盤上の向日葵 ネタバレと感想 第3話 殺意ある成功者

柚月裕子氏原作、千葉雄大氏主演のプレミアムドラマ、【盤上の向日葵】の第3話は「殺意ある成功者」です。これにはまた驚かされましたね~。以下早速ネタバレです盤上の向日葵のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


まず、所沢山中で発見された白骨死体は、警察が顔の復元をした結果、東明重慶のものだったことが判明しました。遺体が埋葬されたのは3年前だと分かっています


その3年前、東明は、IT社長だった桂介をひょっこり訪ねてきたそうです


400万も横取りしておいてよくも顔が出せたな!と桂介が怒っても、東明は涼しい顔をして対局を申し出ました。将棋の世界からは離れても、桂介は将棋がしたくてたまらないはずだと指摘したのです


お前はそういう人間だ


東明は、金のかかった真剣勝負しかしないとうそぶき、一局10万で5連勝しました。それでも東明は、桂介の才能を高く評価します。お前は自分で思っているよりずっと才能がある。少し本気を出せばすぐにうまくなる


そう言いながらもすぐに50万が欲しいという東明に、桂介はうんざりしたように独り言ちました。あんたも金が目当てか。まったくどいつもこいつも


その2年ほど前から、庸一もまた桂介を見つけ出して無心に来ていたそうなのです


東明はともかく、庸一の無心には嫌気がさした桂介は3千万を用意して庸一を呼び出し、この金を受け取ったら二度と顔を出さない、との念書を書かせようとしました。


が庸一は卑怯にも念書を破って金を奪い取ろうとします


怒った桂介はその後を追い、実の父親のくせに、親らしいことは何もしない!と庸一をぶちのめしました


すると庸一は、これまた思いもよらぬ衝撃の事実を明かします


なんと桂介は庸一の実子ではなく、妻・春子と春子の実の兄の笹木彰浩との間に生まれた子どもだったのだそうです!まさに江戸川乱歩の世界でやんすね


春子の実家は地元では有名な名家だったそうで、春子は妊娠が分かっても決して相手の名前を言わなかったそうです。すぐにそれが自分だと察した彰浩は首を吊って自殺しました。それで両親にも分かってしまったようです


近所にも噂が広まり、いたたまれなくなった春子は、当時みそ蔵に丁稚に来ていた庸一を誘って駆け落ちしたのだそうです。もちろん庸一に異存はありません。春子は庸一にとって高根の花だったからです


ずっと腑抜けのようだった春子も、桂介が生まれてからは生きがいを見出して元気になっていたのが、その桂介が大きくなるにつれ、どんどんおかしくなっていったそうです。桂介が彰浩に生き写しだったから


春子はついに、彰浩と同じように首を吊って死んでしまいました。さすがの庸一も、母の死因を桂介に伝えることは憚られたそうです。笹木家には親族同士の結婚が多かったそうで、そのせいで、頭は良くても「心がいかれている」人間が多く生まれたのだと庸一は指摘しました。おまえにもそのいかれた血が流れている!


その彰浩と春子が愛し合った場所が、どうやら向日葵畑のようですね。まだ生まれていなかった桂介がそんな場面を目撃するはずはないのですが、彼のDNAにその様子が刻み込まれていたのかもしれません。それで「ひまわり」は桂介にとって特別な存在になったのでしょうか


対局ではそのひまわりが盤上に広がった後、ここぞという決め手になる一か所だけ残像が残るのだそうです。そこはいつも、相手にとって一番厳しい手であると同時に、自分にとっても危ない一手なのだそうです。


俺の仲のいかれた血がその手を求めてくるんだ


桂介は、東明と対局しながらそう話すと、東明は、桂介にとって邪魔な相手を消してやるとほのめかしました。それで400万の借りを返すつもりのようです。


その東明も負けず劣らず不幸な生い立ちでした。彼の母親は娼婦で、父親は誰だか分からぬそうです。重慶という名を付けてくれたのはお坊様で、喜びがたくさん重なるようにとの願いを込めてくれたらしい


幼い頃から「商売」の邪魔になると飴を与えられて外に出されていた東明は、いつしか将棋を覚え、大人たちにチヤホヤされるのが嬉しくて、どんどん強くなったそうです。東明も桂介も、将棋が唯一の生き甲斐だったのですね


人生において大切なのは起きた事象ではなく「解釈」なのだそうですよ。きっかけはどうあれ「将棋」という生涯の伴侶に出会えたことに感謝して生きられれば良かったのにね


互いに苦しい過去を持ったふたりが共感し、余命短い東明が庸一を殺した、というのなら、ミステリー的には簡単()なのだけれど、そうは行かなかったことは明白です。もし東明が庸一を殺し損ねて返り討ちに遭ったとしても、あの駒を一緒に埋葬するのはおかしいですよね。やはり東明を殺したのは桂介なのでしょうか。


それとも、東明は、実は自然死(病死)だったってことはないんですかね


今回は、もしかしたら庸一を殺したのは唐沢で、桂介はその唐沢を庇っているのではないか、などと妄想しながら見ていたのですけど、遺体が東明ではまた違ってきそうですね。唐沢が誰かを殺すとしたら、それは桂介を守るためでしょうし、ここまで来て東明が桂介を苦しめたとは考えにくいですものね


その桂介は、竜昇戦で3連勝した後3連敗してしまいました。それもすべては「ひまわり」が見えなくなったからです。そうなったのはどうやら東明の亡霊が桂介の前に現れるようになってかららしいです


その東明の亡霊が語ったように、向日葵が見えないのはむしろ桂介にとって良いことのような気がするんですけどね~


盤上の向日葵」もいよいよ次回が最終回です盤上の向日葵が面白い(^^)/



これは小説も面白そうです


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