記」(BS12)
がエライことになってました( ;∀;)。ご覧になりましたか?

歴史ファンタジー(精霊の守り人的な感じ)なんですが、
めっちゃ迫力あって面白かったですよ~。後でまたうるさく語りますね~(^_-)-☆。こん