ベビーシッター・ギン!ネタバレと感想 第9話 家族の定義
大野拓朗さん主演のプレミアムドラマ、【ベビーシッター・ギン!】の9話でもギンちゃん大活躍でした。さ~すがは英国王立ナニー協会認定のベビーシッターと威張るだけのことはありますね
。
今回ギンが呼ばれたのは、かなりの山奥だったようです。担当するのは山谷つぐみ(高松咲希~曽根崎由美@これは経費で落ちません!)という女の子でしたが、この子がまた実にシッカリ者で、逆にギンがご飯=ふわふわ&しっとりパンケーキを作ってもらい、その腕前に感心したほどです。
そんなつぐみのためにギンを手配したのは、つぐみの継母の萌(酒井美紀)でした。萌はつぐみの弟妹を妊娠中で臨月なのです。
でも萌が出産を迎える頃には、つぐみは叔父の家に引き取られることになっていました。つぐみがどうしても萌とは暮らせないと言い張ったからです。だって萌さんと私は赤の他人だもの!
両親との思い出がいっぱい詰まった畑だけは残すという約束でした。つぐみは時々畑に来て世話をするつもりなのだそう。
父親が生きてさえいれば親子3人仲良く暮らせたはずだと萌は残念そうに語りました。その萌は、子どもが生まれたら今いる家を出て町へ行き、働きながら子供を育てるつもりだそうです。
しばらくして、つぐみの叔父がやってきました。つぐみを引き取って育てるためにも金が要るからと、畑付きで家を買うという申し出を受けたいというのです。
萌は、それでは話が違う、畑を売るぐらいなら、つぐみとこのままここで暮らすと反論しましたが、つぐみは、それは無理だとわめきました。
怒ったつぐみは小屋に閉じこもってしまいました。それまでは一緒に野菜の名前でシリトリをしたり、畑仕事をしたり、と仲の良かったギンまで追い出そうとします。
これからは子どものいる再婚や養子縁組が増加するはず。家族という定義はもはや1つにとどまらない。きれいごとじゃすまない、努力が必要だけれど、互いの気持ちをぶつけ合い、逃げずに向き合えば、親子の情愛が生まれ、唯一無二の「家族」になれるはず
。
帰宅して偶然上大岡八千代の番組を見たギンは、このおばさんもたまにはいいことを言うわね、と感心しきりでした。
世の中にはどうにもならないことがたくさんあるわ。畑のことだってそう。つぐみちゃんだってホントは分かってるんじゃなくて?
そんな折、あたり一帯を台風が襲いました。つぐみは、亡き両親がつぐみのために植えてくれた桃を守ろうとしますが、打った杭が風に飛ばされてつぐみの頭を直撃します。萌はギンにつぐみを中に運ばせ、自分が桃を守ろうとしました。
全部救うのは無理でしたが、1つだけ大きくて見事な桃をつぐみに差し出す萌です。その頃つぐみは逆に、亡き両親から「桃は家族になる人にあげなさい
」と夢で諭されていたそうです
。
その後すぐに陣痛が萌を襲いました。台風で土砂崩れが起き、タクシーは来られませんでしたが、「英国王立ナニー協会認定のベビーシッター」のギンが赤ちゃんを取り上げます
。
つぐみは出産を終えた萌に夢の話をして聞かせました。私、やっと分かったんだ。この子は私の弟なんだよね
。
赤ちゃんにはつぐみと同じ場所につむじがあったのだそうです。お母さん!
こうしてふたり、否3人は、仲良く暮らすことになりました。つぐみは本格的に農業の勉強をしてプロの農業家になると張り切っていたのだとか
。
毎週楽しみにしていた「ベビーシッター・ギン!」もいよいよ来週が最終回です。今からとぉ~っても待ち遠しいです。
ベビーシッター・ギン 1~最新巻(講談社コミックスキス ) [マーケットプレイス コミックセット]
これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編