サイン ネタバレと感想 第2&3話 皆がキャラ立ちして面白くなってきた
大森南朋さん主演の【サイン】も順調に見続けています。最初はガチガチに固くて人を寄せ付けないキャラだった柚木が、少しずつ温かみも見せてきて楽しくなってきましたね~
。松雪さんの管理官もすごく素敵でカッコいいです
。
報復人事で埼玉中央医科大学に飛ばされてしまった柚木に続き、新人の中園景(飯豊まりえ)もその柚木を追ってやってきました。最初はうっとうしがっていた柚木も、次第に中園を認めていきます。
2話でふたりが解剖したのは、一見首つり自殺に思えた若い女性の首吊り死体でした。同じような遺体を、日本法医学研究院では伊達が解剖し、こちらはすぐに自殺と断定しましたが、柚木は、胸に残された痣から、他殺に間違いないと明言します。
ここで伊達が同じ痣に気づいていたようだったのに、これを無視したのがまた気になるところですよね~。前回の録画、消すんじゃなかったな
。
結局、その後も同じような事件が発生し、捜一の高橋紀理人(高杉真宙)の活躍もあってなんとか無事犯人が逮捕されました。事件に深入りした中園が犯人に襲われた際は
、柚木が体を張って助けてくれます
。
なんでも中園の妹は何者かに襲われた結果、植物状態にあるのだそうです。妹のような被害者を出さぬために、全力を尽くしたいと誓う中園の熱意は、少しずつ、柚木の頑なな心をも溶かしていきます。
柚木が日本法医学研究院で解剖した結果が事件解決に寄与したことを受けて、伊達は白々しくその功績をたたえて柚木を呼び戻しました。伊達はいったい何を企んでいるのか気になってなりませんね~。
3話のアプローチも大体同じような感じでした。
伊達は、副院長の橘祐輔(淵上泰史)に訳アリの遺体を解剖させるために、その間に中園に他の遺体の解剖を命じさせました。そうは言ってませんでしたが、明らかに柚木の目をそらすためでしょう。
橘が解剖したのは、警視庁組織犯罪対策四課から託された暴力団員の射殺体で、容疑者は同じく暴力団員で現在逃亡中だと言います。現場に残されていた薬莢から、凶器はロシア製のトカレフだと判明したとのことでした。
橘は伊達の命令を忖度して、たったの20分で解剖を終え、解剖の結果は捜査内容および現場の状況と一致する、と明言します。
解剖が20分で終わったと偶然耳にした柚木は、橘に解剖所見を見せるよう迫りました。が、橘は、不備はなかったと答え、既に遺体も遺族に返したと言い渡します。
そこへ中園がUSBを持って現れました。橘の解剖所見のデータをコピーしてきたそうです
。
~いや~でもあのファイルはどう見ても「ショートカット」でしたよね。ショートカットをコピーしても元データはコピーできんよ~
~
それは犯罪だろという柚木に、あんたには言われたかないと返す中園~なかなか息もピッタリ合ってきましたね
。
一方の警察でも息の合ったコンビが活躍します。管理官の和泉と刑事の高橋です。高橋は、最近の暴力団はめったに銃を使わない、と指摘し、和泉もまた組対4課の動きが早すぎると怪しみました
。
早速逃亡中の伊沢明夫(高尾悠希)の家に駆け付けたふたりはそこで事件の目撃者に遭遇します。伊沢の兄貴分の原(笠松将)というチンピラです。伊沢は犯人ではなく、真犯人に撃たれた被害者だったのだそうです
。
伊沢はその後すぐに亡くなってしまいましたが、中園が調べた結果、伊沢を撃ったのはトカレフではなく、ニューナンブM60という警察が使う銃だったことが判明しました。勝手に解剖しては遺体損壊になるため、メスを使わずにピンセットで銃弾を取り出したそうです
。
柚木が現場検証を行った結果、組対4課の警部補、黒川時雄(内村遥)が真犯人として逮捕されました。決め手となったのは、黒川がはめていた「警察功績章の受章者に与えられた腕時計」だったというのがいかにも皮肉でしたね。ビリヤードの球に付着していた血痕に、この腕時計のシリアルナンバーが浮き出ていたそうです。
裏カジノに出入りしていた黒川は、それを運営していた暴力団とも繋がっていたため、それをネタに脅してきた千葉雄一(諫早幸作)を射殺し、近くにいた伊沢にその罪を着せようとしたのだとか。課長までグルになって隠ぺいしようとしていたなんて、恥知らずにもほどがありますね。
でも、同じように権力に媚びる上司かと思っていた捜一課長の下山益男(利重剛)は、意外にも潔癖で、この隠ぺいを許すことなく、徹底追及してくれました。
黒川は和泉の同期だそうで、「口は悪くてもイイやつ」だったと嘆く和泉です。柚木はそんな和泉に「お前は刑事としての仕事を全うしただけだ、(ペチャパイの)胸を張れ」と言って慰めました。和泉は柚木の照れ隠し
を気にも留めず、「誰に何を言われようと正義を貫く捜査一課長になる」と誓います
。
一方の中園は、勝手に解剖をした件で謹慎処分となりましたが、柚木が伊達に掛け合って、謹慎を解かせました。
法医研を潰さないためには、若く熱意を持った解剖医を育成しなければなりません!
そういわれて素直に言うことを聞くのですから、根っからの悪人って訳じゃないんですよね~伊達も。
が、その伊達が、とある書き込みを見てひどく動揺します。「慶徳小笠原病院で起きた医療ミス事件で、日本法医学研究院が解剖結果をねつ造した」というものですが?
果たして伊達はこれにどう関わっているのでしょうか?
韓ドラを見たおかげで柚木の行動や今後は大体把握できていますが、この伊達は皆目見当が付きません。今後はこの伊達に注目していくのも面白そうです
。
これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編