いだてん あらすじと感想 第28話 「走れ大地を」 on 5.15

宮藤官九郎氏脚本のNHK大河ドラマ、【いだてん~東京オリムピック噺~】の28話は「走れ大地を」です。陸上はもう終わったはずなのになぜ今この副題?と思っていたらそんな理由があったのですね~。以下早速ネタバレですいだてんのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


田畑がロサンゼルスオリンピックで勝つために躍起になっていた頃、治五郎は東京市長の永田から「東京オリンピック誘致」の話を持ち掛けられて意気揚々としていました。そのために田畑を体協の理事に迎えようとしますが、田畑は理事を

「髭を生やしてちょっとだけ金出して威張っているだけの隠居

とこき下ろします。髭なんて生やしたくない!


シツコク何度もそう言われた治五郎は癇癪を起し、

「髭は生やさんでいいっ!!

と怒鳴りつけました。で、結局理事の話はどうしたんでしょうね~


その田畑が企画した日米対抗水上競技大会では、期待通り、日本が勝利しました。が、これはあくまでも「ホーム」での戦いだから、本来ならもっともっと大差で圧勝しなければならなかった、と田畑は悔しがったそうです


過去の実績と貢献度を重んじる松澤と、記録を重要視する=若手をどんどん起用したい田畑との意見の食い違いは実に興味深かったです


陸連では過去の成績を重視するあまり、肝心のオリンピックにはピークを過ぎた選手がでるケースが多く、それで毎回揉めていたのがようやく今年から一斉同時選考の「MGC」ができたんですものね。陸連は水連より約100年遅れていますね


一方、予告にもあったように、満州事変後の政局は不穏な状態が続いていました。軍の顔色ばかり伺って、好きなことが書けない「記者」に嫌気がさした河野は、キッパリ記者を辞めて政治家に転身を図ります


あ~河野一郎って、あの河野一郎さんだったのですね~!?って気づくの遅すぎでやんすが。箱根駅伝で優勝したって聞いて、他に頭が回りませんでした


河野は田畑に「スポーツ」のことは任せた、と言って去っていきます。


その河野から、記者を続けるつもりならスクープを取れ、とはっぱをかけられた田畑は、早速なじみの高橋是清から情報を仕入れに行きました。そこで得たスクープは犬養毅(塩見三省)が総理大臣になること!


興奮した田畑は電話で「あれがそれしてどーしたこーした何言ってんのか分んないよ(;´Д`)とわめき散らし、何を言っているか常人には到底判断しかねたはずなのに、ただ一人、速記係の酒井菊枝(麻生久美子)だけは、その言葉を聞き取ります。緒方に紹介された老舗酒屋の見合い相手も彼女でしたよね?


一方で田畑は、オリンピックの応援歌を作ろうとしていました。こんな時代に不謹慎だと咎める緒方に対し、田畑は、こんな時代だからこそオリンピックが大事なのだと力説します。その田畑の熱意とスクープはようやく緒方を動かし、どんどんやれと応援してくれました


田畑は早速犬養にも会いに行き、オリンピック、否、水泳について熱く語って聞かせます。犬養は、自分はスポーツはやらないが、その良さは分かると理解を示してくれました。


スポーツはいいな。戦争は、勝つ方も負ける方もつらく苦しい。だがスポーツは、勝っても負けても清々しいものだ


田畑はこの時犬養の政治理念についても話を聞いてきたのですが、それを書くのは自分の仕事ではないと、キッパリ断念したそうです。


その犬養が凶弾に倒れたのは5月15日~その日はちょうど田畑肝いりの「応援歌」が出来上がり、お披露目会をしていたところでした。もちろん犬養も招待されていましたが、出席できなかったのは既に撃たれていたからです


でも犬養は3発被弾しながらも夜中まで生き続け、発砲した若い者を連れてこい、話せばわかるから、と繰り返していたのだそう


争いを好まなかった犬養と、オリンピックをこよなく愛した田畑との逸話はなかなかでしたね


さて来週はいよいよロスアンゼルスオリンピックです。日本人は現地でどのような扱いを受けたのか~に注目ですね


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いだてん 後編 (NHK大河ドラマ・ガイド)


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