殺人を無罪にする方法4 ネタバレと感想 第13話 最強タッグ
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リーガルサスペンスドラマ、【殺人を無罪にする方法4】(How to Get Away with Murder S4)の13話は「最強タッグ」(Lahey v. Commonwealth of Pennsylvania)です。これがドラマということをしばし忘れ、アナリーズの弁論にしばし聞き入ってしまいました。
以下ネタバレのあらすじです。
オリヴィア・ポープが力を貸してくれたおかげで、アナリーズは連邦最高裁においてペンシルバニア州を相手に戦うことになりました。
ボニーからの電話で、母親に知らせなくて良いのかと尋ねられた時は即座に否定したアナリーズも、思い直して両親を呼び寄せます。アナリーズが差別と闘う原点となったのはアナリーズ本人ももちろんだけど、母のオフィーリアもですからね。
オフィーリアもどんなに誇らしく思っていたことでしょう。オフィーリアは、アナリーズに食べさせるためにシチューとビスケットを作ってきたそうです。
そこへネイトもやってきました。原告団の団長がアナリーズの「元恋人の父」だと知ったオリヴィアは、アナリーズの甘さを指摘しますが、アナリーズは、両親を呼んだことも、レイヒを団長にしたことにも、いささかの迷いもありません。それが「今のアナリーズ」のやり方だからです。
本当に最初の頃とは180度変わりましたね。アナリーズが戦っているのは黒人社会全体のためですが、それはとりもなおさずアナリーズ自身や家族、そして愛する人のためでもあるのです。今のアナリーズなら「アナ・メイ」という自分の名前を恥じることはないかもしれません。
一方の州では、やり手の弁護士、イングリッド・イーガン(Sharon Lawrence~ボビー@私はラブ・リーガル)を雇い、こともあろうに判事のひとり、ストリックランド(Denis Arndt)と結託して優位に立とうとしていました。
オリヴィアは、ミケーラと腹心のマーカス・ウォーカー(Cornelius Smith Jr.)にイーガンを見張らせますが、まさか敵がピザ屋に化けていたとは思いもよりませんでしたね。しかもこの共同作業のせいでふたりはベッドを共にしてしまいます。あ~アッシャーが可哀そう過ぎる。
そのアッシャーは、ミケーラの雄姿が見たくて、コナーやオリヴァー、ローレルを誘ってわざわざDCまで足を運んでくれました。傍聴席のチケットを取ってくれたマーカスにMarcus Walker is the man!(さすがはマーカスだ!)なんて大喜びしています。
これでアナリーズが不利になる~そう危惧された矢先、今度はジャクリーンから電話がかかってきます。アイザックがまた薬を飲んで倒れていたのが発見されたのだそうです。命は何とかとりとめたものの、腎臓が弱っているのだそう。
しかもジャクリーンは、ステラのことは知っていた、と息巻いて、アナリーズを非難します。いやいや、これまたカウンセラーのすることじゃありませんよね。アナリーズを責める前に、アイザックの資格を剥奪すべきでしたよ。
これで自信喪失したアナリーズは、法廷には立てない、オリヴィアがやってくれと言い出しました。どうすれば立ち直れるのかと尋ねるオリヴィアにアナリーズはウォッカが欲しいと答えます。
オリヴィアはすぐにウォッカを持ってくるよう命じました。ミケーラは依存症を心配しますが、オリヴィアは、千載一遇のこのチャンスを逃さぬためなら、他のことはすべて犠牲にできると言わんばかりです。
You're doing this for you. And for that little girl who clawed her way out of Memphis after always being told she wasn't good enough. 自分のためにやるのよ。不当に扱われてメンフィスから出てきたあの少女(アナリーズ)のためにやるのよ!
アナリーズはついにウォッカ抜きで法廷に立ちました。
そこでは案の定、ストリックランドが何かにつけて妨害しようとしますが、アナリーズは、そのストリックランドがかつて扱った判例を持ち出して反論します。
As an arbiter of the law, with whole knowledge of historical jurisprudence in this country, race must always be considered a variable. この国の法に精通した法の代弁者として、人種は常に考慮すべき。
ストリックランドは1985年に法の平等な保護の保障を求めた訴訟でそう発言したのだそうです。
アナリーズは、公民権が無視されていると訴えました。1876年から1964年にかけて存在したジム・クロウ法が依然として生き続けている。刑務所にいる黒人への扱いは奴隷のそれそのものだ。彼らの人権より刑務所の利益を優先するのか?
Is that the America that this Court really wants to live in? Where money is more important than humanity? この法廷が望んでいるのはそんなアメリカなのか?人権よりもお金のほうが大事な国で??
アナリーズは、すべての国民は公正な裁判を受ける権利があると保障された修正第6条は1791年に承認されたと念を押します。それから226年も経っているのに、まだそれが実現されていない!!
Let's finally guarantee its rights to all of our citizens. そろそろこの権利をすべての国民に保障すべきではないのか
裁判を終えたアナリーズは、記者たちの前で、すべての協力者に感謝を伝えました。コナー・ウォルシュをはじめとする元教え子たちや、オリヴィアたち大統領関係者、そして勇気を出して団長になってくれたネイト・レイヒに。
そのレイヒは、ネイトからアナリーズの両親に紹介されて、アナリーズの勇気を称えました。その時のオフィーリアの誇らし気な表情が忘れられません。
この様子をテレビで見ていたボニーはちょっと可哀想でしたね。でもアナリーズはちゃんとボニーの労もねぎらおうとはしたのですが、それどころじゃなくなります。サイモンが意識を取り戻したからです。でもこれは良いことですよね。
一方のフランクは、サンドリーヌから、彼女がウェスに10万ドルの手切れ金を渡したと聞かされました。ボニーに口座を調べてもらっても見つからなかったため、ウェスのアパートを家探しすると、そのウェスとサンドリーヌの最後の会話が録音されたらしいUSBを発見します。
これを知ったローレルは果たして??
内容には関係ないのですが、裁判官の一人=マーク・スピベイがTom Irwin(エイドリアン@デヴィアスなメイドたち)だったのには大笑いでした。
「殺人を無罪にする方法4」は残すところあと2話です。
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